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低身長と戦地未経験…三島由紀夫を天才たらしめた「2つのコンプレックス」
平田オリザ 平田オリザ
低身長と戦地未経験…三島由紀夫を天才たらしめた「2つのコンプレックス」
三島由紀夫が戦後の日本文学を代表する作家であることは論を俟たない。1970年に陸上自衛隊市谷駐屯地で割腹自殺するまで、実に多くの作品をこの世に残した。その比類なき才能の源泉は、多々あった“コンプレックス”だともいわれる。劇作家の平田オリザさんは、三島の代表作『金閣寺』の根底には、三島特有のコンプレックスがあったと説く。(朝日新書『名著入門』から一部を抜粋、再編集)
新書書籍朝日新聞出版の本名著入門
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オンライン会議「顔出しを要求」はリモート・ハラスメントに当たる? 不適切フレーズ集
オンライン会議「顔出しを要求」はリモート・ハラスメントに当たる? 不適切フレーズ集
リモートワークやテレワークが定着し、リモート・ハラスメント(リモハラ)という新しいハラスメントが生まれている。新しい働き方のため運用ルールが明確でないことや、対面とは違うオンラインでのコミュニケーションの難しさが原因で、雑談やマネジメントのつもりだった言動が、相手にとってはストレスとなる場合がある。
仕事働き方
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安倍元首相亡き後、この国はどこに向かうのか 自民党の負の側面と歴史の分岐点を見極める
安倍元首相亡き後、この国はどこに向かうのか 自民党の負の側面と歴史の分岐点を見極める
安倍晋三元首相の殺害事件に続き、岸田文雄首相を狙った事件は、戦前の五・一五事件、二・二六事件を思い起こさせる。ウクライナへのロシアの侵攻、宗教と政治の不穏な関係など、時代の空気が戦前にも似た雰囲気を漂わせているなか、われわれは歴史から何を学ぶことができるのか。学会の泰斗、長谷部恭男(憲法学)、杉田敦(政治学)、加藤陽子(歴史学)の3氏が戦前と現代を比較しながら時代を読む。(朝日新書『歴史の逆流 時代の分水嶺を読み解く』<2022年12月刊>から一部を抜粋)
新書朝日新聞出版の本歴史
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樹木希林の最後に寄り添った志村季世恵 自身の死に膨らむ妄想
樹木希林の最後に寄り添った志村季世恵 自身の死に膨らむ妄想
人生の終わりにどんな本を読むか――。バース・セラピストの志村季世恵さんが「最後の読書」に選ぶのは?
週刊朝日 5/7
モンゴルの「いま」と、女性の外面と内面の美しさを描く映画「セールス・ガールの考現学」
中村千晶 中村千晶
モンゴルの「いま」と、女性の外面と内面の美しさを描く映画「セールス・ガールの考現学」
モンゴルの大学に通うサロールは、ケガをしたクラスメートに代わってアダルトグッズショップでバイトをすることになる。大人のオモチャを買いにくる客に対応し、オーナーの謎めいた女性カティアと交流するうちに、サロールに変化が訪れる──。モンゴルの「いま」を切り取った話題作。連載「シネマ×SDGs」の50回目は、映画「セールス・ガールの考現学」のジャンチブドルジ・センゲドルジ監督に見どころを聞いた。
シネマ×SDGs
AERA 5/7
徳川家康・秀忠・家光の三代が完成に導いた「江戸城」 令和に伝わる現存遺構の愉しみ方
徳川家康・秀忠・家光の三代が完成に導いた「江戸城」 令和に伝わる現存遺構の愉しみ方
明治維新後、将軍の住居から天皇の御所「皇居」となった江戸城。だが、江戸城の遺構は失われることなく皇居東御苑となった本丸や二の丸のほか、都心部にも数多く遺されている。週刊朝日ムック『歴史道 Vol.26 江戸三百藩の名城大図鑑』では、江戸城の現存遺構を特集。その中から、令和に伝わる江戸時代の痕跡の数々を解説する。
歴史道
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【沖昌之】防波堤でたそがれるキジトラ「負けてないし。本気出してないだけだし。」
