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    名将か愚将か…パ・リーグの監督を査定してみた【2021年版】

     ヤクルトの20年ぶり6度目の日本一で幕を閉じた今年のプロ野球。セ・パ両リーグとも前年最下位のチームが優勝を果たすシーズンとなったが、今回は現場の最高責任者である監督の手腕についてスポットライトを当ててみたいと思う。以下はパ・リーグ編。※評価はA~Dの4段階/セ・リーグ編に続く *  *  * 中嶋聡監督(オリックス) 評価:A  惜しくも日本シリーズではヤクルト相手に敗れたものの、チームを25年ぶりのリーグ優勝に導いた。昨年のシーズン途中に監督代行に就任してから明らかにチームの成績は上向いており、中嶋監督の手腕によるところは大きい。特に見事だったのが若手とくすぶっていた選手の抜擢だ。宮城大弥、紅林弘太郎、杉本裕太郎などはその代表格で、我慢して起用したことが大きなプラスとなっている。また宗佑磨と福田周平もコンバートによって一気に飛躍を果たした。ここ数年のドラフトが上手く機能したということもあるが、それを生かしたのはやはり中嶋監督の起用であることは間違いない。今季活躍した選手以外にも楽しみな若手も多いだけに、来季以降も優勝争いに加わり続ける可能性は十分にあるだろう。 井口資仁監督(ロッテ) 評価:B  オリックスに競り負けて惜しくも2位となったが、監督に就任してからの4年間でチーム成績を常に向上させてきた点は評価できる。昨年は沢村拓一(レッドソックス)、今年は国吉佑樹、加藤匠馬とシーズン途中にトレードで加入した選手を上手く活用して戦力としている点はフロントとの意思疎通が良くできていると感じる。大器である佐々木朗希も、吉井理人投手コーチの意見を尊重しながら着実に成長させてきた。少し物足りないのが若手野手陣の停滞ぶりだ。井口監督だけの問題ではないが、安田尚憲、藤原恭大、平沢大河といったドラフト1位で獲得した選手たちがもうひとつ殻を破り切れないでいる印象が強い。彼らをチームの中心とすることができるかが、今後の大きなポイントと言えるだろう。 石井一久監督(楽天) 評価:C  今年からGM兼監督に就任し、大物ルーキーの早川隆久の加入、田中将大の電撃復帰など優勝への機運は高まっていたが結局3位に終わった。2018年9月にGMに就任してからFAやメジャー帰りの選手を積極的に獲得してきたが、かなりの金額を投じた割には十分な結果を残せているとは言えないのが現状だ。投手陣も野手陣も主力メンバーは軒並み30歳を超えており、来年以降はさらに厳しい状況となることが予想されるが、将来を考えての補強や若手の抜擢はとてもではないが十分とは言えない。中長期的な視点でチームを強化する必要のあるGMと、現場での勝利を考える監督を兼任するということがそもそも無理のある話である。石井監督本人だけの問題ではないが、今一度体制を見直す必要があるのではないだろうか。 工藤公康監督(ソフトバンク) 評価:C  シーズン開幕前は圧倒的な優勝候補に挙げられていたものの、監督就任以来初となるBクラスに沈み、今シーズン限りで退任となった工藤監督。故障者が多かったというのもあるが、ここ数年間のリリーフ陣のフル回転と外国人のベテランに頼ってきたツケが回ってきたという印象は強い。特に投手出身の監督でありながらも、投手起用については特定の選手に負担がかかるものになっていたことは明らかで、毎年のように大きな故障に見舞われる選手が出ていた点の責任は工藤監督にもあると言えそうだ。日本シリーズ4連覇を達成した点は評価できるものの、数年前から世代交代が必要なチーム事情は分かっていただけに、有効な対策を打つことができなかった点は残念だった。 栗山英樹監督(日本ハム) 評価:D  何とか最下位は回避したものの3年連続の5位という形で退任となった栗山監督。リーグ優勝2回、日本一1回、そして大谷翔平(エンゼルス)の二刀流起用など輝かしい結果も残したが、ここ数年は迷走していた印象が強い。特に不可解だったのが不祥事を起こした中田翔への対応と、中田がチームを去った後の采配だ。深刻な得点力不足の中で中田を放出することは大きな痛手であることは明らかである。一貫して優勝を狙うと発言していたにもかかわらず、その言動と行動は一致しているように見えなかった。また中田がいなくなったのであれば、次代の大砲候補である清宮幸太郎を一軍に昇格させるべきではなかっただろうか。栗山監督だけの問題ではないかもしれないが、10年間の監督生活を締めくくるには非常に残念な1年だった。 辻発彦監督(西武) 評価:C  監督就任5年目で初のBクラス、そしてチームとしては42年ぶりの最下位に沈んだ。ただ世代交代を進めるという点では評価できるポイントがあることも確かである。長年の課題だった投手陣は高橋光成、今井達也、松本航が先発である程度の成績を残し、リリーフでは平良海馬が太い柱となった。野手も若林楽人、呉念庭、岸潤一郎、愛斗といったところが一軍の戦力となったのは大きなプラスだ。来季に向けては渡部健人、ブランドンといった大砲候補やドラフトで獲得した隅田知一郎、佐藤隼輔を主力にできるかが大きなポイントとなる。来季は今年以上に若手の底上げができるかに注目したい。 (文・西尾典文) 【セ・リーグ編に続く→】名将か愚将か…セ・リーグ監督を査定してみた ●プロフィール西尾典文/1979年生まれ。愛知県出身。筑波大学大学院で野球の動作解析について研究。主に高校野球、大学野球、社会人野球を中心に年間300試合以上を現場で取材し、執筆活動を行っている。ドラフト情報を研究する団体「プロアマ野球研究所(PABBlab)」主任研究員

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    【独自】石原伸晃事務所がコロナ助成金約60万円を受給 「確認の上で申請」と釈明するも専門家から疑問の声

     岸田文雄首相から内閣参与に抜擢された石原伸晃元自民党幹事長がコロナ禍で収入の総額が減っていないにもかかわらず、雇用調整助成金・緊急雇用安定助成金を受給していたことがAERAdot.の取材でわかった。  石原氏は10月の衆院選で落選したが、今月3日に内閣官房参与に任命され、SNSで「なぜ民意で落選した人間が起用されるのか」、官邸関係者からも「ただの人になった石原氏を起用なんてピントがズレまくっている」などと激しい批判が起こったばかりだが、新たに疑問の声があがりそうだ。  雇用調整助成金・緊急雇用安定助成金とは、新型コロナの影響で事業活動の縮小を余儀なくされた場合に、休業手当などの一部を事業主に助成する制度のことだ。  厚労省によると「新型コロナの影響で事業活動が縮小している」、「最近1か月間の売上高が前年同月比5%以上減少している」「休業手当を支払っている」などの条件を満たすと、一人一日あたり原則1万3500円を上限に支給されることになる。「政治団体も条件を満たせば、受け取ることができる」(担当者)という。  11月に公表された石原氏の東京都第八選挙区支部の2020年の収支報告書を見ると、収入の欄に雇用安定助成金として約23万円(4月分)、18万円(4月分)、18万円(5月分)が記載されていた。計60万8千円にのぼる。コロナ禍で収入が減っていれば受け取ることは可能だが、収入の総額を見ると、20年(1~12月)は約4200万円。19年(1月~12月)の収入総額を見ても、約3900万円で資金に窮しているようには見えない。  雇用安定助成金を管轄する厚労省の担当者は「全体で収入が増えていても、ひと月の収入が前年比5%以上減り、休業手当を出していれば、支給対象になる」という。  政治資金問題に詳しい神戸学院大の上脇博之教授はこう指摘する。 「政治団体も助成の対象になっているのは驚きますね。寄付金や政治資金パーティ、政党交付金が主な収入で、毎年収入は不安定です。月によっては収入が減っているように見せることもできます。本来であれば、コロナ禍で売り上げが減った企業を対象にした助成金制度であり、現役の衆院議員の事務所が申請するとは驚きです。政党交付金を受けている政治団体は対象から除外するべきだと思います」  この助成金に関してはこれまでも企業による不正受給の問題が指摘されていた。厚労省によると、11月末までに390件、約30億円もの不正申請や受給が発覚している。  官邸関係者によると「不適切に受給していなかったか情報収集をしているところ」という。  約60万円の助成金の受給について、事実関係を石原氏の事務所に尋ねると、以下の回答がFaxで届いた。 「どんな情報をもとにご質問をされているのか存じ上げませんが、支部において所管当局に確認した上で申請しているところです」  担当者に受給の経緯について詳しい説明を再度、求めたが、「Faxでの回答が全てです」と言うのみだった。  この件について石原氏本人はどう説明するのか。注目が集まりそうだ。 (AERAdot.編集部 吉崎洋夫)

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    名将か愚将か…セ・リーグの監督を査定してみた【2021年版】

     ヤクルトの20年ぶり6度目の日本一で幕を閉じた今年のプロ野球。セ・パ両リーグとも前年最下位のチームが優勝を果たすシーズンとなったが、今回は現場の最高責任者である監督の手腕についてスポットライトを当ててみたいと思う。以下はセ・リーグ編。※評価はA~Dの4段階/パ・リーグ編に続く *  *  *高津臣吾監督(ヤクルト) 評価:A  見事20年ぶりの日本一を達成。山田哲人、小川泰弘、石山泰稚が揃って残留となり、サンタナ、オスナなど外国人選手の積極的な補強が奏功したが、高津監督の手腕も大きかったことは間違いない。まず見事だったのが投手陣の立て直しだ。リリーフでは石山が不調と見るやマクガフを抑えに配置転換し、近藤弘樹、今野龍太など他球団を戦力外になった選手を上手く活用。先発では2年目の奥川恭伸をローテーションの間隔を広めにとりながら起用し、エース格へと成長させた。一つ気になったのはリリーフ陣の勤続疲労だ。清水昇、マクガフ、今野が60試合以上に登板しており、その反動が来ることも考えられる。今年の近藤のように新たな戦力発掘ができるかが、来季の大きなカギとなりそうだ。 矢野燿大監督(阪神) 評価:B  開幕から首位を走りながら、ヤクルトとのデッドヒートに敗れて昨年に続いての2位に終わった。それでも投手では伊藤将司、ガンケル、及川雅貴、野手では佐藤輝明、中野拓夢などが新たな戦力となり、チーム全体は上昇ムードが漂っていることも確かである。若手を抜擢しながら優勝争いに加わったという点は十分に評価できるだろう。一方で気になるのは少し偏りが感じられる選手起用だ。捕手では数字的には目立たない坂本誠志郎を重用し、外国人選手もサンズを見切るのが早いように感じられた。また、ここ数年の課題と言われている守備難に対しても中野の抜擢以外は今のところ有効な手を打つことができていない。来季は絶対的守護神だったスアレスも抜けるだけに、あらゆる面で戦力の見直しが必要なシーズンとなるだろう。 原辰徳監督(巨人) 評価:B  夏場まではヤクルト、阪神と優勝争いを演じていたが、9月下旬から大きく失速して借金1の3位でシーズンを終え、セ・リーグ3連覇を逃した。投手では菅野智之、野手では丸佳浩が大きく成績を落とし、新外国人のスモークとテームズ、FAで獲得した井納翔一、梶谷隆幸、シーズン途中に加入した中田翔の新戦力が機能せず、誤算の多いシーズンだったと言える。やはり気になるのは新たな投打の柱候補が見えてこないところだ。投手は高橋優貴、戸郷翔征、野手は岡本和真に続く選手がなかなか出てこない。かつては小笠原道大、ラミレス、村田修一といった他球団から獲得した大物の存在が大きかったが、ここ数年の傾向を見るとそれも期待しづらい状況である。原監督は来季から新たに3年契約を結んだが、第2次政権の時のように、いかに若手を底上げできるかという点が今後の大きな焦点となるだろう。 佐々岡真司監督(広島) 評価:C  終盤に追い上げを見せたものの巨人にわずかに及ばず、就任から2年連続のBクラスに沈んだ佐々岡カープ。チーム打率はリーグトップにもかかわらず得点数は3位と攻撃面では効率の悪さが目立ち、投手陣もルーキーの栗林良吏が絶対的な抑えとなって奮闘したが、チーム全体ではリーグ5位の防御率に沈み、投手陣を立て直すこともできていない。オフには主砲の鈴木誠也がメジャー移籍で退団することが濃厚となっており、来季はさらに厳しい状況となることが予想される。ただそんな中で評価できるのは若手の底上げだ。投手では栗林、玉村昇悟、高橋昂也、森浦大輔、島内颯太郎、コルニエル、野手では坂倉将吾、小園海斗、林晃汰などが主力へと成長し、世代交代は一気に進んだ印象を受ける。鈴木の退団でそれをさらに加速させることができれば、面白いチームにできる可能性も高いだろう。 与田剛監督(中日) 評価:C  昨年は8年ぶりのAクラスとなる3位に浮上したが、今年は大きく成績を落として再びBクラスとなる5位に沈んだ。エースの大野雄大が成績を落としながらもリーグトップのチーム防御率をマークするなど投手陣の整備に関しては見事な手腕を発揮したが、最大の課題である得点力不足には有効な手を打つことができなかった印象だ。外国人選手の獲得など監督以外のフロント陣の問題ももちろんあるが、気になるのはやはり抜擢の遅さである。与田監督が指揮を執った3年間で完全なレギュラーに成長したのは捕手の木下拓哉だけ。大化けが期待できそうな若手ではなく、現時点でそれなりに結果を残す中堅、ベテラン選手を使い続けてチームの新陳代謝が進んでいないように見える。低迷するチームを任せられて3年間でAクラス1回というのは悪くはない成績だが、中長期的なチーム作りはできずに退任となった印象だ。 三浦大輔監督(DeNA) 評価:C  チーム生え抜きのスター監督ということで期待されたが、6年ぶりとなる最下位に沈む苦しいスタートとなった。外国人選手の来日が大幅に遅れるという不運はあったものの、監督としても十分な手腕を発揮できたとは言い難い1年だったという印象だ。特に大きな課題として残ったのが投手陣の整備だ。規定投球回に達した投手はゼロで、チーム最多勝は大貫晋一の6勝。リリーフ陣も安定感を欠き、チーム防御率は3年ぶりに4点台を上回る結果となった。投手出身の三浦監督だけに、このあたりは大きく期待を裏切る結果だったと言える。一方で救いは4人が打率3割をクリアした打線だ(オースティンも規定打席には届かなかったが3割をマーク)。特にルーキーの牧秀悟を抜擢して中軸へと成長させた点は非常に大きい。ただ野手陣でも正捕手とショートのレギュラーを確立できなかったところは気になる部分である。戦力的には他球団と比べて大きく見劣りするわけではないだけに、今一度チームの強みを生かした戦い方を模索する必要がありそうだ。 (文・西尾典文) 【パ・リーグ編に続く→】名将か愚将か…パ・リーグ監督を査定してみた ●プロフィール西尾典文/1979年生まれ。愛知県出身。筑波大学大学院で野球の動作解析について研究。主に高校野球、大学野球、社会人野球を中心に年間300試合以上を現場で取材し、執筆活動を行っている。ドラフト情報を研究する団体「プロアマ野球研究所(PABBlab)」主任研究員

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    「誰かがやってくれるだろう」の「誰か」になってしまう…モヤモヤ抱える25歳女性に鴻上尚史が提案した“二択”

     組織の理不尽に同調しても一緒に行動してくれない同僚たちにモヤモヤした気分になると訴える25歳女性。このままか、他の生き方があるかと問う相談者に、鴻上尚史が提案したのは「自分のため」にする二つの選択肢とは? 【相談125】「誰かがやってくれるだろう」の「誰か」になってしまうことが多くモヤモヤします(25歳 女性 うめ)  私は子どもの頃から「誰かがやってくれるだろう」の「誰か」になってしまうことが多いです。 「誰か」になること自体が嫌なわけではなく、そういうときの周囲の「○○がやってくれるだろう」「自分は関わらなくていい」という無関心さや当事者意識のなさに、つい心がモヤモヤしてしまいます。  現在、私が働いている会社は、サービス残業が多く、私はそれを改善すべき問題だと思っています。しかし、プライベートに話せば、「あれはおかしいよね」「変えていかなきゃいけないよね」と多くの同僚が口を揃えて言いますが、私のように何か具体的な改善策を考えようとしたり、勤務管理の部署に相談しようとする人は誰一人いません。  私が自分たちにできる小さな改善案を提案しても、口頭では「それいいね」と言いながら、一緒に実行してくれる人はなかなかいません。  組織を変えることはできないと諦めてしまっているようです。  おそらく、多くの同僚が心の奥では、私が一人で「サービス残業は問題である」と会社に訴えていることを悪くは思っていないと思います。  しかし、同時に「そういう組織から逸脱する行動はあいつに任せて自分たちはおとなしくしておこう」と思っているのではないかと私には感じられて、モヤモヤします。  私はこれからの人生もこのモヤモヤと戦いながら、みんなの代わりに意見を言う人になるべきでしょうか?  それとも、他の生き方があるのでしょうか?  ぜひ鴻上さんのご意見を伺いたいです。 【鴻上さんの答え】 うめさん。もやもやしますね。僕もどちらかというと、「『誰かがやってくれるだろう』の『誰か』」になることが多いです。  ある組織に参加して、「これっておかしくない?」と感じ、なんとなく周りに話すと、多くの人が「おかしい」と感じている。じゃあ、変えようと言っても、なかなか周りは動かない。しょうがないので、自分がまず「これ、おかしいと思います」と手を挙げると、その「おかしさ」で恩恵を受けていた人達からにらまれる。でも周りの人は無反応だったりスルーしたりする――ということが何度かありました。  うめさんと同じように、周囲の「無関心さや当事者意識のなさ」に、もやもやするだけじゃなくて、腹が立ったり、憤ったり、絶望しそうになったりしました。  自分は無駄なことをしているんだろうか。自分は独りで勝手に盛り上がって、意味のないことをしているんだろうか。でも、プライベートで話をすると多くの人は僕の提案に賛成してくれるのに。ああ、どうしたらいいんだろうと。  で、ある時、腹を括りました。  自分はどっちがもやもやするかを考えたのです。 「あきらかにおかしいと思っているんだけど、周りが無関心だから自分も黙った時」に感じるもやもやと、「おかしいと思って言ったのに、周りが無関心だったり人任せだった時」に感じるもやもやを比べたのです。  そして、「発言しても、周りが無関心だったり人任せだった時」のもやもやより、「自分も周りと同じように黙った時」のもやもやが大きい時は、発言しよう、行動しようと決めたのです。  どんなテーマでも常に、どっちのもやもやが大きいかを考えて行動するようにしました。  別の言い方をすれば、「自分が納得してないから発言する」か「周りの人のために発言するか」の違いです。  僕は、「周りの人のために発言する」のではなく、「自分が納得してないから発言する」ことにしたのです。  そうすると、自分の発言によって周りが何らかの恩恵を受けたとしても(例えば「サービス残業」の廃止ですね)、それに対して何の反応がなくても、問題だとは思わなくなったのです。  周りのためではなく、自分が納得しないから行動しただけですから。それぐらい「自分が納得しているかどうか」を大切にしようと思ったのです。  まあ、性分だと思います。自分で「あきらかにおかしい」と思っていることは、黙っていられないのです。 『ほがらか人生相談』なんてタイトルの人生相談をずっと続けてますから、僕のことをいつも穏やかに微笑んでいるおじさんだと思っている人もいるかもしれませんが、とんでもないです。  僕は、テーマによっては、周りがびっくりするぐらい簡単にヒートアップします。この連載をずっと読んでいる人なら分かるでしょうが、「ブラック校則」とか「強制的夫婦同姓」とか「同性婚が認められないこと」とか、他にも世間の理不尽さに直面すると、周りが無関心だろうが人任せだろうが関係なく、一気に燃えます。  もちろん、大人ですから、頭はカッカしてても、言い方は考えます。なるべく、自分の言いたいことは伝わるように、いろんな表現を探ります。 「周りが無関心だから自分も黙った時」のもやもやは絶対に経験したくないと思うから、発言するのです(だから逆に言えば、「周りの人が納得していない」状態でも、「自分が納得している」場合は、発言や行動の必要を感じないということです。でももちろん、他の人の意見を聞いたり、説得されたり、頼まれたりしたら、気持ちが変わることはありますが)。  うめさん。独りで「サービス残業」を問題にしようとするうめさんは素晴らしいと思います。上司からにらまれることもあるかもしれません。でも、「おかしい」ことを「おかしい」と言ううめさんのような行動が、私達の生きる状況を改善していくんだと思います。  うめさんの孤独な戦いが、みんなを幸せにするのです。  おおげさではなく、そう思います。だって、うめさんは自分の個人的な利益ではなく、多くの人がプライベートでは賛成していることを問題にして、行動しようとしているのですから。  それでね、うめさん。 「私はこれからの人生もこのモヤモヤと戦いながら、みんなの代わりに意見を言う人になるべきでしょうか?」と書かれていますが、「みんなの代わり」と思って発言し続けるのは大変だと思います。 「みんなの代わり」「みんなのため」と思っている限り、期待した反応が返ってこなくて、虚しさや苦しさとぶつかるでしょう。  ですから僕のように「みんなのため」ではなく、「自分が納得しないから」と考えるのはどうですか?  自分として絶対にスルーできないこと、無視したり黙ったりしたら、ずっともやもやに苦しめられそうなことを発言し、行動するのです。 「他の生き方があるのでしょうか?」とも、うめさんは書かれていますが、常に「もやもやの量」を比較して発言するかどうかを判断するというのは、ある意味「他の生き方」とも言えるし、今までの生き方の整理だとも言えるでしょう。  常に考えることは、「周りの反応」ではなく「自分の納得」。そうやって生きていく人生はけっこう素敵なんじゃないかと思います。  これが僕のアドバイスです。  ただね、うめさん。周りがどんなに無関心に見えても、うめさんの行動をちゃんと見ている人はいると僕は思います。そして、言葉や態度に表すかどうかは別として、間違いなく「サービス残業をなくそう」と言っているうめさんに感謝していると思います。  その思いは、きっとどこかでうめさんを助けたり、幸せにしたり、うめさんにポジティブな影響を与えるだろうと思います。僕はそう信じています。 ■本連載の書籍化第3弾!『鴻上尚史のますますほがらか人生相談』が発売中です!

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    愛子さまが借りるティアラ、清子さんからの理由は「格」の違い 秋篠宮家へは逆風やまず

     天皇・皇后両陛下の長女、愛子さまが12月1日に20歳の成年を迎える。  とくに話題を集めたのは、愛子さまがティアラを新調せず、叔母の黒田清子さんのティアラを借りて祝賀行事にのぞむ、異例の成年式となることだ。宮内庁は、「コロナ禍で国民生活に影響がでていることに配慮した愛子さまが、両陛下と相談した決めた」と説明している。 「どうも、何をとってもタイミングが悪く秋篠宮家への逆風になってしまう」  そうため息をつくのは、皇室に長く仕えた人物だ。秋篠宮家の長女、眞子さんが小室圭さんと結婚したのちに渡米したばかり。  渡米前に国内で滞在したのは、渋谷区の東京メトロ外苑前駅近くにある長中期滞在者向けの高級サービスアパートメントだった。結婚によって皇籍から離れたばかりの元内親王に、所轄する警察の警備がつくのは当然のことだ。とはいえ、外出の度に報じられた結果、特別な警備体制に注目が集まった。  そしてNYでの新居の豪華さも報じられている。英タブロイド紙のデイリー・メールなどの海外紙によれば、小室夫妻の住まいは、セントラルパークやタイムズスクエアに近いヘルズ・キッチン地区にあるタワーマンションだ。2017年に建てられたばかりで、24時間対応のロビーやフィットネスルームにヨガスタジオ。スパやゴルフシュミレーションセクションなどを備えた豪華な仕様だという。  小室さんのLawClerk(法務助手)の年収は600万円程度と見られている。一方で、海外紙によれば、ワン・ベッドルームとはいえ家賃は、月額約4800ドル(55万円)と安くはない。  宮内庁関係者の間でも、眞子さんの結婚と米国移住が無事にすんではればれしたという空気と同時に、小室夫妻の先行きを案じる声もわずかに漏れてくるようだ。  そんなタイミングで宮内庁が公表したのが、愛子さまが「借りたティアラ」で祝賀行事に臨むというニュースだった。  女性皇族にとって、成人を迎えた誕生日は宮殿行事デビューの日でもある。まず皇室の祖神・天照大神などが祭られる宮中三殿に参拝し、宮殿で天皇陛下から宝冠大綬章が授与される。 ローブデコルテの正装に新調したティアラとネックレス・ブレスレット・イヤリング・勲章どめの宝飾品5点を身に着け、両陛下にあいさつするのが恒例だ。  内親王だった眞子さんの場合、ティアラと宝飾品は「和光」で2856万円、佳子さまは「ミキモト」で2793万円をかけて制作された。大正天皇のひ孫にあたる三笠宮家や高円宮家の女王方の場合は、1500万円前後だ。  ティアラなどの宝飾品は、ぜいたくをするために制作するわけではない。成年皇族は公務を担うようになり、宮殿行事や外国からの国賓や賓客を接遇する晩さん会など国際親善の場では、勲章とともに正装を持って迎えるのが礼儀だからだ。  皇后や皇太子妃は代々受け継がれるティアラなどを所有している。そのなかには、平成の時代に皇后が故・秩父宮勢津子さまから譲り受けたティアラなどもある。つまり、他の宮妃や最近では眞子さまのティアラも宮内庁に預けられている。  女性皇族の所有していたティアラもあるなかで、なぜ愛子さまは清子さんより「借りる」形になったのか。  眞子さんをはじめ、最近の女性皇族が成年を迎えた際に新調したティアラは、いずれも宮内庁が管理する公金で制作されている。そのため、公金で作られた眞子さんのティアラは、離脱とともに宮内庁に預けられた。  一方で、黒田清子さんが成年を迎えた時に、新調されたティアラと宝飾品は、天皇家の私的なお金であるお手元金で制作された。  元宮内庁関係者は、ティアラを公金で支払うようになったのは、三笠宮家の彬子さまのときからではないか、と話す。 「明治以降の近代皇室においては、天皇家も宮家も相応の財産を持っていたこともあり、宝冠など装身具は私的な費用で賄っていました。黒田清子さんのティアラもその流れだったと記憶しています。日常費で制作したものは、扱いがあいまいなところもある。昔の皇族のように、『娘に持たせてあげたい』、と結婚先で大切に保管されているものもあると聞きます」  お手元金で制作した黒田清子さんのティアラは、ご本人のものだ。そのため、「借用」という形になった。  さらには、前述したように、内親王と女王というご身位の違いによって、ティアラの金額も異なる。 「眞子さんの結婚のタイミングは、ギリギリまで読めませんでした。加えて、同じ内親王でも、天皇家の娘である愛子さまと、皇嗣家の眞子さんと佳子さまでは立場も異なる。同じ皇女である清子さんのティアラが格という点でも、相応しかったのでしょう」(皇室の事情に詳しい人物)  異例続きとなったのは、ティアラだけではない。  女性皇族、特に内親王は、二十歳の成年を迎えた際と結婚して皇籍を離れる際に会見を開き、記者の質疑に答えるのが恒例だった。  いまのところ、愛子さまの記者会見は、日程が決まっていない。成年の会見は、その成長を国民が感じる大切な機会でもある。  眞子さんが皇室を離れたいま、愛子さまへの期待は、高まっている。 (AERAdot.編集部 永井貴子)

