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「写真展」に関する記事一覧

南アルプスの懐に抱かれたダム湖と700年も前から作り続けられてきた硯
南アルプスの懐に抱かれたダム湖と700年も前から作り続けられてきた硯 山梨県早川町雨畑地区では古くから良質な石材が産出し、それを素材に「雨畑硯」が作られてきました。集落のすぐ目の前にはダム湖があり、印象的な薄緑色の水面が広がります。南アルプスの深い山々から運ばれてきた大量の石や砂が自然の力を感じさせます。写真家・京嶋良太さんが写しとった作品を紹介します。
年月の経過とともに自然へかえりつつある、かつてそこに暮らした人々の痕跡
年月の経過とともに自然へかえりつつある、かつてそこに暮らした人々の痕跡 高度成長期以降、日本全国の山村では林業や薪炭業の衰退とともに過疎化が急速に進んだ。廃村が点在する山のなかに足を踏み入れると、そこは化け物や妖怪がぬっと現れそうな、怪しいムードに包まれた世界。薄ぼんやりとした画面にときどき子どもの姿が現れるのだが、人間が住む世界とは違う「異界」に入り込んでしまったような雰囲気を感じる。写真家・安掛正仁さんが写しとった作品を紹介します。
ほとんど人目に触れることのない身近な原始林に住む動物とネコの野生的な姿
ほとんど人目に触れることのない身近な原始林に住む動物とネコの野生的な姿 奈良公園のすぐとなりにある春日山は原始林に覆われている。市外地にこれだけ近い場所に原始林があるのは極めて珍しく、森の中にはシカやタヌキ、ムササビなど、さまざまな動物が住んでいる。一方、身近な飼い猫も野山では野生的な一面を見せる。自然の息づかいを感じながら野生動物やネコの姿を写し続ける写真家・越沼玲子さんの作品を紹介します。

この人と一緒に考える

厳しくも豊かな自然に囲まれて暮すサハリンの人々と残留邦人
厳しくも豊かな自然に囲まれて暮すサハリンの人々と残留邦人 かつて樺太と呼ばれたサハリンには、いまも日本人が暮している。終戦時まで王子製紙の巨大なパルプ工場があったウグレゴルスク(旧恵須取、えすとる)は海や山に囲まれ、豊かな自然が身近に感じられる。現地の人々は秋になるとベリーを摘み、冬には沿岸に押し寄せるシシャモを捕り、保存食づくりに精を出す。そんな自然の幸を日常的にいただく生活を追った写真家・辻田美穂子さんの作品を紹介します。
さまざまな光に照らされた、たぐいまれな日本の自然が織りなす風景
さまざまな光に照らされた、たぐいまれな日本の自然が織りなす風景 白い富士の裾野から昇る満月、月光に照らされた鹿児島県・屋久島の大川(おおこ)の滝、雨雲のすき間から差し込む光に照らされた草紅葉、凍てつく北海道・野付半島に沈む夕日……。たぐいまれな日本の自然が織りなす風景。日が沈み、夜の闇が訪れ、朝日が昇るまで、さまざまな光に照らされた風景をとらえた写真家・井村淳さんの作品を紹介します。

特集special feature

    いったい、これは何? 写真が映し出す不思議な日本の自然の姿
    いったい、これは何? 写真が映し出す不思議な日本の自然の姿 見慣れた日本の風景を写真に写してみると、摩訶不思議な世界に変わることがあります。ソーダ味のアイスキャンディーを思わせる薄いブルーの写真。一見すると、波に見えますが、ほんとうに、こんな波があるのでしょうか? 海の岩場に大波が打ちつけ、それがブレて写っているようなモノクロ写真の手前には、なぜかモコモコとした山なみが見えます。そんな不思議な世界を写してきた写真家・GOTO AKIさんの作品を紹介します。
    北海道・小樽周辺の海沿いに広がる雪に埋もれた早春の風景
    北海道・小樽周辺の海沿いに広がる雪に埋もれた早春の風景 北海道を代表する観光地、小樽。小樽運河沿いのレトロな街並みやロマンチックな夜景が人気ですが、その周辺の海沿いには昔、ニシン漁で栄えた味わい深い集落が点在しています。日本海と断崖に挟まれた狭い土地には漁協関係の小屋や海の家が建ち、それが雪に埋もれた様子は郷愁を誘います。そんな風景を撮影してきた写真家・佐藤圭司さんの作品を紹介します。

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