米倉昭仁 ブームが去った「デコトラ」に今も残るドライバーと家族の物語 写真家・田附勝 ギンギラギンに輝くド派手なデコレーショントラック、通称「デコトラ」。写真家・田附勝(たつき・まさる)さんが写真集『DECOTORA』(リトルモア)でデビューしたのは2007年。そして今回、約15年ぶりにデコトラを撮影し、八戸市美術館に作品を展示するとともに(2月20日まで)、『DECOTORA Hachinohe』(T&M Projects)を出版した。田附さんに聞いた。 DECOTORA HachinoheT&M Projectsアサヒカメラデコトラ写真家写真展写真集田附勝 1/6
米倉昭仁 “恐竜橋”との別名を持つ「東京ゲートブリッジ」を追う写真家・服部考規 写真家・服部考規さんの作品展「Bridge」が1月6日から東京・目白の竹内敏信記念館・TAギャラリーで開催される。服部さんに聞いた。 BridgeTAギャラリーアサヒカメラ写真家写真展服部考規竹内敏信記念館 1/5
米倉昭仁 スポーツ写真の第一人者「水谷章人」の原点 「スキーができなくて、スキー写真を撮っている、とばかにされたよ」 写真家・水谷章人さんの作品展「甦る白銀の閃光」が1月4日から東京・六本木のフジフイルム スクエア 写真歴史博物館で開催される。水谷さんに聞いた。 アサヒカメラフジフイルム スクエア写真家写真展水谷章人甦る白銀の閃光 1/3
冬山の大自然を背景に迫力ある滑りを見せるトップスキーヤーたち 写真家・水谷章人さんのスキー写真の舞台の多くは北アルプスなどの冬山で、ダイナミックな滑りを見せるのはオリンピックなどで活躍した往年の名スキーヤー。「斜面に朝日が差し込んだ、いちばんいい光のときにパーッと滑り出すわけ。俺が映画監督みたいなもので、一つひとつ注文をつけて、滑ってもらうことが大事なんだ」と、力説する。そんな水谷さんの作品を紹介します。 アサヒカメラフジフイルム スクエア写真展水谷章人甦る白銀の閃光 1/3
米倉昭仁 「怖いけど、きれい」 グロテスクでなまめかしい魚の目に魅せられた写真家・今道子 写真家・今道子(こんみちこ)さんの作品展「フィリア」が神奈川県立近代美術館 鎌倉別館で開かれている。今さんに聞いた。 アサヒカメラ今道子写真家写真展神奈川県立近代美術館 12/21
コハダのランジェリー、アジの帽子、イカのスニーカー……奇想天外なオブジェ いったい、これは何なのか? 写真家・今道子さんが夕食の材料のような魚でつくった奇妙なオブジェ。新鮮な魚の輝きがグロテスクさを際立たせ、一度目にしたら忘れられないほどのインパクトがある。「ただ、きれい、というだけじゃあ、つまらない。生物って、グロテスクさやなまめかしさもある。それに引かれますね」(今さん)。 アサヒカメラ今道子写真展写真集神奈川県立近代美術館 12/21
米倉昭仁 10年間の定点撮影で浮かび上がる東日本大震災後の「石巻の姿」 写真家・齋藤大輔 写真家・齋藤大輔さんの作品展「石巻市定点撮影 2011-2021」が12月21日から東京・新宿のニコンプラザ東京 ニコンサロンで開催される。齋藤さんに聞いた。 アサヒカメラニコンサロン写真家写真展石巻市定点撮影 2011-2021齋藤大輔 12/20
東日本大震災で大きな被害を受けた石巻の街が復興していく様子 東北地方太平洋沖地震による被災市町村のなかでもっとも犠牲者が多かった宮城県石巻市。旧北上川沿いの低地に発達した街は津波によって大きな被害を受けました。震災発生時から石巻に通い続け、同じ場所から街の変化を丹念に写してきた写真家・齋藤大輔さんの作品を紹介します。 アサヒカメラニコンサロン写真展石巻市定点撮影 2011-2021齋藤大輔 12/20
米倉昭仁 「工場萌え」の先駆となった写真家・土田ヒロミが撮る“バブルのあだ花” 写真家・土田ヒロミさんの作品展「ウロボロスのゆくえ」が東京・品川のキヤノンギャラリー Sで開かれている。土田さんに聞いた。 アサヒカメラウロボロスのゆくえキヤノンギャラリーS写真家写真展土田ヒロミ 12/16
