AERA with Kids+ Woman MONEY aerauniversity NyAERA Books TRAVEL

最新記事

天下人・家康、領国統治や外交の礎は今川家に 氏真を特別視していたと分かる史実も
天下人・家康、領国統治や外交の礎は今川家に 氏真を特別視していたと分かる史実も 歴史学者・黒田基樹氏は、新著『徳川家康と今川氏真』(朝日新聞出版)で、家康にとっての氏真の存在を多角的に分析し、いかに家康に影響を与えたのかを記している。特に、氏真が京都で生活するようになってからの関係は、その全容は明らかになっていないにせよ、何らかのコミュニケーションを撮り続けていたのではないかと同氏は推察する。同著から一部抜粋、再編集し紹介する。
信長・家康が庇護した今川氏真が浜松城にいた理由とは 歴史学者が推察する役割
信長・家康が庇護した今川氏真が浜松城にいた理由とは 歴史学者が推察する役割 遠江一国の経略を遂げ、遠江・三河二ヶ国の戦国大名になった徳川家康。その家康の遠江・三河統治のあり方は、今川家のそれを踏襲するものであった。また、今川氏真は武田軍によって駿河から退去を余儀なくされ、遠江懸川城に籠城したが、家康はそれを攻撃するも、すぐに氏真とそれを支援する北条氏政とのあいだで和睦を結んでいる。歴史学者・黒田基樹氏は、新著『徳川家康と今川氏真』(朝日新聞出版)で「家康が懸川城の攻略に拘らなかったのは、氏真とのかつての交流から生まれた、気心のようなものがあったように思う」と記している。家康にとって、氏真、そして今川家はどのような存在だったのか。同著から一部抜粋、再編集し紹介する。
ドラ1入団で期待外れだった大砲候補も プロで大成できなかった「全日本の4番打者」たち
ドラ1入団で期待外れだった大砲候補も プロで大成できなかった「全日本の4番打者」たち 今春のWBCで“栗山ジャパン”が14年ぶりの世界一を実現。一昨年の東京五輪でも“稲葉ジャパン”が金メダルを獲得しているが、かつての日本代表チームは、プロの選手に参加資格がなかったため、オールアマチュアで構成されていた。アトランタ五輪日本代表の4番・松中信彦のように、プロ入り後も第1回WBCで日本代表の4番を打ち、初優勝に貢献した者もいる一方で、プロでは大成できずに終わった全日本の4番も少なくない。
「俺はお客だぞ」在宅介護で介護職にパワハラ 利用者が権利主張 なぜ起きてしまう?
「俺はお客だぞ」在宅介護で介護職にパワハラ 利用者が権利主張 なぜ起きてしまう? 介護サービスの利用者からの要望が、ときにはエスカレートすることがあります。また、「サービスを受ける親の快適な生活のため」という目的を見失って、介護スタッフに不満や怒りをぶつけるケースも。とくに在宅介護ではこのような、利用者から介護スタッフに対する「パワハラ」が起きつつあるといいます。介護アドバイザーの髙口光子さんに現状をうかがいました。

