世界最長の山脈、アンデスの荒々しい自然と人々の暮らし 南米大陸の西側を縦断し、7つの国にまたがる世界最長の山脈、アンデス。赤道付近から南にかけて、熱帯雨林や砂漠、さらには南極、グリーンランドに次ぐ規模の氷床が広がる。そんな場所に写真家・田中克佳さんは毎年、何度も足を運んできた。「アンデスは定点観測するという時間の軸と、北から南まで見るという途方もない距離の軸、2つの軸で表現できる場所なんです」(田中さん)。 ACROSS THE ANDESアサヒカメラアンデス写真集田中克佳 1/26
米倉昭仁 ドヤ街、ストリップ小屋、タイガーマスク…都会の“タイムスリップ”を撮り続ける写真家・善本喜一郎 * * * 善本喜一郎さんの写真集「東京タイムスリップ」シリーズが好評だ。 アサヒカメラ写真家写真展写真集善本喜一郎東京タイムスリップ 12/14
米倉昭仁 真珠湾攻撃から81年 パールハーバーに飾られた「禎子の折り鶴」の意味 写真家・尾辻弥寿雄 * * * 「新高山(にいたかやま)登レ一二〇八」 アサヒカメラパールハーバー写真家写真展写真集尾辻弥寿雄海の彼方の戦争遺跡真珠湾 12/8
米倉昭仁 「昭和レトロな理容店」を撮り続ける“元週刊文春”の写真家・林朋彦 * * * 林朋彦さんが写すのは懐かしい昭和にタイムスリップしたような理容店。年季の入ったバーバーチェアや個性的な店内に目が引きつけられる。その細部に店主の人となりがにじみ出るようだ。 アサヒカメラトコヤ・ロード写真家写真集東海道中床屋ぞめき林朋彦 11/30
懐かしい昭和にタイムスリップしたような理容店 年季の入ったバーバーチェアや個性的な店内に目が引きつけられる。その細部に店主の人となりがにじみ出るようだ。「撮影を重ねていくと、ちょっと、この通りを入ったら床屋があるんじゃないかなと、『床屋センサー』が働くんです。すると、本当に店があったりする。遠目が利くようになって、あのグルグルが見えるんですよ」と、写真家・林朋彦さんは言う。そんな林さんの作品を紹介します。 アサヒカメラトコヤ・ロード写真集東海道中床屋ぞめき林朋彦 11/30
米倉昭仁 ロシアの世界戦で“地獄”をみた「36歳のプロボクサー」の生きざまを撮り続ける写真家・吉岡天平 * * * 吉岡天平さんがプロボクサー小原佳太選手(三迫ジム)に密着し、本格的に撮影を始めたのは2016年9月、モスクワで行われた試合からだった。対戦相手はロシア人のIBF世界スーパーライト級チャンピオン、エドゥアルド・トロヤノフスキー。それまで知ることのなかったボクシングの世界を目にして衝撃を受けた。 アサヒカメラキヤノンギャラリー写真家写真展写真集吉岡天平想望するリングへ 11/1
米倉昭仁 ウクライナ住民を強制移住させるロシアの「シベリア送り」 その体質は今も変わらない 写真家・野町和嘉 * * * 「本当にこの写真のことはまったく忘れていた。ロッカーの一番奥に放り込んであった。ところが、ウクライナの状況を見て、これは、と思って30年ぶりに引っ張り出した。いまロシアが行っていることは旧ソ連時代と何一つ変わらないですよ」 OM SYSTEM GALLERYアサヒカメラシベリア収容所1992写真家写真展写真集野町和嘉 10/12
米倉昭仁 左目が失明、両目の視力を失う不安と向き合いながら「街」を撮り続ける写真家・戸澤裕司 * * * 戸澤裕司さんから完成間近の写真集を手渡されると、黒い表紙には「DESTINY」とあった。「運命」とは重々しいが、DESTINYはポジティブな意味で使われる言葉だという。 DESTINYアイデムフォトギャラリーシリウスアサヒカメラ写真家写真展写真集戸澤裕司 10/5
米倉昭仁 「赤道」直下の国々ばかりを撮り続ける写真家・小澤太一 危険な目にあっても撮影をやめないワケ * * * 突然ですが、問題です! 赤道が陸上を通過している国は全部でいくつあるでしょう? アサヒカメラキヤノンギャラリー写真家写真展写真集小澤太一赤道白書 9/5
