「徳川家康」に関する記事一覧

天下人・家康、領国統治や外交の礎は今川家に 氏真を特別視していたと分かる史実も

天下人・家康、領国統治や外交の礎は今川家に 氏真を特別視していたと分かる史実も

歴史学者・黒田基樹氏は、新著『徳川家康と今川氏真』(朝日新聞出版)で、家康にとっての氏真の存在を多角的に分析し、いかに家康に影響を与えたのかを記している。特に、氏真が京都で生活するようになってからの関係は、その全容は明らかになっていないにせよ、何らかのコミュニケーションを撮り続けていたのではないかと同氏は推察する。同著から一部抜粋、再編集し紹介する。

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信長・家康が庇護した今川氏真が浜松城にいた理由とは 歴史学者が推察する役割

信長・家康が庇護した今川氏真が浜松城にいた理由とは 歴史学者が推察する役割

遠江一国の経略を遂げ、遠江・三河二ヶ国の戦国大名になった徳川家康。その家康の遠江・三河統治のあり方は、今川家のそれを踏襲するものであった。また、今川氏真は武田軍によって駿河から退去を余儀なくされ、遠江懸川城に籠城したが、家康はそれを攻撃するも、すぐに氏真とそれを支援する北条氏政とのあいだで和睦を結んでいる。歴史学者・黒田基樹氏は、新著『徳川家康と今川氏真』(朝日新聞出版)で「家康が懸川城の攻略に拘らなかったのは、氏真とのかつての交流から生まれた、気心のようなものがあったように思う」と記している。家康にとって、氏真、そして今川家はどのような存在だったのか。同著から一部抜粋、再編集し紹介する。
朝日新聞出版の本徳川家康と今川氏真徳川家康
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戦国大名家のトップ・今川家を手本とした家康 懸川城攻略に拘らなかった理由も気心故か

戦国大名家のトップ・今川家を手本とした家康 懸川城攻略に拘らなかった理由も気心故か

徳川家康にとって今川家の存在はどのような意味を持ったのか。歴史学者・黒田基樹氏は新著『徳川家康と今川氏真』(朝日新聞出版)で、氏真こそ、家康に最も影響を与えた人物であろうと考える。同著から一部抜粋、再編集し紹介する。
朝日新聞出版の本徳川家康と今川氏真徳川家康
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徳川家康と今川氏真の深い交流 両家を結びつけ、今川家存続の鍵を握った貞春尼の最期

徳川家康と今川氏真の深い交流 両家を結びつけ、今川家存続の鍵を握った貞春尼の最期

歴史学者・黒田基樹氏は新著『徳川家康と今川氏真』(朝日新聞出版)で、徳川家康に最も影響を与えた人物であろう今川氏真と考える。加えて、天正七年に家康の三男徳川秀忠が誕生すると、その女性家老(「上臈」)にして後見役に、氏真の妹・貞春尼が任じられたという事実を記した。同著から一部抜粋、再編集し、晩年の氏真の動きと、貞春尼のエピソードを紹介する。
朝日新聞出版の本徳川家康と今川氏真徳川家康
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今川家はなぜ家格を維持していけたのか 嫡流家が「高家」とされるまでの足跡を追う

今川家はなぜ家格を維持していけたのか 嫡流家が「高家」とされるまでの足跡を追う

歴史学者・黒田基樹氏は新著『徳川家康と今川氏真』(朝日新聞出版)で、徳川家康に最も影響を与えた人物であろう今川氏真と、氏真以降の今川家がどのような繁栄を遂げたのかを仔細に記している。同著から一部抜粋、再編集し、今川家嫡流家の足跡を紹介する。
朝日新聞出版の本徳川家康と今川氏真徳川家康
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徳川家で重要視された今川家の女性家老・貞春尼は新たな家臣の取り立てにも関わった

徳川家で重要視された今川家の女性家老・貞春尼は新たな家臣の取り立てにも関わった

徳川家康に最も影響を与えた人物は誰だろう。今川氏真であったと考えるのは、日本中世史の歴史学者・黒田基樹氏だ。二人の交流は何と、氏真が死去するまで、およそ六〇年以上におよんでいた。さらにこれまで知られていなかったのが、天正七年に家康の三男徳川秀忠が誕生すると、その女性家老(「上臈」)にして後見役に、氏真の妹・貞春尼が任じられたという事実である。黒田氏の新著『徳川家康と今川氏真』(朝日新聞出版)から一部抜粋、再編集し、紹介する。
朝日新聞出版の本徳川家康と今川氏真徳川家康
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2023年「秋の京都」は紅葉と徳川家康ゆかりの地を楽しむ二刀流がおすすめ