沖昌之 沖昌之
【沖昌之】防波堤でたそがれるキジトラ「負けてないし。本気出してないだけだし。」
主に外猫を撮影し、猫の自然な姿をとらえた写真が人気の猫写真家・沖昌之さん。「今週の猫しゃあしゃあ」では、そんな沖さんが出会った猫たちを紹介します。今回は「別に負けてないし。本気出してないだけだし。」をお届けします。
動物沖昌之
AERA 5/6
石山アンジュ×荒川和久 異次元の少子化対策でも人口は激減 安心・安定のための生き方とは
吉崎洋夫 吉崎洋夫
石山アンジュ×荒川和久 異次元の少子化対策でも人口は激減 安心・安定のための生き方とは
少子化対策をどんなに頑張っても、日本の人口減少を止めることはできない。これまでの価値観や制度が通じなくなっていく中で、私たちはいかにして安定、安心を得ることができるのか。社会活動家の石山アンジュ氏と、独身研究家の荒川和久氏が新しい生き方や社会のあり方について意見を交わした。【後編】
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石山アンジュ×荒川和久 伝統的な家族観ではもう限界 独身でも子育てを実感できる家族がある?
吉崎洋夫 吉崎洋夫
石山アンジュ×荒川和久 伝統的な家族観ではもう限界 独身でも子育てを実感できる家族がある?
岸田首相が掲げた異次元の少子化対策の議論が進んでいる。政府が示したたたき台では、児童手当の拡充や給食費の無償化、多子世帯への住宅支援といったメニューが並ぶが、こうした経済支援だけでは不十分だと言うのが、社会活動家の石山アンジュ氏と、独身研究家の荒川和久氏だ。少子化の日本にいま必要な議論とは何か?【前編】
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日本ハム、新旧本拠地が“共倒れ”の予感も エスコン「高すぎ」 札幌D「黒字化無理」の声
dot.sports dot.sports
日本ハム、新旧本拠地が“共倒れ”の予感も エスコン「高すぎ」 札幌D「黒字化無理」の声
今年から開場した日本ハムの本拠地・エスコンフィールド北海道(以下エスコン)には早くも空席が目立っている。また、日本ハムが昨年まで使用していた札幌ドーム(以下ドーム)もイベント日程が埋まらず苦戦しているように見える。このままでは北海道の2つの箱が“共倒れ”になりそうな気配すら漂っている。
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「まいっちゃうなぁって思いはある」 劇団ひとりが語るファスト映画への思いと「割り切り」
福井しほ 福井しほ
「まいっちゃうなぁって思いはある」 劇団ひとりが語るファスト映画への思いと「割り切り」
楽しいときも落ち込んでいるときも、本と映画は私たちの心にいつでも寄り添ってくれます。一方で、近年はコストパフォーマンスやタイムパフォーマンスという考え方も浸透し、映画を倍速で見る人も増えています。芸人であり、作家であり、監督でもある劇団ひとりさんに作品をじっくり楽しむ意義をお聞きしました。
AERAオンライン限定ファスト映画劇団ひとり
AERA 5/6
ChatGPTで書かれた読書感想文が人間かAIなのか「判別難しい」は本当か コンクール主催者が覚えた違和感
米倉昭仁 米倉昭仁
ChatGPTで書かれた読書感想文が人間かAIなのか「判別難しい」は本当か コンクール主催者が覚えた違和感
対話型AI(人工知能)「ChatGPT(チャットGPT)」を使えば読書感想文などが瞬時に作成できることから、学習への影響を懸念する声が報じられている。ところが、「それは本当かな、と思います」と、全国学校図書館協議会の設楽敬一理事長は疑問視する。同協会が主催する青少年読書感想文全国コンクールには毎年、約300万人の子どもたちが応募する。設楽理事長はむやみに危機感を訴えるのではなく、むしろチャットGPTと共存することで子どもたちに考えながら読む力を身につけさせることができるのではないかという。
ChatGPT読書感想文
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この話題を考える
パリ五輪2024