米倉昭仁 「クレイジー」と呼ばれながらも誰も撮ったことのないエベレストに魅了された写真家・上田優紀 * * * 「エベレストに登って、無事に帰ってくるだけでも大変なのに、そこで写真を撮ってくるなんて、すごいですね」 アサヒカメラエベレスト写真家写真集空と大地の間、夢と現の境界線 8/27
世界最高峰エベレストに魅了された登山家と8000メートル峰の世界 おそらく世界で一番名が知られ、8000メートル峰のなかではもっとも登られているエベレスト。これまでの登頂者は約1万人。写真も世の中に溢れている。しかし、写真家・上田優紀さんは、こう語る。「本当のエベレストの世界を伝えられるような写真はどれだけあるのだろう。ぼくはそんな写真を見つけることができなかった」。それがエベレストに登った理由の一つと言う。そんな上田さんの作品を紹介します。 アサヒカメラエベレスト上田優紀写真集空と大地の間、夢と現の境界線 8/27
米倉昭仁 まさに“ジャズ天国”ニューオーリンズで外山喜雄・恵子が写したジャズのパイオニアたち * * * 1975年にジャズバンド「外山喜雄とデキシー・セインツ」を結成し、ライブコンサートなどで活躍してきた外山喜雄・恵子夫妻。 アサヒカメラニューオリンズ行進曲ルイ・アームストロング写真家写真展写真集冬青社外山喜雄外山恵子 8/3
米倉昭仁 沖縄の民俗文化から戦争の傷痕、そして基地の中の暮らしを見つめ続けた写真家・小松健一 米軍統治下にあった沖縄が日本に復帰して50年になる今年、小松さんは写真集『琉球 OKINAWA』(本の泉社)を出版した。 アサヒカメラフジフイルムイメージプラザ写真家写真展写真集富士フォトギャラリー小松健一琉球 OKINAWA 7/23
沖縄の美しい風土、民俗文化、戦争の傷痕、そして基地の中の暮らし 写真家・小松健一さんは写真集『琉球 OKINAWA』(本の泉社)のあとがきで、こう記している。「ヤマトの一人のフリー写真家ができることなどたかがしれている。それでも僕は僕なりに琉球、そして沖縄から眼をそらさず見続けてきた。その一つのささやかな記録が本書である」。そこには「こんな写真、よく撮れましたねえ」と、地元沖縄タイムスの記者も驚くほどの貴重な写真が収められている。「たまたま、ぶらっと行ったら撮れた」。そんな小松さんの作品を紹介します。 アサヒカメラ写真展写真集小松健一琉球 OKINAWA 7/23
米倉昭仁 アイルランド島の「二人の少女」と「荒涼とした風景」を撮り続ける写真家・和田直樹 * * * ヨーロッパの北西に位置するアイルランド島。北海道とほぼ同じ面積の島に約700万人が住んでいる。ここが和田さんの作品の舞台だ。 Irish skiesアサヒカメラニコンプラザ写真家写真展写真集和田直樹 7/11
米倉昭仁 ウクライナ侵攻直後から現地を巡った50日 テレビでは映らない人々の生活を撮った写真家・児玉浩宜 児玉さんはロシア軍のウクライナ侵攻直後から5月下旬にかけて2回現地を訪れ、そこで目にした光景をカメラに納めた。目を引くのはテレビや新聞ではほとんど報道されることのない市井の人々の姿だ。 アサヒカメラウクライナウクライナ日記児玉浩宜写真家写真集 7/6
戦時下のウクライナに暮らす人々 ロシア軍の侵攻で平穏な生活が突然奪われたウクライナの人々。写真家・児玉浩宜さんは市井の人々にレンズを向けた。いま、ウクライナでは総動員令が敷かれ、18~60歳の男性は出国が原則禁じられている。彼らもいずれ戦闘地域に赴くことになるかもしれない。一見、普段どおり見える生活でも人々の胸の内はうかがい知れない。 アサヒカメラウクライナ日記児玉浩宜写真家写真集 7/6
米倉昭仁 ここは「鹿の惑星」? 鹿しかいないシュールな街の光景を撮影する写真家・石井陽子 * * * 「私が鹿の話をすると、みなさん、興味を持っていただけるみたいで……写真のことには触れないで、鹿の生態の話で終わっちゃうんですよ。気をつけないと」。そう言って、石井さんは笑った。 アサヒカメラ入江泰吉記念奈良市写真美術館写真家写真展写真集石井陽子鹿の惑星 7/1
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