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「アサヒカメラ」に関する記事一覧

身のまわりのを素材を重ね合わせてつくった幻想的な世界「ブリコラージュ」
身のまわりのを素材を重ね合わせてつくった幻想的な世界「ブリコラージュ」 大きな葉を重ねたように感じられる作品に見える夕日を浴びたようなオレンジ色の花。命を終えた花が炎に包まれているようなものもある。ブリコラージュとは「寄せ集めてつくる」という意味で、多重露出の写真をベースに、絵を描いたり、ほかの写真を切り貼りしてつくり上げた写真家・市ノ川倫子さんの作品を紹介します。
篠山紀信が写した昭和から平成にかけての心を揺さぶられる光景
篠山紀信が写した昭和から平成にかけての心を揺さぶられる光景 まだ高度経済成長期の熱さが残る1974年、さまざまな出来事がありました。ジョン・レノンとの結婚で話題を呼んだオノ・ヨーコの来日。世界ジュニアミドル級チャンピオンのプロボクサー、輪島功一の壮絶なKO負け。「ミスタージャイアンツ」長嶋茂雄の引退、などなど。時代のドキュメンタリーを写してきた篠山紀信さんの作品を紹介します。
実り豊かな大地。東欧、セルビアの古都、ノビサドの人々と風景
実り豊かな大地。東欧、セルビアの古都、ノビサドの人々と風景 街の中心部を東西にドナウ川の流れるセルビア第二の都市、ノビサド。岸辺にそびえるペトロヴァラディン要塞は300年ほど前にオーストリアのハプスブルグ家が築いたもので、街いちばんの観光名所。金曜日の午後になると、古い町並みはひと足早く休日を楽しむ市民でにぎわう。実り豊かな大地に恵まれたセルビアの街を訪ねた写真家・狩野剛史さんの作品を紹介します。
美しい民族衣装に垣間見えるセルビア人の苦難の歴史 写真家・狩野剛史
美しい民族衣装に垣間見えるセルビア人の苦難の歴史 写真家・狩野剛史 写真家・狩野剛史さんの作品展「民は、未来を描く-セルビアの心-」が5月25日から東京・新宿のニコンプラザ東京 THE GALLERYで開催される。狩野さんに聞いた。

この人と一緒に考える

夜の光に照らされた公園のおもしろ遊具や街中のユニークなオブジェ
夜の光に照らされた公園のおもしろ遊具や街中のユニークなオブジェ 広場に置かれた恐竜のモニュメント、三州瓦でつくられたドラゴン、なんともいえない表情をしたガリバーのすべり台……。いわゆる「B級スポット」と呼ばれる場所なのに、何の変哲もない街路灯が照らす公園の遊具や、街に置かれたオブジェを前にすると、夜の街に一人たたずんでいるような、ゆったりと流れる時間が感じられ、心がやすらぐ。そんな不思議な世界観に魅せられ、全国各地を訪ね歩いてきた写真家・山下晃伸さんの作品を紹介します。
薄れゆく遠い日の記憶のような淡い光に照らされた日常の風景
薄れゆく遠い日の記憶のような淡い光に照らされた日常の風景 窓ガラスに滲んだように丸くぼんやりと広がる青い光。その奥に見える車のテールランプ。壁にはめ込まれたタイルの表面のぬるりとした光。濡れた夜の路面を彩る赤や紫の光。象が描かれた塀を照らすおぼろげな光。写真家・熊谷聖司さんが写しとった、薄れゆく遠い日の記憶のような名もない風景を紹介します。
いさぎよさがカッコイイ! 各界の第一線で活躍する男たちの顔
いさぎよさがカッコイイ! 各界の第一線で活躍する男たちの顔 実業家、学者、写真家、消防隊員、鉄道会社社長、声優――写真家・山岸伸さんがプライベートで撮り続けてきた男たちの顔、顔、顔。もともと、仕事でお世話になった人を撮影しようと14年前に始めたものだが、いつの間にかライフワークに。仕事ではないので、対価は払われないし、払わない。「撮りたいように撮れば」と言う、相手のいさぎよさがカッコイイ。

特集special feature

    世界の珍国を旅する「国マニア」が憧れる「謎の国」ナウルの人々と自然
    世界の珍国を旅する「国マニア」が憧れる「謎の国」ナウルの人々と自然 赤道直下の太平洋に浮かぶ小さな島国、ナウル。東京都品川区とほぼ同じ面積で、そこに約1万3000人が暮している。観光ツアーもなく、ビザが取りづらいため入国はかなり難しい。そんなナウルを繰り返し訪れ、美しい海辺と人々の姿を撮影した写真家・小澤太一さんの作品を紹介します。
    脳出血で倒れ、言葉を失ったとき、レンズを向けた「名もなき風景」
    脳出血で倒れ、言葉を失ったとき、レンズを向けた「名もなき風景」 脳出血が原因で、会話できない、筆談もできない、テレビの字幕も読めない、「失語症」に。そのとき、スマホで写し始めた「名もなき風景」。何のために撮っているのか、わからないけれど、撮るしかない、という感覚。写真家・加藤俊樹さんがリハビリ治療の合間に写しとった言葉にならない日常の風景を紹介します。
    歴史に翻弄された小笠原の欧米系島民「小笠原人」のアイデンティティー
    歴史に翻弄された小笠原の欧米系島民「小笠原人」のアイデンティティー もともと、欧米系の住民しかいなかった小笠原諸島に日本人の入植が始まったのは日本政府が島の領有を確定した1876年以後のこと。彼らの末裔はいまも島に暮らす。「アメリカ人でも日本人でもない、『小笠原人』だ」というアイデンティティー。太平洋戦争の前後、日米の間で翻弄された彼らの姿を写した写真家・長沢慎一郎さんの作品を紹介します。

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