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    ミッツ・マングローブ「カリスマ・朝倉未来と『強い者いじめ』の構図」

     ドラァグクイーンとしてデビューし、テレビなどで活躍中のミッツ・マングローブさんの本誌連載「アイドルを性(さが)せ」。今回は、「総合格闘家・朝倉未来」について。 *  *  * 「アイドル」も「カリスマ」も、本来は時代や世の中が作り出す「現象」の産物ですが、それでも生まれながらにしてその気質やポテンシャルを備え、時にはそれを自覚している人も少なくありません。最近は表現や発信の場が増えたことで、世間も彼らを「見つけやすく」なりました。  そんな中、昨年ぐらいから注目している「カリスマ」がいます。総合格闘家の朝倉未来(あさくらみくる)さんです。今やユーチューバーとしても高い人気と影響力を持つ愛知県豊橋市出身の29歳。とかくカリスマ的スタンスを標榜する人たちが多い格闘技界ですが、彼ほど明確なカリスマ性に溢れた人材は久しぶりではないでしょうか。  成功の形が数値化され、何をもって成功者とするかの判断基準も万国共通になりつつある現代において、昔気質(アナログ)な「ファイター」としての成り上がり精神を、至極デジタルな「ユーチューバー」という舞台で昇華させる。ファイターにとって、「結果」と同じくらい重要なのが「物語(プロセス)」であるならば、格闘家・朝倉未来とユーチューブの組み合わせは、まさに理想形と言えるでしょう。実際に、彼が描き掲げたシナリオは、面白いぐらいのスピードで達成・実現されており、そのカリスマ性は日に日に大衆的になりつつあります。中でも、先日のネット番組における企画『朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円』は大きな注目を集めました。  しかし、注目と同時に激しい非難の対象にもなってしまっているようです。格闘家を含め勝負の世界に身を置く人というのは、勝っても負けても「知ったような口」を叩いてくる連中と共存しなくてはなりません。観ているだけのくせに監督気分で能書きを垂れたり、観てもいないくせに後から難癖をつけてくるような人たちの「熱量」によって生かされているとも言えます。それに加えて昨今は、何の熱量も持ち合わせていない「一般世間様」からの声にも対峙しなければならないという、非常に面倒臭い世の中です。  世間は「成功者」たちに心酔する一方で、彼らがしくじったり転落する時を今か今かと心待ちにもしています。今回、朝倉さんに向けられている批判は、「勝てる相手しか選んでいない」や「弱い者いじめだ」など、まさに「知ったような口」ばかり。中には「決闘罪で逮捕されてもおかしくない」といった、お得意の法律を振りかざす痴れ者も。  昨今何かとこじつけられる「いじめの構図論」が、ここでもフルに発揮されていますが、所詮世の中というのは、「成功者」や「強者」のしくじりを見つけた途端に、暗愚な正論を武器に「強い者いじめ」を展開する傾向があります。 「成功者」をやっかむ暇があるなら、その分働いて1円でも多く納税をしてから、改めて観てごらんなさいな。そうすれば「カリスマが素人をぶん殴る」値打ちも、「1000万円に命を賭けるぐらい死ぬ気で生きている人」の気概もちょっとは理解できるはずです。  それでも文句を言いたい人は、ずっと犬猫の動画でも観ていればよろしいかと。どうせまた飼い主にイチャモンを付け出すのでしょうけれど。 ミッツ・マングローブ/1975年、横浜市生まれ。慶應義塾大学卒業後、英国留学を経て2000年にドラァグクイーンとしてデビュー。現在「スポーツ酒場~語り亭~」「5時に夢中!」などのテレビ番組に出演中。音楽ユニット「星屑スキャット」としても活動する※週刊朝日  2021年12月10日号

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    眞子さまと小室圭さんは結婚後、皇居に足を踏み入れることはできるか “サーヤ”黒田清子さんご夫婦との違い

     秋篠宮家の長女、眞子さま(29)との結婚を控えた小室圭さん(30)は18日、秋篠宮邸がある東京都港区の赤坂御用地を訪れ、秋篠宮ご夫妻に結婚のあいさつをした。眞子さまは22日に天皇・皇后両陛下、25日に上皇・上皇后両陛下に結婚の報告をするという。皇室ジャーナリストの神田秀一氏にこれらの予定ついて、その意味を読み解いてもらった。  小室さんは18日午前8時前、横浜市内の自宅マンションからスーツ姿で出てきた。右手にはカバン、左手には白い紙袋2つを持っていた。   「秋篠宮家に持っていく手土産とご夫妻や宮内庁に見せるための書類などが入っていたのではないでしょうか。アメリカで用意した手土産かもしれませんが、どんな中身かはわかりません」   後頭部で縛っていたロン毛は短く整えられていた。  「小室さんは髪型でいろいろと騒がれましたし、秋篠宮家に正式な挨拶に行くのですから、きちんとした髪型にしたのでしょう。皇室であのような頭髪であいさつをする慣習はないんですよね。民間人が皇族に会うのですから、切らざるを得なかったのでしょう」    神田氏が着目したのは小室氏を出迎えた黒いワゴン車。午前9時15分ごろ、赤坂御用地の巽門(たつみもん)へと入って行った。  「車には、宮内庁発行の門鑑(もんかん)がステッカーとしてついていましたね。ということは宮内庁が、小室さんが秋篠宮ご夫婦に会いに行くことを認めたのです。アメリカから帰国し、結婚を進める上で、あいさつだけはしておかなければ、という小室さんの考えと、宮内庁の意見が一致したのでしょうね」    8日後に迫った結婚。秋篠宮ご夫妻は、2人の結婚を認めたのだろうか。  「憲法の規定により、日本人であれば両性の合意に基づく結婚そのものをダメだとは言えない。秋篠宮ご夫妻も宮内庁も政府も同じ考えです。しかし、結婚は認めるものの、その前に解決しなくてはいけないこと、あるいは報告を受けなければいけないことがいろいろあると思います。それは今のところ未解決のままなので、秋篠宮さまとしては『挨拶にはおいでになってもかまいません。聞くことは聞きましょう。いらっしゃるというのなら待っております』というスタンスで、そこまでは許したのだと思います」    眞子さまと小室さんは3年2カ月ぶりに再会した。  「私の得た情報では、小室さんが秋篠宮ご夫妻にあいさつしをして30分後くらいに、秋篠宮邸のどこか別室で眞子さまと小室さんが会うことを許してもらえたと聞いています。眞子さまの部屋かもしれませんね。佳子さまがいらっしゃったかもしれませんが、2人だけの可能性が高いと思います」   眞子さまは22日、皇居・御所を訪れ、天皇、皇后両陛下に結婚を報告し、25日には東京都港区の仙洞仮御所を訪れ、上皇陛下と美智子さまにも結婚を報告する予定だ。現時点でそれに小室さんが同席する予定はない。  「一般の結納にあたる『納采の儀』も行っていませんし、皇籍を離脱する際に支給されるはずの『一時金』も眞子さまは辞退なさった。小室家を巡る諸問題も解決されていないので、天皇・皇后両陛下は眞子さまからの結婚報告を受けても、『体に気をつけて、元気で』とか『健康でお幸せな日々をお祈り致します』とお伝えするのにとどまるのではないでしょうか。『おめでとう』とおっしゃることはできないと思いますよ」   眞子さまは26日に婚姻届を自治体に提出し、皇籍を離脱する予定。今後、皇室との距離はどうなるのだろうか。  「皇室としての結婚を許したわけではないけれども、2人の意思で一緒になるならば致し方ないということ。もう2度と皇居に足を踏み入れることが許されなくなる可能性はありますね。サーヤの愛称で親しまれた黒田清子(さやこ)さんも結婚して皇籍を離脱しましたが、お相手の黒田さん一家には何の問題もないし、清子さんは皇室とゆかりのある伊勢神宮の祭主を務めているので、皇籍離脱後も皇居を訪れています。けれども、眞子さまの場合は、黒田さんご夫婦と同じようにはならないでしょう」    26日に予定されている記者会見はどのようなものになるのだろうか。  「報道陣と宮内庁の係官が合わせて50人くらい集まるのではないかと聞きます。警備も、コロナ対策も万全なホテルというのは限られてきます。宮内記者会、雑誌協会、外国人記者クラブで合計3問くらいの質問ではないか。それ以上、質問の声を上げ続ける記者がいるかもしれませんが、『本日の会見は終了します』と打ち切るでしょう。政治家でも誰でも、長く話すとボロが出るものですから」   会見に先立ち提出される自治体への婚姻届けについて、神田氏は次のように推測する。  「秋篠宮家から命令を受けた職員が、小室夫妻になる2人の代理人として、自治体の戸籍係のところに持って行くというふうに聞いています」   会見後、 眞子さまは年内にも渡米し、ニューヨークで新生活を始めるとみられている。お2人の行く末は……。  「ヨーロッパの王室ではこのくらいのことはあるレベルのことのようですが、日本の皇室では前代未聞の事態で、眞子さまは離婚しても、もう皇族には戻れません。幸福になるか、不幸になるかはチャレンジしてみなければわからないですね。結果は誰にもわかりません」 (AERAdot.編集部 上田耕司』

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    大食いで月収700万 フードファイターMAX鈴木の「クズ生活」からの大逆転劇

     1時間でラーメンを35杯食べる人間がこの世にいるのをご存じだろうか。フードファイターのMAX鈴木(41)だ。テレビ東京が定期的に放送する人気シリーズ「大食い王決定戦」で2015年にデビューすると、それまで絶対王者だったジャイアント白田の記録を塗り替え、新人にして初優勝、一気に注目を浴びた。その後、17、20年大会でも優勝し、2015年に開設したYouTubeチャンネルの登録者数は60万人を超える(2021年12月時点)。数年で日本最強のフードファイターの座にまで上り詰めた鈴木だったが、ギャンブルに明け暮れ借金は数百万、女性関係も派手で家もない、そんな状態が数年続いたドン底の時代があったという。なぜ、鈴木はフードファイターとして成功できたのか。本人がAERA dot.のインタビューに応じた。 *  *  * ――大食いに目覚めたきっかけを教えてください。  僕が大食いに目覚めたのは2014年です。きっかけは大食いアイドル・もえあずちゃん(もえのあずき)。当時、僕は彼女の大ファンだったので、定期的にブログを覗いていたんです。すると、彼女がいろんなお店の大食いメニューにチャレンジしていたので、興味が湧いたんです。あるお店では、チャレンジの成功失敗に関わらず、顔写真を店内に貼ってくれるということだったので、「もしチャレンジしたら、もえあずちゃんの写真の横に自分の写真が貼られるかもしれない」という期待もありました。ちなみに、初めて僕がチャレンジしたのは「油そば特盛4杯2.8キロ」。チャレンジしてみると、意外と簡単にペロリと食べることができました。これには自分でも驚きました。それまで自分が大食いだなんて一度も思ったことありませんでしたから。大食いって成功すると、周囲の人たちがめちゃくちゃ褒めてくれるんです。「君!すごいね!」って。それまでの僕は、借金まみれで、夢も希望もない生活を送っていたので、人に褒められるのが嬉しくてたまらなかったんです。それから、いろんな大食いメニューを探して、チャレンジするような生活になりました。 ――大食いにハマるまではどのような生活を送っていたのでしょうか?  一言でいうと、クズみたいな生活でした。パチンコやスロットなどのギャンブルをやりまくっていて、消費者金融からの借金は数百万。ちなみに鈴木家はギャンブル家系で、父親は競輪、競馬、オートレスなどが大好きでしたので、その影響も大きかったんでしょうね。20代の頃はとくにひどかった。仕事はというと、トラックの運転手やガラスの施工、ピザ屋の配達などで稼いたお金はすべてギャンブルに使っていました。だから借金は膨らむ一方。最終的には家賃すらも払えなくなったので、女の子の家を転々とするようになりました。今の嫁さんと出会った時の月給も5万円でした。何度も言いますが、ほんとうにクズでしたね。大食い王決定戦に出場したのは、「そんな生活を何とか変えたい」そんな一心でした。 ――「大食い王決定戦」では3度優勝。どんなトレーニングをしているのですか?  基本的には3カ月前からトレーニングを開始します。例えば、20分でカレーを8キロ食べるとか、一日で体重を10キロ増やすとか、30分ひたすら激熱のラーメンを食べるとか、そんなトレーニングを週に3日のペースで続けていきます。胃って気を抜くとすぐに小さくなってしまうので、大食いをする間隔をあけちゃ駄目なんです。おそらく3日あけただけでも全然食べられなくなってしまう。それにトレーニングでは3、4キロを食べるだけでは不十分。8、9キロ以上は食べる必要があります。「胃が小さくなる」ってことに関しては、つねに強迫観念みたいなものがあります。正直かなりきついんですけど、これを続ければ優勝できるんです。 ――それだけ食べると、かなり身体に負担があるように思います。  大食いは下手すると死んでしまう可能性があります。過去にも、大食い番組を真似した中学生が死亡するといった事件もありました。僕は「大食い選手」と「フードファイター」の2種類に分けられると考えています。「大食い選手」は分かりやすくいうと「エンタメ」です。できるだけキレイに食べて、YouTubeでも汚い部分は編集で見せない。でも「フードファイター」は「スポーツ」です。キレイに食べることなどは考えずに、目の前に出てきた料理をとにかく早く食べる、編集もできるだけノーカットで見せる、そういう違いです。 ――最近はテレビの露出やYouTubeチャンネルの登録者数も増えました。  人生がガラッと変わりました。まったくの別物です。優勝の影響もありますが、やはりYouTubeが軌道にのったのは大きかったです。僕が本格的にYouTubeを始めたのは18年頃なんですが、ちょうどそのタイミングで「大食い」と「YouTube」のブームが重なったんです。ほんとうに運が良かったと思います。これまでの僕は頑張ってもせいぜい月給35万円くらいでしたが、今では、好きな家にも住めて、好きな時計や車も買えて、何不自由のない生活を送れています。YouTubeだけの収益で、これまでの最高額は月収700万円くらいです。もちろん、その月の動画再生数回数や広告の単価によっても変動はかなり大きいので、月収200万円のときもありますが、借金まみれだった頃を考えると比較になりません。 ――動画再生数を一定に保つための工夫などはありますか?  ブームにしっかりのることです。大食いはニッチな世界だし、やれることってほぼ決まっているんです。だから、大食いファンの中で検索されている人気ワードっていうのをしっかり見極めて、それを動画にすればある程度安定した数字は残せる。一時期でいえば「ラーメンショップ」などがそうでした。だから、仲が良いYouTuberをみたりするのは参考になるし、登録者数は少ないけど面白いYouTuberを見つけたら、どんどん真似するようにはしています。 ――ご家族はフードファイターという仕事はどう捉えていますか?  大食いをしていると、生きるか、死ぬかの境界線みたいなものを、つねに感じているので、やはり嫁さんは心配しています。基本的に、嫁さんは僕のYouTubeを見ません。僕が苦しそうにしているのがつらいみたいです。そりゃそうですよね、僕も逆の立場だったらきっと見ていられないと思います。これだけ食べているわけなので、もしかしたら明日喉に何かをつまらせて死んでしまう可能性もある。だから身体にどこか不調はないのか、半年に一度は必ず人間ドックに通っています。それが、大食いを続けさせてもらうための嫁さんからの条件の一つなんです。ただ、鈴木家では「50歳で大食いは引退する」という新たな条件が先日追加されました。僕は嫁さんには逆らえないので従います(笑)。 ――なぜ、そこまでして大食いを続けるのでしょうか?  僕にとって大食いはお金を稼げる唯一の方法だし、唯一誇れるものなんです。時折、YouTubeの数字などを気にしすぎてメンタルがやられそうになりますが、お礼を言ってくれる方もいるんです。白米をあまり食べなかった子どもが僕の動画を見て食べられるようなったとか、僕の動画をきっかけになかなか心を開いてくれなかった患者と打ち解けることができたって言ってくれたがんの研修医の方もいます。数年前まで、クズみたい生活を送っていた僕が、こんなに人の役に立てるんだって。そういうコメントを見た時は、一人でボロボロと泣いています。こういう人たちの言葉は、間違いなく僕を支えてくれていますね。 ――最後に、今後の目標を教えてください。  大食いって、まだまだ日本には文化としては根付いてないと思うんです。大食いに成功しても「すごい」と言われることはあっても、リスペクトされることはない。やはりまだまだ色物としてみられているので、何とかその現状を変えるっていうのが目標です。あと、世界で最も知名度のある早食いの大会「ネイサンズ国際ホットドッグ早食い選手権」で優勝すること。これも僕の夢なので絶対達成したい。50歳まで、あと9年。引退するまで、まだまだ強くなりたい! (聞き手・構成/AERA dot.編集部・岡本直也)

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    よりよく老いるには「70歳が分かれ道」? 帯津医師の見解

     西洋医学だけでなく、さまざまな療法でがんに立ち向かい、人間をまるごととらえるホリスティック医学を提唱する帯津良一(おびつ・りょういち)氏。老化に身を任せながら、よりよく老いる「ナイス・エイジング」を説く。今回のテーマは「70歳が分かれ道」。 *  *  * 【プラス】ポイント(1)よりよく老いるためには70代が重要になってくる(2)70代をプラスにとらえられるかどうかが分かれ目(3)70代だからこそできることを見つけ大切にしよう 『70歳が老化の分かれ道』(和田秀樹著、詩想社新書)という本を読みました。けっこう売れているらしいです。確かに、タイトルが気になりますね。  この本の「まえがき」にこうあります。 「人生100年時代ということが語られて久しくなりましたが、(中略)健康寿命の延びは、平均寿命の延びに追いついておらず、男女とも75歳に届いていません。要するに、70代をうまく生きないと、長生きはできてもよぼよぼとしたり、介護を受ける期間の長い高齢者になってしまうということです」  私は老化に抵抗するアンチ・エイジングには反対ですが、よりよく老いるのに、70代が重要だという考えには、賛成します。70代をどうとらえるかによって、その後の人生が変わってくると思うのです。  作家の五木寛之さんは、『百歳人生を生きるヒント』(日経プレミアシリーズ)という本のなかで、「百歳人生の後半五十年において、七十代は、まさに『人生の黄金期』といえるのではないでしょうか。あるいは、再来の青春といっていいのかもしれません」と語っています。実はご本人も、50代、60代には心身に不調があったが、70代になって少しずつ治まってきて、元気になったというのです。  そういう70代だからこそ、「七十の手習い」をしたらいいと、五木さんは勧めています。ご本人は若い頃には勉強が嫌いだったのに、50代で大学の聴講生になってみたら、学ぶことのおもしろさに目覚めたというのです。それは歳をとることの効用のひとつで、70歳になって大学に顔を出すというのは悪くない。世のため、人のためでなく、純粋に自分の楽しみのために学ぼうというのです。  また、70代には新しいことにチャレンジしようと、五木さんは言います。ご本人は「百寺巡礼」の企画に挑戦しました。百もの寺を巡る体力があるだろうかと不安だったのですが、だめだったら仕方がないと開き直って第一歩を踏み出したそうです。そうしたら、お寺を巡るたびに、心身が充実して、気力体力が整ってきたというのです。  五木さんのすごいところは、あくまで70代をプラスにとらえているところです。それができるか、できないかが、その後の人生の分かれ目だと思います。  私自身は、がん患者さんよりも一歩でも二歩でも死に近いところに自分を置こうと「今日が最後の日と思って生きたい」と考えていたのですが、60代のときは無理でした。70歳を過ぎて、やっとその心境になったのです。長年続けている太極拳も70代になってから、本当に価値がわかるようになってきました。  70代だからこそできることがあります。それを大切にしましょう。 帯津良一(おびつ・りょういち)/1936年生まれ。東京大学医学部卒。帯津三敬病院名誉院長。人間をまるごととらえるホリスティック医学を提唱。「貝原益軒 養生訓 最後まで生きる極意」(朝日新聞出版)など著書多数。本誌連載をまとめた「ボケないヒント」(祥伝社黄金文庫)が発売中※週刊朝日  2021年12月10日号

    週刊朝日

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    小室圭さん帰国便同乗者が目撃した姿「彼はまるでエグゼクティブ」 自宅前では深々とお辞儀

    颯爽と歩きながら、小室圭さんがアメリカから帰国した。日本の地を踏むのは2018年8月に渡米して以来、3年2か月ぶりだ。  成田空港は多数の報道関係者が集まっており、ピリピリムード。報道陣に対して、カメラのフラッシュ禁止、声掛けも禁止といった規制が敷かれていた。報道関係者からは「どうして?」と不満の声も漏れていた。  午後3時20分過ぎ、成田空港に飛行機が到着。一般客が飛行機から降りたあと、小室さんが、報道陣の前に姿を現した。警護と思われる男性やキャビンアテンダント(CA)の女性などに囲まれていた。キャリーバックを転がしながら、白マスクに、濃紺のスーツ、ストライプの入ったシャツ、ノーネクタイといういで立ちで、髪の毛は後ろに縛っていた。  飛行機から出てきた小室さんは報道陣に一礼したあと、新型コロナウイルスの抗原検査、そして入国手続きに進んだと見られる。  小室さんは機内でどのような様子だったのか。偶然、同乗していた男性(51)に話を聞くことができた。 「私がファーストクラスで座っていると、ドアが閉まるギリギリになって小室さんが搭乗してきました。まるでエグゼクティブのようでした。後ろの髪を結っていたので、すぐに彼だとわかりましたね。彼一人に女性CAが2人くらいついて、会話しながら案内されて入ってきました」  当初はエコノミークラスのチケットを買ったと報じられていたが、この男性はこう語る。 「右の列のビジネスクラスの前方の席で、窓際に座っていましたね。私の席から右斜め後ろのほうの席でした。ただ、カーテンでファーストクラスとは仕切られていたので彼の表情などはわからなかったです」  男性は飛行機から降りた後、抗原検査のために、大きめの部屋に移ったという。40分ほどその部屋に滞在したが、そこに小室さんの姿はなかった。 「今か今かと待っていたのに、残念でした」(男性)  そのころ、到着ロビーには多数の報道陣のほか、「皇室系Youtuber」といったタスキをかけた人物や一般客も小室さんの姿を一目見ようと集まっていた。その数、50~60人ほど。  津田沼から来たという白髪交じりの一般男性は手にハンディカムを持ち、小室さんを待ち構えていた。妻に頼まれて自宅で見るために撮りに来たという。  しかし、小室さんは一般客が使う到着ロビーを通らず、地下駐車場から車に乗り込み、成田空港を後にした。「地下駐車場から空港を出たらしい」と男性に知らせると、「こんなに待っていたのに……」と不満げな様子だった。  小室さんを乗せた乗用車が向かった先は、母・佳代さんが住む横浜の自宅だった。自宅前は朝から報道陣が詰めかけ、警察は臨時の派出所を設置し、周辺警備に当たるなど、ものものしい雰囲気が漂っていた。夕方には100人を超える報道陣が押し寄せており、ベランダから様子を一目見ようとする住民の姿も見られた。  19時過ぎ、小室さんを乗せた車が到着。警察が後部座席のドアを開け、車から出てきた。小室さんは、報道陣から「どんなお気持ちですか」と声を掛けられたが、反応は示さず、自宅マンションの入り口で2回ほど深々とお辞儀をして、黒いスーツを着た男性らと中に消えていった。  近くに住む60代の男性はこう語る。 「ヘリコプターの音がすごくて『何事か』と思って見に来た。3年前の婚約会見後のときと同じような状況だと感じましたね。小室さんがニューヨークに行ってからは、静かになっていたんだけど……。またしばらく騒々しくなるのかなと思っています。どの家庭も問題を抱えていますし、小室さんと眞子さまも早くアメリカで幸せになってほしいですね」    小室さんは今後、自宅で2週間の隔離を終え、その後、記者会見に臨むと見られている。果たして何を語るか。注目が集まる。 (AERAdot.編集部/上田耕司、飯塚大和、吉崎洋夫)

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    Snow Manが明かす“触れてしまった”メンバーの秘密

