玉置太郎

玉置太郎

朝日新聞記者

プロフィール

玉置太郎 (たまき・たろう)
1983年、大阪生まれ。2006年に朝日新聞の記者になり、島根、京都での勤務を経て、11年から大阪社会部に所属。日本で暮らす移民との共生をテーマに、取材を続けてきた。17年から2年間休職し、英国のロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)で移民と公共政策についての修士課程を修了。
著者関連書籍

玉置太郎 の記事一覧

子育ては“育休”で終わらない 職場復帰後は「仕事」と「家事・育児」との時間のせめぎ合い
子育ては“育休”で終わらない 職場復帰後は「仕事」と「家事・育児」との時間のせめぎ合い
育休取得後、時短勤務で復帰した朝日新聞の男性記者は、家事・育児に専念していた生活に仕事が加わることに大きな負荷を感じた。時間に追われる状況から見えた価値観の変化とは。AERA 2024年9月9日号より。
woman女性特集④
AERA 9/6
ためらった男性育休 取得後にイライラは妻へ 夫が気づいた過去の自分の姿
ためらった男性育休 取得後にイライラは妻へ 夫が気づいた過去の自分の姿
男性の育児休業取得率は前年度からほぼ倍増の30%に達した。実際に育休を取得した夫が家事育児に専念して感じたことは。朝日新聞記者の経験を紹介する。AERA 2024年9月9日号より。
woman女性特集④
AERA 9/5
日焼けを気にし「日本人ならよかったのに」と移民の子 自分のルーツに嫌悪を抱かせる日本の「圧力」
日焼けを気にし「日本人ならよかったのに」と移民の子 自分のルーツに嫌悪を抱かせる日本の「圧力」
アメリカの文化人類学者ジェイムズ・クリフォードは著書『ルーツ』の中で、「旅」は人の暮らしの付け足しではなく、個人を形づくるのに欠かせない要素だという視点を提起した。朝日新聞記者・玉置太郎氏は同書を引用しつつ、「『外国人』や『移民』に対して、顔と名前と人柄を知ったひとりの人間として向き合うことで意識の中で前景化されるのは、ルーツ(roots)=「起源」ではなく、その人がたどってきたルーツ(routes)=「経路」だ」と言う。同氏は、移民の子どもの学習支援をする大阪・ミナミの「Minamiこども教室」でボランティアをしながら、さまざまな移民の声に耳を傾けてきた。同氏の新著『移民の子どもの隣に座る 大阪・ミナミの「教室」から』(朝日新聞出版)から一部を抜粋、再編集し、排他的な日本社会の中で、自分のルーツを肯定的にとらえられない移民たちの姿を紹介する。
移民の子どもの隣に座る
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日本人男性と離婚で失った在留資格 フィリピン人母娘は読み書きができずに社会で孤立の不安
日本人男性と離婚で失った在留資格 フィリピン人母娘は読み書きができずに社会で孤立の不安
移民のルーツをもつ子どもたちが集まる、大阪・ミナミの「Minamiこども教室」。この教室に通う子どもたちの半数ほどが、フィリピンをルーツとしている。ほとんどがフィリピン人の母、日本人の父をもち、シングルマザーの家庭も多い。その背景には「繁華街ミナミ」という土地柄があった。ロンドンの大学院で「移民」について学び、この教室でボランティアをしている朝日新聞記者・玉置太郎氏の新著『移民の子どもの隣に座る 大阪・ミナミの「教室」から』(朝日新聞出版)には、フィリピン人女性が日本に増えた理由と、そこで起こる問題が記されている。一部を抜粋、再編集し、紹介する。
移民の子どもの隣に座る
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「なんでそんなに褒めるんですか」 移民の子を全力でホメる理由を聞いて記者は「目が覚めた」
「なんでそんなに褒めるんですか」 移民の子を全力でホメる理由を聞いて記者は「目が覚めた」
日本生まれのジョセフ(仮名)は、フィリピン人の母親との母子家庭で育った。小学校まで大阪・島之内の「Minamiこども教室」に通い、卒業後は母親とフィリピンへ移り住んだ。しばらくして大阪へ戻った母親は三年後、新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに再び島之内へジョセフを呼び戻した。このように出入りの激しい移民家庭は少なくないが、そんな家庭が直面するのが日本の中学を経ず直接高校を受験する“ダイレクト受験”だ。Minamiこども教室で、取材を兼ねて学習支援のボランティアをしている朝日新聞記者・玉置太郎氏は、ジョセフの“ダイレクト受験”を見届けた。同氏の新著『移民の子どもの隣に座る 大阪・ミナミの「教室」から』(朝日新聞出版)から一部を抜粋、再編集し、“ダイレクト受験”のためにMinamiこども教室が心がけている、細やかなサポートを紹介する。
移民の子どもの隣に座る
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「お道具箱には、何がいりますか?」 小学校入学に不安抱える移民シングルマザーが図った無理心中
「お道具箱には、何がいりますか?」 小学校入学に不安抱える移民シングルマザーが図った無理心中
朝日新聞記者で「国境を越えて生きる人たち」をテーマに記事を書いてきた玉置太郎氏は、大阪・ミナミの「Minamiこども教室」で二〇一四年から取材を兼ねて、学習支援のボランティアをしている。多くの移民の子どもを支えるこの教室設立の背景には、ある移民の家族に起こった「事件」があった。同氏の新著『移民の子どもの隣に座る 大阪・ミナミの「教室」から』(朝日新聞出版)から一部を抜粋、再編集し、移民のシングルマザーが抱える苦悩について紹介する。
移民の子どもの隣に座る
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「どうせアホやから、高校行かれへんし」と漏らす移民の子ども 隣に座って見えた“重荷”
「どうせアホやから、高校行かれへんし」と漏らす移民の子ども 隣に座って見えた“重荷”
朝日新聞記者・玉置太郎氏は、住民の三割以上が外国籍で日本でも指折りの移民集住地、大阪・ミナミの「島之内」という地域に住んでいる。同氏が毎週火曜に行くのが「Minamiこども教室」だ。この教室に集まる子どもたちは皆、移民のルーツがある。教室では、ボランティアが一対一で子どもの隣に座る。この「一対一」を、教室は大切にしてきた。親の多くが夜の飲食店で働いているため、子どもたちは大人が自分だけに向き合ってくれる時間を求めている。ロンドンの大学院で「移民」について学んだ玉置氏の新著『移民の子どもの隣に座る 大阪・ミナミの「教室」から』(朝日新聞出版)から一部を抜粋、再編集し、移民のルーツをもつ子どもたちを支える「Minamiこども教室」で大切にされていることを紹介する。
移民の子どもの隣に座る
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女性×働く 第5シリーズのテーマは「海を渡って」です

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