「日本の国境はどうなっているのか」。そう思った写真家・山本皓一さんが調べてみると「日本なのに行けないことがわかった。つまり、そこは秘境だった。であれば、ぼくがいの一番に撮ってやろうと思った」。1990年、ソ連の実効支配下にある北方領土・択捉(えとろふ)島に飛んだ。以後、16年かけてすべての日本の国境の島を訪れた。そんな山本さんの作品を紹介します。 

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