     昨年コロナウイルス感染の影響から、出場辞退を余儀なくされた紅白歌合戦への改めての“初”出場を決めたSnow Man。そんな彼らが12月1日に発売した5枚目のシングル「Secret Touch」にちなんで、質問をぶつけてみた。 *  *  * Q&A(1)「Secret Touch」にちなんで、触れてしまったメンバーの秘密(2)カップリング曲「僕の彼女になってよ。」の歌詞「君の香水のにおいがする」にちなんで、好きな香り(3)カップリング曲「My Sweet Girl」の歌詞「Don’t tell lies」にちなんで、ついてしまった嘘(4)3年目の個人的な目標 ■深澤辰哉(1)えー、むずいな秘密。渡辺翔太は、寝癖がけっこうひどい。やっぱりパーマをかけたことでより味が出るんですよ。片っぽそり立ってて。片っぽぺったんこみたいな。今日の朝もそうだったんで、かわいらしい部分があります(照れた渡辺「ありがとうございます」)。(2)石鹸。爽やか系の石鹸のにおい。だから香水で言うと、グリーンなんとかみたいなやつ(渡辺「石鹸でグリーン?」)。あんのよ、爽やかなの。香水は持ってるけど、あんまつけないですね。アロマは家に、木(スティック)さしてにおい嗅ぐやつは持ってますけど。(4)レギュラー番組はもちろん持ちたいですけど、持つんだったら、まずは個人じゃなくてグループがいいです。グループのほうが、MCをまわすとか、俺が勉強できる場が多いから。個人だとまわされるほうになるし、バラエティーとか同じ番組にたくさん出演させていただけたらうれしいなと思います。 ■佐久間大介(1)ふんむーふんむー。むっず!(阿部「俺がオニオンスライスにハマっているというひそかな秘密を教えてあげてもいいよ」)。うわ、まじかよー、知っちゃった(阿部「鰹節のっけてあるやつ」)。そういえば、こいつ、ひそかに宅配注文のときオニオンスライス頼んでる(笑)。(2)金木犀。蓮が練り香水くれました。俺が好きだっていうのを知ってて、一番本物に近いにおいを見つけて。記念とかじゃなく、何でもないときに。実際にマスクにつけたりして使ってます。普段から香水はつけないんですけど、好きなお店のバスボムとか石鹸を棚に入れてます。クローゼットに入れるだけで、すごくにおいがつく。(3)嘘はないけど、メンバーに対しての冗談とかいたずらはめっちゃある。でも、やりすぎて覚えてない(笑)。(4)声優でアニメのレギュラーとかやりたいなと思っています。やっぱり、ずっと関わっていきたい仕事として声優があるので。 ■渡辺翔太(1)深澤さんの靴下に毛玉が思った以上にくっついている。たまたま見かけちゃったんですよね(深澤「あー、それまちがいねえわ。俺ずっと同じ靴下はいてるから。もう半年くらい。愛着わいてるから」)。(2)柑橘っぽい感じですかね。それに緑っぽさ。ウッドな感じも入ってるの好きですね。家だとそういうにおいで、自分がつけるときは爽やかな、石鹸じゃないですけど、そっち系ですね。(4)雑誌のソロの表紙をいっぱいやっていきたいですね。やっぱ美容系とか強い雑誌だとうれしいです。家の棚に、自分一人だけの表紙の雑誌を積んでってるんですよ。もちろん自分が見るように並べてるわけじゃなくて、見えないところに。で、重ねるたびに、あ、これ一人で何冊目だ、みたいな(深澤「目標にもなるよね」)。ちょっと優越感がある(笑)。まだ6、7冊ぐらいなんで、どんどん積んでいきたいなあと思ってます。 ■宮舘涼太(1)向井はみんなといるときはガヤガヤして面白おかしく盛り上げるんですけど、二人っきりになると急にかっこつけます。なんか、けっこうスマートになるんですよ。しゃべり方とか。「せやねん」(眉毛をぴくっと動かしながら)とか。さぶいなって思う(笑)。(2)僕はローズですね。家のアロマディフューザーもそうですし、香水もそうですし。たまーにつける感じで。(3)いまライブ中で、振付をちょっと間違えたんだけど、あたかも間違えてないかのようにごまかしたっていう。まだ誰にも言われてないから、小さな嘘をつき通せたってことかなと。ほかのメンバーも時々あるんじゃないかなあ。目撃はしてますけどね。(4)よりバラエティー番組に出て、いろんな方に名前と個性を知ってもらいたいかな。あとは夢でもある時代劇とか、ドラマや舞台の主演とか、大きなステージに上がっていけたらなとは思います。 ■岩本照(1)コンサートの本番前、目黒がシャワーに入るのが一番遅い。早い人が衣装着て準備してるときに風呂上がり。秘密っていうか、普段見ない姿として「あ、こういうペースで生きてるんだ」って(目黒「みんなよりたぶん遅い時間で過ごしてる」)。(2)白樺の香りが好きですね。「ヴィヒタ」っていう、白樺を切ってサウナで使うものがあるんですよ。サウナ好きなんで、そのにおいが落ち着く。(3)俺、嘘つかない……(懸命に考えて)嘘じゃないけど、何年か前の曲の振り起こししたときに、メンバーが「こんなのあったっけ?」って言うのに「こうだよ!」って返したんだけど、後で映像見直したら指摘された通りだった(笑)。でも、今はこっちのほうがいいと思うから、って変えちゃうかな(目黒「進化だよね」)。(4)振付をやらせてもらっていて。今後はジャニーズとは関係ないところでも作品づくりができたらいいなと思います。 ■阿部亮平(1)何かあったかな……(佐久間「<さっきのお返しに>俺がひそかにトリュフにハマっていること教えてあげてもいいよ」)。マジ? じゃあ、それが俺が握っている佐久間の秘密です(笑)。(2)香水、持っているんですけど、つけ忘れちゃうんですよね。爽やかなにおいが好きで、グリーンティーとか、柑橘類とか。昔から勉強に集中するときはシトラス系がいいかなと思って香水を買うんですけど、つける習慣がまったく身につかないです。(4)今年はテレビや新聞で、気象予報士についてのお仕事がすごく増えたんです。今まではなかなか気象予報士の資格が直接仕事に結びつくことがなかったんですよ。この資格を持っているということで知っていただいて、クイズ番組に出始めるきっかけになったりはしていたんですけど。だからもうちょっと、気象予報士のお仕事をより確実なものにしていけたらいいですね。 ■向井康二(1)んーーなんやろなあ。だてさん秘密おれにバレたことない?(宮舘「いや、俺も考えてたんだよ、今」)。あ、あるよ!だてさん家でいつもバスローブって言ってるやん? けっこう前やけど、家でTシャツでした!(宮舘「それ、たまたまの話じゃん(笑)」)。たまたまですけど、白Tでした! ショックでした! バスローブ着ていてほしかったですねー。(2)場所によるけど、香水やと、ちょっと清潔感のある石鹸系の香りが好き。寝る前とか、みかんやね。ブラッドオレンジが好き。メンバーカラーとは関係なく、においがね。(女の子がつけるとしたら?)いやおれなんでもええけど、無臭がいいんだよね、いちばんは。あとはサボン系がいい。高級感のない香りが好き。(3)えーあるでーいっぱい。メンバーと出かける約束してたんやけど、おれがね、忘れてて。忘れてないふりをしました。誰とは言わない。バレちゃう(笑)。 ■目黒蓮(1)佐久間くんと俺、滝沢歌舞伎のときは、お風呂ですごい会う機会が多くて、「風呂友だー!」って盛り上がってたんですけど、フタを開けてみたら、佐久間くんよりも岩本くんのほうが会う回数が多い(笑)。いまライブのツアー中なんですけど、なんなら一回もシャワーで会ったことない。時間とかぜんぜんちがうんでしょうね。だから、「風呂友」じゃないんじゃないかな、って(笑)。(2)僕は佐久間くんと同じです。金木犀が好きですね。なんか、その時期のこと思い出す。木の下でサッカーやったなあとかって(ラウール「あったあった、一緒にやったね」)。してないよ!(3)俺、嘘つけないんだよなー(ラウール「<小声で>眉毛ないんじゃない?」)。あ、嘘じゃないんですけど、ここの眉毛(左の眉頭)がないんですよ。ケガして。それをメイクで描いて隠してもらってる(ラウール「目黒蓮じゃなくて眉毛蓮が嘘ついてる!」)。 ■ラウール(1)向井さんが車で学校まで送ってくれたんですよ。僕は助手席に乗ってて、信号が赤になって止まるときにブレーキでキューッてなるじゃないですか(体を前かがみに)。それをこうやって(手を横に出して)おさえてくるんですよ。びっくりしましたね。なんやねんこれ!って(笑)。やさしさですね。(2)ミルクのにおいが好き。あとは人肌のにおい。目黒くんの(ぐっと近寄って)人肌(目黒「いや、人肌に触れる距離感に来ないじゃん」)。でも人肌いいですね。たぶんちっちゃいころから好きなんだと思います。(3)嘘かぁ……最近、キャラクターに憑依するのが好きです。ふざけちゃうっていうか。自分を偽っている、っていうことなら、嘘って言える?(4)ファッションをもっと、という思いはありますね。これだけは専門的に極められるな、って。ショーに出たりとか。服を着て、カッコよく見せるということに、すごく自信はあるんで。 (取材・構成/本誌・大谷百合絵、直木詩帆、秦正理、伏見美雪) >>【関連記事/Snow Man「2022年は今年以上に、お客さんと会う機会を」】はこちら>>【関連記事/Snow Manがメンバーにあげたいクリスマスプレゼントと、そのお返しは?】はこちら※週刊朝日  2021年12月10日号

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    柳楽優弥、ビートたけしの“予言”に苦悩した過去 「人生何が起こるかわからない」

     14歳で映画デビューし、カンヌ国際映画祭で日本人初となる最優秀男優賞を史上最年少で獲得した、俳優の柳楽優弥さんがAERAに登場。ワンシーンしか登場しない役にも挑戦しようと考えた20代を経て、いま再び主演作の公開が続いている。AERA 2021年12月13日号から。 *  *  *  若い頃から多くの監督たちと仕事をしてきた人ならではの言葉──。Netflix映画「浅草キッド」での演技について語る言葉を聞いて、そう感じた。  あのビートたけしを演じた。決してモノマネになることなく、観る者を驚かせ、圧倒する演技はどのようにして生まれたのか。そう尋ねると、柳楽は監督である劇団ひとりの「演出」の力が優れているからだ、と語った。 「いろいろな監督とご一緒させていただいておりますが、『演出』自体をしっかりできる方はそう多くはない気がします。でも、劇団ひとり監督は、最初から作品の方向性が定まっていた。しっかりと演出ができる方の作品に参加できたときの喜びは、”興奮状態”に近いものがあります」  ビートたけしとは、過去にバラエティー番組に出演した際、挨拶をしたことがあるくらいで、撮影前に改めて会うことはなかった。だが、10代の頃に聞いた言葉が忘れられないという。 「誰も知らない」で映画デビューし、カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞を受賞した時のこと。テレビ番組で「こんなに若い時に賞を獲得したら、この後大変だよ」と言っていた。 「ショックでした。14歳で先が決まってしまうのかって。でもその後、実際に演技をすることに悩む時期があったので、先を見通す力がある方なのだな、と。そんな自分が時を経てたけしさんの役を演じているわけですから、人生、本当に何が起こるかわからないですね」  射るような眼差しに時々、少年の頃と変わらぬ笑顔が滲む。  取材で語られたのは、周囲への尊敬の念と感謝の気持ち。年を重ね、どのような俳優になっていくのだろう。並走していけることが、楽しみでならない。(ライター・古谷ゆう子)※AERA 2021年12月13日号

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    日本を襲う「オミクロン危機」 またも後手に回り隙だらけ

     束の間の落ち着きを見せていたコロナ禍に急展開がやってきた。感染力の強い新たな変異「オミクロン株」が、あっという間に世界を席巻。危機に対して相変わらず“隙だらけ”な対応が続く日本は、この脅威を乗り越えられるのか──。 *  *  *  新型コロナの新たな変異株「オミクロン株」の感染が、欧米などで急拡大している。日本でも12月1日に空港検疫で2例目が見つかるなど、感染再拡大の火種になりかねない状況だ。  警戒すべきは、驚異的な感染力だ。起源とされる南アフリカでは、10月時点ではデルタ株が感染例の92%を占めていたのが、11月に入るとオミクロン株がデルタ株を凌駕し、74%を占めるようになった。WHО(世界保健機関)は早々に、最も警戒するレベル「VOC(懸念すべき変異株)」に指定した。防衛医科大学校感染対策室長の藤倉雄二准教授は「まだデータは少ない」と前置きしたうえで、こう指摘する。 「一時期、ラムダ株やミュー株が南米で発生して騒がれましたが、既存のものと置き換わる力はありませんでした。オミクロン株にはヒトの細胞に取りつきやすくなる『N501Y』や、効率よく感染する機能に影響する『H655Y』『N679K』などの変異が、ウイルスの突起状のスパイク蛋白質にある。これらは世界で猛威を振るうデルタ株にすら入っておらず、より感染力が強くなっている可能性はあります」  スパイク蛋白質はワクチンのターゲットになるが、デルタ株の変異は10カ所程度だったのに対し、オミクロン株の場合は32カ所にも及ぶ。このため抗体の攻撃を逃れやすくなり、ワクチンの効果低減が懸念される。  だが、既存のワクチンでも、感染後の重症化を防ぐ効果が期待できるとのデータもある。ファウチ米大統領首席医療顧問は、既存のワクチンが一定程度有効だとして、追加のブースター接種を早期に受けることを推奨。英国政府は、3回目接種について多くの国が「2回目接種から6カ月後」としている間隔を3カ月に短縮すると発表した。  ところが、日本では医療従事者への3回目の接種が12月1日に始まったばかり。しかも、世界標準から外れた「原則8カ月後」との政府方針を、ようやく「6カ月後」へ前倒しすることを検討している始末で、またも後手に回っている。英医師会誌「BMJ」がイスラエルの成人約8万人を対象にした研究によれば、2回目のワクチン接種から3カ月経つとだんだんと感染が増え始め、6カ月後には感染率が15.5%に上った。医療ガバナンス研究所理事長の上昌広医師はこう指摘する。 「こうしたデータから、諸外国では早くからブースター接種を進めており、これから実施するという先進国は日本くらいです。1月から高齢者に接種するといいますが、本格的に行えるのは2月以降でしょう。いま国内の感染が抑えられているのは、若年層への接種が遅れたため、まだ免疫が効いているというケガの功名でしかない。冬場のピークの規模はまだわかりませんが、重症化する高齢者の増加が危惧されます」  ワクチンの在庫が枯渇しているわけでもないようだ。自治体の集団接種に協力してきたナビタスクリニック理事長の久住英二医師はこう明かす。 「私たちのクリニックには、数百人分の在庫を抱えているところがあります。市からワクチンを保管する超低温フリーザーごと預かっており、電気代もすごく食うのでブースター接種で早く使い切りたいが、打たせてもらえない。追加接種はとにかく可及的速やかにやるべきで、在庫を抱えているところからどんどん打ち始めるべきです。行政は、それでは平等ではないというようなことを言いますが、遅いところに合わせて接種を止めているのはナンセンスです」  肝心の水際対策にも“穴”がある。日本の空港検疫では、PCR検査より精度が低い抗原検査を利用しているからだ。 「その理由について、厚生労働省は『最新定量型抗原検査を用いれば、PCRと感度は変わらない』としていますが、そんなことはない。抗原検査ではウイルス保有量が少ない患者を見逃す可能性があり、オミクロン株の検疫にふさわしくないのは明らかです」(上医師)  突然の“オミクロン・ショック”は、国際的な移動を伴う各種スポーツイベントを直撃している。  オランダ遠征を終え1日に帰国した女子サッカー・なでしこジャパンの選手たちは14日間の隔離が必要になるため、4日に予定されていた国内リーグ「WEリーグ」全5試合の延期が決まった。 ◆スポーツ界直撃 イベント中止も  バドミントンは19日までスペインで世界選手権が、25日からは東京で全日本総合選手権がある。世界選手権に出場する代表選手たちは、隔離期間があり全日本に出場できなくなる。 「こうした事態ですので、それもしょうがないと考えています」(日本バドミントン協会)  ボクシングでは、29日に埼玉で行われる予定だった村田諒太のミドル級統一戦が来春に延期、31日に東京で予定されていた井岡一翔のスーパーフライ級統一戦は中止と、年末の2大イベントがふいになってしまった。  2月4日に北京冬季五輪開幕を控えるウィンタースポーツも大きな影響を受けている。  フィギュアスケートでは、9日から大阪で開催予定だったグランプリファイナルが中止になった。出場が決まっている外国人選手の入国ができなくなったためだ。また、北京五輪の代表選考会も兼ねた全日本選手権が23日から予定されているが、紀平梨花や高橋大輔・村元哉中ペアら海外に練習拠点を持つ選手たちが帰国後の隔離期間中に練習ができるかも不明のまま。スピードスケートは、選手たちがワールドカップで世界を転戦中だ。3日から米国、10日からはカナダで大会に出場した後、27日から長野市で北京五輪代表選考会があるが、規定どおり14日間の隔離措置が求められれば、選手たちは出場できない。 「現状ではJOCとスポーツ庁の結論待ちで、何も決まっていません」(日本スケート連盟) 12月4日には、北京五輪・パラリンピックを目指す選手たちに対して、厳格な行動管理のもとで隔離期間中の練習を認めるなど、何らかの特例措置を政府が講じる見通しだと報じられた。  こんな状況で北京五輪は開催されるのか。スポーツジャーナリストの谷口源太郎氏はこう話す。 「北京五輪はコロナの感染拡大で早くから海外の観客を入れないと決めている。国外をシャットアウトして、もう五輪の体をなしていないのに、そこまでしてやる意義はあるのかということです。オミクロン株がどこまで感染力があるかはまだわかりませんが、命の問題をないがしろにして、開催すべきではありません」  まだまだ謎も多いオミクロン株。せめて備えだけは万全にしておきたい。(本誌・亀井洋志、鈴木裕也)※週刊朝日  2021年12月17日号

    週刊朝日

    21時間前

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    韓国俳優が「兵役逃れ」で反感、20年近く入国できず 一方で入隊し魅力UPした人も? 韓国の兵役事情

     世界で活躍するK-POPスター・BTS(防弾少年団)の兵役をめぐって、韓国で議論が紛糾している。彼らを兵役免除対象とする法改正案「BTS兵役特例」の可否について、世論は二分している状態だ。これまでも、芸能人の兵役をめぐって様々な問題が取りざたされてきた韓国。その一方で、兵役を経て改めて人気を獲得した芸能人もいる。AERA 2021年12月13日号で取り上げた。 *  *  *  芸能人の兵役は韓国では非常に敏感な問題だ。「兵役逃れ」で国民の反感を買った例として代表的なのは、歌手のユ・スンジュンだ。1990年代にはトップスターとして活躍していたが、02年に米国へ渡り、韓国籍を放棄して米国の市民権を取得した。兵役逃れの疑惑が持ち上がり、韓国政府は韓国への入国を禁じた。その後、韓国入国のためのビザを申請しても拒否され、裁判に発展している。20年近くたっても入国できないのには驚くが、それだけ兵役逃れに対する視線は厳しい。 ■ヒョンビンは魅力UP  04年には日本でも人気の俳優ソン・スンホンやチャン・ヒョクらの兵役逃れが発覚した。薬物を使って腎臓疾患を装い、兵役検査で不合格になるよう工作していたという。ブローカーの逮捕から発覚し、プロ野球選手や芸能人が相次いで摘発された。ソン・スンホンとチャン・ヒョクは共に軍へ入隊し、除隊後も俳優として活躍している。  13年には歌手で俳優のRain(ピ)が、軍の規律に反する服装で女優のキム・テヒとデートをしていたことが発覚し、謹慎処分を受けたことも話題になった。Rainは「芸能兵士」と呼ばれる、国防広報の役割を担う兵士だった。Rainの規律違反をきっかけに「芸能兵士は一般兵に比べて外出が多すぎる」など、芸能兵士制度について批判が広まり、廃止となった。  とは言え、人気の芸能人を軍の広報に役立てたいのは変わらない。15年に入隊した東方神起のユンホは陸軍の軍楽隊に配属された。軍楽隊は音楽を通して軍の活動を広報する部隊だ。  芸能人やスポーツ選手が兵役を避けたいのは活動のブランクが生じるためだが、逆に兵役を経てイメージアップにつながったケースもある。11年に海兵隊に入隊したヒョンビンがその代表例だ。海兵隊は訓練が厳しいことで知られるが、志願して入隊し、世間の注目を集めた。入隊前はドラマ「私の名前はキム・サムスン」や「シークレット・ガーデン」など甘いマスクの御曹司役が多かったが、除隊後は映画「コンフィデンシャル/共助」、ドラマ「愛の不時着」など寡黙でたくましいキャラクターを演じ、新たな魅力で多くのファンを魅了している。  ただ、俳優は年を重ねても活動に大きく支障がない一方、K-POPアーティストは兵役を経て人気が落ちる傾向が見られる。できるだけ入隊を遅らせようとするのはそのためだ。 ■軍隊の不条理浮き彫り 「BTS兵役特例」を議論する国会の国防委員会では、BTSがもたらす莫大な経済波及効果を考慮すべきだとの意見が出た一方、世論を考慮して慎重に進めるべきだとの意見も出た。  今年8月にネットフリックスで配信されたオリジナルシリーズ「D.P.─脱走兵追跡官─」は、脱走兵を捕まえる憲兵が主人公で、いじめやパワハラなど軍隊の不条理が浮き彫りになるドラマだった。配信が始まる少し前の5月には空軍所属の女性が上官のセクハラが原因で自殺した事件があり、軍への批判が高まっている中で「D.P.」が流行った。国防部はBTSの兵役に関しても世論を意識せざるを得ない状況だ。少子化で入隊者数の減少が予想されるなか、代替服務の対象を拡大するのに消極的というのもある。  法案が通らなければ、BTSのメンバーは22年末から軍に入隊することになる。BTSのような世界的スターが軍に入隊するだけでも韓国の国防を世界中に広報できるという見方もある。アーミーの中には「メンバーの軍人としてのかっこいい姿が見たい」という声もあり、入隊後にも注目が集まりそうだ。(ライター・成川彩(ソウル))※AERA 2021年12月13日号より抜粋

    AERA

    16時間前

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    中学受験成功のカギは「入試直前期」の学校説明会にあり? 勝利をつかむ活用法とは

     首都圏の中学受験は来年1月から始まりますが、入試直前まで学校説明会や見学会などを開催する私立中学が増えています。直前期の説明会には、どのような点に注意して参加したらいいのでしょうか。中学受験の専門家に聞きました。 *  *  *  今までオンラインで行ってきた学校説明会も、新型コロナの感染者数が沈静化するのに伴って10月ごろからようやく再開している。といっても人数制限をしている学校が多く、学校によっては予約開始からすぐ満席になり、予約が取れない状況だ。 「ただし緊急事態宣言が明けてからは、学校も説明会の回数を増やして積極的に開催しています。今まで予約が取れなかった学校も可能性があるので、アンテナをはって早めに申し込んでみてください」(安田教育研究所代表の安田理さん)  学校HPや受験情報サイトなどで学校説明会のスケジュールが公表されているので、志望校はこまめにチェックしておく。学校によっては事前に連絡を入れると、説明会以外の日でも教員がキャンパスを案内してくれるケースもある。 ■入試直前の1月まで説明会がある学校も  入試前の学校説明会は、いつごろまでやるのだろうか。 「4~5年前から、12月、1月まで行う学校がずいぶん増えています。『公立中高一貫校を狙っているけれども、私立も併願したい』という駆け込みの需要に応えるために、受験ぎりぎりまで開く学校もあります。最難関校は少ないですが、準難関校の中には1月まで行っている学校もあります」(首都圏模試センター取締役教育研究所長の北一成さん)  学校説明会では、在校生の様子、教員の熱意、教員と生徒の関係性などをチェックする。 「教員の言葉遣いや服装、来校している保護者の様子でも校風がわかることがあります。子どもと一緒だったら、興味を示したところはどんなところか、子どもの様子を観察してみましょう」(安田さん)  ただし、子どもの前で学校への批判をするのはNGだという。子どもが通う学校になるかもしれないだけに、できるだけポジティブな評価をすることが大切だ。マイナス面に関しての検討は、子どものいないところでするよう心がけたい。 「今、教育は急激に変化しています。その変化に、教育の中身が対応できているかどうかも見たほうがいいでしょう」(北さん) ■受験間近の「入試相談会」    受験間近の説明会は「入試相談会」などとして、入試により特化した内容になることが多い。出題傾向や分野、出題構成、さらに採点基準など、具体的な説明を行うので、参加しておくと志望校対策がしやすくなるのでおすすめだ。また、最近増えているのが「入試体験会」だ。「プレテスト」として入試問題に即した試験問題を参加児童が解いた後、教員が答案をもとにいろいろアドバイスしてくれる。過去問を題材に、教員が問題を解説してくれる学校もある。  教科以外の「新タイプ入試」を行う学校は、ほとんどが入試体験会を行っている。 「今までに体験したことがない入試だけに、説明を聞いてもとまどってしまうことが多い。事前に体験しておくことで、余裕を持って試験に臨むことができます。受験を予定しているなら、参加したほうがいいでしょう」(北さん) ■リアルとオンラインのハイブリッド開催  説明会の予約に漏れた受験生のために、オンラインを併用しハイブリッドで行う学校も増えている。  オンライン説明会は通常、校長挨拶、副校長か教頭による教育方針や学校生活の説明、各教科担当の入試出題方針の説明、広報部長の入試説明と進行する。 「子どもはこの時期、受験勉強で忙しいでしょうから、全部視聴しなくても、学校説明など関心のあるところを押さえておくといい」(安田さん)  最近では、在校生が学校紹介を行う動画も増えている。受験生に年代が近いお兄さん、お姉さんが語ることで、より親しみを感じさせると好評だ。  説明会に参加したからといって入試で加点されることはないが、入試傾向を知ることができたり、学校の様子や在校生の雰囲気、教育方針をつかめたりするなど、メリットは大きい。 「子どもは足を運んだ学校に行きたがるので、やはり志望校にはできるだけ行ってみたほうがいい。実際にその学校に6年間通うのは子どもです。親と志望校に関して意見が異なったら、子どもの直感を大切にしてあげてください」(安田さん) (柿崎明子)

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    19時間前

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    Snow Man「2022年は今年以上に、お客さんと会う機会を」