パリ五輪2024

4年に1度のスポーツの祭典、「パリオリンピック・パラリンピック 2024」が8月26日(日本時間は27日午前2時半~)いよいよ開幕する。 注目の競技や選手の見どころ解説から最新レポートまで、AERA&AERA dot.合同企画でお届けします。

パリ五輪
医師676人のリアル

医師676人のリアル

すべては命を救うため──。朝から翌日夕方まで、36時間の連続勤務もざらだった医師たち。2024年4月から「働き方改革」が始まり、原則、時間外・休日の労働時間は年間960時間に制限された。いま、医療現場で何が起こっているのか。医師×AIは最強の切り札になるのか。患者とのギャップは解消されるのか。医師676人に対して行ったアンケートから読み解きます。

あの日を忘れない

あの日を忘れない

どんな人にも「忘れられない1日」がある。それはどんな著名な芸能人でも変わらない。人との出会い、別れ、挫折、後悔、歓喜…AERA dot.だけに語ってくれた珠玉のエピソード。

インタビュー
リアルな狩猟描写が話題の漫画「クマ撃ちの女」 作者が語る本当の怖さと怪物ヒグマ「OSO18」の“正体”
永井貴子 永井貴子
リアルな狩猟描写が話題の漫画「クマ撃ちの女」 作者が語る本当の怖さと怪物ヒグマ「OSO18」の“正体”
31歳の独身、女猟師が北海道を舞台にエゾヒグマを追う狩猟漫画『クマ撃ちの女』が人気だ。リアルな狩猟の描写が話題となっている同作品。実際の狩猟現場に同行するなど綿密な取材を得意とする作者の安島薮太(あじま・やぶた)さんに作品への思いを聞いた。さらに、近年、北海道を震撼させている怪物ヒグマ「OSO18(おそじゅうはち)」について、どう見ているのか。
OSO18クマ撃ちの女ヒグマ安島薮太漫画
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点検からパトロールまで 東京湾アクアラインを守る人々
点検からパトロールまで 東京湾アクアラインを守る人々
千葉県木更津市と神奈川県川崎市を結ぶ全長15.1キロの東京湾アクアライン設置は世界最大級の海洋土木工事で、調査に約20年、建設に約10年を要した。特に全長9.6キロの海底トンネルの掘削には最先端の技術とノウハウが投入されただけでなく、数多くの工法が実用化され、「土木のアポロ計画」と呼ばれた。完成後、日々アクアラインを守る人々を追った写真家・山崎エリナさんの作品を紹介します。
アクアラインアサヒカメラ写真家写真集山崎エリナ
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昭和の冒険家・植村直己「絶対に生きて帰らなければ」 マッキンリー出発直前のことばに夫人への思い
昭和の冒険家・植村直己「絶対に生きて帰らなければ」 マッキンリー出発直前のことばに夫人への思い
世界的冒険家・植村直己が日本人として初めて、世界最高峰エベレストへの登頂を成功させたのは、1970年5月のこと。五大陸最高峰全登頂、犬ゾリでの北極圏単独走破と偉業を次々と成し遂げてきた冒険家の最期は、マッキンリーの雪山だった。植村の冒険への情熱、支え続けた夫人への思いを『あの時代へ ホップ、ステップ、ジャンプ! 戦後昭和クロニクル』(朝日新聞出版)から抜粋して紹介する。
昭和
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「身に覚えのない2千円」はクレカ不正利用だった 少額で被害に気づかない?最新の手口とは
板垣聡旨 板垣聡旨
「身に覚えのない2千円」はクレカ不正利用だった 少額で被害に気づかない?最新の手口とは
クレジットカード被害件数がいま、過去最高に達している。カードの不正検知システムの開発を手がける企業の調べによると、2022年のクレジットカードの情報流出件数は84万件を超え、過去最高を記録した。コロナ禍でネットショッピングの利用が増えたことや、不正に使われる金額が数百円から千円単位と少額で、消費者も不正利用に気づかないという。被害の状況と最新の不正手口をリポートする。
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ニュース
〈旅先での皇族方〉SNSで驚異の動画再生回数 上皇ご夫妻の「仲良し」「手つなぎ」が若い世代に好感
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上皇さま
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世界遺産条約専門官がお薦めする世界遺産は? 日本人が知らない世界遺産
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「無能ヒロイン」演じる菜々緒 “できる女”“悪女”イメージとミスマッチなのか?私生活は超インドア派
菜々緒
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スポーツ
「大社旋風」続くのか 優勝に近いのは…夏の甲子園、ベスト8以降の戦いは“予測不能”の混戦に
「大社旋風」続くのか 優勝に近いのは…夏の甲子園、ベスト8以降の戦いは“予測不能”の混戦に
夏の甲子園
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〈お盆休みスペシャル〉元おニャン子・新田恵利さん 母親の介護を支えた夫の気づき 助言より「黙って聞く」
新田恵利
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新NISA
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