コロナ禍の2年間 東京の海辺を訪れた人々の記録
1952年、東京・深川生まれの写真家・大西みつぐさん。「チャキチャキっていうか、下町の典型みたいなところ」で育った。そんな大西さんは長年、東京・葛西臨海公園にやってくる人々を写してきた。ところがコロナ禍で人の姿が消えると、風景も精彩を失った。「見慣れた場所で撮ることが楽しいというより、むしろ苦しい」。つらい気持ちを引きずりながら東京の海辺を歩き、風景と人を写しとった記録。
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