     2020年1月のCDデビュー以来、次々とミリオンセールスや記録を達成。昨年コロナウイルス感染の影響で出場辞退を余儀なくされた紅白歌合戦への改めての“初”出場も先ごろ発表されるなど、破竹の快進撃を続けるSnow Man。デビュー1年9カ月にしてようやく開催できた初の有観客での全国ライブツアーや、12月1日に発売された通算5枚目のシングル「Secret Touch」について、そして3年目を迎える2022年に挑戦したいことなど、ボケとツッコミ満載のトークで語ってくれた。 *  *  * ──新曲「Secret Touch」の推しポイントを教えてください。 佐久間:歌詞がね、すごいエモいんでございます。君の視線に何度も触れたっていう、可視化されていないものに対して触れたっていう言い回しが、すごくおしゃれだなと思って好きですね。 阿部:お、かっこいい。 ラウール:僕の推しポイントもいいですか? 僕は、ラストのサビの、帰り道の夕陽のように、っていうのが、あったかい感じがしてすごく素敵で。 向井:たしかに歌詞いいよね。めめは? めめのドラマ(放送中の「消えた初恋」)の主題歌ですから。 目黒:2番の、康二かな? 康二が歌ってるところ? サビ前の。 向井:おれや、おれ。「夜空に想い託した~♪」のとこでしょ。 目黒:あそこの歌詞がすごく好きです。 向井:歌詞ね。歌詞と? ラウール:歌詞「が」好き。 目黒:夜空が好き。 向井:え、歌詞と歌声が好き? ありがとうございます。うれしいです。 ──カップリング曲についてはいかがですか。「君の彼氏になりたい。」の続編にあたる「僕の彼女になってよ。」も話題です。 深澤:これは舘様(宮舘さん)から聞きたいね。 向井:だてさんが提案した曲やからね。 宮舘:前の曲が大好評をいただいたので、続編があったら面白いんじゃないかなと。時間経過があって、けっこう発展してるのか、それともまだもじもじしてるのかっていう。そういう要素を残した曲ができたらなって、ぱっと思い浮かんだことを汲み取っていただいて。 佐久間:アンサーソングっていろんな方向性があるじゃないですか。それを話し合ったうえで最終的に作家さんに書きやすいほうでお願いしました。 ラウール:同じ作家さんにお願いしたんですよね。 目黒:SHIROSEさんにね。WHITE JAMの。 佐久間:そうしたら最高のものができました。映像(MV)も撮ったんですけどすごくいい感じで、ファンの方みんなが好きなものになってるなと。また深澤が盛れてましたね。 向井:けっこう揺れてたよ、現場。盛れ盛れって。 深澤:いえい! 目黒:深澤無双?(笑) 阿部:今回どっちもMVいいよね。「Secret Touch」も、ああいうセット組むのSnow Manだと初じゃない? 佐久間:あれ素敵だったわマジで、シチュエーションが。 目黒:あれ、2番がまたけっこういいんだよね。 ラウール:2番は演出で雨が降ってきたり、衣装チェンジしたりね。 ──今回の曲の振付は? ラウール:もしかしたら俺が(振りを)つけるかもしれない。 一同:あはははははは! 向井:それはわかんないからね。 阿部:康二のパターンもある。 向井:おれのパターンもある。振付師してるから。 ラウール:え? なにを振付したんでしたっけ? 向井:Snow Manの曲。「P.M.G.」(向井・深澤・宮舘の3人によるユニット曲)。……あの、シーンってなるの、やめてもらっていいですか。 一同:あははは! 深澤:いやー、はいはい、すごいいい振りを考えてもらって(笑)、ありがとうございます。あ、渡辺さんどうですか、クリスマスソングとか。 渡辺:「Christmas wishes」は、何曲か聴かせてもらって決めたんですけど、いっぱいある先輩たちのクリスマスソングのなかに僕たちも入れたらいいなって思いで、一番定番の曲を選んだつもりなんで。聴きなじみもすごくいいと思うし、早く聴いてもらいたいなって。カラオケにもかなりいいかなと。 ラウール:あ、カラオケソング多いね。4曲ともいっちゃってください! 目黒:「My Sweet Girl」もいっちゃってほしいね。 ラウール:歌唱力自慢が歌い上げるのを聴きたいですよね。 ──有観客でのライブツアーも、ついに始まりました。 渡辺:デビューして初の有観客ライブなんで、やっぱ景色が印象的だった。1年半以上、カメラしかいないのが続いていた環境に、お客さんがいて。 目黒:楽しかったです。デビューライブも無観客で配信だったから。本番で(せりあがりの)台下行ったときに、奥に人いるな!って気配を感じて、おー、懐かしいなって感覚を思い出して。 ラウール:客席がバーッて見えたとき、グッときました。いままでCDがミリオン(セールス)いったよ、とか、記録を作ってくれた方たち、デビューしてから1年9カ月支えてくれた方たちが、生で自分の目に映るというのが、すごく新鮮で。願い続けたことが叶(かな)った感じがありましたね。 岩本:やっぱり、お客さんを生で感じられるのはいいよね。制限あるなか、みんな声出したいけど出さずに我慢しながら、でも楽しんでくれてる感じが伝わってくるんで。残りの公演もね、みんなが健康に過ごせればいいかなって思いますよね。 ──3年目の2022年に挑戦していきたいことは? 佐久間:深澤くんがずっと(MCとして話を)振ってるだけなんで、これは深澤くんいきましょう。 深澤 あ、いや。 岩本:お前、MVで自分が盛れてた話しかしてねーだろ(笑)、ちゃんと話せ! ……アニメの実写映画やりたい、って言うなよ?(22年3月、9人での主演映画「おそ松さん」公開予定) 深澤:じゃあ、いっぱいあるんですけど、「それスノ」(冠番組「それSnow Manにやらせて下さい」)ゴールデンで。もちろん、いまの時間帯も素晴らしいし、いろんな方に見ていただけるのでうれしいですけど。 佐久間:目指すはゴールデンだよな! よっしゃー決まった! 深澤:あと一番は、次はやっぱり、ライブやるときは(観客も)声出せる環境でやりたいなと。 阿部:間違いない! 深澤:あと温泉行きたい。 向井:間違いない! 岩本:からの? ラウール:さらに? 佐久間:もうひとつ言うなら? 深澤:もうひとつ? えーー。 阿部:いっぱいあるって言ったからね。 深澤:まあ俺30だから、来年。 一同:おおー。 阿部:還暦の半分ね。 深澤:30なんで、記念なんで、免許取ります! 一同:(ぱらぱらと拍手) 岩本:これ、あと5年くらい聞きますよ(苦笑)。 佐久間:こいつはねえ、口だけなの。行かないの。ずっと言ってるから。 ──ラウールさんが先に取ってしまうのでは? 深澤:いやいや、一緒に行くんだよな! ラウール:まあ……、もう取ってます、実は。(※冗談です) 向井:え! 深澤:おいラウール、約束が違うぞ。一緒にさあ、車乗るって言ったよな? ラウール:ごめん! も、申し訳ない! 一同:あははははは! 岩本:まああの、やっぱり来年は今年以上に、舞台とかお客さんと会う機会をなるべく多く。今回のライブに来られなかった方もたくさんいると思うんで、2021年より2022年のほうがたくさんいろんなとこでイベントできたよねって時間を過ごせたらいいなって思ってます。 (取材・構成/本誌・大谷百合絵、直木詩帆、秦正理、伏見美雪) >>【関連記事/Snow Manがメンバーにあげたいクリスマスプレゼントと、そのお返しは?】はこちら>>【関連記事/Snow Manが明かす“触れてしまった”メンバーの秘密】はこちら※週刊朝日  2021年12月10日号

    週刊朝日

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    『鬼滅の刃』宇髄天元が引き継いだ煉獄杏寿郎の“遺志”――炭治郎たちに見せる「柱」としての背中

    【※ネタバレ注意】以下の内容には、今後放映予定のアニメ、既刊のコミックスのネタバレが含まれます。いよいよアニメ版『鬼滅の刃』の遊郭編が始まった。待望の新シリーズでは、美しい「音柱」宇髄天元が登場する。煉獄杏寿郎の死によって悲しみにくれる炭治郎たちは、“ド派手な”宇髄のペースに巻き込まれ、いつものにぎやかさを取り戻していく。情熱的だった煉獄と冷静で飄々(ひょうひょう)とした宇髄。タイプは違えども、炭治郎たち後輩剣士への思いは「柱」として同じであった。煉獄から宇髄、そして炭治郎たちへ継承された“遺志”とは――。<本連載が一冊にまとめられた「鬼滅夜話」が発売されました> *  *  * ■煉獄杏寿郎の喪失がもたらした悲しみの“闇”  炎柱・煉獄杏寿郎(れんごく・きょうじゅろう)の命が、「上弦の参」の鬼・猗窩座との死闘によって失われてしまった。鬼によってもたらされた暗い“闇”が、煉獄家と鬼殺隊にも押し寄せる。  それでも、炭治郎、伊之助、善逸は訓練に励んだ。煉獄が言い遺した「君たちを信じる」という言葉を裏切らないためにも、心を奮い立たせ、なんとか立ち直ろうとしていた。しかし、彼らが無理をしているのは明白だった。そんな炭治郎たちの前に現れたのが、煉獄とはまったくタイプの違う「音柱」だった。 ■夜の“闇”を斬り裂く「ド派手」な宇髄天元 『鬼滅の刃』遊郭編の公式HPのトップ画像には、「鬼棲む夜を、斬り裂き進め」というコピーが添えられている。これは鬼滅が『週刊少年ジャンプ』(集英社)に連載されていた当時(2017年51号)のカラー扉のアオリ文だった。  この言葉の通り、夜の“闇”を斬り裂いて、周りをパッと明るくするような、派手な「柱」が登場する。音柱・宇髄天元(うずい・てんげん)だ。198センチ・95キロというたくましい身体、大きな2本の日輪刀、金の腕輪、宝石で飾られた額飾り、目元のメーク、ネイル。そして人が振り返るほど美しい宇髄の顔立ちは、初登場時から際立っていた。 ■宇髄天元の不思議な再登場シーン  柱合会議では「派手派手だ」という決めゼリフとともに、炭治郎と禰豆子の処刑に賛同し、宇髄は強烈なインパクトを残していた。そして、「遊郭編」での宇髄の登場シーンでは、遊郭捜査のために、女性隊士を無理やり連れ出そうとしている場面が描かれる。  胡蝶(こちょう)しのぶの邸宅・蝶屋敷にいる女性隊士・アオイと、隊士ですらない少女“なほちゃん”を遊郭に潜入させようとしたため、宇髄は蝶屋敷の女性たちに泣かれ、非難されている。  だが宇髄は、蝶屋敷の女の子たちの涙の懇願を無視し、その場に駆けつけて難詰する炭治郎たちを威圧した。宇髄の気迫は相当のものだったが、それでも、炭治郎・伊之助・善逸は蝶屋敷の女の子たちのために引かなかった。 <アオイさんの代わりに俺たちが行く>(竈門炭治郎/8巻・第70話「人攫い」) <今帰った所だが 俺は力が有り余ってる 行ってやってもいいぜ!>(嘴平伊之助/8巻・第70話「人攫い」) <アアアアアオイちゃんを放してもらおうか たとえアンタが筋肉の化け物でも俺は一歩もひひひ引かないぜ>(我妻善逸/8巻・第70話「人攫い」)  自分たちが代わりに任務に同行すると宣言したのだ。 ■宇髄天元の思惑  この3人の決意の言葉を聞くと、宇髄は急に炭治郎たちの提案をあっさりと受け入れる。 <……あっそォ じゃあ一緒に来ていただこうかね>(宇髄天元/8巻・第70話「人攫い」)  元・忍としての宇髄の情報収集能力を考えると、炭治郎たちの留守を見計らうこと、女の子たちを静かに連れて行くことなど簡単だったはずだ。それを宇髄は「わざわざ」彼らが任務から帰ってきた時に蝶屋敷にやってきて、目につきやすいように「派手に」騒いでいる。  煉獄の最期の戦いの場にいた“あの3人”に、鬼殺隊の隊士として、真の決意があるのであれば、自分の任務に同行させてもよいという思いがあったのではないだろうか。 ■煉獄杏寿郎の「遺言」に対する思い  煉獄の死後、駄々をこねるのを我慢するようになった善逸、普段以上に無茶な鍛え方をする伊之助。そして炭治郎は、この2人の親友がそばにいることで、なんとか悲しみに耐えていた。 <胸を張って生きろ 己の弱さや不甲斐なさにどれだけ打ちのめされようと 心を燃やせ>(煉獄杏寿郎/8巻・第66話「黎明に散る」)  彼らは煉獄の遺志をついで、強い剣士にならなくてはならない。もう誰も死なせてはならないのだ。宇髄は煉獄の訃報に際し、炭治郎・善逸・伊之助の戦いぶりについても報告を受けていたと思われる。彼らが嘆き、悲しみ、それでも鬼殺隊の一員として強くなろうとしていることも把握していたはずだ。そして、宇髄はあらためて彼らの強い正義の心を確信する。  宇髄の思いが炭治郎たちの思いと重なり合う。誰も死なせてはならない。鬼の脅威から「か弱き人たち」を守らなくてはならない。 <勝つぜ 俺たち鬼殺隊は>(宇髄天元/10巻・第88話「倒し方」) ■音柱・宇髄天元の流儀  物語が進むにつれて、宇髄は炭治郎たちを遊郭に潜伏させながらも、細かな情報収集は自らが率先して行い、後輩剣士たちに無理をさせようとはしない。  だが遊郭に潜んでいた「上弦の鬼」は予想以上に強く、宇髄と炭治郎たち鬼殺隊は苦戦を強いられる。鬼との戦いのなかで、こんな思いが宇髄の胸中を駆け巡った。 「俺は煉獄のようにはできねえ」  そう、自分は煉獄のように後輩たちに優しく語りかけたりはできない。権力者の影として生きてきた「忍」の家系の自分と、代々鬼狩りを輩出してきた家系である「煉獄家」とは、歩んできた人生も違う。  しかし「後輩たちの盾となる」という柱としての矜持は、煉獄と同じくらい強いものがあった。鬼との戦いの終盤では、文字通り「自分の体を犠牲にして」炭治郎たちを守る。  宇髄は敵である鬼から後輩剣士をバカにされた時、大きな声で叫んだ。 <人間様を舐めんじゃねえ!! こいつらは三人共 優秀な俺の“継子”だ>(宇髄天元/10巻・第88話「倒し方」)  懸命に戦う後輩たちへの嘲笑を宇髄は許さない。そんな姿が、“あの時の”煉獄杏寿郎を思い出させる。  負けるわけにはいかない、新しい「ド派手」な戦いが始まった。宇髄天元の戦いの流儀に、これからわれわれはどんどん魅了されることだろう。 ◎植朗子(うえ・あきこ)1977年生まれ。現在、神戸大学国際文化学研究推進センター研究員。専門は伝承文学、神話学、比較民俗学。著書に『「ドイツ伝説集」のコスモロジー ―配列・エレメント・モティーフ―』、共著に『「神話」を近現代に問う』、『はじまりが見える世界の神話』がある。AERAdot.の連載をまとめた「鬼滅夜話」(扶桑社)が11月19日に発売されると即重版となり、絶賛発売中。

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    トイレに行く回数で変わる? 脳に毒がたまる人の習慣

     現代人の脳には“毒”が溜まっている!  無意識に溜まった脳の“毒”を出して脳がみるみる若返る食事法を紹介する脳の若返りと認知症治療の専門医・白澤卓二医師が提案する衝撃の最新刊『脳の毒を出す食事』では、現代人の脳に溜まった毒を出し、脳の機能を上げる食事法を紹介している。  現在、認知症患者数は増加の一途。その発症を避けるには、40代からの脳のケアが大切だと著者はいう。本書では世界最新の医学で明らかになった認知症予防・改善策と、その研究からわかった脳のパフォーマンスを上げるために必要な食事を提案する。 自分なりにできることから始めよう  脳と体の解毒には、水分をたっぷりとって1日に7~8回は排尿をすることも大切です。トイレに行く回数が少ない人は、水分不足かもしれません。食事にも水分は含まれていますが、飲料水として飲む量は1日1~1.5リットルが目安です。寝ている間にコップ1杯程度の汗をかきますから、朝起きたらコップ1杯程度の水か白湯を飲むといいでしょう。その後はこまめに水分を補給します。水に限らず、抗酸化物質を多く含むコーヒーや、殺菌・抗酸化力があるカテキンが含まれている緑茶、ストレスを緩和するテアニンを含む玉露もおすすめです。  汗をかくことも大事になります。汗と一緒に排出される毒は全体の3%ですが、どうせやるなら、家事で多めに体を動かす、散歩で早歩きをするなどして汗をかければもうけものです。  本原稿は、白澤卓二著『脳の毒を出す食事』からの抜粋です。この本では、認知症など脳の機能不全の原因となる、現代人の脳に溜まった“毒”を出して究極の健康体になる食事法の提案と、実生活で使える7日間実践レシピを掲載しています。脳と体を健康にし、本当の意味での健康長寿を目指してみませんか? 監修 お茶の水健康長寿クリニック院長 白澤卓二先生1982年千葉大学医学部卒業後、呼吸器内科に入局。1990年同大学院医学研究科博士課程修了。現在、お茶の水健康長寿クリニック院長。

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    秋篠宮さま流皇室の「情報発信」への問題提起 佳子さまが強力な味方になる日

     秋篠宮さまが11月30日に56歳の誕生日を迎えるにあたり、25日、記者会見が行われた。眞子さんやその結婚について語られた率直な言葉から見えてくるのは、皇室報道に対する問題意識だ。AERA 2021年12月13日号から。 *  *  *  2021年、秋篠宮さまが提起したのが、皇室の報道への向き合い方だった。  眞子さんへのバッシングは、秋篠宮家にまで及んだ。秋篠宮さまは一つ一つの報道やSNSの情報に、否定も反論もしない姿勢を貫いてきた。佳子さまや悠仁さまの結婚でも同様の事態が想定されるが、姿勢は変えないのかという質問があった。 ■積極的な情報発信  秋篠宮さまは「基準を設けて、それを超えたときには反論することも必要」という認識を示した。背景には眞子さんの複雑性PTSDがある。「深く人を傷つけるような言葉は、雑誌であれネットであれ許容できるものではない」とはっきり述べた。  一方で秋篠宮さまは「反論」の難しさも語っている。ある記述を事実と違うと指摘すると「指摘しなかったことは、すべて正確」と見えてしまう懸念であり、全部を検証する労力であり、キリのなさだ。だからこその「基準」という問題提起だろうが、それも簡単とは思えない。  秋篠宮さまの発言は「宮内庁とも相談しながら考えていく」というところまでだった。だが、秋篠宮さまは別の答えをすでに持っている──というのが、私の勝手な見立てだ。メモなし、自分の言葉で語る。その会見スタイルを一歩進めれば、答えは一つ。「皇室からの積極的な情報発信」になると思う。  イギリスをはじめ各国の王室はSNSを駆使した情報発信を日常的にしている。公務だけでなく、家族の日々の様子などもどんどんアップしている。が、日本の皇室はその波に全く乗っていない。宮内庁のホームページがアップする写真はものすごく少なく、ものすごく遅い。秋篠宮さまが会見で「読んでいたら時間も足りませんし、目も疲れますし」と語ったネットの情報量とは、比べものにならない。 ■佳子さまは強力な味方  眞子さんの公務の熱心さを、秋篠宮さまが皇籍離脱後に語る。とてもよいことだったが、もし眞子さん自らがリアルタイムで発信していれば、と思う。そうすればもっと国民に浸透し、世の中の反応も違った可能性はあるだろう。ただでさえコロナ禍で、皇室の活動は国民から遠くなっている。今こそ、皇族による直接&積極的な情報発信に踏み出す時だと思う。  だから、秋篠宮さま。と急に呼びかけてしまうのだが、「秋篠宮さまには強力な味方がいます」と伝えたい気持ちでいっぱいだ。それは佳子さま。佳子さまの会見スタイルは、秋篠宮さまの系譜なのだ。語ったのは成年にあたっての会見(14年)と、大学卒業にあたっての文書回答(19年)の2度だけだが、その率直さに感動させられた。  中で私の一推しは、自身の結婚についての19年の回答だ。 「時期については、遅過ぎずできれば良いと考えております。理想の男性像については、以前もお答えしていますが、一緒にいて落ち着ける方が良いと考えております。相手がいるかについてですが、このような事柄に関する質問は、今後も含めお答えするつもりはございません」  私なりに翻訳するなら、「何度聞かれても同じ答えです。プライバシーは絶対に明かしません」になる。いいぞ、佳子さま。 「姉の一個人としての希望がかなう形になってほしいと思っています」という有名な台詞にも続きがある。「姉の件に限らず、以前から私が感じていたことですが、メディア等の情報を受け止める際に、情報の信頼性や情報発信の意図などをよく考えることが大切だと思っています」  これはもう、秋篠宮さまの問題意識そのものだ。秋篠宮さまと佳子さまとなら、情報発信の道筋がすぐに見えてくるはずだ。  さて、再び会見だ。秋篠宮さまの表情が緩んだのは、眞子さんとの思い出を語った時だった。マダガスカルへの旅を一番の思い出とし、「数カ月前にもたまたまその話が出て、楽しかったねという話をしました」。そう語る秋篠宮さまのほほ笑み。眞子さんも見てたらいいな、と思っている。(コラムニスト・矢部万紀子)※AERA 2021年12月13日号より抜粋

    AERA

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    1年に3日しか休めなかった心臓外科医が、働き方も診療の質も劇的に改善させた「業務改革」とは

     忙しい医師の世界のなかでも、とりわけ多忙と言われる心臓血管外科医。神奈川県の菊名記念病院・心臓血管外科部長の奈良原裕医師も、これまで「年に3日しか休みがない」という生活を送っていた。こうした働き方では「医療の質も担保できない」と危機感を覚えた奈良原医師は、業務改革に取り組み、働き方のみならず診療の質を向上させることにも成功した。会社員を経て医学部に入り、38歳で心臓外科医になったという“異色”の医師は、どうやって心臓血管外科を変えていったのか。<<前半・偏差値38、文系卒だった会社員が29歳で国立大医学部へ 心臓外科医になるまでの半生>>から続く *  *  * 北陸新幹線の佐久平駅から車で30分。長野県佐久穂町立千曲病院に、奈良原医師は毎週金曜日、東京から片道2時間半かけて日帰りで勤務する。 「佐久穂町は意外と近いですからね。以前は、片道3時間半かけて新潟県・松之山や5時間半かけて北海道・木古内に日帰りで診療に行っていました」  奈良原医師は、中央大学法学部を卒業後、一般企業での4年半の社会人経験を経て、29歳で医学部に合格。35歳で卒業後、激務ゆえ学会では「30歳以下でなることが望ましい」と言われるという心臓血管外科医を38歳からめざしたという“異色”のキャリアをもつ。  現在、常勤先である菊名記念病院の心臓血管外科部長として多忙な日々を送るなか、奈良原医師は週に1回、医師不足の町へと日帰りで診療を行っている。だがそれができるまでには、10年にわたる心臓血管外科の業務改革が必要だったという。 ■「1ヶ月のうち91%は病院で過ごしていた」  10年前、菊名記念病院心臓血管外科は、奈良原医師とその上司の2人で切り盛りしていた。病院のそばに住んではいたものの、家に帰ることはほとんどなく、病院に泊まることもしばしばだった。 「振り返ってみると、1ヶ月のうち91%は病院で過ごしていたようです。一番ひどい年は、年間の休みは3日だけ。そのうち1日は地方の結婚式に、残りの2日間は学会に出席していました」  奈良原医師が同病院で働き始めた2008年ごろ、患者の50%以上は救急患者だった。救急で来るということは当然、緊急性が高いため、すぐに治療しなければならない。夜中に飛び起きて手術、外来で待合室に患者がいても手術を優先する、という日常生活を送っていた。手術が終わっても一段落とはいかない。重症患者の場合、術後の不整脈や再出血など、さまざまな対応をしなければならなかった。  重症ゆえに日曜日も入院患者の様子を見る必要があった。別の診療科の医師がすぐ対応できるほど、心臓手術後の患者の対応は「甘くない」という。結局、週7日で勤務する日々が続いていた。 「1人の患者に対する業務量はかなり多い。忙し過ぎれば医療の質が落ちる可能性もあるし、場合によっては安全性も担保できないかもしれない。このままではだめだ、という危機感がありました」 ■起死回生のFacebookで「いいね」3000超え  そこで上司と一緒に始めたのが、Facebookでの情報発信だ。「当時、病院がSNSで情報発信するのは珍しかった」と奈良原医師は振り返る。内容は、診療に当たって日頃思っていることや一緒に働く仲間のこと、今日食べたランチなど心臓血管外科医の日常をありのままにつづるというもの。これを写真とともに投稿したFacebook記事には3000以上の「いいね」がつき、先駆的な試みとして医療系のメディアで紹介されることもあった。 「発信の目的は自分たちを知ってもらうこと。私たちの人となりを見てもらって、患者さんや他院から少しでも信頼していただけたらと。その結果、こんな先生がいるからここで手術してもらってはどうですかと、他院から患者さんたちが次第に紹介されるようになりました。紹介患者さんの手術は緊急ではなく予定された手術としてスケジュールが組めるので、看護師さんたちも含めて仕事がやりやすい。仕事の予定が立つというのは、救急患者ばかりのそれとは負担感が全く違います。結果的に、手術後の患者さんの病状も安定していることが多くなります」  手術前の診療にも良い影響があった。紹介で来院した患者と話すと、「先生のことはFacebookでよく見ています」「このあいだ投稿していたお弁当、おいしそうでしたね」と話が始まる。初対面でもうち解けた雰囲気で、患者との信頼関係をつくることができた。  さらにFacebookを見た医療関係者のなかから、この病院で働きたいという若手があらわれた。働き方改革だけでなく、仲間を増やすこともできたという。  休みがほぼない状況で働きつづけて10年。二人の部下ができたおかげでやっと週に1日の休日を手に入れた。しかし奈良原医師は「休みができたからには、何か世の中のためになることをやりたい」と考え、空いた時間を地域医療に使うことにした。社内で評価されることを第一に考えて働いていた会社員生活を捨て、人のために働きたいと思って医師の道へ――。そのときの思いが自分を突き動かしたという。 「地方では、6、70代、場合によっては80代の先生が一人で頑張って医療を支えているところも多い。また、必要な専門医が不在なため医療が不十分となっている地域もあります。そこで医師不足で困っているところのお手伝いをしようと考えました」  全国自治体病院協議会という団体に相談し、2016年、新潟県十日町市の松之山診療所で診療を始めた。 「ある先生がたった一人でやっている診療所なのですが、その先生は午前中に別の診療所で働き、午後にそこから車で1時間近くかかる松之山診療所に来るという働き方をしていました。医師が足りていないため、そうせざるをえないようでした。週に1日だけでも支援してくれるとありがたいということで、毎週金曜日に日帰り診療に行くことになりました」 ■都市部と地方の交流で医療格差を解決したい  地方では「こんな遠いところまで日帰りで来てくれる医師はいないだろう」という発想になりがちだと奈良原医師は言う。 「だからニーズがあるのに、それを上手く生み出せていません。でも今は、新幹線をはじめとして交通も発達しているから、都市部から地方に日帰りすることも可能です。また、会社もそうですが、4月になって人が入れ替わると、組織が活性化しますよね。外部の医師との交流が生まれることは、地方にとってもいい効果があると思っています」  奈良原医師は今、自身のSNSで、佐久穂町への日帰り診療の様子を発信し続けている。診療のことだけでなく、食べたものや町で行われたイベントについてなど、話題はごく身近なものも多い。 「都市部と地方の医師の交流が進めば、医師の偏在や地域間医療格差の解決につながるのではないかと、本気で思っています。どちらの医師にとっても、またそこで暮らす患者さんたちにとっても良い流れになったらいいなと思って、楽しみながら日帰り診療を続けています」 (白石圭) <<前半・偏差値38、文系卒だった会社員が29歳で国立大医学部へ 心臓外科医になるまでの半生>>から続く

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    【独自】石原伸晃事務所がコロナ助成金約60万円を受給 「確認の上で申請」と釈明するも専門家から疑問の声

     岸田文雄首相から内閣参与に抜擢された石原伸晃元自民党幹事長がコロナ禍で収入の総額が減っていないにもかかわらず、雇用調整助成金・緊急雇用安定助成金を受給していたことがAERAdot.の取材でわかった。  石原氏は10月の衆院選で落選したが、今月3日に内閣官房参与に任命され、SNSで「なぜ民意で落選した人間が起用されるのか」、官邸関係者からも「ただの人になった石原氏を起用なんてピントがズレまくっている」などと激しい批判が起こったばかりだが、新たに疑問の声があがりそうだ。  雇用調整助成金・緊急雇用安定助成金とは、新型コロナの影響で事業活動の縮小を余儀なくされた場合に、休業手当などの一部を事業主に助成する制度のことだ。  厚労省によると「新型コロナの影響で事業活動が縮小している」、「最近1か月間の売上高が前年同月比5%以上減少している」「休業手当を支払っている」などの条件を満たすと、一人一日あたり原則1万3500円を上限に支給されることになる。「政治団体も条件を満たせば、受け取ることができる」(担当者)という。  11月に公表された石原氏の東京都第八選挙区支部の2020年の収支報告書を見ると、収入の欄に雇用安定助成金として約23万円(4月分)、18万円(4月分)、18万円(5月分)が記載されていた。計60万8千円にのぼる。コロナ禍で収入が減っていれば受け取ることは可能だが、収入の総額を見ると、20年(1~12月)は約4200万円。19年(1月~12月)の収入総額を見ても、約3900万円で資金に窮しているようには見えない。  雇用安定助成金を管轄する厚労省の担当者は「全体で収入が増えていても、ひと月の収入が前年比5%以上減り、休業手当を出していれば、支給対象になる」という。  政治資金問題に詳しい神戸学院大の上脇博之教授はこう指摘する。 「政治団体も助成の対象になっているのは驚きますね。寄付金や政治資金パーティ、政党交付金が主な収入で、毎年収入は不安定です。月によっては収入が減っているように見せることもできます。本来であれば、コロナ禍で売り上げが減った企業を対象にした助成金制度であり、現役の衆院議員の事務所が申請するとは驚きです。政党交付金を受けている政治団体は対象から除外するべきだと思います」  この助成金に関してはこれまでも企業による不正受給の問題が指摘されていた。厚労省によると、11月末までに390件、約30億円もの不正申請や受給が発覚している。  官邸関係者によると「不適切に受給していなかったか情報収集をしているところ」という。  約60万円の助成金の受給について、事実関係を石原氏の事務所に尋ねると、以下の回答がFaxで届いた。 「どんな情報をもとにご質問をされているのか存じ上げませんが、支部において所管当局に確認した上で申請しているところです」  担当者に受給の経緯について詳しい説明を再度、求めたが、「Faxでの回答が全てです」と言うのみだった。  この件について石原氏本人はどう説明するのか。注目が集まりそうだ。 (AERAdot.編集部 吉崎洋夫)