この人と一緒に考える

サルとヒトの「キメラ胚」を生み出した人類 「ゲノム編集が悪用されれば、破滅のシナリオへつながる」
サルとヒトの「キメラ胚」を生み出した人類 「ゲノム編集が悪用されれば、破滅のシナリオへつながる」 ゲノム編集技術が、著しいペースで進化を遂げている。狙った遺伝子を変異させることが可能なこの技術は、医療分野や農水産業などでの応用が期待されている。だが一方で、リスクもある。2021年には、中国でサルとヒトとの遺伝子型の細胞が混在する「キメラ」の胚が世界で初めて作られ、これに対して多くの研究者らが倫理的懸念を示している。北海道大学客員教授の小川和也氏は、著書『人類滅亡2つのシナリオ AIと遺伝子操作が悪用された未来』(朝日新書)の中で、ゲノム編集技術が悪用された場合のリスクについて言及している。本書から一部抜粋して紹介する。
恋愛で「胃袋をつかむ」のが効果的なのはなぜ? 脳科学の観点から解説
恋愛で「胃袋をつかむ」のが効果的なのはなぜ? 脳科学の観点から解説 恋愛のライバルに勝って好きな人に選ばれるにはどうすればよいのか? 脳内科医で、「脳の学校」の代表や加藤プラチナクリニックの院長も務める加藤俊徳(かとう・としのり)さんによると「見た目の美しさで張り合ったりするよりも、相手にとって『これがなければ生きていけない』という部分をライバルより先に押さえる」のがポイントだという。その代表格が、食事だ。加藤さんが監修した『脳ドクターが教える 脳とココロの引き寄せルール』(朝日新聞出版)から、「恋愛のライバルに勝つ方法」を抜粋して紹介する。

特集special feature

    愛子さま「ピンクの帽子」に大きなリボン 提案したデザイナーが語った“ふんわり”の効果
    愛子さま「ピンクの帽子」に大きなリボン 提案したデザイナーが語った“ふんわり”の効果 天皇ご夫妻の長女、愛子さまは、秋篠宮妃の紀子さまの誕生日に、赤坂御用地を訪問した。このときのピンクの帽子を被った愛子さまの姿が「かわいい」「似合っている」と注目を集めた。この帽子をデザインしたのは、父である故・平田暁夫さんに続き、親子2代で皇室の帽子デザイナーを務める平田欧子さんだ。
    膝の痛みを治す 手術数が多い病院全国トップ40 1位苑田会人工関節センター、2位あんしん病院、3位船橋整形外科
    膝の痛みを治す 手術数が多い病院全国トップ40 1位苑田会人工関節センター、2位あんしん病院、3位船橋整形外科 体重を支える膝関節は、関節の中でもとくに加齢による影響が出やすい部位とされています。ひざの痛みの半数以上を占めるのは「変形性膝関節症」で、日本の変形性膝関節症の潜在患者数は3000万人にのぼるとされています。週刊朝日ムック『手術数でわかるいい病院』は毎年、全国の病院の1年間の手術数を調査しており、創刊21年目を迎えた2023年版では、2021年1年間に実施された手術数のランキングを掲載しています。ここでは、変形性膝関節症などの治療としておこなわれる「人工膝関節置換術」の手術数の全国ランキングをお届けします。
    久保純子アナが米モンテッソーリ幼稚園教諭に 2年がかりで資格取得、転身の背景にある長年の夢とは?
    久保純子アナが米モンテッソーリ幼稚園教諭に 2年がかりで資格取得、転身の背景にある長年の夢とは? 2016年に家族とともに米ニューヨークで暮らし始めた久保純子さん。現在はモンテッソーリ幼稚園の教諭として働いている。NHKアナウンサーとして活躍していたころを知る人にとっては、意外な転身にも思えるが、その背景には「言葉で子どもの世界を広げたい」という長年の夢があった。『AERA English特別号「英語に強くなる小学校選び2024」』(朝日新聞出版刊)から抜粋して紹介する。
    「自分たちがやらなければ」 命の危険迫る取材現場を追ったドキュメンタリー「燃えあがる女性記者たち」
    「自分たちがやらなければ」 命の危険迫る取材現場を追ったドキュメンタリー「燃えあがる女性記者たち」 インド北部。ダリトと呼ばれるカースト外の最下層にいる女性たちが立ち上げた新聞社「カバル・ラハリヤ」は、紙媒体からデジタルメディアへの挑戦を始める。レイプや差別が横行し、命の危険すらある状況のなかで奮闘する記者たちの運命は──。メディアのあり方をも問うドキュメンタリー「燃えあがる女性記者たち」。リントゥ・トーマス&スシュミト・ゴーシュ監督に見どころを聞いた。

    カテゴリから探す