製鉄所や石油精製プラント、鉱山、自動車工場――日本の高度経済成長期を支えた基幹産業の現場 武骨で巨大な生産設備と、毒々しい色合いのバブル期の商業施設。生産性を追求しく過程で出来上がった非日常的なオブジェ。一方、1990年代、ロードサイドのパチンコ店やカーショップなどの商業施設は、バブル期の最後を飾るあだ花のように派手だった。そんな土田さんの作品を紹介します。 アサヒカメラウロボロスのゆくえキヤノンギャラリーS写真展土田ヒロミ 12/16
米倉昭仁 動物を殺して食べることの原点――イスラム教の「犠牲祭」を撮った写真家・寺本雅彦 写真家・寺本雅彦さんの作品展「命は循環し、魂は巡礼する」が12月16日から東京・新宿のオリンパスギャラリー東京で開催される。寺本さんに聞いた。 アサヒカメラオリンパスギャラリー写真家写真展命は循環し、魂は巡礼する 12/15
家畜の肉や料理を周囲の人々と分け合うイスラム教の犠牲祭「イード」 イスラム教の祝祭「イード」は「犠牲祭」とも呼ばれ、慣例行事として金銭的に恵まれている人が家畜を提供し、その肉や料理を周囲の人々と分け合います。長年、宗教をテーマに写してきた写真家・寺本雅彦さんがバングラデシュの首都ダッカで撮影したイードの作品を紹介します。 アサヒカメラオリンパスギャラリー写真展命は循環し、魂は巡礼する寺本雅彦 12/15
和歌山の街に注ぐ紀ノ川のほとりに写る祖父の姿 写真家・森田剛史さんが京都から和歌山に引っ越してきたのは小学生のとき。やがて、ここで暮らす祖父と出会い、10年以上、祖父の姿を紀ノ川のほとりで写してきました。かつては「故郷だけど、故郷じゃない」と感じていた和歌山。「でも、この川で遊んだ記憶もいっぱいあるし、祖父から話を聞いたこともあって、いまではほんとうに故郷だと思えるようになりました」(森田さん)。 H21.09.09-紀ノ川アサヒカメラエプサイト写真展森田剛史 12/9
米倉昭仁 戦闘中に障害のある子を出産、夫のDVを受ける大勢の子と妻…激動の地でシリア難民の母と子を撮影する写真家・小松由佳 写真家・小松由佳さんの作品展「シリア難民 母と子の肖像」が12月10日から東京・富士フォトギャラリー銀座で開催される。小松さんに聞いた。 アサヒカメラシリア難民写真家写真展富士フォトギャラリー小松由佳母と子の肖像 12/8
米倉昭仁 「写真の時代はもう終わっている」と語る写真家・新納翔が写した「300年後の東京」 写真家・新納翔さんの作品展「PETALOPOLIS」が12月9日から東京・目黒のコミュニケーションギャラリー ふげん社で開催される。新納さんに聞いた。 PETALOPOLISふげん社アサヒカメラ写真家写真展写真集新納翔 12/7
世界最大のメガロポリス、東京に点在する未来都市のかけら 通勤圏内に約4000万人が暮らす、世界最大のメガロポリス(都市の集合体)、東京。近年、東京2020オリンピック開催を目指して、さまざまな場所で大規模な再開発が進められた。そこに点在する、未来都市のかけらのような場所を撮影した新納さんの作品を紹介します。 PETALOPOLISふげん社アサヒカメラ写真展新納翔 12/7
米倉昭仁 「富士山に見守られながら暮らしている」ささやかな幸せを作品に写し込む写真家・鈴木賢武 写真家・鈴木賢武さんの作品展「きょうもお山が見える」が12月7日から東京・新宿のニコンプラザ東京 ニコンサロンで開催される。鈴木さんに聞いた。 きょうもお山が見えるアサヒカメラニコンサロン写真家写真展鈴木賢武 12/6
静岡市郊外から小さく見えるかわいらしい富士山の姿 写真家・鈴木賢武さん夫妻が静岡市郊外に終の棲家を建てたのは25年ほど前。「2人とも清水市(現静岡市清水区)の出身で、富士山を見て育ったものですから、『富士山が見えるところに住みたいね』って、ここに家を建てたんです」。日々の暮らしのなかで富士山が見えるささやかな幸せを写しとった鈴木さんの作品を紹介します。 きょうもお山が見えるアサヒカメラニコンサロン写真展鈴木賢武 12/6