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    Snow Manが明かす“触れてしまった”メンバーの秘密

     昨年コロナウイルス感染の影響から、出場辞退を余儀なくされた紅白歌合戦への改めての“初”出場を決めたSnow Man。そんな彼らが12月1日に発売した5枚目のシングル「Secret Touch」にちなんで、質問をぶつけてみた。 *  *  * Q&A(1)「Secret Touch」にちなんで、触れてしまったメンバーの秘密(2)カップリング曲「僕の彼女になってよ。」の歌詞「君の香水のにおいがする」にちなんで、好きな香り(3)カップリング曲「My Sweet Girl」の歌詞「Don’t tell lies」にちなんで、ついてしまった嘘(4)3年目の個人的な目標 ■深澤辰哉(1)えー、むずいな秘密。渡辺翔太は、寝癖がけっこうひどい。やっぱりパーマをかけたことでより味が出るんですよ。片っぽそり立ってて。片っぽぺったんこみたいな。今日の朝もそうだったんで、かわいらしい部分があります(照れた渡辺「ありがとうございます」)。(2)石鹸。爽やか系の石鹸のにおい。だから香水で言うと、グリーンなんとかみたいなやつ(渡辺「石鹸でグリーン?」)。あんのよ、爽やかなの。香水は持ってるけど、あんまつけないですね。アロマは家に、木(スティック)さしてにおい嗅ぐやつは持ってますけど。(4)レギュラー番組はもちろん持ちたいですけど、持つんだったら、まずは個人じゃなくてグループがいいです。グループのほうが、MCをまわすとか、俺が勉強できる場が多いから。個人だとまわされるほうになるし、バラエティーとか同じ番組にたくさん出演させていただけたらうれしいなと思います。 ■佐久間大介(1)ふんむーふんむー。むっず!(阿部「俺がオニオンスライスにハマっているというひそかな秘密を教えてあげてもいいよ」)。うわ、まじかよー、知っちゃった(阿部「鰹節のっけてあるやつ」)。そういえば、こいつ、ひそかに宅配注文のときオニオンスライス頼んでる(笑)。(2)金木犀。蓮が練り香水くれました。俺が好きだっていうのを知ってて、一番本物に近いにおいを見つけて。記念とかじゃなく、何でもないときに。実際にマスクにつけたりして使ってます。普段から香水はつけないんですけど、好きなお店のバスボムとか石鹸を棚に入れてます。クローゼットに入れるだけで、すごくにおいがつく。(3)嘘はないけど、メンバーに対しての冗談とかいたずらはめっちゃある。でも、やりすぎて覚えてない(笑)。(4)声優でアニメのレギュラーとかやりたいなと思っています。やっぱり、ずっと関わっていきたい仕事として声優があるので。 ■渡辺翔太(1)深澤さんの靴下に毛玉が思った以上にくっついている。たまたま見かけちゃったんですよね(深澤「あー、それまちがいねえわ。俺ずっと同じ靴下はいてるから。もう半年くらい。愛着わいてるから」)。(2)柑橘っぽい感じですかね。それに緑っぽさ。ウッドな感じも入ってるの好きですね。家だとそういうにおいで、自分がつけるときは爽やかな、石鹸じゃないですけど、そっち系ですね。(4)雑誌のソロの表紙をいっぱいやっていきたいですね。やっぱ美容系とか強い雑誌だとうれしいです。家の棚に、自分一人だけの表紙の雑誌を積んでってるんですよ。もちろん自分が見るように並べてるわけじゃなくて、見えないところに。で、重ねるたびに、あ、これ一人で何冊目だ、みたいな(深澤「目標にもなるよね」)。ちょっと優越感がある(笑)。まだ6、7冊ぐらいなんで、どんどん積んでいきたいなあと思ってます。 ■宮舘涼太(1)向井はみんなといるときはガヤガヤして面白おかしく盛り上げるんですけど、二人っきりになると急にかっこつけます。なんか、けっこうスマートになるんですよ。しゃべり方とか。「せやねん」(眉毛をぴくっと動かしながら)とか。さぶいなって思う(笑)。(2)僕はローズですね。家のアロマディフューザーもそうですし、香水もそうですし。たまーにつける感じで。(3)いまライブ中で、振付をちょっと間違えたんだけど、あたかも間違えてないかのようにごまかしたっていう。まだ誰にも言われてないから、小さな嘘をつき通せたってことかなと。ほかのメンバーも時々あるんじゃないかなあ。目撃はしてますけどね。(4)よりバラエティー番組に出て、いろんな方に名前と個性を知ってもらいたいかな。あとは夢でもある時代劇とか、ドラマや舞台の主演とか、大きなステージに上がっていけたらなとは思います。 ■岩本照(1)コンサートの本番前、目黒がシャワーに入るのが一番遅い。早い人が衣装着て準備してるときに風呂上がり。秘密っていうか、普段見ない姿として「あ、こういうペースで生きてるんだ」って(目黒「みんなよりたぶん遅い時間で過ごしてる」)。(2)白樺の香りが好きですね。「ヴィヒタ」っていう、白樺を切ってサウナで使うものがあるんですよ。サウナ好きなんで、そのにおいが落ち着く。(3)俺、嘘つかない……(懸命に考えて)嘘じゃないけど、何年か前の曲の振り起こししたときに、メンバーが「こんなのあったっけ?」って言うのに「こうだよ!」って返したんだけど、後で映像見直したら指摘された通りだった(笑)。でも、今はこっちのほうがいいと思うから、って変えちゃうかな(目黒「進化だよね」)。(4)振付をやらせてもらっていて。今後はジャニーズとは関係ないところでも作品づくりができたらいいなと思います。 ■阿部亮平(1)何かあったかな……(佐久間「<さっきのお返しに>俺がひそかにトリュフにハマっていること教えてあげてもいいよ」)。マジ? じゃあ、それが俺が握っている佐久間の秘密です(笑)。(2)香水、持っているんですけど、つけ忘れちゃうんですよね。爽やかなにおいが好きで、グリーンティーとか、柑橘類とか。昔から勉強に集中するときはシトラス系がいいかなと思って香水を買うんですけど、つける習慣がまったく身につかないです。(4)今年はテレビや新聞で、気象予報士についてのお仕事がすごく増えたんです。今まではなかなか気象予報士の資格が直接仕事に結びつくことがなかったんですよ。この資格を持っているということで知っていただいて、クイズ番組に出始めるきっかけになったりはしていたんですけど。だからもうちょっと、気象予報士のお仕事をより確実なものにしていけたらいいですね。 ■向井康二(1)んーーなんやろなあ。だてさん秘密おれにバレたことない?(宮舘「いや、俺も考えてたんだよ、今」)。あ、あるよ!だてさん家でいつもバスローブって言ってるやん? けっこう前やけど、家でTシャツでした!(宮舘「それ、たまたまの話じゃん(笑)」)。たまたまですけど、白Tでした! ショックでした! バスローブ着ていてほしかったですねー。(2)場所によるけど、香水やと、ちょっと清潔感のある石鹸系の香りが好き。寝る前とか、みかんやね。ブラッドオレンジが好き。メンバーカラーとは関係なく、においがね。(女の子がつけるとしたら?)いやおれなんでもええけど、無臭がいいんだよね、いちばんは。あとはサボン系がいい。高級感のない香りが好き。(3)えーあるでーいっぱい。メンバーと出かける約束してたんやけど、おれがね、忘れてて。忘れてないふりをしました。誰とは言わない。バレちゃう(笑)。 ■目黒蓮(1)佐久間くんと俺、滝沢歌舞伎のときは、お風呂ですごい会う機会が多くて、「風呂友だー!」って盛り上がってたんですけど、フタを開けてみたら、佐久間くんよりも岩本くんのほうが会う回数が多い(笑)。いまライブのツアー中なんですけど、なんなら一回もシャワーで会ったことない。時間とかぜんぜんちがうんでしょうね。だから、「風呂友」じゃないんじゃないかな、って(笑)。(2)僕は佐久間くんと同じです。金木犀が好きですね。なんか、その時期のこと思い出す。木の下でサッカーやったなあとかって(ラウール「あったあった、一緒にやったね」)。してないよ!(3)俺、嘘つけないんだよなー(ラウール「<小声で>眉毛ないんじゃない?」)。あ、嘘じゃないんですけど、ここの眉毛(左の眉頭)がないんですよ。ケガして。それをメイクで描いて隠してもらってる(ラウール「目黒蓮じゃなくて眉毛蓮が嘘ついてる!」)。 ■ラウール(1)向井さんが車で学校まで送ってくれたんですよ。僕は助手席に乗ってて、信号が赤になって止まるときにブレーキでキューッてなるじゃないですか(体を前かがみに)。それをこうやって(手を横に出して)おさえてくるんですよ。びっくりしましたね。なんやねんこれ!って(笑)。やさしさですね。(2)ミルクのにおいが好き。あとは人肌のにおい。目黒くんの(ぐっと近寄って)人肌(目黒「いや、人肌に触れる距離感に来ないじゃん」)。でも人肌いいですね。たぶんちっちゃいころから好きなんだと思います。(3)嘘かぁ……最近、キャラクターに憑依するのが好きです。ふざけちゃうっていうか。自分を偽っている、っていうことなら、嘘って言える?(4)ファッションをもっと、という思いはありますね。これだけは専門的に極められるな、って。ショーに出たりとか。服を着て、カッコよく見せるということに、すごく自信はあるんで。 (取材・構成/本誌・大谷百合絵、直木詩帆、秦正理、伏見美雪) >>【関連記事/Snow Man「2022年は今年以上に、お客さんと会う機会を」】はこちら>>【関連記事/Snow Manがメンバーにあげたいクリスマスプレゼントと、そのお返しは?】はこちら※週刊朝日  2021年12月10日号

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    名将か愚将か…パ・リーグの監督を査定してみた【2021年版】

     ヤクルトの20年ぶり6度目の日本一で幕を閉じた今年のプロ野球。セ・パ両リーグとも前年最下位のチームが優勝を果たすシーズンとなったが、今回は現場の最高責任者である監督の手腕についてスポットライトを当ててみたいと思う。以下はパ・リーグ編。※評価はA~Dの4段階/セ・リーグ編に続く *  *  * 中嶋聡監督(オリックス) 評価:A  惜しくも日本シリーズではヤクルト相手に敗れたものの、チームを25年ぶりのリーグ優勝に導いた。昨年のシーズン途中に監督代行に就任してから明らかにチームの成績は上向いており、中嶋監督の手腕によるところは大きい。特に見事だったのが若手とくすぶっていた選手の抜擢だ。宮城大弥、紅林弘太郎、杉本裕太郎などはその代表格で、我慢して起用したことが大きなプラスとなっている。また宗佑磨と福田周平もコンバートによって一気に飛躍を果たした。ここ数年のドラフトが上手く機能したということもあるが、それを生かしたのはやはり中嶋監督の起用であることは間違いない。今季活躍した選手以外にも楽しみな若手も多いだけに、来季以降も優勝争いに加わり続ける可能性は十分にあるだろう。 井口資仁監督(ロッテ) 評価:B  オリックスに競り負けて惜しくも2位となったが、監督に就任してからの4年間でチーム成績を常に向上させてきた点は評価できる。昨年は沢村拓一(レッドソックス)、今年は国吉佑樹、加藤匠馬とシーズン途中にトレードで加入した選手を上手く活用して戦力としている点はフロントとの意思疎通が良くできていると感じる。大器である佐々木朗希も、吉井理人投手コーチの意見を尊重しながら着実に成長させてきた。少し物足りないのが若手野手陣の停滞ぶりだ。井口監督だけの問題ではないが、安田尚憲、藤原恭大、平沢大河といったドラフト1位で獲得した選手たちがもうひとつ殻を破り切れないでいる印象が強い。彼らをチームの中心とすることができるかが、今後の大きなポイントと言えるだろう。 石井一久監督(楽天) 評価:C  今年からGM兼監督に就任し、大物ルーキーの早川隆久の加入、田中将大の電撃復帰など優勝への機運は高まっていたが結局3位に終わった。2018年9月にGMに就任してからFAやメジャー帰りの選手を積極的に獲得してきたが、かなりの金額を投じた割には十分な結果を残せているとは言えないのが現状だ。投手陣も野手陣も主力メンバーは軒並み30歳を超えており、来年以降はさらに厳しい状況となることが予想されるが、将来を考えての補強や若手の抜擢はとてもではないが十分とは言えない。中長期的な視点でチームを強化する必要のあるGMと、現場での勝利を考える監督を兼任するということがそもそも無理のある話である。石井監督本人だけの問題ではないが、今一度体制を見直す必要があるのではないだろうか。 工藤公康監督(ソフトバンク) 評価:C  シーズン開幕前は圧倒的な優勝候補に挙げられていたものの、監督就任以来初となるBクラスに沈み、今シーズン限りで退任となった工藤監督。故障者が多かったというのもあるが、ここ数年間のリリーフ陣のフル回転と外国人のベテランに頼ってきたツケが回ってきたという印象は強い。特に投手出身の監督でありながらも、投手起用については特定の選手に負担がかかるものになっていたことは明らかで、毎年のように大きな故障に見舞われる選手が出ていた点の責任は工藤監督にもあると言えそうだ。日本シリーズ4連覇を達成した点は評価できるものの、数年前から世代交代が必要なチーム事情は分かっていただけに、有効な対策を打つことができなかった点は残念だった。 栗山英樹監督(日本ハム) 評価:D  何とか最下位は回避したものの3年連続の5位という形で退任となった栗山監督。リーグ優勝2回、日本一1回、そして大谷翔平(エンゼルス)の二刀流起用など輝かしい結果も残したが、ここ数年は迷走していた印象が強い。特に不可解だったのが不祥事を起こした中田翔への対応と、中田がチームを去った後の采配だ。深刻な得点力不足の中で中田を放出することは大きな痛手であることは明らかである。一貫して優勝を狙うと発言していたにもかかわらず、その言動と行動は一致しているように見えなかった。また中田がいなくなったのであれば、次代の大砲候補である清宮幸太郎を一軍に昇格させるべきではなかっただろうか。栗山監督だけの問題ではないかもしれないが、10年間の監督生活を締めくくるには非常に残念な1年だった。 辻発彦監督(西武) 評価:C  監督就任5年目で初のBクラス、そしてチームとしては42年ぶりの最下位に沈んだ。ただ世代交代を進めるという点では評価できるポイントがあることも確かである。長年の課題だった投手陣は高橋光成、今井達也、松本航が先発である程度の成績を残し、リリーフでは平良海馬が太い柱となった。野手も若林楽人、呉念庭、岸潤一郎、愛斗といったところが一軍の戦力となったのは大きなプラスだ。来季に向けては渡部健人、ブランドンといった大砲候補やドラフトで獲得した隅田知一郎、佐藤隼輔を主力にできるかが大きなポイントとなる。来季は今年以上に若手の底上げができるかに注目したい。 (文・西尾典文) 【セ・リーグ編に続く→】名将か愚将か…セ・リーグ監督を査定してみた ●プロフィール西尾典文/1979年生まれ。愛知県出身。筑波大学大学院で野球の動作解析について研究。主に高校野球、大学野球、社会人野球を中心に年間300試合以上を現場で取材し、執筆活動を行っている。ドラフト情報を研究する団体「プロアマ野球研究所(PABBlab)」主任研究員

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    「誰かがやってくれるだろう」の「誰か」になってしまう…モヤモヤ抱える25歳女性に鴻上尚史が提案した“二択”

     組織の理不尽に同調しても一緒に行動してくれない同僚たちにモヤモヤした気分になると訴える25歳女性。このままか、他の生き方があるかと問う相談者に、鴻上尚史が提案したのは「自分のため」にする二つの選択肢とは? 【相談125】「誰かがやってくれるだろう」の「誰か」になってしまうことが多くモヤモヤします(25歳 女性 うめ)  私は子どもの頃から「誰かがやってくれるだろう」の「誰か」になってしまうことが多いです。 「誰か」になること自体が嫌なわけではなく、そういうときの周囲の「○○がやってくれるだろう」「自分は関わらなくていい」という無関心さや当事者意識のなさに、つい心がモヤモヤしてしまいます。  現在、私が働いている会社は、サービス残業が多く、私はそれを改善すべき問題だと思っています。しかし、プライベートに話せば、「あれはおかしいよね」「変えていかなきゃいけないよね」と多くの同僚が口を揃えて言いますが、私のように何か具体的な改善策を考えようとしたり、勤務管理の部署に相談しようとする人は誰一人いません。  私が自分たちにできる小さな改善案を提案しても、口頭では「それいいね」と言いながら、一緒に実行してくれる人はなかなかいません。  組織を変えることはできないと諦めてしまっているようです。  おそらく、多くの同僚が心の奥では、私が一人で「サービス残業は問題である」と会社に訴えていることを悪くは思っていないと思います。  しかし、同時に「そういう組織から逸脱する行動はあいつに任せて自分たちはおとなしくしておこう」と思っているのではないかと私には感じられて、モヤモヤします。  私はこれからの人生もこのモヤモヤと戦いながら、みんなの代わりに意見を言う人になるべきでしょうか?  それとも、他の生き方があるのでしょうか?  ぜひ鴻上さんのご意見を伺いたいです。 【鴻上さんの答え】 うめさん。もやもやしますね。僕もどちらかというと、「『誰かがやってくれるだろう』の『誰か』」になることが多いです。  ある組織に参加して、「これっておかしくない?」と感じ、なんとなく周りに話すと、多くの人が「おかしい」と感じている。じゃあ、変えようと言っても、なかなか周りは動かない。しょうがないので、自分がまず「これ、おかしいと思います」と手を挙げると、その「おかしさ」で恩恵を受けていた人達からにらまれる。でも周りの人は無反応だったりスルーしたりする――ということが何度かありました。  うめさんと同じように、周囲の「無関心さや当事者意識のなさ」に、もやもやするだけじゃなくて、腹が立ったり、憤ったり、絶望しそうになったりしました。  自分は無駄なことをしているんだろうか。自分は独りで勝手に盛り上がって、意味のないことをしているんだろうか。でも、プライベートで話をすると多くの人は僕の提案に賛成してくれるのに。ああ、どうしたらいいんだろうと。  で、ある時、腹を括りました。  自分はどっちがもやもやするかを考えたのです。 「あきらかにおかしいと思っているんだけど、周りが無関心だから自分も黙った時」に感じるもやもやと、「おかしいと思って言ったのに、周りが無関心だったり人任せだった時」に感じるもやもやを比べたのです。  そして、「発言しても、周りが無関心だったり人任せだった時」のもやもやより、「自分も周りと同じように黙った時」のもやもやが大きい時は、発言しよう、行動しようと決めたのです。  どんなテーマでも常に、どっちのもやもやが大きいかを考えて行動するようにしました。  別の言い方をすれば、「自分が納得してないから発言する」か「周りの人のために発言するか」の違いです。  僕は、「周りの人のために発言する」のではなく、「自分が納得してないから発言する」ことにしたのです。  そうすると、自分の発言によって周りが何らかの恩恵を受けたとしても(例えば「サービス残業」の廃止ですね)、それに対して何の反応がなくても、問題だとは思わなくなったのです。  周りのためではなく、自分が納得しないから行動しただけですから。それぐらい「自分が納得しているかどうか」を大切にしようと思ったのです。  まあ、性分だと思います。自分で「あきらかにおかしい」と思っていることは、黙っていられないのです。 『ほがらか人生相談』なんてタイトルの人生相談をずっと続けてますから、僕のことをいつも穏やかに微笑んでいるおじさんだと思っている人もいるかもしれませんが、とんでもないです。  僕は、テーマによっては、周りがびっくりするぐらい簡単にヒートアップします。この連載をずっと読んでいる人なら分かるでしょうが、「ブラック校則」とか「強制的夫婦同姓」とか「同性婚が認められないこと」とか、他にも世間の理不尽さに直面すると、周りが無関心だろうが人任せだろうが関係なく、一気に燃えます。  もちろん、大人ですから、頭はカッカしてても、言い方は考えます。なるべく、自分の言いたいことは伝わるように、いろんな表現を探ります。 「周りが無関心だから自分も黙った時」のもやもやは絶対に経験したくないと思うから、発言するのです(だから逆に言えば、「周りの人が納得していない」状態でも、「自分が納得している」場合は、発言や行動の必要を感じないということです。でももちろん、他の人の意見を聞いたり、説得されたり、頼まれたりしたら、気持ちが変わることはありますが)。  うめさん。独りで「サービス残業」を問題にしようとするうめさんは素晴らしいと思います。上司からにらまれることもあるかもしれません。でも、「おかしい」ことを「おかしい」と言ううめさんのような行動が、私達の生きる状況を改善していくんだと思います。  うめさんの孤独な戦いが、みんなを幸せにするのです。  おおげさではなく、そう思います。だって、うめさんは自分の個人的な利益ではなく、多くの人がプライベートでは賛成していることを問題にして、行動しようとしているのですから。  それでね、うめさん。 「私はこれからの人生もこのモヤモヤと戦いながら、みんなの代わりに意見を言う人になるべきでしょうか?」と書かれていますが、「みんなの代わり」と思って発言し続けるのは大変だと思います。 「みんなの代わり」「みんなのため」と思っている限り、期待した反応が返ってこなくて、虚しさや苦しさとぶつかるでしょう。  ですから僕のように「みんなのため」ではなく、「自分が納得しないから」と考えるのはどうですか?  自分として絶対にスルーできないこと、無視したり黙ったりしたら、ずっともやもやに苦しめられそうなことを発言し、行動するのです。 「他の生き方があるのでしょうか?」とも、うめさんは書かれていますが、常に「もやもやの量」を比較して発言するかどうかを判断するというのは、ある意味「他の生き方」とも言えるし、今までの生き方の整理だとも言えるでしょう。  常に考えることは、「周りの反応」ではなく「自分の納得」。そうやって生きていく人生はけっこう素敵なんじゃないかと思います。  これが僕のアドバイスです。  ただね、うめさん。周りがどんなに無関心に見えても、うめさんの行動をちゃんと見ている人はいると僕は思います。そして、言葉や態度に表すかどうかは別として、間違いなく「サービス残業をなくそう」と言っているうめさんに感謝していると思います。  その思いは、きっとどこかでうめさんを助けたり、幸せにしたり、うめさんにポジティブな影響を与えるだろうと思います。僕はそう信じています。 ■本連載の書籍化第3弾!『鴻上尚史のますますほがらか人生相談』が発売中です!