2023年「秋の京都」は紅葉と徳川家康ゆかりの地を楽しむ二刀流がおすすめ

この夏は、戦国時代が熱かった。「本能寺の変」で岡田准一演じる織田信長が姿を消し、「小牧・長久手の戦い」では、松本潤演じる徳川家康とムロツヨシ演じる豊臣秀吉が直接対決。言うまでもなく、NHK大河ドラマ「どうする家康」のことだ。
秋の京都徳川家康世界遺産二条城知恩院
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徳川秀忠の養育にあたった「大姥局」の存在 今明かされる、今川家の存在感

徳川秀忠の養育にあたった「大姥局」の存在 今明かされる、今川家の存在感

これまで徳川家康は今川家に対して否定的と考えられてきたが、認識をあらためるべきと説くのは、歴史学者・黒田基樹氏だ。家康と武田信玄による侵攻を受けて領国を失い、戦国大名としては没落した今川氏真。かつての主従の立場は逆転するものの、二人は和睦を結び再び交流を続けていた。さらに驚くべきは、今川氏真の妹・貞春尼が、徳川秀忠の女性家老(「上臈」)にして後見役だったという新事実である。貞春尼は徳川家の家政の運営において、極めて重要な立場にあったという。新著『徳川家康と今川氏真』から一部抜粋、再編集し、紹介する。
朝日新聞出版の本徳川家康と今川氏真徳川家康
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徳川秀忠の養育係抜てきの貞春尼は「家康が今川家の存在を頼りにしていた証」だった

徳川秀忠の養育係抜てきの貞春尼は「家康が今川家の存在を頼りにしていた証」だった

徳川家康が少年期に今川家で「人質」として過ごし、酷い仕打ちを受けたかのような言説のため、今川氏真との抗争に勝利した後、今川家との関わりはなかったかのように誤解されている。しかし「家康の人生において、今川氏真・貞春尼きょうだいの与えた影響は大きかった」と歴史学者・黒田基樹氏は説く。今回、氏真の妹・貞春尼が徳川秀忠の女性家老(「上臈」)にして後見役であったという、新たな事実が確認された。黒田氏の新著『徳川家康と今川氏真』(朝日新聞出版)から一部抜粋、再編集し、紹介する。
朝日新聞出版の本歴史徳川家康徳川家康と今川氏真
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かつての抗争相手の妹を徳川秀忠の「育ての親」に 家康は今川家を頼りにしていたのか

かつての抗争相手の妹を徳川秀忠の「育ての親」に 家康は今川家を頼りにしていたのか

一〇年近く抗争を繰り返し、三河統一後は、以前の主従関係が入れ替わった徳川家康と今川氏真。一般的に、家康は今川家に対して否定的だと考えられてきた。ところが新たに分かったのは、家康が氏真の妹・貞春尼を女性家老に任命していたという事実。二人の関係性について、これまでの認識を大きくあらためなければならない、と説くのは歴史学者・黒田基樹氏だ。黒田氏の著書『徳川家康と今川氏真』(朝日新聞出版)から一部抜粋、再編集し、紹介する。
朝日新聞出版の本歴史徳川家康徳川家康と今川氏真
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「最強の城」2位は江戸城、1位は? 駅近な城、城郭が多い都道府県…近世城郭“何でも”ランキング!

「最強の城」2位は江戸城、1位は? 駅近な城、城郭が多い都道府県…近世城郭“何でも”ランキング!

