米倉昭仁 コロナ禍で亡くなった祖父母はなぜ故郷の種子島を離れなければならなかったのか 写真家・高重乃輔 * * * 誰もが幸せな人生の終え方を望み、それを思い描くだろう。しかし、些細なことが原因で、想像だにしなかったかたちで亡くなることもある。写真家・高重乃輔さんの祖父母もそうだった。 アサヒカメラニコンサロン写真家写真展最後の旅高重乃輔 2/27
米倉昭仁 全盲の写真家・西尾憲一が撮る「風景」と「人の顔」 目に見えない被写体を撮るということ * * * 西尾憲一さんが目に異常を感じ始めたのは25歳のころ。網膜色素変性症と診断された。症状は徐々に悪化し、失明する難病だった。いくつもの病院を訪ねた後、医師からこう告げられた。 アサヒカメラ写真家写真集西尾憲一 2/24
「ぼくは、ちょっとあいまいな感じの写真が好きなんです」全盲の写真家・西尾憲一が撮る世界 「どちらかというと暗い写真が好きなので、例えば、夜の情景を撮りに行く。一人で出かける場合もあります」と、語る西尾憲一さんはまったく目が見えない「全盲」だ。撮りたい被写体はインターネットを使って探す。例えば、階段であれば、面白そうならせん階段がある場所をネットで見つける。そこをガイドといっしょに訪れ、撮影する。「その風景が気に入ったら、時間を変えたりして、もう1回撮影に行くんです」。そんな西尾さんの作品を紹介します。 アサヒカメラ写真家写真集西尾憲一 2/24
米倉昭仁 消えゆく「昭和のストリップ劇場」 女性写真家・松田優が写す「裸」の先にある人生の舞台裏 * * * 2月21日からキヤノンギャラリー銀座で写真展「その夜の踊り子」が開催される。作者の松田優さんが追ったのは昭和の雰囲気が残るストリップ劇場の踊り子たち。 その夜の踊り子アサヒカメラキヤノンギャラリー写真家写真展松田優 2/20
米倉昭仁 認知症の祖母の面倒を見る「ヤングケアラー」の写真家・中山優瞳 撮ることで見えた介護の“本質”とは * * * 日本大学芸術学部で写真を学ぶ中山優瞳(ゆめ)さんはいわゆる「ヤングケアラー」だ。 アサヒカメラニコンサロン中山優瞳写真家写真展海の向こうに 1/30
米倉昭仁 大手広告代理店を辞めて写真家になった田中克佳が衝撃を受けた南米アンデスの「人」と「絶景」 * * * 25年ほど前、田中克佳さんは南米アンデス奥地の厳しい自然のなかで暮らす人々の姿に魅せられた。 ACROSS THE ANDESアサヒカメラアンデス写真家写真集田中克佳 1/26
米倉昭仁 中国の「白血病村」で目にした残酷な現実 写真家・鄒楠 * * * 白血病の患者とその家族たちを3年にわたって写した作品「燕郊物語-中国の白血病村」が名取洋之助写真賞奨励賞を受賞した。撮影したのは中国人の写真家・鄒楠(すう・なん)さん。 アサヒカメラ中国の白血病村写真家写真展富士フイルムフォトサロン燕郊物語鄒楠 1/19
米倉昭仁 「自分は少女のまま消えるはずだった」 パリで活躍したモデルが写真家・安珠になるまで * * * 写真家としての出発点は「少年少女の物語だった」と語る写真家の安珠さん。 A girl philosophyある少女の哲学アサヒカメラシャネル・ネクサス・ホール写真家写真展安珠 1/17
米倉昭仁 安倍晋三氏の遺影を写した「国境写真家」山本皓一が見た 30年前の北方領土返還交渉の壮絶な現場 * * * 「偶然なんですけれど、(今年7月に亡くなった)安倍晋三さんの遺影はぼくが撮影した写真なんです。不思議なことに父の晋太郎さんの遺影もぼくが撮った。親子2代の遺影を写したなんて、これはどういう因縁だろうと思いましたね」 アサヒカメラ写真家北方領土国境尖閣山本皓一竹島 12/23
