カナダ西部のアダムス川を遡上して産卵し、命をつなぐベニザケの姿 バンクーバーに注ぐフレーザー川の支流、アダムス川はベニザケが産卵のために大挙して遡上する「ビッグラン」で知られる。4年に1度のビッグランの期間中、川の中では生と死の営みが繰り返される。30年以上もアダムス川に通い、ベニザケの姿を撮り続けてきた写真家・岡野昭一さんの作品を紹介します。 アサヒカメラ写真展岡野昭一生命の詩紅鮭 9/2
米倉昭仁 「釣りキチ三平」で人生が変わりカナダの川でベニザケの姿を追う写真家・岡野昭一 写真家・岡野昭一さんの作品展「紅鮭 生命の詩」が9月2日から東京・新宿のオリンパスギャラリー東京で開催される。岡野さんに聞いた。 アサヒカメラオリンパスギャラリー写真家写真展岡野昭一生命の詩紅鮭釣りキチ三平 9/2
私たちの暮らしを支え、心に響く日本の鉄道にまつわる風景 目の前を通りすぎるトロッコ列車に手を振る園児たち。小さな踏切を渡る小学生。無人駅で遊ぶ子どもたちの姿もある。映画「男はつらいよ」シリーズのロケで使われた駅舎の出入口には小さく犬の姿が写っている。写真家・山崎友也さんが写しとった味わいのある鉄道風景を紹介します。 アサヒカメラ写真展少年線山崎友也鉄道写真 9/1
米倉昭仁 鉄道写真家・山崎友也が「車両写真が1枚もない」作品展を開く理由 鉄道写真家・山崎友也さんの作品展「少年線」が東京・品川のキヤノンギャラリー Sで開かれている。山崎さんに聞いた。 アサヒカメラキヤノンギャラリー写真家写真展少年線山崎友也鉄道写真 9/1
米倉昭仁 不肖・宮嶋茂樹が体を張って写した 中国に飲み込まれていく「香港」の姿 写真家・宮嶋茂樹さんの作品展「忘れられた香港-The forgotten State-」が8月31日から東京・新宿のニコンプラザ東京 ニコンサロンで開催される。宮嶋さんに聞いた。 The forgotten Stateアサヒカメラニコンサロン写真家写真展写真集宮嶋茂樹忘れられた香港 8/30
太古にルーツを持つ木造船でアラビア海に乗り出すインドの漁民 インド、ムンバイの北西約450キロにあるポルバンダルの港には「ダウ」と呼ばれる木造船がひしめき合っています。すべて漁船で、1カ月ほどかけてアフリカのほうまで航海し、魚を捕ってきます。子どものころにダウに魅せられ、インドを訪れた写真家・前田宏人さんの作品を紹介します。 アイデムフォトギャラリーシリウス写真展前田宏人海の駱駝の住処 8/25
米倉昭仁 「海のシルクロード」に魅せられた少年時代の夢を実現した写真家・前田宏人 写真家・前田宏人さんの作品展「海の駱駝の住処」が8月26日から東京・新宿御苑前のアイデムフォトギャラリーシリウスで開催される。前田さんに聞いた。 アイデムフォトギャラリーアサヒカメラシリウスダウ写真家写真展前田宏人海の駱駝の住処 8/25
「撮らせてください」「俺を撮りたいのか?」群衆のなかで出会った目ぢからが光る人々 写真家・元田敬三さんはストロボをつけた大きな一眼レフを首から下げ、撮りたいと思う人と出会うまでひたすら街を歩き続ける。撮りたいのは街の熱気に負けないエネルギーを放つ人。「すみません、撮らせてください」と声をかけ、レンズを向ける。撮影をお願いして、断られることはほとんどないという。「撮らせてほしい人って、仕事やお金を稼ぐこと以外に好きなことをやっている人が多いから、ぼくの思いは意外と伝わります」(元田さん)。 アサヒカメラ元田敬三入江泰吉記念奈良市写真美術館写真展写真集 8/24
米倉昭仁 街で人とぶつかり合って写真になる 写真家・元田敬三の熱量 写真家・元田敬三さんの作品展「御意見無用」が8月26日から入江泰吉記念奈良市写真美術館で開催される。元田さんに聞いた。 アサヒカメラ元田敬三入江泰吉記念奈良市写真美術館写真家写真展写真集 8/24
森林から身近な場所まで 自然豊かな日本で見られる多種多様な野生動物 バリエーションに富んだ日本の自然にはさまざまな野生動物が暮しています。森と人里が近く、動物たちは人間社会と共存してきました。長野県南部に拠点を構え、半世紀以上にわたって野生動物のありのままの姿を追い続けてきた写真家・宮崎学さんの作品を紹介します。 アサヒカメライマドキの野生動物写真展宮崎学東京都写真美術館 8/23
