「先生にりふじんなことでおこられて、がっこうに行く気がしなくなってしまった」という相談を送ってくれたのは小学5年生の勉強中ピーヤ。数多くの子ども向けライブを開催し、子どものお悩み相談本『小島よしおのボクといっしょに考えよう』(朝日新聞出版)も出版した小島よしおさんが、さまざまな悩みや疑問に答えるAERA with Kids+の本連載。小島さんは、理不尽な出来事のせいでやる気をなくしてしまうのはちょっと待って!と言います。小島さんが理不尽なことに負けないために大切にしていることや、はねのける方法を教えてもらいました。
【写真】面影ばっちり!小学生時代の小島よしおさんはこちら【よしおの答え】
勉強中ピーヤ、先生から理不尽なことでおこられてしまったんだね。学校の先生にそんなふうに怒られたら、嫌になってしまうよね。よしおに嫌な経験を相談してくれてありがとう。
「理不尽」っていうのは、筋が通らないことをされたり、めちゃくちゃなことを言われたりするってこと。それで学校に行きたくないくらい嫌な気持ちになってしまって、つらかったね。
よしおも今まで、いろいろ理不尽な目にあったなあ。お笑い芸人って、無茶ぶりされることがよくあるんだ。たとえば、みんなでご飯を食べているときに、先輩から「なんか面白いことやって」って言われて、頑張ってやったのに「全然面白くないよ!」って怒られたり。そんなことをされたら、「なんなんだ!」ってムカつくよね。
よしおが子どものころは「連帯責任」なんていって、誰か1人がいけないことをするとクラス全員の責任にされて叱られる、なんてこともあったよ。
だから、君が「そんな気持ちになる場所には行きたくない」って思う気持ちもよくわかるよ。
理不尽なんかに負けたくない!
だけど、学校へのやる気をなくしてしまうのはちょっと待って! 学校にはその先生以外にも、いろいろな先生や友だちがいるよね。だから、その出来事のせいで学校生活を楽しめなくなってしまうとしたら、すごくもったいないと思うんだ。
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