日本の国境の島々――北方領土、尖閣諸島、竹島、沖ノ鳥島、南鳥島 「日本の国境はどうなっているのか」。そう思った写真家・山本皓一さんが調べてみると「日本なのに行けないことがわかった。つまり、そこは秘境だった。であれば、ぼくがいの一番に撮ってやろうと思った」。1990年、ソ連の実効支配下にある北方領土・択捉(えとろふ)島に飛んだ。以後、16年かけてすべての日本の国境の島を訪れた。そんな山本さんの作品を紹介します。 アサヒカメラ写真家北方領土国境山本皓一 12/23
米倉昭仁 ドヤ街、ストリップ小屋、タイガーマスク…都会の“タイムスリップ”を撮り続ける写真家・善本喜一郎 * * * 善本喜一郎さんの写真集「東京タイムスリップ」シリーズが好評だ。 アサヒカメラ写真家写真展写真集善本喜一郎東京タイムスリップ 12/14
米倉昭仁 真珠湾攻撃から81年 パールハーバーに飾られた「禎子の折り鶴」の意味 写真家・尾辻弥寿雄 * * * 「新高山(にいたかやま)登レ一二〇八」 アサヒカメラパールハーバー写真家写真展写真集尾辻弥寿雄海の彼方の戦争遺跡真珠湾 12/8
ハワイ・パールハーバーの戦争史跡 パールハーバーまでは多くの観光客で賑わうワイキキビーチから車で1時間ほど。東西約2.5キロの広大な公園のなかに「USSアリゾナ記念館」「戦艦ミズーリ記念館」「USSボーフィン潜水艦博物館」「パールハーバー航空博物館」が点在している。写真家の尾辻弥寿雄さんは、こう言う。「パールハーバーを実際に訪れる前までは、戦艦アリゾナやミズーリの記念館があるくらいにしか思っていなかった。でも、あの地にはもっと深いものがあると感じました」。そんな尾辻さんの作品を紹介します。 アサヒカメラパールハーバー写真家尾辻弥寿雄海の彼方の戦争遺跡 12/8
米倉昭仁 科学工業現場の“内部”を写し続ける写真家・西澤丞 「福島第一原発は“撮ってはいけない”ものばかり」 * * * 「問題解決型写真家」を名乗る西澤丞さん。「写真を通じて日本の現場を応援したい」と、私たちの暮らしを支える科学や工業の現場を写してきた。 DEMIURGOSNine Galleryアサヒカメラ写真家写真展西澤丞 12/5
米倉昭仁 「昭和レトロな理容店」を撮り続ける“元週刊文春”の写真家・林朋彦 * * * 林朋彦さんが写すのは懐かしい昭和にタイムスリップしたような理容店。年季の入ったバーバーチェアや個性的な店内に目が引きつけられる。その細部に店主の人となりがにじみ出るようだ。 アサヒカメラトコヤ・ロード写真家写真集東海道中床屋ぞめき林朋彦 11/30
米倉昭仁 東京・新宿のラッシュアワーを撮り続ける写真家・大西正 「憂鬱な気持ちが固まって映像になる」 * * * これまで、多くの写真家が撮影してきた東京・新宿の街。 LOST IN SHINJUKU2アサヒカメラギャラリーニエプス写真家写真展大西正 11/28
米倉昭仁 ロシアの世界戦で“地獄”をみた「36歳のプロボクサー」の生きざまを撮り続ける写真家・吉岡天平 * * * 吉岡天平さんがプロボクサー小原佳太選手(三迫ジム)に密着し、本格的に撮影を始めたのは2016年9月、モスクワで行われた試合からだった。対戦相手はロシア人のIBF世界スーパーライト級チャンピオン、エドゥアルド・トロヤノフスキー。それまで知ることのなかったボクシングの世界を目にして衝撃を受けた。 アサヒカメラキヤノンギャラリー写真家写真展写真集吉岡天平想望するリングへ 11/1
米倉昭仁 故郷・秋田に背を向けていた写真家・高橋智史が追った「ナマハゲ」と「ハタハタ漁」 「泣く子はいねぇが~」 OM SYSTEM GALLERYアサヒカメラ写真家写真展男鹿-受け継がれしものたち-高橋智史 10/26