いまも王様が治めるインドネシアの太古の村からやってきた二人の技能実習生 インドネシアの首都ジャカルタから南へ約100キロ。入り組んだ山岳地帯の奥にカセプハン・シプタゲラ村はあります。カセプハンは、古くからの慣習に沿って生きる人々のコミュニティーを指し、人口は5000人ほど。その中心的存在である王、アバ・ウギがシプタゲラ村に住んでいます。自然と調和した自給自足の暮らしを写した写真家・山下裕さんの作品を紹介します。 アサヒカメラニコンサロン二つの記録写真家写真展 8/16
米倉昭仁 インドネシアから来日した技能実習生二人を追った写真家・山下裕 写真家・山下裕さんの作品展「二つの記録」が8月17日から東京・新宿のニコンプラザ東京 ニコンサロンで開催される。山下さんに聞いた。 アサヒカメラニコンサロン二つの記録写真家写真展山下裕 8/16
美しい絹織物の原料となる「おカイコさん」の繭をつくる養蚕農家 宮城県南部の丸森町はかつて養蚕業が盛んで、1000軒を超える養蚕農家がありましたが、いまは5軒を数えるのみ。写真家の海老名和雄さんは養蚕農家に密着して、小さな幼虫からカイコを育て、繭をとるまでを追いました。撮影の途中、台風の豪雨災害によって、大きな被害を受けた様子も丹念に写しとっています。 THE GALLERYアサヒカメラ写真展恵みと試練海老名和雄 8/15
米倉昭仁 絶滅の危機にある養蚕農家と豪雨災害の記録 写真家・海老名和雄 写真家・海老名和雄さんの作品展「恵みと試練-丸森 2019-」が8月17日から東京・新宿のニコンプラザ東京 THE GALLERYで開催される。海老名さんに聞いた。 THE GALLERYアサヒカメラ丸森町写真家写真展恵みと試練海老名和雄 8/15
新旧の要素が混在する類例のないユニークな都市空間、東京 東京は江戸時代から地形を巧みに利用して街がかたちづくられてきた。さらに明治から令和にいたる時代を反映して街は変化し続けてきた。山の手地域の谷間につくられた入り組んだ道や、さびやひび割れの目立つ古い建物。なくなってしまうのが残念で愛おしいもの、土着的な何かがにじみ出るようなものを写しとった写真家・喜多研一さんの作品を紹介します。 GROUND RESUMEシリウス写真展喜多研一土地の履歴書 8/4
江戸時代から続く東京の街の半端ない“継ぎはぎ感”がいとおしい 写真家・喜多研一 写真家・喜多研一さんの作品展「GROUND RESUME-土地の履歴書-」が8月5日から東京・新宿御苑前のアイデムフォトギャラリーシリウスで開催される。喜多さんに聞いた。 GROUND RESUMEアサヒカメラシリウス写真家写真展喜多研一土地の履歴書 8/4
真四角の画面で切り取った沖縄の日常。老若男女のポートレート 沖縄の人々を撮影して10年になる写真家・鷲尾倫夫は「ぼくみたいな嫌なジジイはいないと思うんですよ」と、自らを毒づく。「どのへんがですか?」と、問うと、「はっきりとものを言うからね。沖縄では嫌われますよ」。路線バスに乗ってさまざまな場所を訪れた。「ここら辺には観光の人は来ないよ」と、おじいさんに言われつつ、その姿をカメラに収めた。「一杯飲め」と缶ビールを差し出され、足が止まったこともある。そうかと思えば、うさんくさそうな視線を向ける人もいた。それも沖縄の一面。シャッターを切った。 JCIIフォトサロンアサヒカメラ写真展巡礼の道 オキナワ鷲尾倫夫 8/2
米倉昭仁 「戦争の話を聞くのはやめた」 沖縄で“人”を撮り続ける写真家・鷲尾倫夫 写真家・鷲尾倫夫さんの作品展「巡礼の道 オキナワ」が8月3日から東京・半蔵門のJCIIフォトサロンで開催される。鷲尾さんに聞いた。 JCIIフォトサロンアサヒカメラ写真家写真展巡礼の道 オキナワ鷲尾倫夫 8/2
NEW 〈土曜プレミアム映画「信長協奏曲」きょう〉実は多くの謎に包まれている織田信長の奇襲「桶狭間合戦」。家康伝説の真偽と今の史料からわかる真実とは?<千田嘉博×平山優> 織田信長朝日新聞出版の本朝日新書千田嘉博平山優戦国時代を変えた合戦と城 5時間前