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    大食いで月収700万 フードファイターMAX鈴木の「クズ生活」からの大逆転劇

     1時間でラーメンを35杯食べる人間がこの世にいるのをご存じだろうか。フードファイターのMAX鈴木(41)だ。テレビ東京が定期的に放送する人気シリーズ「大食い王決定戦」で2015年にデビューすると、それまで絶対王者だったジャイアント白田の記録を塗り替え、新人にして初優勝、一気に注目を浴びた。その後、17、20年大会でも優勝し、2015年に開設したYouTubeチャンネルの登録者数は60万人を超える(2021年12月時点)。数年で日本最強のフードファイターの座にまで上り詰めた鈴木だったが、ギャンブルに明け暮れ借金は数百万、女性関係も派手で家もない、そんな状態が数年続いたドン底の時代があったという。なぜ、鈴木はフードファイターとして成功できたのか。本人がAERA dot.のインタビューに応じた。 *  *  * ――大食いに目覚めたきっかけを教えてください。  僕が大食いに目覚めたのは2014年です。きっかけは大食いアイドル・もえあずちゃん(もえのあずき)。当時、僕は彼女の大ファンだったので、定期的にブログを覗いていたんです。すると、彼女がいろんなお店の大食いメニューにチャレンジしていたので、興味が湧いたんです。あるお店では、チャレンジの成功失敗に関わらず、顔写真を店内に貼ってくれるということだったので、「もしチャレンジしたら、もえあずちゃんの写真の横に自分の写真が貼られるかもしれない」という期待もありました。ちなみに、初めて僕がチャレンジしたのは「油そば特盛4杯2.8キロ」。チャレンジしてみると、意外と簡単にペロリと食べることができました。これには自分でも驚きました。それまで自分が大食いだなんて一度も思ったことありませんでしたから。大食いって成功すると、周囲の人たちがめちゃくちゃ褒めてくれるんです。「君!すごいね!」って。それまでの僕は、借金まみれで、夢も希望もない生活を送っていたので、人に褒められるのが嬉しくてたまらなかったんです。それから、いろんな大食いメニューを探して、チャレンジするような生活になりました。 ――大食いにハマるまではどのような生活を送っていたのでしょうか?  一言でいうと、クズみたいな生活でした。パチンコやスロットなどのギャンブルをやりまくっていて、消費者金融からの借金は数百万。ちなみに鈴木家はギャンブル家系で、父親は競輪、競馬、オートレスなどが大好きでしたので、その影響も大きかったんでしょうね。20代の頃はとくにひどかった。仕事はというと、トラックの運転手やガラスの施工、ピザ屋の配達などで稼いたお金はすべてギャンブルに使っていました。だから借金は膨らむ一方。最終的には家賃すらも払えなくなったので、女の子の家を転々とするようになりました。今の嫁さんと出会った時の月給も5万円でした。何度も言いますが、ほんとうにクズでしたね。大食い王決定戦に出場したのは、「そんな生活を何とか変えたい」そんな一心でした。 ――「大食い王決定戦」では3度優勝。どんなトレーニングをしているのですか?  基本的には3カ月前からトレーニングを開始します。例えば、20分でカレーを8キロ食べるとか、一日で体重を10キロ増やすとか、30分ひたすら激熱のラーメンを食べるとか、そんなトレーニングを週に3日のペースで続けていきます。胃って気を抜くとすぐに小さくなってしまうので、大食いをする間隔をあけちゃ駄目なんです。おそらく3日あけただけでも全然食べられなくなってしまう。それにトレーニングでは3、4キロを食べるだけでは不十分。8、9キロ以上は食べる必要があります。「胃が小さくなる」ってことに関しては、つねに強迫観念みたいなものがあります。正直かなりきついんですけど、これを続ければ優勝できるんです。 ――それだけ食べると、かなり身体に負担があるように思います。  大食いは下手すると死んでしまう可能性があります。過去にも、大食い番組を真似した中学生が死亡するといった事件もありました。僕は「大食い選手」と「フードファイター」の2種類に分けられると考えています。「大食い選手」は分かりやすくいうと「エンタメ」です。できるだけキレイに食べて、YouTubeでも汚い部分は編集で見せない。でも「フードファイター」は「スポーツ」です。キレイに食べることなどは考えずに、目の前に出てきた料理をとにかく早く食べる、編集もできるだけノーカットで見せる、そういう違いです。 ――最近はテレビの露出やYouTubeチャンネルの登録者数も増えました。  人生がガラッと変わりました。まったくの別物です。優勝の影響もありますが、やはりYouTubeが軌道にのったのは大きかったです。僕が本格的にYouTubeを始めたのは18年頃なんですが、ちょうどそのタイミングで「大食い」と「YouTube」のブームが重なったんです。ほんとうに運が良かったと思います。これまでの僕は頑張ってもせいぜい月給35万円くらいでしたが、今では、好きな家にも住めて、好きな時計や車も買えて、何不自由のない生活を送れています。YouTubeだけの収益で、これまでの最高額は月収700万円くらいです。もちろん、その月の動画再生数回数や広告の単価によっても変動はかなり大きいので、月収200万円のときもありますが、借金まみれだった頃を考えると比較になりません。 ――動画再生数を一定に保つための工夫などはありますか?  ブームにしっかりのることです。大食いはニッチな世界だし、やれることってほぼ決まっているんです。だから、大食いファンの中で検索されている人気ワードっていうのをしっかり見極めて、それを動画にすればある程度安定した数字は残せる。一時期でいえば「ラーメンショップ」などがそうでした。だから、仲が良いYouTuberをみたりするのは参考になるし、登録者数は少ないけど面白いYouTuberを見つけたら、どんどん真似するようにはしています。 ――ご家族はフードファイターという仕事はどう捉えていますか?  大食いをしていると、生きるか、死ぬかの境界線みたいなものを、つねに感じているので、やはり嫁さんは心配しています。基本的に、嫁さんは僕のYouTubeを見ません。僕が苦しそうにしているのがつらいみたいです。そりゃそうですよね、僕も逆の立場だったらきっと見ていられないと思います。これだけ食べているわけなので、もしかしたら明日喉に何かをつまらせて死んでしまう可能性もある。だから身体にどこか不調はないのか、半年に一度は必ず人間ドックに通っています。それが、大食いを続けさせてもらうための嫁さんからの条件の一つなんです。ただ、鈴木家では「50歳で大食いは引退する」という新たな条件が先日追加されました。僕は嫁さんには逆らえないので従います(笑)。 ――なぜ、そこまでして大食いを続けるのでしょうか?  僕にとって大食いはお金を稼げる唯一の方法だし、唯一誇れるものなんです。時折、YouTubeの数字などを気にしすぎてメンタルがやられそうになりますが、お礼を言ってくれる方もいるんです。白米をあまり食べなかった子どもが僕の動画を見て食べられるようなったとか、僕の動画をきっかけになかなか心を開いてくれなかった患者と打ち解けることができたって言ってくれたがんの研修医の方もいます。数年前まで、クズみたい生活を送っていた僕が、こんなに人の役に立てるんだって。そういうコメントを見た時は、一人でボロボロと泣いています。こういう人たちの言葉は、間違いなく僕を支えてくれていますね。 ――最後に、今後の目標を教えてください。  大食いって、まだまだ日本には文化としては根付いてないと思うんです。大食いに成功しても「すごい」と言われることはあっても、リスペクトされることはない。やはりまだまだ色物としてみられているので、何とかその現状を変えるっていうのが目標です。あと、世界で最も知名度のある早食いの大会「ネイサンズ国際ホットドッグ早食い選手権」で優勝すること。これも僕の夢なので絶対達成したい。50歳まで、あと9年。引退するまで、まだまだ強くなりたい! (聞き手・構成/AERA dot.編集部・岡本直也)

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    名将か愚将か…セ・リーグの監督を査定してみた【2021年版】

     ヤクルトの20年ぶり6度目の日本一で幕を閉じた今年のプロ野球。セ・パ両リーグとも前年最下位のチームが優勝を果たすシーズンとなったが、今回は現場の最高責任者である監督の手腕についてスポットライトを当ててみたいと思う。以下はセ・リーグ編。※評価はA~Dの4段階/パ・リーグ編に続く *  *  *高津臣吾監督(ヤクルト) 評価:A  見事20年ぶりの日本一を達成。山田哲人、小川泰弘、石山泰稚が揃って残留となり、サンタナ、オスナなど外国人選手の積極的な補強が奏功したが、高津監督の手腕も大きかったことは間違いない。まず見事だったのが投手陣の立て直しだ。リリーフでは石山が不調と見るやマクガフを抑えに配置転換し、近藤弘樹、今野龍太など他球団を戦力外になった選手を上手く活用。先発では2年目の奥川恭伸をローテーションの間隔を広めにとりながら起用し、エース格へと成長させた。一つ気になったのはリリーフ陣の勤続疲労だ。清水昇、マクガフ、今野が60試合以上に登板しており、その反動が来ることも考えられる。今年の近藤のように新たな戦力発掘ができるかが、来季の大きなカギとなりそうだ。 矢野燿大監督(阪神) 評価:B  開幕から首位を走りながら、ヤクルトとのデッドヒートに敗れて昨年に続いての2位に終わった。それでも投手では伊藤将司、ガンケル、及川雅貴、野手では佐藤輝明、中野拓夢などが新たな戦力となり、チーム全体は上昇ムードが漂っていることも確かである。若手を抜擢しながら優勝争いに加わったという点は十分に評価できるだろう。一方で気になるのは少し偏りが感じられる選手起用だ。捕手では数字的には目立たない坂本誠志郎を重用し、外国人選手もサンズを見切るのが早いように感じられた。また、ここ数年の課題と言われている守備難に対しても中野の抜擢以外は今のところ有効な手を打つことができていない。来季は絶対的守護神だったスアレスも抜けるだけに、あらゆる面で戦力の見直しが必要なシーズンとなるだろう。 原辰徳監督(巨人) 評価:B  夏場まではヤクルト、阪神と優勝争いを演じていたが、9月下旬から大きく失速して借金1の3位でシーズンを終え、セ・リーグ3連覇を逃した。投手では菅野智之、野手では丸佳浩が大きく成績を落とし、新外国人のスモークとテームズ、FAで獲得した井納翔一、梶谷隆幸、シーズン途中に加入した中田翔の新戦力が機能せず、誤算の多いシーズンだったと言える。やはり気になるのは新たな投打の柱候補が見えてこないところだ。投手は高橋優貴、戸郷翔征、野手は岡本和真に続く選手がなかなか出てこない。かつては小笠原道大、ラミレス、村田修一といった他球団から獲得した大物の存在が大きかったが、ここ数年の傾向を見るとそれも期待しづらい状況である。原監督は来季から新たに3年契約を結んだが、第2次政権の時のように、いかに若手を底上げできるかという点が今後の大きな焦点となるだろう。 佐々岡真司監督(広島) 評価:C  終盤に追い上げを見せたものの巨人にわずかに及ばず、就任から2年連続のBクラスに沈んだ佐々岡カープ。チーム打率はリーグトップにもかかわらず得点数は3位と攻撃面では効率の悪さが目立ち、投手陣もルーキーの栗林良吏が絶対的な抑えとなって奮闘したが、チーム全体ではリーグ5位の防御率に沈み、投手陣を立て直すこともできていない。オフには主砲の鈴木誠也がメジャー移籍で退団することが濃厚となっており、来季はさらに厳しい状況となることが予想される。ただそんな中で評価できるのは若手の底上げだ。投手では栗林、玉村昇悟、高橋昂也、森浦大輔、島内颯太郎、コルニエル、野手では坂倉将吾、小園海斗、林晃汰などが主力へと成長し、世代交代は一気に進んだ印象を受ける。鈴木の退団でそれをさらに加速させることができれば、面白いチームにできる可能性も高いだろう。 与田剛監督(中日) 評価:C  昨年は8年ぶりのAクラスとなる3位に浮上したが、今年は大きく成績を落として再びBクラスとなる5位に沈んだ。エースの大野雄大が成績を落としながらもリーグトップのチーム防御率をマークするなど投手陣の整備に関しては見事な手腕を発揮したが、最大の課題である得点力不足には有効な手を打つことができなかった印象だ。外国人選手の獲得など監督以外のフロント陣の問題ももちろんあるが、気になるのはやはり抜擢の遅さである。与田監督が指揮を執った3年間で完全なレギュラーに成長したのは捕手の木下拓哉だけ。大化けが期待できそうな若手ではなく、現時点でそれなりに結果を残す中堅、ベテラン選手を使い続けてチームの新陳代謝が進んでいないように見える。低迷するチームを任せられて3年間でAクラス1回というのは悪くはない成績だが、中長期的なチーム作りはできずに退任となった印象だ。 三浦大輔監督(DeNA) 評価:C  チーム生え抜きのスター監督ということで期待されたが、6年ぶりとなる最下位に沈む苦しいスタートとなった。外国人選手の来日が大幅に遅れるという不運はあったものの、監督としても十分な手腕を発揮できたとは言い難い1年だったという印象だ。特に大きな課題として残ったのが投手陣の整備だ。規定投球回に達した投手はゼロで、チーム最多勝は大貫晋一の6勝。リリーフ陣も安定感を欠き、チーム防御率は3年ぶりに4点台を上回る結果となった。投手出身の三浦監督だけに、このあたりは大きく期待を裏切る結果だったと言える。一方で救いは4人が打率3割をクリアした打線だ(オースティンも規定打席には届かなかったが3割をマーク)。特にルーキーの牧秀悟を抜擢して中軸へと成長させた点は非常に大きい。ただ野手陣でも正捕手とショートのレギュラーを確立できなかったところは気になる部分である。戦力的には他球団と比べて大きく見劣りするわけではないだけに、今一度チームの強みを生かした戦い方を模索する必要がありそうだ。 (文・西尾典文) 【パ・リーグ編に続く→】名将か愚将か…パ・リーグ監督を査定してみた ●プロフィール西尾典文/1979年生まれ。愛知県出身。筑波大学大学院で野球の動作解析について研究。主に高校野球、大学野球、社会人野球を中心に年間300試合以上を現場で取材し、執筆活動を行っている。ドラフト情報を研究する団体「プロアマ野球研究所(PABBlab)」主任研究員

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    11時間前

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    小室圭さん帰国便同乗者が目撃した姿「彼はまるでエグゼクティブ」 自宅前では深々とお辞儀

    颯爽と歩きながら、小室圭さんがアメリカから帰国した。日本の地を踏むのは2018年8月に渡米して以来、3年2か月ぶりだ。  成田空港は多数の報道関係者が集まっており、ピリピリムード。報道陣に対して、カメラのフラッシュ禁止、声掛けも禁止といった規制が敷かれていた。報道関係者からは「どうして?」と不満の声も漏れていた。  午後3時20分過ぎ、成田空港に飛行機が到着。一般客が飛行機から降りたあと、小室さんが、報道陣の前に姿を現した。警護と思われる男性やキャビンアテンダント(CA)の女性などに囲まれていた。キャリーバックを転がしながら、白マスクに、濃紺のスーツ、ストライプの入ったシャツ、ノーネクタイといういで立ちで、髪の毛は後ろに縛っていた。  飛行機から出てきた小室さんは報道陣に一礼したあと、新型コロナウイルスの抗原検査、そして入国手続きに進んだと見られる。  小室さんは機内でどのような様子だったのか。偶然、同乗していた男性(51)に話を聞くことができた。 「私がファーストクラスで座っていると、ドアが閉まるギリギリになって小室さんが搭乗してきました。まるでエグゼクティブのようでした。後ろの髪を結っていたので、すぐに彼だとわかりましたね。彼一人に女性CAが2人くらいついて、会話しながら案内されて入ってきました」  当初はエコノミークラスのチケットを買ったと報じられていたが、この男性はこう語る。 「右の列のビジネスクラスの前方の席で、窓際に座っていましたね。私の席から右斜め後ろのほうの席でした。ただ、カーテンでファーストクラスとは仕切られていたので彼の表情などはわからなかったです」  男性は飛行機から降りた後、抗原検査のために、大きめの部屋に移ったという。40分ほどその部屋に滞在したが、そこに小室さんの姿はなかった。 「今か今かと待っていたのに、残念でした」(男性)  そのころ、到着ロビーには多数の報道陣のほか、「皇室系Youtuber」といったタスキをかけた人物や一般客も小室さんの姿を一目見ようと集まっていた。その数、50~60人ほど。  津田沼から来たという白髪交じりの一般男性は手にハンディカムを持ち、小室さんを待ち構えていた。妻に頼まれて自宅で見るために撮りに来たという。  しかし、小室さんは一般客が使う到着ロビーを通らず、地下駐車場から車に乗り込み、成田空港を後にした。「地下駐車場から空港を出たらしい」と男性に知らせると、「こんなに待っていたのに……」と不満げな様子だった。  小室さんを乗せた乗用車が向かった先は、母・佳代さんが住む横浜の自宅だった。自宅前は朝から報道陣が詰めかけ、警察は臨時の派出所を設置し、周辺警備に当たるなど、ものものしい雰囲気が漂っていた。夕方には100人を超える報道陣が押し寄せており、ベランダから様子を一目見ようとする住民の姿も見られた。  19時過ぎ、小室さんを乗せた車が到着。警察が後部座席のドアを開け、車から出てきた。小室さんは、報道陣から「どんなお気持ちですか」と声を掛けられたが、反応は示さず、自宅マンションの入り口で2回ほど深々とお辞儀をして、黒いスーツを着た男性らと中に消えていった。  近くに住む60代の男性はこう語る。 「ヘリコプターの音がすごくて『何事か』と思って見に来た。3年前の婚約会見後のときと同じような状況だと感じましたね。小室さんがニューヨークに行ってからは、静かになっていたんだけど……。またしばらく騒々しくなるのかなと思っています。どの家庭も問題を抱えていますし、小室さんと眞子さまも早くアメリカで幸せになってほしいですね」    小室さんは今後、自宅で2週間の隔離を終え、その後、記者会見に臨むと見られている。果たして何を語るか。注目が集まる。 (AERAdot.編集部/上田耕司、飯塚大和、吉崎洋夫)

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    「愛子さまのお気に入りは子どもの頃から変わらない」天皇一家の追っかけ主婦が語る激写20年

     愛子さまはあどけなさがあったのに、成人皇族になられて、大人びてステキな女性になられ、うれしいですね」  こう話すのはカメラを片手に天皇ご一家を28年半、追っかけてきた主婦の吉田比佐さんだ。  12月1日に20歳の誕生日を迎え、成年皇族となった愛子さま。5日には成年の祝賀行事が行われ、愛子さまのドレス姿が初お披露目となる。  5日午前は長袖で淡い色味の「ご参拝服」を身につけて皇居の宮中三殿を参拝される。その後、襟元の詰まった長袖のドレス「ローブ・モンタント」に着替えられ、天皇陛下から勲章を受けとられるという。  午後は襟元の開いた「ローブ・デコルテ」に勲章、ティアラを着用した正装姿で、両陛下に挨拶される予定だ。 「愛子さまが身につける髪飾りのティアラが話題になりましたが、ティアラには女性としてすごく憧れますね。車の中の皇族を撮る時にはティアラをしているかどうかは、私たち追っかけにとっては大きいです。ティアラをしているお姿ってなかなか見れないので、”きょうはティアラをしているかもしれない”って思うと、疲れていてもがんばって、撮影ポイントに並ぼうという気になりましたね」  今回、愛子さまはコロナ禍の影響を配慮し、天皇陛下の妹(紀宮さま)で、結婚して皇籍を離脱した黒田清子さんが所有するものを借用する。 「眞子さん、佳子さまのティアラもそれぞれ2800万円もする豪華なものでしたけれど、私の見た印象では、黒田清子さんのティアラはクラシックな印象でした。清子さんのティアラのデザイン方が好き、愛子さまはお似合いになると思います」  吉田さんは過去、ティアラをつけた皇族の撮影経験もある。 「ディアラをつけられるのは特別な日だけですね。新年の祝賀の行事の時とか、外国からお客さまが来る時の接待で宮中晩餐会にお出になられる時です」  吉田さんが、追っかけを始めたのはまだ愛子さまが生まれるずっと前、1993年6月9日の両陛下のご成婚パレードからだ。 「ご成婚パレードでは、雅子さまが1000個のダイヤをちりばめた豪華なティアラをして、ローブ・デコルテの衣装を身にまとっていました。とてもステキな写真が撮れました」  そのお姿が脳裏から離れず、雅子さまを追いかけるようになった。 「愛子さまもローブ・デコルテを新調なさるそうですね。格式のあるロングドレスで、襟元や背中が大きくカットされているそうです。愛子さまがお召しになるとどんな感じになるのかとても楽しみです」  愛子さまを生まれたばかりの幼少期から見守り続けた吉田さんは20年の歳月をこう振り返る。 「愛子さまが赤ちゃんの頃、私たちは仲間うちで“愛子ちゃま”と呼んでいました(笑)。雅子さまに抱っこされている姿が、今でもきのうのことのように目に浮かびます」  天皇陛下と雅子さまの結婚会見のとき、記者から「お子さまは何人くらい?」 と質問され、雅子さまは「家族でオーケストラが作れるような子供の数ということはおっしゃらないでください、と(陛下に)申しました」とジョークで返した。 「陛下も愛子さまも音楽がお好きです。実際に陛下がヴィオラ、愛子さまがチェロを演奏するオーケストラのコンサートに参加された時、雅子さまがご覧になっていましたね」  愛子さまは文武両道でスキー、水泳なども、お好きだという。 「御所の中では陛下と一緒にジョギングをしたりしているそうです。毎年、夏になると、ご家族で下田(静岡県)や那須(栃木県)にご静養に行かれるのですが、下田の御用邸の裏手には海があって、愛子さまはいつも真っ黒になって東京に帰って来ていましたね」  愛子さまファッションには特徴があるという。 「愛子さまは夏場には、ワンピースをけっこう着てらして、ふわっとしたフレアスカートのワンピースをよく見かけましたね。冬は赤いセーターを着たり、ピンクのブラウスを着たり、全体にフェミニンです。先日、20歳のお誕生日に愛犬の由莉(ゆり)ちゃんと一緒の映像でも、茶系のふわっとしたスカートだったので、そういう服装がお気に入りでいらっしゃるところは、子供の頃と変わらないなと思いました」  愛子さまは学習院中等科時代に”激やせ”し、体調が心配されたこともあった。 「あの時はダイエットしているやせ方とはちょっと違うのかなと思いました。雅子さまの体調にも波があって、愛子さまもお母様のことを心配されていたのではないかと思います。雅子さまは新皇后になってから、自信が取り戻せたのではないでしょうか」  2019年11月9日に行われた「天皇陛下ご即位をお祝いする国民祭典」では、嵐のパフォーマンスが行なわれ、一家団欒で楽しむ様子が放映された。 「雑誌で読んだんですが、愛子さまは嵐の相葉雅紀君の”推し”だそうですね。カラオケも歌われるのだとか」  吉田さんは94年5月、会社員の夫と結婚した。結婚前から追っかけをしていたから、夫は理解があり、朝早くから出かけても何も言わないという。  コロナ禍のステイホームにより、雅子さまや愛子さまのお出かけが減った。加えて、天皇陛下ご一家は今年9月、赤坂御所から皇居に引っ越した。 「これまでは、ご一家が赤坂御所と皇居の行き帰りを張っていれば、写真が撮れたんですが、皇居に住まわれるようになると、皇居内での宮中行事が多いですから、シャッターチャンスも減ってしまいました」  吉田さんは今年7月から就職し、平日はフルタイムで働き、平日は追っかけが難しくなったが、できる限り続けたいという。 「愛子さまは車の中でも、窓を開けてお手ふりしてくれますよ。ニコッと笑う愛子スマイルが、かわいらしい。あの笑顔を見ると、こちらも気持ちが安らぎます。これからも雅子さまとともに、愛子さまのご公務の様子も拝見できたら、嬉しいなと思っています」  愛子さまの祝賀行事の撮影現場に吉田さんはもちろん、カメラ片手に出かけるという。どんな愛子さま笑顔が撮れるのか。 (AERAdot.編集部 上田耕司)

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    Snow Man「2022年は今年以上に、お客さんと会う機会を」

     2020年1月のCDデビュー以来、次々とミリオンセールスや記録を達成。昨年コロナウイルス感染の影響で出場辞退を余儀なくされた紅白歌合戦への改めての“初”出場も先ごろ発表されるなど、破竹の快進撃を続けるSnow Man。デビュー1年9カ月にしてようやく開催できた初の有観客での全国ライブツアーや、12月1日に発売された通算5枚目のシングル「Secret Touch」について、そして3年目を迎える2022年に挑戦したいことなど、ボケとツッコミ満載のトークで語ってくれた。 *  *  * ──新曲「Secret Touch」の推しポイントを教えてください。 佐久間:歌詞がね、すごいエモいんでございます。君の視線に何度も触れたっていう、可視化されていないものに対して触れたっていう言い回しが、すごくおしゃれだなと思って好きですね。 阿部:お、かっこいい。 ラウール:僕の推しポイントもいいですか? 僕は、ラストのサビの、帰り道の夕陽のように、っていうのが、あったかい感じがしてすごく素敵で。 向井:たしかに歌詞いいよね。めめは? めめのドラマ(放送中の「消えた初恋」)の主題歌ですから。 目黒:2番の、康二かな? 康二が歌ってるところ? サビ前の。 向井:おれや、おれ。「夜空に想い託した~♪」のとこでしょ。 目黒:あそこの歌詞がすごく好きです。 向井:歌詞ね。歌詞と? ラウール:歌詞「が」好き。 目黒:夜空が好き。 向井:え、歌詞と歌声が好き? ありがとうございます。うれしいです。 ──カップリング曲についてはいかがですか。「君の彼氏になりたい。」の続編にあたる「僕の彼女になってよ。」も話題です。 深澤:これは舘様(宮舘さん)から聞きたいね。 向井:だてさんが提案した曲やからね。 宮舘:前の曲が大好評をいただいたので、続編があったら面白いんじゃないかなと。時間経過があって、けっこう発展してるのか、それともまだもじもじしてるのかっていう。そういう要素を残した曲ができたらなって、ぱっと思い浮かんだことを汲み取っていただいて。 佐久間:アンサーソングっていろんな方向性があるじゃないですか。それを話し合ったうえで最終的に作家さんに書きやすいほうでお願いしました。 ラウール:同じ作家さんにお願いしたんですよね。 目黒:SHIROSEさんにね。WHITE JAMの。 佐久間:そうしたら最高のものができました。映像(MV)も撮ったんですけどすごくいい感じで、ファンの方みんなが好きなものになってるなと。また深澤が盛れてましたね。 向井:けっこう揺れてたよ、現場。盛れ盛れって。 深澤:いえい! 目黒:深澤無双?(笑) 阿部:今回どっちもMVいいよね。「Secret Touch」も、ああいうセット組むのSnow Manだと初じゃない? 佐久間:あれ素敵だったわマジで、シチュエーションが。 目黒:あれ、2番がまたけっこういいんだよね。 ラウール:2番は演出で雨が降ってきたり、衣装チェンジしたりね。 ──今回の曲の振付は? ラウール:もしかしたら俺が(振りを)つけるかもしれない。 一同:あはははははは! 向井:それはわかんないからね。 阿部:康二のパターンもある。 向井:おれのパターンもある。振付師してるから。 ラウール:え? なにを振付したんでしたっけ? 向井:Snow Manの曲。「P.M.G.」(向井・深澤・宮舘の3人によるユニット曲)。……あの、シーンってなるの、やめてもらっていいですか。 一同:あははは! 深澤:いやー、はいはい、すごいいい振りを考えてもらって(笑)、ありがとうございます。あ、渡辺さんどうですか、クリスマスソングとか。 渡辺:「Christmas wishes」は、何曲か聴かせてもらって決めたんですけど、いっぱいある先輩たちのクリスマスソングのなかに僕たちも入れたらいいなって思いで、一番定番の曲を選んだつもりなんで。聴きなじみもすごくいいと思うし、早く聴いてもらいたいなって。カラオケにもかなりいいかなと。 ラウール:あ、カラオケソング多いね。4曲ともいっちゃってください! 目黒:「My Sweet Girl」もいっちゃってほしいね。 ラウール:歌唱力自慢が歌い上げるのを聴きたいですよね。 ──有観客でのライブツアーも、ついに始まりました。 渡辺:デビューして初の有観客ライブなんで、やっぱ景色が印象的だった。1年半以上、カメラしかいないのが続いていた環境に、お客さんがいて。 目黒:楽しかったです。デビューライブも無観客で配信だったから。本番で(せりあがりの)台下行ったときに、奥に人いるな!って気配を感じて、おー、懐かしいなって感覚を思い出して。 ラウール:客席がバーッて見えたとき、グッときました。いままでCDがミリオン(セールス)いったよ、とか、記録を作ってくれた方たち、デビューしてから1年9カ月支えてくれた方たちが、生で自分の目に映るというのが、すごく新鮮で。願い続けたことが叶(かな)った感じがありましたね。 岩本:やっぱり、お客さんを生で感じられるのはいいよね。制限あるなか、みんな声出したいけど出さずに我慢しながら、でも楽しんでくれてる感じが伝わってくるんで。残りの公演もね、みんなが健康に過ごせればいいかなって思いますよね。 ──3年目の2022年に挑戦していきたいことは? 佐久間:深澤くんがずっと(MCとして話を)振ってるだけなんで、これは深澤くんいきましょう。 深澤 あ、いや。 岩本:お前、MVで自分が盛れてた話しかしてねーだろ(笑)、ちゃんと話せ! ……アニメの実写映画やりたい、って言うなよ?(22年3月、9人での主演映画「おそ松さん」公開予定) 深澤:じゃあ、いっぱいあるんですけど、「それスノ」(冠番組「それSnow Manにやらせて下さい」)ゴールデンで。もちろん、いまの時間帯も素晴らしいし、いろんな方に見ていただけるのでうれしいですけど。 佐久間:目指すはゴールデンだよな! よっしゃー決まった! 深澤:あと一番は、次はやっぱり、ライブやるときは(観客も)声出せる環境でやりたいなと。 阿部:間違いない! 深澤:あと温泉行きたい。 向井:間違いない! 岩本:からの? ラウール:さらに? 佐久間:もうひとつ言うなら? 深澤:もうひとつ? えーー。 阿部:いっぱいあるって言ったからね。 深澤:まあ俺30だから、来年。 一同:おおー。 阿部:還暦の半分ね。 深澤:30なんで、記念なんで、免許取ります! 一同:(ぱらぱらと拍手) 岩本:これ、あと5年くらい聞きますよ(苦笑)。 佐久間:こいつはねえ、口だけなの。行かないの。ずっと言ってるから。 ──ラウールさんが先に取ってしまうのでは? 深澤:いやいや、一緒に行くんだよな! ラウール:まあ……、もう取ってます、実は。(※冗談です) 向井:え! 深澤:おいラウール、約束が違うぞ。一緒にさあ、車乗るって言ったよな? ラウール:ごめん! も、申し訳ない! 一同:あははははは! 岩本:まああの、やっぱり来年は今年以上に、舞台とかお客さんと会う機会をなるべく多く。今回のライブに来られなかった方もたくさんいると思うんで、2021年より2022年のほうがたくさんいろんなとこでイベントできたよねって時間を過ごせたらいいなって思ってます。 (取材・構成/本誌・大谷百合絵、直木詩帆、秦正理、伏見美雪) >>【関連記事/Snow Manがメンバーにあげたいクリスマスプレゼントと、そのお返しは?】はこちら>>【関連記事/Snow Manが明かす“触れてしまった”メンバーの秘密】はこちら※週刊朝日  2021年12月10日号

