「PTA」に関する記事一覧

ベルマーク集めで有給…“ブラックPTA”は今どき解散 運動会に募金箱で10万円捻出の新組織も
ベルマーク集めで有給…“ブラックPTA”は今どき解散 運動会に募金箱で10万円捻出の新組織も

全国各地でPTAの姿が変わってきている。PTAは強制参加ではなく、自由に入退会できるという認識が広がり、理不尽なルールを見直した結果、PTAを解散し、新しい組織が立ち上がったところも。各地の「改革」を支える全国組織も立ち上がり、「できる人」が「できるとき」に「できること」をするという形が、さらに広がっていきそうだ。

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コロナ禍であぶり出された「やらなくても誰も困らなかったPTA業務」 保護者を楽にする新サービスが活性化
米倉昭仁 米倉昭仁
コロナ禍であぶり出された「やらなくても誰も困らなかったPTA業務」 保護者を楽にする新サービスが活性化
今、全国でPTAに対する不満の声がフツフツと湧き上がっている。「コロナ明け」で、活動を再開したPTAにうんざりしている子育て世帯は少なくない。その最たるものがPTA会議への出席だろう。メール1本で済むような報告のために仕事を休まなければならない。それによって、有休を使ってしまい、自分の子どもと過ごす時間が削られてしまう、といった本末転倒のことが起こっている。そんななか、PTA業務の効率化と保護者の負担軽減を後押しする新しいサービスも登場している。
PTA
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PTAは学校の第二の財布か 保護者から「寄付」を報告もせず学校運営費となる不合理
福島慎吾 福島慎吾
PTAは学校の第二の財布か 保護者から「寄付」を報告もせず学校運営費となる不合理
自治体が運営する公立学校には、自治体からの公費のほかに、もう一つの「財布」がある。「よりよい教育のために」と、PTAなどを通じた保護者からの「寄付」だ。しかし、学校の何を寄付で賄うか、その境界はあいまいで、さらに必要なルールを守らずに寄付を受け取っていた学校が相次いでいる。さいたま市では2021年度に約1400品目、総額約5千万円分の寄付を受け取っていたにもかかわらず、多くが市教委に報告されていなかった。同様の事例は各地で「発覚」しており、外部から見えないまま、保護者たちの私費に依存している学校がありそうだ。
PTA教育費
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さいたま市のPTA協に1千万円超の使途不明金 「子どもを預けられない」と小学校のPTAが脱会決議
米倉昭仁 米倉昭仁
さいたま市のPTA協に1千万円超の使途不明金 「子どもを預けられない」と小学校のPTAが脱会決議
さいたま市の小学校のPTAが5月、市内の小学校のPTAでつくる上部団体「さいたま市PTA協議会」(市P協)から脱会することを、定期総会で決めた。きっかけは昨年に発覚したという、1千万円を超える多額の使途不明金問題。何のための支出だったのか、会長をはじめ役員全員が「誰も知らない」という不可解な事態に、「子どもの手本」となるPTAづくりを進めてきた親たちが不信感を募らせた末、「三下り半」を突きつけた形だ。
PTA子育て小学校
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ママ友からの攻撃にPTA役員は「もたないかも」と泣いた 母親たちを敵に回したPTAの「改革」
米倉昭仁 米倉昭仁
ママ友からの攻撃にPTA役員は「もたないかも」と泣いた 母親たちを敵に回したPTAの「改革」
PTAというのは不思議な組織だ。任意加入の団体で、活動はボランティアのはずなのに、多くの保護者は不平不満を抱きながら嫌々活動している。ところが、それを見直そうとすると古参の役員は徹底的に抵抗する。「今までこのやり方でやってきたんです」と。筆者が小学校でPTA会長を務めていたとき、この言葉を何回聞いたことか。不必要な活動をなくすため、会則を全面改正するのに4年もかかった。その際、心の支えとなったのが現在、千葉県船橋市PTA連合会で顧問を務める宮下博さんだ。宮下さんは同市の習志野台中学校でPTA会長だった4年前、組織を解体し、激しい抵抗を受けながらまったく新しいPTAを立ち上げた。
