矢部万紀子

矢部万紀子

(やべまきこ)
コラムニスト

プロフィール

1961年三重県生まれ/横浜育ち。コラムニスト。1983年朝日新聞社に入社、宇都宮支局、学芸部を経て「AERA」、経済部、「週刊朝日」に所属。週刊朝日で担当した松本人志著『遺書』『松本』がミリオンセラーに。「AERA」編集長代理、書籍編集部長をつとめ、2011年退社。同年シニア女性誌「いきいき(現「ハルメク」)」編集長に。2017年に(株)ハルメクを退社、フリーに。著書に『朝ドラには働く女子の本音が詰まってる』『美智子さまという奇跡』『雅子さまの笑顔』。
著者関連書籍
あの人ってば。 私と「ブギウギ」

矢部万紀子の記事一覧

「虎に翼」が訴えたこと 寅子の「はて?」もよねの優しさも「肯定」からしか生まれない
「虎に翼」が訴えたこと 寅子の「はて?」もよねの優しさも「肯定」からしか生まれない
朝ドラ「虎に翼」が最終回を迎えた9月27日の新聞は、袴田巌さんに無罪判決が出たというニュースでいっぱいだった。検察が10月10日までに控訴しなければ無罪が確定する。これはもう完全に検察トップ、検事総長の判断だろう。で、検事総長は今年の7月から女性だ。畝本直美さん、女性初の検事総長。
虎に翼袴田事件
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“虎に翼”と“皇室”に見る「女性の自己決定権」 佳子さまの「残念です」は渾身の「はて?」
“虎に翼”と“皇室”に見る「女性の自己決定権」 佳子さまの「残念です」は渾身の「はて?」
寅子は私だ。NHKの連続テレビ小説「虎に翼」の結婚の場面にそう思った。同じ頃、新川和江さんの訃報に接し、思考は女性皇族の自己決定権へと巡り──。皇室と虎つばに通底する「女性の自己決定権」問題とは。AERA2024年9月23日号より。
AERA 9/21
頭ごなしに否定することなく、言動の背後にある気持ちをくみとって 第一生命グループ女子陸上競技部で選手を育ててきた山下佐知子
頭ごなしに否定することなく、言動の背後にある気持ちをくみとって 第一生命グループ女子陸上競技部で選手を育ててきた山下佐知子
あの有森裕子が、山下佐知子を語って泣いた。驚いた。「よく泣くからねー」と、山下は笑った。このおおらかさ。選手でなくても、もっていかれる。開幕間近なパリ五輪に、選手を連れていく。輩出したオリンピアンは4人目だ。
現代の肖像山下佐知子
AERA 7/5
「虎に翼」が「働く女性あるある」すぎる “非正規”よねは生きて弁護士になると信じる理由
「虎に翼」が「働く女性あるある」すぎる “非正規”よねは生きて弁護士になると信じる理由
朝ドラ「虎に翼」が前半を終えた。1914(大正3)年生まれの三淵嘉子がモデルなのにすべてが「今」だから、全く目が離せない。コシノ3姉妹の母(1913年生まれ)がヒロイン・糸子のモデルだった「カーネーション」(2011年度後期)以来だと思う。
dot. 6/6
時代が求めているのは「スーパーヒロイン」より「シスターフッド」 朝ドラ「虎に翼」のヒロイン・寅子の魅力とは
時代が求めているのは「スーパーヒロイン」より「シスターフッド」 朝ドラ「虎に翼」のヒロイン・寅子の魅力とは
女性に弁護士資格が認められていなかった時代に法曹の世界を志すヒロイン・寅子が活躍するNHK連続テレビ小説「虎に翼」。率直な言動に心つかまれる一方、ヒロインにはいまの時代が求めている女性像が投影されているという。AERA 2024年月5月13日号より。
AERA 5/12
雅子さま、子猫は「愛子のお友達に差し上げて」…ふつうの家のハッピーに影さす皇室の大問題
雅子さま、子猫は「愛子のお友達に差し上げて」…ふつうの家のハッピーに影さす皇室の大問題
テレ東BIZの「皇室ちょっといい話」をお気に入り登録している。「音声がない皇室映像。宮内庁担当記者がどんなやり取りがあったか解説・再現する」がコンセプトで、取材映像をそのまま見せてくれるからだ。天皇、皇后両陛下が主催し、4月23日に開かれた春の園遊会の様子も「皇室ちょっといい話」(145)で見た。
雅子さま愛子さま天皇陛下皇室
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「無敵」のアイドル・愛子さまを宮内庁も国民も頼りすぎ 「制度」を考えるとき
「無敵」のアイドル・愛子さまを宮内庁も国民も頼りすぎ 「制度」を考えるとき
天皇、皇后両陛下の長女愛子さまの文書が4月2日、公表された。日本赤十字社への就職にあたって宮内記者会が質問をし、それへの回答だった。
愛子さま皇室
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「ブギウギ」の極みは「六郎」だった スズ子引退に感じた「朝ドラ」と「多様性」の難しさ
「ブギウギ」の極みは「六郎」だった スズ子引退に感じた「朝ドラ」と「多様性」の難しさ
それなりにいろいろあっても、結局のところ消化試合。それが朝ドラ最終回への道の宿命だと思っていた。「そうして、幸せに暮らしましたとさ」とヒロインの人生を終わらせることがお約束だから、と。
ブギウギ趣里
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皇室と国民をつなぐ愛子さまの「ラストチャンス」 "超・箱入り”からの脱却を自ら望む日が来るかもしれない
皇室と国民をつなぐ愛子さまの「ラストチャンス」 "超・箱入り”からの脱却を自ら望む日が来るかもしれない
愛子さまが学習院大学を卒業した。振袖にはかま姿でメディアの前に立ち、「大学生活を振り返られていかがですか?」という問いかけに、「たくさんの新しい学びを得て、充実した4年間を過ごすことができました」と答えていた。
愛子さま皇室
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ブギウギ、おまえもか。スズ子VS愛子「マミーなんか、大嫌いや」に「ふーん」となってしまった理由
ブギウギ、おまえもか。スズ子VS愛子「マミーなんか、大嫌いや」に「ふーん」となってしまった理由
ヒロインに実在のモデルがいる朝ドラは多い。いてもいなくても面白ければそれでよいのだが、モデルがいる朝ドラには問題が一つ。何かというと、「成功したあとどうするか問題」だ。
ブギウギ趣里
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最強の鉄道路線

最強の鉄道路線

東京と大阪を中心とした大都市圏には、世界でも類のない鉄道網が張り巡らされています。そして駅を中心に街をつくり、沿線開発を競ってきました。関東と関西で、どの路線が強いのか。真の強さとは何か。また、ローカル線復活への道には何が必要なのか。AERAでは3月18日発売号(3月24日号)で特集しています。

鉄道2025
女性×働く 第9シリーズ

女性×働く 第9シリーズ

女性×働く 第9シリーズのテーマは「女子校」です

女性特集⑨
女性が男性が時代が、変わる

女性が男性が時代が、変わる

【AERA2025年3月10日号】3月8日は国際女性デー。いま、両立支援施策の拡充や管理職への積極登用など、女性が働き続けるための環境が整いつつあります。ただ、それでもキャリアを諦めざるを得ない女性がいます。その差は「夫」にありました。「キャリアの差は、夫の差」――。そんな現実をレポートするほか、実現への気運が高まる「選択的夫婦別姓」の最新事情も詳報。出産をめぐる生殖医療、AERA Womanスペシャルサポーターの座談会、AERAの記事でふり返る「女性」の変化など多角的に取り上げます。

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朝日新聞出版の本
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