「スラムダンク」作者の出身校 難関大合格で百万円も生徒減
週刊朝日難関大学に合格すれば100万円支給します──。鹿児島県伊佐市が、深刻な生徒減少に歯止めをかけようと打ち出した奨励金制度。8年目を迎える2021年度をもって終えることになった。 市内には、創立99年の歴史を持ち、地域に根ざした県立大口高校がある。卒業生には、漫画「スラムダンク」の作者、井上雄彦さんら...
難関大学に合格すれば100万円支給します──。鹿児島県伊佐市が、深刻な生徒減少に歯止めをかけようと打ち出した奨励金制度。8年目を迎える2021年度をもって終えることになった。 市内には、創立99年の歴史を持ち、地域に根ざした県立大口高校がある。卒業生には、漫画「スラムダンク」の作者、井上雄彦さんら...
藤井聡太二冠も学んだモンテッソーリ教育の注目度が高まっている。イタリアの女性医学博士が約100年前に創案した教育メソッド。子どもが興味を持つことをするときの高い集中力を生かし個性を伸ばすという考え方にもとづく。子どもの活動を「お仕事」と呼ぶことも特徴的だ。AERA 2021年3月1日号は、教育現場...
約100年前に生まれたモンテッソーリ教育。日本では将棋の藤井聡太二冠が幼稚園時に受けたことで注目を集める。集中力を生かし個性を磨く教育メソッドとは。AERA 2021年3月1日号から。* * * マッチを擦ってろうそくに火をともす。野菜を包丁で切る。これらを行っているのは、日本モンテッソーリ教...
新型コロナウイルスの感染リスクや家計の悪化などから、実家近くの大学を選ぶ傾向が強まっている。2月25日から個別試験の前期日程が始まる国公立大にも、受験生の期待に応えるために地方で独自性を出す大学が少なくない。就職力、学習支援、新学部──。注目を集める大学を紹介する。* * * 高い就職力で知ら...
2月から私立大学の個別試験が本格的に始まる。国公立大も前期日程が下旬に控える。受験生を持つ親はどんなサポートをしたらいいのだろうか。一人息子が東京大学文科一類に合格した元キャバクラ店長の碇策行さん(52)と、3男1女が最難関の東大理科三類に進んだ佐藤亮子さんに聞いた。* * *『田舎のキャバク...
哲学者の内田樹さんの「AERA」巻頭エッセイ「eyes」をお届けします。時事問題に、倫理的視点からアプローチします。* * * 高校生の自殺者が増えている。厚生労働省は進路の悩みや学業不振が要因だと説明しているが、主因はコロナによる学校生活の変化だと私は思う。高校生たちはこの1年間修学旅行も運...
正解のない時代、子どもたちに求められるのは自分で答えを作る力だ。『13歳からのアート思考』著者・末永幸歩さんは、それらが「美術」で身につけられるという。そのためには、従来型の授業手法からの脱却が必要だとも言う。AERA 2021年2月1日号で、末永さんが美術の重要性やアート思考などを語った。* ...
昭和・平成・令和と三つも元号が変われば、世の「常識」もガラリと変わり、気づけば浦島太郎状態に──。なかでも教育現場は、そんな「新常識」のオンパレードだ。たまには、子や孫の教科書をめくり、学校の話を聞いてみてはどうだろう。* * *「はだ色のクレヨン、取ってちょうだい」 東京都内在住の女性は、小...
「主要教科」という言葉に、耳が慣れすぎた。英数国理社が「主要」と言われて久しいが、その凝り固まった考えが転換期を迎えている。世界的に進められている「STEAM教育」がこれからの日本を大きく変える。AERA 2021年2月1日号は「STEAM教育」を特集。* * * 体育と算数。 かけ離れているよ...
科学、技術、工学、アート、数学を複合的に学ぶ「STEAM(スティーム)」。複合的な学習を通して、子どもたちは「知る」と「創る」を循環させ、受動的ではなく自ら学んでいく。明治以来つづいた「教師が一斉に教える」教育が変革期をむかえている。AERA 2021年2月1日号は、STEAM教育を導入する中高一...