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菊地凛子「ブギウギ」ライバル役も好評 本格再始動で“悪役”の第一人者に躍り出るか
現在、NHK朝ドラ「ブギウギ」で、主人公・鈴子の終生のライバル役で、故淡谷のり子さんをモデルにした「りつ子」を演じているのが女優の菊地凛子(42)だ。11月1日放送回では、写真と歌声だけの登場にもかかわらず、完コピぶりや醸し出す貫禄にネット上は騒然となった。昨年は「鎌倉殿の13人」でNHK大河ドラマ初出演を果たし、来春にはバカリズムとタッグを組んだドラマへの主演が発表されるなど、テレビでの活躍が続く。「国際的に活躍する映画女優」「個性強めのエキセントリックなキャラクター」というパブリックイメージの強い菊地だが、ここ数年は方向性が少々変わってきているようだ。





娘の「もっとかわいく生んでほしかった」 思春期のうらみごと、親ならどう受け止める
思春期になると、ピアスやメイク、髪型など、自分の外見にこだわりを持って気にし出す女の子は多い。「親からもらった体をつけるなんて」という言葉はよく聞くが、果たしてこれは娘に対して望ましい回答なのだろうか。「まずは、思春期を迎えるずっと前から、ありのままの娘さんを認めて、『あなたはそのままで十分かわいいんだよ』と言葉にして伝えてほしい。」自身のSNSでさまざまな女性の悩みを聞く中で、娘の外見への悩みを持つ母親の声にも多く触れてきた産婦人科医・高尾美穂氏は訴えかける。同氏の新著『娘と話す、からだ・こころ・性のこと』(朝日新聞出版)から一部を抜粋、再編集し、紹介する。
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成績や人間関係に影響する月経困難症 娘の生理にまつわる不調から目をそらすデメリット
同じ女性であっても、生理時のつらさについては分かり合えないケースが少なからずある。女性の8割が生理の悩みを持っているが、治療が必要な生理痛を感じる女性はその中の約4割。お母さんが「自分はあまり生理で困っていない」「生理前の体調のイマイチさも感じない」という場合、娘は痛みを我慢し続けたり、医療へのアクセスが遅れたりすることが起こりうる。「自分と異なる経験をしているかもしれない、という想像力を持てるかどうかは、人間関係に大きく影響する。娘さんが自分のからだのことを自分で判断できるようになるまでは、母親の影響はとても大きく、果たす役割は非常に大切。」と、医学博士・産婦人科専門医の高尾美穂氏は訴える。同氏の新著『娘と話す、からだ・こころ・性のこと』(朝日新聞出版)から一部を抜粋、再編集し、娘の「学校に行きたくない」への寄り添い方について紹介する。

「どうせアホやから、高校行かれへんし」と漏らす移民の子ども 隣に座って見えた“重荷”
朝日新聞記者・玉置太郎氏は、住民の三割以上が外国籍で日本でも指折りの移民集住地、大阪・ミナミの「島之内」という地域に住んでいる。同氏が毎週火曜に行くのが「Minamiこども教室」だ。この教室に集まる子どもたちは皆、移民のルーツがある。教室では、ボランティアが一対一で子どもの隣に座る。この「一対一」を、教室は大切にしてきた。親の多くが夜の飲食店で働いているため、子どもたちは大人が自分だけに向き合ってくれる時間を求めている。ロンドンの大学院で「移民」について学んだ玉置氏の新著『移民の子どもの隣に座る 大阪・ミナミの「教室」から』(朝日新聞出版)から一部を抜粋、再編集し、移民のルーツをもつ子どもたちを支える「Minamiこども教室」で大切にされていることを紹介する。