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    愛子さまが借りるティアラ、清子さんからの理由は「格」の違い 秋篠宮家へは逆風やまず

     天皇・皇后両陛下の長女、愛子さまが12月1日に20歳の成年を迎える。  とくに話題を集めたのは、愛子さまがティアラを新調せず、叔母の黒田清子さんのティアラを借りて祝賀行事にのぞむ、異例の成年式となることだ。宮内庁は、「コロナ禍で国民生活に影響がでていることに配慮した愛子さまが、両陛下と相談した決めた」と説明している。 「どうも、何をとってもタイミングが悪く秋篠宮家への逆風になってしまう」  そうため息をつくのは、皇室に長く仕えた人物だ。秋篠宮家の長女、眞子さんが小室圭さんと結婚したのちに渡米したばかり。  渡米前に国内で滞在したのは、渋谷区の東京メトロ外苑前駅近くにある長中期滞在者向けの高級サービスアパートメントだった。結婚によって皇籍から離れたばかりの元内親王に、所轄する警察の警備がつくのは当然のことだ。とはいえ、外出の度に報じられた結果、特別な警備体制に注目が集まった。  そしてNYでの新居の豪華さも報じられている。英タブロイド紙のデイリー・メールなどの海外紙によれば、小室夫妻の住まいは、セントラルパークやタイムズスクエアに近いヘルズ・キッチン地区にあるタワーマンションだ。2017年に建てられたばかりで、24時間対応のロビーやフィットネスルームにヨガスタジオ。スパやゴルフシュミレーションセクションなどを備えた豪華な仕様だという。  小室さんのLawClerk(法務助手)の年収は600万円程度と見られている。一方で、海外紙によれば、ワン・ベッドルームとはいえ家賃は、月額約4800ドル(55万円)と安くはない。  宮内庁関係者の間でも、眞子さんの結婚と米国移住が無事にすんではればれしたという空気と同時に、小室夫妻の先行きを案じる声もわずかに漏れてくるようだ。  そんなタイミングで宮内庁が公表したのが、愛子さまが「借りたティアラ」で祝賀行事に臨むというニュースだった。  女性皇族にとって、成人を迎えた誕生日は宮殿行事デビューの日でもある。まず皇室の祖神・天照大神などが祭られる宮中三殿に参拝し、宮殿で天皇陛下から宝冠大綬章が授与される。 ローブデコルテの正装に新調したティアラとネックレス・ブレスレット・イヤリング・勲章どめの宝飾品5点を身に着け、両陛下にあいさつするのが恒例だ。  内親王だった眞子さんの場合、ティアラと宝飾品は「和光」で2856万円、佳子さまは「ミキモト」で2793万円をかけて制作された。大正天皇のひ孫にあたる三笠宮家や高円宮家の女王方の場合は、1500万円前後だ。  ティアラなどの宝飾品は、ぜいたくをするために制作するわけではない。成年皇族は公務を担うようになり、宮殿行事や外国からの国賓や賓客を接遇する晩さん会など国際親善の場では、勲章とともに正装を持って迎えるのが礼儀だからだ。  皇后や皇太子妃は代々受け継がれるティアラなどを所有している。そのなかには、平成の時代に皇后が故・秩父宮勢津子さまから譲り受けたティアラなどもある。つまり、他の宮妃や最近では眞子さまのティアラも宮内庁に預けられている。  女性皇族の所有していたティアラもあるなかで、なぜ愛子さまは清子さんより「借りる」形になったのか。  眞子さんをはじめ、最近の女性皇族が成年を迎えた際に新調したティアラは、いずれも宮内庁が管理する公金で制作されている。そのため、公金で作られた眞子さんのティアラは、離脱とともに宮内庁に預けられた。  一方で、黒田清子さんが成年を迎えた時に、新調されたティアラと宝飾品は、天皇家の私的なお金であるお手元金で制作された。  元宮内庁関係者は、ティアラを公金で支払うようになったのは、三笠宮家の彬子さまのときからではないか、と話す。 「明治以降の近代皇室においては、天皇家も宮家も相応の財産を持っていたこともあり、宝冠など装身具は私的な費用で賄っていました。黒田清子さんのティアラもその流れだったと記憶しています。日常費で制作したものは、扱いがあいまいなところもある。昔の皇族のように、『娘に持たせてあげたい』、と結婚先で大切に保管されているものもあると聞きます」  お手元金で制作した黒田清子さんのティアラは、ご本人のものだ。そのため、「借用」という形になった。  さらには、前述したように、内親王と女王というご身位の違いによって、ティアラの金額も異なる。 「眞子さんの結婚のタイミングは、ギリギリまで読めませんでした。加えて、同じ内親王でも、天皇家の娘である愛子さまと、皇嗣家の眞子さんと佳子さまでは立場も異なる。同じ皇女である清子さんのティアラが格という点でも、相応しかったのでしょう」(皇室の事情に詳しい人物)  異例続きとなったのは、ティアラだけではない。  女性皇族、特に内親王は、二十歳の成年を迎えた際と結婚して皇籍を離れる際に会見を開き、記者の質疑に答えるのが恒例だった。  いまのところ、愛子さまの記者会見は、日程が決まっていない。成年の会見は、その成長を国民が感じる大切な機会でもある。  眞子さんが皇室を離れたいま、愛子さまへの期待は、高まっている。 (AERAdot.編集部 永井貴子)

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    Snow Manがメンバーにあげたいクリスマスプレゼントと、そのお返しは?

     12月1日に通算5枚目のシングル「Secret Touch」をリリースしたSnow Man。カップリング曲「Christmas wishes」にちなんで、メンバーにクリスマスプレゼントにあげたいもの(2020年)と、そのお返し(2021年)を考えてもらった。 *  *  * ■深澤辰哉&岩本照深澤:照には、自分のリアルな銅像。自分の体をずーっと見て、いまこういう感じか、って確かめ……岩本:(隣のテーブルから突然)あんまいらないな、それ!深澤:え? ええええ?  ラウール:びっくりした。いま一瞬、岩本くんがみんなに自分の銅像をプレゼントしたのかと思った!(笑)岩本:それに俺が何を返すか? じゃあ、ふっかの似顔絵を描いて返します。 ■岩本照&佐久間大介岩本:佐久間がほしいもの? ……なんか、フィギュアとかが置けて、照明とかでよりキレイに見せられる、アクリルボックスみたいなものをほしがるんじゃないかな? 佐久間:お返しは80キロのダンベルかな。阿部:それ、もはやバーベルじゃん!佐久間:なかなかないと思うんで。それを片手で上げたいだろうなって。阿部:重いね、いろんな意味で(笑)。 ■阿部亮平&ラウール阿部:ラウールにあげたいのは、サングラスですね。もっといろいろな表情見られるかなって。なんなら南国とかニューヨークに佇んでサングラスしてるラウールを撮っていただきたいな。 ラウール:お返しはカラーサングラスじゃないですか? メンバーカラーの緑とかの。阿部ちゃんは、けっこう真面目なイメージがあるので、ちょっとやんちゃな一面も見てみたいなって。 ■ラウール&目黒蓮ラウール:めめのほしいもの? あーわかりますね。普通に。あれじゃないの。こたつ。目黒:はい、残念! お疲れさまでした!ラウール:え、マジで? なに? ヒント!目黒:時間がほしい。 目黒:ラウールには服あげます。新しいの選んで買って、それを。ラウール:お古でいいよ。おさがりちょうだい! ぜんぜん着られるし。着てくるから。(目黒に苦笑でスルーされ)嫌わないでよ~!  ■目黒蓮&阿部亮平目黒:阿部ちゃんは、スマホの充電器がほしいんじゃないかな。僕が充電器いっこ、借りパクしたんで。いま少ないはずなんで(真顔で)。 阿部:借りパクされた充電器、その後、返してくれたんですよ。お返しには新しいスマホをプレゼントします(笑)。めめは、僕と一緒なんですけど、携帯をどこに置いたか忘れがちだから。 ■佐久間大介&宮舘涼太佐久間:だてさまには、リアルクリスマスツリーだね。深澤:あー、似合いそう。佐久間:家に行ったとき、あっても、違和感なにもない。ちゃんといろいろときれいに飾り付けしてるの。  宮舘:すごい迷惑ですね。送り返します。で、「おいなんだよ返されたよ」と思いきや、そこにね、佐久間の、推しっていうんですか、フィギュアを飾れるようにしとく。オタククリスマスツリー。 ■宮舘涼太&渡辺翔太宮舘:翔太がほしいもの? なんだろうなあ。なんか、業務用の、肌を整える機械みたいなもの。お店にある機械のようなレベルの。でも、いくらするんだろう?(笑) 渡辺:お店で使ってるやつだったら絶対いいに決まってるんで、その上位モデルをそのままお返しします。宮舘:返品されました? あ、グレードが上がってる? うれしいです、はい(真顔)。 ■渡辺翔太&向井康二渡辺:康二にあげたいもの。カメラ。え、高い?(笑) じゃあストラップにします。おしゃれさを大事にしてるっぽいんで、僕なりの観点でのおしゃれなやつ。オレンジ色が入っているものとか。 向井:何をもらったとしても、おれがあげたいのは、いい寝間着。ちょっと薄い、もこもこ生地の。あのひとハーフパンツで寝てるんで、冷やさないように。脚もかいたりするんで、あのひと。 ■向井康二&深澤辰哉向井:ふっかさん、何がほしいんやろ。ドライヤーやと思うんやけど。でももう買ったかなあ。……あ。癒やし。癒やしじゃない? ふっかさんもおれも、いまいま、癒やしがほしい。 深澤:癒やし? 肩マッサージ、たしかに頼んでもないのにいつも勝手にしてくるんですけど。まあ気持ちは伝わったんで、お返しするならレンズじゃないですか。いくらでも好きなやつ買いますよ。 (取材・構成/本誌・大谷百合絵、直木詩帆、秦正理、伏見美雪) >>【関連記事/Snow Man「2022年は今年以上に、お客さんと会う機会を」】はこちら>>【関連記事/Snow Manが明かす“触れてしまった”メンバーの秘密】はこちら※週刊朝日  2021年12月10日号

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    よりよく老いるには「70歳が分かれ道」? 帯津医師の見解

     西洋医学だけでなく、さまざまな療法でがんに立ち向かい、人間をまるごととらえるホリスティック医学を提唱する帯津良一(おびつ・りょういち)氏。老化に身を任せながら、よりよく老いる「ナイス・エイジング」を説く。今回のテーマは「70歳が分かれ道」。 *  *  * 【プラス】ポイント(1)よりよく老いるためには70代が重要になってくる(2)70代をプラスにとらえられるかどうかが分かれ目(3)70代だからこそできることを見つけ大切にしよう 『70歳が老化の分かれ道』(和田秀樹著、詩想社新書)という本を読みました。けっこう売れているらしいです。確かに、タイトルが気になりますね。  この本の「まえがき」にこうあります。 「人生100年時代ということが語られて久しくなりましたが、(中略)健康寿命の延びは、平均寿命の延びに追いついておらず、男女とも75歳に届いていません。要するに、70代をうまく生きないと、長生きはできてもよぼよぼとしたり、介護を受ける期間の長い高齢者になってしまうということです」  私は老化に抵抗するアンチ・エイジングには反対ですが、よりよく老いるのに、70代が重要だという考えには、賛成します。70代をどうとらえるかによって、その後の人生が変わってくると思うのです。  作家の五木寛之さんは、『百歳人生を生きるヒント』(日経プレミアシリーズ)という本のなかで、「百歳人生の後半五十年において、七十代は、まさに『人生の黄金期』といえるのではないでしょうか。あるいは、再来の青春といっていいのかもしれません」と語っています。実はご本人も、50代、60代には心身に不調があったが、70代になって少しずつ治まってきて、元気になったというのです。  そういう70代だからこそ、「七十の手習い」をしたらいいと、五木さんは勧めています。ご本人は若い頃には勉強が嫌いだったのに、50代で大学の聴講生になってみたら、学ぶことのおもしろさに目覚めたというのです。それは歳をとることの効用のひとつで、70歳になって大学に顔を出すというのは悪くない。世のため、人のためでなく、純粋に自分の楽しみのために学ぼうというのです。  また、70代には新しいことにチャレンジしようと、五木さんは言います。ご本人は「百寺巡礼」の企画に挑戦しました。百もの寺を巡る体力があるだろうかと不安だったのですが、だめだったら仕方がないと開き直って第一歩を踏み出したそうです。そうしたら、お寺を巡るたびに、心身が充実して、気力体力が整ってきたというのです。  五木さんのすごいところは、あくまで70代をプラスにとらえているところです。それができるか、できないかが、その後の人生の分かれ目だと思います。  私自身は、がん患者さんよりも一歩でも二歩でも死に近いところに自分を置こうと「今日が最後の日と思って生きたい」と考えていたのですが、60代のときは無理でした。70歳を過ぎて、やっとその心境になったのです。長年続けている太極拳も70代になってから、本当に価値がわかるようになってきました。  70代だからこそできることがあります。それを大切にしましょう。 帯津良一(おびつ・りょういち)/1936年生まれ。東京大学医学部卒。帯津三敬病院名誉院長。人間をまるごととらえるホリスティック医学を提唱。「貝原益軒 養生訓 最後まで生きる極意」(朝日新聞出版)など著書多数。本誌連載をまとめた「ボケないヒント」(祥伝社黄金文庫)が発売中※週刊朝日  2021年12月10日号

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    眞子さまと小室圭さんは結婚後、皇居に足を踏み入れることはできるか “サーヤ”黒田清子さんご夫婦との違い

     秋篠宮家の長女、眞子さま(29)との結婚を控えた小室圭さん(30)は18日、秋篠宮邸がある東京都港区の赤坂御用地を訪れ、秋篠宮ご夫妻に結婚のあいさつをした。眞子さまは22日に天皇・皇后両陛下、25日に上皇・上皇后両陛下に結婚の報告をするという。皇室ジャーナリストの神田秀一氏にこれらの予定ついて、その意味を読み解いてもらった。  小室さんは18日午前8時前、横浜市内の自宅マンションからスーツ姿で出てきた。右手にはカバン、左手には白い紙袋2つを持っていた。   「秋篠宮家に持っていく手土産とご夫妻や宮内庁に見せるための書類などが入っていたのではないでしょうか。アメリカで用意した手土産かもしれませんが、どんな中身かはわかりません」   後頭部で縛っていたロン毛は短く整えられていた。  「小室さんは髪型でいろいろと騒がれましたし、秋篠宮家に正式な挨拶に行くのですから、きちんとした髪型にしたのでしょう。皇室であのような頭髪であいさつをする慣習はないんですよね。民間人が皇族に会うのですから、切らざるを得なかったのでしょう」    神田氏が着目したのは小室氏を出迎えた黒いワゴン車。午前9時15分ごろ、赤坂御用地の巽門(たつみもん)へと入って行った。  「車には、宮内庁発行の門鑑(もんかん)がステッカーとしてついていましたね。ということは宮内庁が、小室さんが秋篠宮ご夫婦に会いに行くことを認めたのです。アメリカから帰国し、結婚を進める上で、あいさつだけはしておかなければ、という小室さんの考えと、宮内庁の意見が一致したのでしょうね」    8日後に迫った結婚。秋篠宮ご夫妻は、2人の結婚を認めたのだろうか。  「憲法の規定により、日本人であれば両性の合意に基づく結婚そのものをダメだとは言えない。秋篠宮ご夫妻も宮内庁も政府も同じ考えです。しかし、結婚は認めるものの、その前に解決しなくてはいけないこと、あるいは報告を受けなければいけないことがいろいろあると思います。それは今のところ未解決のままなので、秋篠宮さまとしては『挨拶にはおいでになってもかまいません。聞くことは聞きましょう。いらっしゃるというのなら待っております』というスタンスで、そこまでは許したのだと思います」    眞子さまと小室さんは3年2カ月ぶりに再会した。  「私の得た情報では、小室さんが秋篠宮ご夫妻にあいさつしをして30分後くらいに、秋篠宮邸のどこか別室で眞子さまと小室さんが会うことを許してもらえたと聞いています。眞子さまの部屋かもしれませんね。佳子さまがいらっしゃったかもしれませんが、2人だけの可能性が高いと思います」   眞子さまは22日、皇居・御所を訪れ、天皇、皇后両陛下に結婚を報告し、25日には東京都港区の仙洞仮御所を訪れ、上皇陛下と美智子さまにも結婚を報告する予定だ。現時点でそれに小室さんが同席する予定はない。  「一般の結納にあたる『納采の儀』も行っていませんし、皇籍を離脱する際に支給されるはずの『一時金』も眞子さまは辞退なさった。小室家を巡る諸問題も解決されていないので、天皇・皇后両陛下は眞子さまからの結婚報告を受けても、『体に気をつけて、元気で』とか『健康でお幸せな日々をお祈り致します』とお伝えするのにとどまるのではないでしょうか。『おめでとう』とおっしゃることはできないと思いますよ」   眞子さまは26日に婚姻届を自治体に提出し、皇籍を離脱する予定。今後、皇室との距離はどうなるのだろうか。  「皇室としての結婚を許したわけではないけれども、2人の意思で一緒になるならば致し方ないということ。もう2度と皇居に足を踏み入れることが許されなくなる可能性はありますね。サーヤの愛称で親しまれた黒田清子(さやこ)さんも結婚して皇籍を離脱しましたが、お相手の黒田さん一家には何の問題もないし、清子さんは皇室とゆかりのある伊勢神宮の祭主を務めているので、皇籍離脱後も皇居を訪れています。けれども、眞子さまの場合は、黒田さんご夫婦と同じようにはならないでしょう」    26日に予定されている記者会見はどのようなものになるのだろうか。  「報道陣と宮内庁の係官が合わせて50人くらい集まるのではないかと聞きます。警備も、コロナ対策も万全なホテルというのは限られてきます。宮内記者会、雑誌協会、外国人記者クラブで合計3問くらいの質問ではないか。それ以上、質問の声を上げ続ける記者がいるかもしれませんが、『本日の会見は終了します』と打ち切るでしょう。政治家でも誰でも、長く話すとボロが出るものですから」   会見に先立ち提出される自治体への婚姻届けについて、神田氏は次のように推測する。  「秋篠宮家から命令を受けた職員が、小室夫妻になる2人の代理人として、自治体の戸籍係のところに持って行くというふうに聞いています」   会見後、 眞子さまは年内にも渡米し、ニューヨークで新生活を始めるとみられている。お2人の行く末は……。  「ヨーロッパの王室ではこのくらいのことはあるレベルのことのようですが、日本の皇室では前代未聞の事態で、眞子さまは離婚しても、もう皇族には戻れません。幸福になるか、不幸になるかはチャレンジしてみなければわからないですね。結果は誰にもわかりません」 (AERAdot.編集部 上田耕司』

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    日本を襲う「オミクロン危機」 またも後手に回り隙だらけ

     束の間の落ち着きを見せていたコロナ禍に急展開がやってきた。感染力の強い新たな変異「オミクロン株」が、あっという間に世界を席巻。危機に対して相変わらず“隙だらけ”な対応が続く日本は、この脅威を乗り越えられるのか──。 *  *  *  新型コロナの新たな変異株「オミクロン株」の感染が、欧米などで急拡大している。日本でも12月1日に空港検疫で2例目が見つかるなど、感染再拡大の火種になりかねない状況だ。  警戒すべきは、驚異的な感染力だ。起源とされる南アフリカでは、10月時点ではデルタ株が感染例の92%を占めていたのが、11月に入るとオミクロン株がデルタ株を凌駕し、74%を占めるようになった。WHО(世界保健機関)は早々に、最も警戒するレベル「VOC(懸念すべき変異株)」に指定した。防衛医科大学校感染対策室長の藤倉雄二准教授は「まだデータは少ない」と前置きしたうえで、こう指摘する。 「一時期、ラムダ株やミュー株が南米で発生して騒がれましたが、既存のものと置き換わる力はありませんでした。オミクロン株にはヒトの細胞に取りつきやすくなる『N501Y』や、効率よく感染する機能に影響する『H655Y』『N679K』などの変異が、ウイルスの突起状のスパイク蛋白質にある。これらは世界で猛威を振るうデルタ株にすら入っておらず、より感染力が強くなっている可能性はあります」  スパイク蛋白質はワクチンのターゲットになるが、デルタ株の変異は10カ所程度だったのに対し、オミクロン株の場合は32カ所にも及ぶ。このため抗体の攻撃を逃れやすくなり、ワクチンの効果低減が懸念される。  だが、既存のワクチンでも、感染後の重症化を防ぐ効果が期待できるとのデータもある。ファウチ米大統領首席医療顧問は、既存のワクチンが一定程度有効だとして、追加のブースター接種を早期に受けることを推奨。英国政府は、3回目接種について多くの国が「2回目接種から6カ月後」としている間隔を3カ月に短縮すると発表した。  ところが、日本では医療従事者への3回目の接種が12月1日に始まったばかり。しかも、世界標準から外れた「原則8カ月後」との政府方針を、ようやく「6カ月後」へ前倒しすることを検討している始末で、またも後手に回っている。英医師会誌「BMJ」がイスラエルの成人約8万人を対象にした研究によれば、2回目のワクチン接種から3カ月経つとだんだんと感染が増え始め、6カ月後には感染率が15.5%に上った。医療ガバナンス研究所理事長の上昌広医師はこう指摘する。 「こうしたデータから、諸外国では早くからブースター接種を進めており、これから実施するという先進国は日本くらいです。1月から高齢者に接種するといいますが、本格的に行えるのは2月以降でしょう。いま国内の感染が抑えられているのは、若年層への接種が遅れたため、まだ免疫が効いているというケガの功名でしかない。冬場のピークの規模はまだわかりませんが、重症化する高齢者の増加が危惧されます」  ワクチンの在庫が枯渇しているわけでもないようだ。自治体の集団接種に協力してきたナビタスクリニック理事長の久住英二医師はこう明かす。 「私たちのクリニックには、数百人分の在庫を抱えているところがあります。市からワクチンを保管する超低温フリーザーごと預かっており、電気代もすごく食うのでブースター接種で早く使い切りたいが、打たせてもらえない。追加接種はとにかく可及的速やかにやるべきで、在庫を抱えているところからどんどん打ち始めるべきです。行政は、それでは平等ではないというようなことを言いますが、遅いところに合わせて接種を止めているのはナンセンスです」  肝心の水際対策にも“穴”がある。日本の空港検疫では、PCR検査より精度が低い抗原検査を利用しているからだ。 「その理由について、厚生労働省は『最新定量型抗原検査を用いれば、PCRと感度は変わらない』としていますが、そんなことはない。抗原検査ではウイルス保有量が少ない患者を見逃す可能性があり、オミクロン株の検疫にふさわしくないのは明らかです」(上医師)  突然の“オミクロン・ショック”は、国際的な移動を伴う各種スポーツイベントを直撃している。  オランダ遠征を終え1日に帰国した女子サッカー・なでしこジャパンの選手たちは14日間の隔離が必要になるため、4日に予定されていた国内リーグ「WEリーグ」全5試合の延期が決まった。 ◆スポーツ界直撃 イベント中止も  バドミントンは19日までスペインで世界選手権が、25日からは東京で全日本総合選手権がある。世界選手権に出場する代表選手たちは、隔離期間があり全日本に出場できなくなる。 「こうした事態ですので、それもしょうがないと考えています」(日本バドミントン協会)  ボクシングでは、29日に埼玉で行われる予定だった村田諒太のミドル級統一戦が来春に延期、31日に東京で予定されていた井岡一翔のスーパーフライ級統一戦は中止と、年末の2大イベントがふいになってしまった。  2月4日に北京冬季五輪開幕を控えるウィンタースポーツも大きな影響を受けている。  フィギュアスケートでは、9日から大阪で開催予定だったグランプリファイナルが中止になった。出場が決まっている外国人選手の入国ができなくなったためだ。また、北京五輪の代表選考会も兼ねた全日本選手権が23日から予定されているが、紀平梨花や高橋大輔・村元哉中ペアら海外に練習拠点を持つ選手たちが帰国後の隔離期間中に練習ができるかも不明のまま。スピードスケートは、選手たちがワールドカップで世界を転戦中だ。3日から米国、10日からはカナダで大会に出場した後、27日から長野市で北京五輪代表選考会があるが、規定どおり14日間の隔離措置が求められれば、選手たちは出場できない。 「現状ではJOCとスポーツ庁の結論待ちで、何も決まっていません」(日本スケート連盟) 12月4日には、北京五輪・パラリンピックを目指す選手たちに対して、厳格な行動管理のもとで隔離期間中の練習を認めるなど、何らかの特例措置を政府が講じる見通しだと報じられた。  こんな状況で北京五輪は開催されるのか。スポーツジャーナリストの谷口源太郎氏はこう話す。 「北京五輪はコロナの感染拡大で早くから海外の観客を入れないと決めている。国外をシャットアウトして、もう五輪の体をなしていないのに、そこまでしてやる意義はあるのかということです。オミクロン株がどこまで感染力があるかはまだわかりませんが、命の問題をないがしろにして、開催すべきではありません」  まだまだ謎も多いオミクロン株。せめて備えだけは万全にしておきたい。(本誌・亀井洋志、鈴木裕也)※週刊朝日  2021年12月17日号

    週刊朝日

    22時間前

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    中学受験成功のカギは「入試直前期」の学校説明会にあり? 勝利をつかむ活用法とは