PTA子育て
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全国組織の小学校PTAから「都」が退会 「けんか別れではない」幹部が語る本当の理由
米倉昭仁 米倉昭仁
全国組織の小学校PTAから「都」が退会 「けんか別れではない」幹部が語る本当の理由
3月末付で、旧・東京都小学校PTA協議会(都小P、現・東京都PTA協議会)は日本PTA全国協議会(日P)から退会した。日Pは都小Pの事実上の上部組織で、全都道府県と一部政令指定市のPTA組織、計60以上の団体が加入する。都小Pの佐瀬洋行副会長に退会決定にいたった経緯を聞いた。
PTA
dot. 5/2
次の役員が見つからなければPTA解散も 「逃げ道」確保して心理的負担を軽減
大塚玲子 大塚玲子
次の役員が見つからなければPTA解散も 「逃げ道」確保して心理的負担を軽減
これまで強制的な仕事の押し付け合いになっていたPTA。近頃はそういった仕組みを改め、「任意加入」となり改革が進められてきた。しかし現PTA役員が最も悩むのは後任探しにある。AERA2023年2月27日号の記事を紹介する。
PTA
AERA 2/27
親の“義務”から任意参加へと改革進むPTA 保護者の反応は上々でも最大の難関は後任探し
大塚玲子 大塚玲子
親の“義務”から任意参加へと改革進むPTA 保護者の反応は上々でも最大の難関は後任探し
任意加入が一般的になり、活動も自由参加が広がってきたPTA。改革は進んできたが、最大の難問が本部役員の選出だ。AERA2023年2月27日号の記事を紹介する。
PTA
AERA 2/26
保護者が注目…近ツリのPTA代行サービスが突きつける"何のためのPTAなのか"という深い問い
保護者が注目…近ツリのPTA代行サービスが突きつける"何のためのPTAなのか"という深い問い
2022年8月に近畿日本ツーリストが「PTA業務アウトソーシングサービス」を開始した。東京都内の公立小学校でPTA会長を3年務めた政治学者の岡田憲治さんは「時代にそぐわない活動を続けてきたPTAにとって、今を生きる者たちの生活の要望に沿った改革・工夫は不可欠だ。そのためには、持ちうるリソースで『外注』を選択すれば良い。しかし、それは『運営を丸ごと投げる』こととは異なる」という――。
PTA
プレジデントオンライン 11/11
ドロドロPTAの改革法 「活動免除で診断書出せ」母子家庭への横暴…
ドロドロPTAの改革法 「活動免除で診断書出せ」母子家庭への横暴…
コロナ禍で活動が縮小化しているPTA。PTAと言えば、普通の任意団体ではありえない「自動強制加入」、「会費は強制徴収」、「個人情報はダダ洩れ」で、その運営には問題点が多い。そもそもPTAとは、保護者(Parent)と教職員(Teacher)が子どもたちのために協力する会、と理解され、現実には「学校のお手伝い」「寄付」の活動がメイン。そんなPTAに関して、長年「改革」に斬り込むノンフィクションライター大塚玲子氏に話を聞いた。
PTA
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コロナ禍で変わるPTA 連絡手段がプリントからチャット、加入や活動の強制廃止も
大塚玲子 大塚玲子
コロナ禍で変わるPTA 連絡手段がプリントからチャット、加入や活動の強制廃止も
アナログ、強制参加……。AERAはたびたび、PTAの理不尽について報じてきた。そんな旧態依然のPTA活動だが、コロナ禍でついに変化せざるを得なくなったようだ。AERA 2021年12月20日号は、どのように変わったのか、取材した。
PTA
AERA 12/17
コロナをきっかけにPTA活動のスリム化 必要性がわからない前例踏襲を見直し
大塚玲子 大塚玲子
コロナをきっかけにPTA活動のスリム化 必要性がわからない前例踏襲を見直し
PTAの理不尽についてAERAはたびたび報じてきた。だが、ここにきて改革の兆しが見えてきたという。コロナ禍で、やり方を変えざるを得なくなったことが後押しした。AERA 2021年12月20日号から。
PTA
AERA 12/16
この話題を考える
AERA創刊2000号 時代を歩く

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