「どの城が一番なのか?」。城ファンが集まると話題がつきないテーマの一つである。週刊朝日ムック『歴史道 Vol. 26 江戸三百藩の名城大図鑑』では、近世城郭“何でもランキング”を掲載。ここでは、普請、作事、立地、戦略、権威の5つの指標から分析した「最強の城」や、「標高が高い城」「駅近な城」「近世城郭が多い都道府県」のランキングを紹介する。
徳川家康歴史道
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徳川家臣団「忠臣」ランキング! 秀吉からの恩恵を“拒絶”してまで徳川家への奉公を貫いた武将

徳川家臣団「忠臣」ランキング! 秀吉からの恩恵を“拒絶”してまで徳川家への奉公を貫いた武将

徳川家康は、関白秀吉に「私は殿下のように名物の茶器や名刀は持たないが、命を賭して仕えてくれる五百ほどの家臣が宝」と、控えめに誇ったという。週刊朝日ムック『歴史道 Vol.25 真説!徳川家康伝』では、徳川家を支えた忠臣、猛将、智将などを、歴史学者の小和田泰経氏が採点。各武将の生き様と能力を解説している。今回は、「忠臣」で採点した。1位の天野康景は先日報じたが、「犬のように忠節」と称賛された徳川の家臣たちの中で2位と3位に選ばれたのは――。
徳川家康歴史道
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愚直に槍を振るい続け「槍半蔵」と呼ばれた3位の猛将… 徳川家臣団「猛将」ランキング!

愚直に槍を振るい続け「槍半蔵」と呼ばれた3位の猛将… 徳川家臣団「猛将」ランキング!

徳川家康は、関白秀吉に「私は殿下のように名物の茶器や名刀は持たないが、命を賭して仕えてくれる五百ほどの家臣が宝」と、控えめに誇ったという。週刊朝日ムック『歴史道 Vol.25 真説!徳川家康伝』では、徳川家を支えた忠臣、猛将、智将などを、歴史学者の小和田泰経氏が採点。各武将の生き様と能力を解説している。今回は、家康の牙、爪として、時に盾として合戦で力を発揮した「猛将」をピックアップ。1位となった本多忠勝は先日報じたが、今回は2位と3位を紹介。歴史学者に選ばれたのは――。
徳川家康歴史道
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徳川家臣団「智将」ランキング! 文武両道、知勇兼備「家康」の一字を与えられた猛将とは?

徳川家臣団「智将」ランキング! 文武両道、知勇兼備「家康」の一字を与えられた猛将とは?

徳川家康は、関白秀吉に「私は殿下のように名物の茶器や名刀は持たないが、命を賭して仕えてくれる五百ほどの家臣が宝」と、控えめに誇ったという。週刊朝日ムック『歴史道 Vol.25 真説!徳川家康伝』では、徳川家を支えた猛将、智将、忠臣などを、歴史学者の小和田泰経氏が採点。各武将の生き様と能力を解説している。今回は、予言者のごとく頭脳で支えた「智将」をピックアップした。1位の酒井忠次は先日報じたが、2位、3位となったのは――。
徳川家康歴史道
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実力派「外様大名」ランキング! 愛する妻の死に石田三成への“憎悪”を沸騰させた教養人とは?

実力派「外様大名」ランキング! 愛する妻の死に石田三成への“憎悪”を沸騰させた教養人とは?

豊臣政権下では同僚であり、ライバルでもあった外様大名たち。彼らから家康党を選別し、配下として活用することは、関ヶ原での勝利、そしてその後の幕藩体制の確立には必須だった。週刊朝日ムック『歴史道 Vol.25 真説!徳川家康伝』では、そんな外様大名を「武力」「知力」「信頼度」などの指標で歴史学者の小和田泰経氏が採点。1位の黒田長政は先日報じたが、ここでは2位と3位を紹介する。
徳川家康歴史道
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徳川家康が頼り、ある時は恐れた「外様大名」 歴史学者が採点した1位の“実力派”は?

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徳川家康歴史道
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徳川家臣団のなかで歴史学者が「智将」トップに選んだのは? 家康に近く安定感も抜群の家臣

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徳川家康は、関白秀吉に「私は殿下のように名物の茶器や名刀は持たないが、命を賭して仕えてくれる五百ほどの家臣が宝」と、控えめに誇ったという。週刊朝日ムック『歴史道 Vol.25 真説!徳川家康伝』では、徳川家を支えた猛将、智将、忠臣などを、歴史学者の小和田泰経氏が採点。各武将の生き様と能力を解説している。今回は、予言者のごとく頭脳で支えた「智将」をピックアップした。1位となったのは――。
徳川家康歴史道
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「犬のように忠節」と称された徳川家臣団のなかで“忠臣”トップは? 家康「人質生活」から仕えた近臣

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