     首都圏の中学受験は来年1月から始まりますが、入試直前まで学校説明会や見学会などを開催する私立中学が増えています。直前期の説明会には、どのような点に注意して参加したらいいのでしょうか。中学受験の専門家に聞きました。 *  *  *  今までオンラインで行ってきた学校説明会も、新型コロナの感染者数が沈静化するのに伴って10月ごろからようやく再開している。といっても人数制限をしている学校が多く、学校によっては予約開始からすぐ満席になり、予約が取れない状況だ。 「ただし緊急事態宣言が明けてからは、学校も説明会の回数を増やして積極的に開催しています。今まで予約が取れなかった学校も可能性があるので、アンテナをはって早めに申し込んでみてください」(安田教育研究所代表の安田理さん)  学校HPや受験情報サイトなどで学校説明会のスケジュールが公表されているので、志望校はこまめにチェックしておく。学校によっては事前に連絡を入れると、説明会以外の日でも教員がキャンパスを案内してくれるケースもある。 ■入試直前の1月まで説明会がある学校も  入試前の学校説明会は、いつごろまでやるのだろうか。 「4~5年前から、12月、1月まで行う学校がずいぶん増えています。『公立中高一貫校を狙っているけれども、私立も併願したい』という駆け込みの需要に応えるために、受験ぎりぎりまで開く学校もあります。最難関校は少ないですが、準難関校の中には1月まで行っている学校もあります」(首都圏模試センター取締役教育研究所長の北一成さん)  学校説明会では、在校生の様子、教員の熱意、教員と生徒の関係性などをチェックする。 「教員の言葉遣いや服装、来校している保護者の様子でも校風がわかることがあります。子どもと一緒だったら、興味を示したところはどんなところか、子どもの様子を観察してみましょう」(安田さん)  ただし、子どもの前で学校への批判をするのはNGだという。子どもが通う学校になるかもしれないだけに、できるだけポジティブな評価をすることが大切だ。マイナス面に関しての検討は、子どものいないところでするよう心がけたい。 「今、教育は急激に変化しています。その変化に、教育の中身が対応できているかどうかも見たほうがいいでしょう」(北さん) ■受験間近の「入試相談会」    受験間近の説明会は「入試相談会」などとして、入試により特化した内容になることが多い。出題傾向や分野、出題構成、さらに採点基準など、具体的な説明を行うので、参加しておくと志望校対策がしやすくなるのでおすすめだ。また、最近増えているのが「入試体験会」だ。「プレテスト」として入試問題に即した試験問題を参加児童が解いた後、教員が答案をもとにいろいろアドバイスしてくれる。過去問を題材に、教員が問題を解説してくれる学校もある。  教科以外の「新タイプ入試」を行う学校は、ほとんどが入試体験会を行っている。 「今までに体験したことがない入試だけに、説明を聞いてもとまどってしまうことが多い。事前に体験しておくことで、余裕を持って試験に臨むことができます。受験を予定しているなら、参加したほうがいいでしょう」(北さん) ■リアルとオンラインのハイブリッド開催  説明会の予約に漏れた受験生のために、オンラインを併用しハイブリッドで行う学校も増えている。  オンライン説明会は通常、校長挨拶、副校長か教頭による教育方針や学校生活の説明、各教科担当の入試出題方針の説明、広報部長の入試説明と進行する。 「子どもはこの時期、受験勉強で忙しいでしょうから、全部視聴しなくても、学校説明など関心のあるところを押さえておくといい」(安田さん)  最近では、在校生が学校紹介を行う動画も増えている。受験生に年代が近いお兄さん、お姉さんが語ることで、より親しみを感じさせると好評だ。  説明会に参加したからといって入試で加点されることはないが、入試傾向を知ることができたり、学校の様子や在校生の雰囲気、教育方針をつかめたりするなど、メリットは大きい。 「子どもは足を運んだ学校に行きたがるので、やはり志望校にはできるだけ行ってみたほうがいい。実際にその学校に6年間通うのは子どもです。親と志望校に関して意見が異なったら、子どもの直感を大切にしてあげてください」(安田さん) (柿崎明子)

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    20時間前

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    『鬼滅の刃』宇髄天元が引き継いだ煉獄杏寿郎の“遺志”――炭治郎たちに見せる「柱」としての背中

    【※ネタバレ注意】以下の内容には、今後放映予定のアニメ、既刊のコミックスのネタバレが含まれます。いよいよアニメ版『鬼滅の刃』の遊郭編が始まった。待望の新シリーズでは、美しい「音柱」宇髄天元が登場する。煉獄杏寿郎の死によって悲しみにくれる炭治郎たちは、“ド派手な”宇髄のペースに巻き込まれ、いつものにぎやかさを取り戻していく。情熱的だった煉獄と冷静で飄々(ひょうひょう)とした宇髄。タイプは違えども、炭治郎たち後輩剣士への思いは「柱」として同じであった。煉獄から宇髄、そして炭治郎たちへ継承された“遺志”とは――。<本連載が一冊にまとめられた「鬼滅夜話」が発売されました> *  *  * ■煉獄杏寿郎の喪失がもたらした悲しみの“闇”  炎柱・煉獄杏寿郎(れんごく・きょうじゅろう)の命が、「上弦の参」の鬼・猗窩座との死闘によって失われてしまった。鬼によってもたらされた暗い“闇”が、煉獄家と鬼殺隊にも押し寄せる。  それでも、炭治郎、伊之助、善逸は訓練に励んだ。煉獄が言い遺した「君たちを信じる」という言葉を裏切らないためにも、心を奮い立たせ、なんとか立ち直ろうとしていた。しかし、彼らが無理をしているのは明白だった。そんな炭治郎たちの前に現れたのが、煉獄とはまったくタイプの違う「音柱」だった。 ■夜の“闇”を斬り裂く「ド派手」な宇髄天元 『鬼滅の刃』遊郭編の公式HPのトップ画像には、「鬼棲む夜を、斬り裂き進め」というコピーが添えられている。これは鬼滅が『週刊少年ジャンプ』(集英社)に連載されていた当時(2017年51号)のカラー扉のアオリ文だった。  この言葉の通り、夜の“闇”を斬り裂いて、周りをパッと明るくするような、派手な「柱」が登場する。音柱・宇髄天元(うずい・てんげん)だ。198センチ・95キロというたくましい身体、大きな2本の日輪刀、金の腕輪、宝石で飾られた額飾り、目元のメーク、ネイル。そして人が振り返るほど美しい宇髄の顔立ちは、初登場時から際立っていた。 ■宇髄天元の不思議な再登場シーン  柱合会議では「派手派手だ」という決めゼリフとともに、炭治郎と禰豆子の処刑に賛同し、宇髄は強烈なインパクトを残していた。そして、「遊郭編」での宇髄の登場シーンでは、遊郭捜査のために、女性隊士を無理やり連れ出そうとしている場面が描かれる。  胡蝶(こちょう)しのぶの邸宅・蝶屋敷にいる女性隊士・アオイと、隊士ですらない少女“なほちゃん”を遊郭に潜入させようとしたため、宇髄は蝶屋敷の女性たちに泣かれ、非難されている。  だが宇髄は、蝶屋敷の女の子たちの涙の懇願を無視し、その場に駆けつけて難詰する炭治郎たちを威圧した。宇髄の気迫は相当のものだったが、それでも、炭治郎・伊之助・善逸は蝶屋敷の女の子たちのために引かなかった。 <アオイさんの代わりに俺たちが行く>(竈門炭治郎/8巻・第70話「人攫い」) <今帰った所だが 俺は力が有り余ってる 行ってやってもいいぜ!>(嘴平伊之助/8巻・第70話「人攫い」) <アアアアアオイちゃんを放してもらおうか たとえアンタが筋肉の化け物でも俺は一歩もひひひ引かないぜ>(我妻善逸/8巻・第70話「人攫い」)  自分たちが代わりに任務に同行すると宣言したのだ。 ■宇髄天元の思惑  この3人の決意の言葉を聞くと、宇髄は急に炭治郎たちの提案をあっさりと受け入れる。 <……あっそォ じゃあ一緒に来ていただこうかね>(宇髄天元/8巻・第70話「人攫い」)  元・忍としての宇髄の情報収集能力を考えると、炭治郎たちの留守を見計らうこと、女の子たちを静かに連れて行くことなど簡単だったはずだ。それを宇髄は「わざわざ」彼らが任務から帰ってきた時に蝶屋敷にやってきて、目につきやすいように「派手に」騒いでいる。  煉獄の最期の戦いの場にいた“あの3人”に、鬼殺隊の隊士として、真の決意があるのであれば、自分の任務に同行させてもよいという思いがあったのではないだろうか。 ■煉獄杏寿郎の「遺言」に対する思い  煉獄の死後、駄々をこねるのを我慢するようになった善逸、普段以上に無茶な鍛え方をする伊之助。そして炭治郎は、この2人の親友がそばにいることで、なんとか悲しみに耐えていた。 <胸を張って生きろ 己の弱さや不甲斐なさにどれだけ打ちのめされようと 心を燃やせ>(煉獄杏寿郎/8巻・第66話「黎明に散る」)  彼らは煉獄の遺志をついで、強い剣士にならなくてはならない。もう誰も死なせてはならないのだ。宇髄は煉獄の訃報に際し、炭治郎・善逸・伊之助の戦いぶりについても報告を受けていたと思われる。彼らが嘆き、悲しみ、それでも鬼殺隊の一員として強くなろうとしていることも把握していたはずだ。そして、宇髄はあらためて彼らの強い正義の心を確信する。  宇髄の思いが炭治郎たちの思いと重なり合う。誰も死なせてはならない。鬼の脅威から「か弱き人たち」を守らなくてはならない。 <勝つぜ 俺たち鬼殺隊は>(宇髄天元/10巻・第88話「倒し方」) ■音柱・宇髄天元の流儀  物語が進むにつれて、宇髄は炭治郎たちを遊郭に潜伏させながらも、細かな情報収集は自らが率先して行い、後輩剣士たちに無理をさせようとはしない。  だが遊郭に潜んでいた「上弦の鬼」は予想以上に強く、宇髄と炭治郎たち鬼殺隊は苦戦を強いられる。鬼との戦いのなかで、こんな思いが宇髄の胸中を駆け巡った。 「俺は煉獄のようにはできねえ」  そう、自分は煉獄のように後輩たちに優しく語りかけたりはできない。権力者の影として生きてきた「忍」の家系の自分と、代々鬼狩りを輩出してきた家系である「煉獄家」とは、歩んできた人生も違う。  しかし「後輩たちの盾となる」という柱としての矜持は、煉獄と同じくらい強いものがあった。鬼との戦いの終盤では、文字通り「自分の体を犠牲にして」炭治郎たちを守る。  宇髄は敵である鬼から後輩剣士をバカにされた時、大きな声で叫んだ。 <人間様を舐めんじゃねえ!! こいつらは三人共 優秀な俺の“継子”だ>(宇髄天元/10巻・第88話「倒し方」)  懸命に戦う後輩たちへの嘲笑を宇髄は許さない。そんな姿が、“あの時の”煉獄杏寿郎を思い出させる。  負けるわけにはいかない、新しい「ド派手」な戦いが始まった。宇髄天元の戦いの流儀に、これからわれわれはどんどん魅了されることだろう。 ◎植朗子(うえ・あきこ)1977年生まれ。現在、神戸大学国際文化学研究推進センター研究員。専門は伝承文学、神話学、比較民俗学。著書に『「ドイツ伝説集」のコスモロジー ―配列・エレメント・モティーフ―』、共著に『「神話」を近現代に問う』、『はじまりが見える世界の神話』がある。AERAdot.の連載をまとめた「鬼滅夜話」(扶桑社)が11月19日に発売されると即重版となり、絶賛発売中。

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    結婚5年半「一度も肉体関係がない」と告白した36歳女性 鴻上尚史がいくつもの質問で浮かび上がらせた“悩みの本質”

     結婚して5年半、「私は怖がり、痛がりで、一度も性交がない」と告白した36歳女性。「私のような者は存在するのか」と苦しむ相談者に、鴻上尚史がまず訊ねた「大切な質問」とは。 【相談124】結婚して5年半になります。交際以来、一度も肉体関係がありません(36歳 女性 こに)  鴻上さん、はじめまして。悩みに悩み、ご相談させて頂きます。私は、結婚して5年半になる女性です。25歳の頃、夫とお付き合いをはじめて、5年3カ月ほどで結婚に至りました。共働きですが、休日が重なることが多く、物理的にも常にすれ違いということはありません。また、夫婦仲は良く、お互いに仕事のグチをこぼしあったり、家事を協力して行ったりと、どこにでもいる夫婦だろうと思います。  ただひとつのことを除いては……。実は、交際が始まってからこれまでずっと、一度も肉体関係がないのです。もっといえば、生まれてから一度も、夫に限らず、私はそういった体験がありません。私は、とにかく怖がり、痛がりで、一番の原因はそこだろうと思うのです。あとは、分からないというのも正直なところです。どうして自分はこんななのだろう、情けない、辛い、悲しい、申し訳ない、悔しい、どこかおかしいのではないか……そういった思いが常にあり、毎日苦しいです。  子どもが欲しいという気持ちも強く、年齢のこともあるので焦りもかなりあり、夫と共に、少しずつそういったことにつながるようなスキンシップをとるようにしていますが、なぜ他の人が当たり前にできることが自分だけできないのかと辛いです。これまでに性的なことでトラウマになるような体験はありません(レイプや痴漢など)。  このことは、夫と信頼できる元同僚一人しか知らず、親や親戚は、そんなことは夢にも思っていないと思います。子どもができにくいのかなと思っていると思います。職場の上司にも子どもが欲しい旨は伝えており、気にせず休んだらいいんだからとあたたかい言葉を頂いています。まわりを騙しているようで心苦しいです。よく若いカップル(女性側)の話で、結婚までは性行為をしたくない、恐怖があるという話を聞きます。子どもが欲しくても、身体のことでできないという方がいらっしゃるのは、もちろん知っています。  しかし、結婚し、仲が悪いわけでもなく、トラウマがあるわけでもなく、物理的に時間がないわけでもなく……行為が何年も、1回も、できないという私は、異常だと思います。どうにかできるようになりたい、子どもも欲しい、その気持ちは確かであり非常に強いものなのです。世の中に、私のような者は存在するのでしょうか。できずに一生を終えることもありうるのでしょうか……。夫は、自分がうまくリードできてない、毎晩スキンシップを重ねていくなかで前進していると自分は思っている、大好きだということは言ってくれています。 【鴻上さんの答え】 こにさん。大変な相談ですが、じつは、この文章だけではまだよく分かりません。「私は、とにかく怖がり、痛がりで」と書かれていますが、具体的にどういう風にできないのかが分かりません。「分からないというのも正直なところです」と書かれていますが、自分の精神状態が分からないのか、身体的な理由が分からないのか、何がどう分からないのかが重要だと思います。  先に言えば、肉体関係を持たなくても子供を作ることは可能です。ネットで調べれば、すぐにいろんな方法が出てきます。ですから、子供を作るために肉体関係を持たなければ、と焦ることはないと思います。  それよりは、「どうしてできないのか?」をゆっくりと探っていくことが大切だと思います。  こにさん。僕はカウンセリングを受けることをお勧めします。恥ずかしいと思われるかもしれませんが、僕に相談しても、結局、一人で悶々としていては、解決の方法は見つからないと思います。  どのレベルで肉体関係が持てないのか、そもそも肉体関係に興味がないのか、肉体関係を持とうとするとどういう精神状態になるのか。身体的にはどんな拒否反応を見せるのか。 「LGBTQ+」の分類に、「アセクシュアル」があります。「恋愛感情の有無に関わらず、他者への性的欲求を経験しない人」です。恋愛感情も性的欲求も感じない人もいれば、恋愛感情はあるけれど、性的欲求をまったく感じない人もいます。統計的には、一定数、アセクシュアルの人はいて、別に珍しいことではないのです。  こにさんは、性的欲求はありますか? それとも、「肉体関係は必要だ」と頭で思っているけれど、具体的な欲求はあまり感じませんか? 「夫婦は肉体関係があるもの。ないことはとてもおかしい」と頭から決めつけて、自分の欲求とか感覚を無視していますか? それとも、はっきりとした性的欲求はありますか? 大切な質問ですが、マスターベーションはしますか? したことはありませんか?  ね、尋ねたいことは山ほどあるのです。ですから、この相談の文章だけだと何も分からないのです。  こにさんのような状態は、珍しくないと思います。みんな、性的なことは恥ずかしいから黙っているだけです。ぜひ、メンタルクリニックか心療内科、精神科のカウンセリングを受けることをお勧めします。  僕に相談のメールを送れたんです。カウンセリングを受けるのは、あとちょっとした勇気です。  ぜひ、一人で悩まず、相談して下さい。きっと、何かが見えてくると思いますよ。 ■本連載の書籍化第3弾!『鴻上尚史のますますほがらか人生相談』が発売中です!

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    創価学会女性会員が語る「私が甘利明元幹事長に票を入れなかった理由」

     先の衆院選では、自民党の甘利明前幹事長(72)が現役の幹事長で初めて、自身の選挙区で落選した。敗因の一つとして、連立を組む公明党の支持が広がらなかったことも挙げられている。甘利氏が公明党から推薦を得られたのは、3次推薦の10月16日。公示日の3日前だった。投開票前の読売新聞(10月29日付)は「甘利は自民支持層の9割弱を固めたが、公明支持層からの支持が6割弱と伸び悩む」と報じていた。公明党の支持母体である創価学会員はどう感じていたのか。選挙区を取材した。 *  *  * 小田急線大和駅から、歩いて約15分。「創価学会大和文化会館」へ行ってみると、クレーン車が建材を吊り上げていた。現場の作業員は「今は、会館の建て替え工事をしています」と教えてくれた。  現地の看板には建物の用途として「礼拝所」とあり、注文者は「創価学会」と記されていた。近くの飲食店のおかみはこう話す。 「創価学会の人たちが、よく店の前を通りますよ。信者の人が4~5人でうちの店で食事してくれることもあります。いつも選挙があると『よろしくお願いします』と頼まれるんですが、今回の選挙では頼まれませんでしたね」  甘利氏の選挙区である神奈川13区は大和市、座間市、海老名市、綾瀬市の4市にまたがる。選挙は甘利氏と立憲民主党の太栄志(ふとり・ひでし)氏の一騎打ちとなったが、太氏が5529票差で勝利した。  得票数を市別にみると、4市の中で、甘利氏が勝ったのは綾瀬市のみで1勝3敗。太氏は大和市で約6800票、座間市で約800票、海老名市で約900票の差をつけた。  太氏の選挙対策委員長兼事務局長を務めた佐竹百里綾瀬市議は選挙結果をこう分析する。 「甘利さんは地主や農家に強いんです。綾瀬市は電車の駅がないので、(商店主より)地主や農家の方が多いから甘利さんが有利です。今回はその綾瀬市で追い上げて差を詰められたのと、大和市で引き離したのが勝利につながったと思います」  実際、太氏が最も票差をつけたのも大和市だった。太氏の陣営関係者は「(甘利氏が勝った)綾瀬市は公明党市議の動きも活発でしたが、大和市の学会員の動きが鈍かったように思う。大和市の創価学会員の動きが勝敗を分けたところもあるのではないか」と話す。  勝敗を分けたという、その大和市(人口約24万人)で、創価学会婦人部に所属する飲食店経営の女性はこう振り返る。 「私たちの選挙は”口コミ”なんです。今回の衆院選は、(どの選挙区も)公明党議員は接戦になると言われていましたから、友人や知人に、けっこう頑張って電話しました」  この女性は「聖教新聞」と「公明新聞」の2紙を取り、選挙のたびに公明党を応援しようと熱心に選挙活動を続けてきた。第3次推薦とはいえ、公明党も甘利氏に推薦を出していたが、女性は甘利氏は応援できないと感じていたという。 「知人には『比例は公明党で』とお願いしましたが、『小選挙区は甘利さんで』とはお願いしませんでした。私が甘利さんには入れたくなかったからです。甘利さんはお金にまつわる不信感があるし、親の代から衆院議員でテングになっているから、私のまわりでも評判が悪い。甘利さんには正義がない。だから友達にも勧められないんです。子供たちにも説明できないでしょう」(同)  5年前のUR(都市再生機構)をめぐる口利き金銭授受疑惑について、甘利氏は改めて説明責任を求められたが、「まったく一点の曇りもありません」と言うばかりで、街頭演説でも具体的な説明は避け続けた。 「街頭演説でも何だか覇気がなくて、ぐずぐず言っているだけで、モヤっとした疑惑は残ったままでした」(同)  創価学会は婦人部を中心に金銭スキャンダルへの拒否感が強い。こうした甘利氏の態度が、創価学会員に嫌われた可能性は十分にある。選挙中、甘利陣営の幹部も記者に「甘利さんはもともと公明党とはそんなにベッタリではない」と説明していた。地区の学会幹部からは、甘利氏支援の指示などはなかったのか。 「そんな指示は下りてこなかったですね。比例では公明党を応援しましょう、小選挙区は自分で自由に選んでくださいというのが基本姿勢なので、自主投票なんです。だから、甘利さんと書いた人も、太さんと書いた人もいる。私は入れる人がいなくて、究極の選択で、白票で出しました」(同)  大和市でも、コロナ禍で閉業に追い込まれた飲食店は多い。それに対する甘利氏の対応にも不信感を抱いているようだ。 「みんな飲食店は大変だったのに、甘利さんは一度も回って来なかった。うちの近くでも体力のない店はつぶれていった。これ以上厳しくなったら困るんです」(同)  この女性は、公明党議員を応援するために地方に行くこともあるという。 「地方へ行くのは、たとえば自分の故郷で、同級生や知り合いに公明党を勧めるためです。公明党は子育て支援に熱心でとてもいい政策を出している。ただ公明党からお金が出るわけではなく、みんな手弁当で応援しているんです。お友達に頼む以上、自分がヘンだと思う人は推せないですよね」(同)  甘利氏は比例で復活当選したが、幹事長は辞任に追い込まれた。後任には茂木敏充前外相(66)の就任が決まった。 「小選挙区で審判がくだって落ちたのに、比例でゾンビみたいに復活するなんて、今の選挙制度もおかしいと思います」(同)  大和市で、居酒屋を営む40代の女性もこう語る。 「祖父母の代から創価学会ですが……私は今回は、白票で出しました。甘利さんが何を言っているのか、よく知らないので」  甘利氏は10月31日に出演した選挙特番で「全国から落選運動を強烈にやられ、誤解が広がった」と語った。こうした居丈高な姿勢が、創価学会員にも見透かされたのだろう。(AERA dot.編集部・上田耕司)

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    ミッツ・マングローブ「カリスマ・朝倉未来と『強い者いじめ』の構図」

     ドラァグクイーンとしてデビューし、テレビなどで活躍中のミッツ・マングローブさんの本誌連載「アイドルを性(さが)せ」。今回は、「総合格闘家・朝倉未来」について。 *  *  * 「アイドル」も「カリスマ」も、本来は時代や世の中が作り出す「現象」の産物ですが、それでも生まれながらにしてその気質やポテンシャルを備え、時にはそれを自覚している人も少なくありません。最近は表現や発信の場が増えたことで、世間も彼らを「見つけやすく」なりました。  そんな中、昨年ぐらいから注目している「カリスマ」がいます。総合格闘家の朝倉未来(あさくらみくる)さんです。今やユーチューバーとしても高い人気と影響力を持つ愛知県豊橋市出身の29歳。とかくカリスマ的スタンスを標榜する人たちが多い格闘技界ですが、彼ほど明確なカリスマ性に溢れた人材は久しぶりではないでしょうか。  成功の形が数値化され、何をもって成功者とするかの判断基準も万国共通になりつつある現代において、昔気質(アナログ)な「ファイター」としての成り上がり精神を、至極デジタルな「ユーチューバー」という舞台で昇華させる。ファイターにとって、「結果」と同じくらい重要なのが「物語(プロセス)」であるならば、格闘家・朝倉未来とユーチューブの組み合わせは、まさに理想形と言えるでしょう。実際に、彼が描き掲げたシナリオは、面白いぐらいのスピードで達成・実現されており、そのカリスマ性は日に日に大衆的になりつつあります。中でも、先日のネット番組における企画『朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円』は大きな注目を集めました。  しかし、注目と同時に激しい非難の対象にもなってしまっているようです。格闘家を含め勝負の世界に身を置く人というのは、勝っても負けても「知ったような口」を叩いてくる連中と共存しなくてはなりません。観ているだけのくせに監督気分で能書きを垂れたり、観てもいないくせに後から難癖をつけてくるような人たちの「熱量」によって生かされているとも言えます。それに加えて昨今は、何の熱量も持ち合わせていない「一般世間様」からの声にも対峙しなければならないという、非常に面倒臭い世の中です。  世間は「成功者」たちに心酔する一方で、彼らがしくじったり転落する時を今か今かと心待ちにもしています。今回、朝倉さんに向けられている批判は、「勝てる相手しか選んでいない」や「弱い者いじめだ」など、まさに「知ったような口」ばかり。中には「決闘罪で逮捕されてもおかしくない」といった、お得意の法律を振りかざす痴れ者も。  昨今何かとこじつけられる「いじめの構図論」が、ここでもフルに発揮されていますが、所詮世の中というのは、「成功者」や「強者」のしくじりを見つけた途端に、暗愚な正論を武器に「強い者いじめ」を展開する傾向があります。 「成功者」をやっかむ暇があるなら、その分働いて1円でも多く納税をしてから、改めて観てごらんなさいな。そうすれば「カリスマが素人をぶん殴る」値打ちも、「1000万円に命を賭けるぐらい死ぬ気で生きている人」の気概もちょっとは理解できるはずです。  それでも文句を言いたい人は、ずっと犬猫の動画でも観ていればよろしいかと。どうせまた飼い主にイチャモンを付け出すのでしょうけれど。 ミッツ・マングローブ/1975年、横浜市生まれ。慶應義塾大学卒業後、英国留学を経て2000年にドラァグクイーンとしてデビュー。現在「スポーツ酒場~語り亭~」「5時に夢中!」などのテレビ番組に出演中。音楽ユニット「星屑スキャット」としても活動する※週刊朝日  2021年12月10日号

    週刊朝日

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    若さを補って創造性を高める? アンチエイジングで注目の「NMN」、飲用で体の変化は

     老化研究の第一人者・米ワシントン大学の今井眞一郎教授が、気鋭の音楽家・渋谷慶一郎さんと初対面。今井教授が研究している、老化を抑えて寿命を延ばす可能性がある物質「NMN(ニコチンアミド・モノヌクレオチド)」について語り合った。実際にNMNサプリを引用している渋谷さんは、飲むことで夜に「抗しがたい眠気」に襲われると語るが、一方でその効果についても明かす。AERA 2021年12月6日号から。 *  *  * 【前編:日本人研究者が効果を明らかにした「抗老化物質」 摂取で「抗しがたい眠気」も】より続く 渋谷:脳や体にはダメージがないですよね。NMNの研究は、薬などの研究と比べると脳へのアプローチが違うんですか。 今井:手法的にそんなに違うことをやっているわけではないんです。でも、老化はすごく長い時間にわたって少しずつ起こる現象なので、アプローチや見る視点がちょっと違うんです。乱暴なたとえになりますが、薬は状態が弱っているところをグッと引き上げますが、老化の場合は日々少しずつ落ちていくものを落ちないようにするアプローチが重要になります。ですから、本来足りなくて弱っているところに補充して、もともとあった状態に戻すということになるんです。 渋谷:脳や体力へのダメージのなさというのが新しいなと。今までなら、徹夜で作業をするときは滋養強壮剤やコーヒーを飲んだりしていましたが、後で必ずダメージが襲ってきて倍くらい疲れてしまう。もっと言うと、「このステージ、作品のために全てを懸けるんだ」という時に、アーティストは相当な無理を自分に課してきた歴史があって。それが極端な形になるとドラッグや過剰なストレス、死というような悲劇、神話にもなっていました。 疲労中は感動しない  ただ、このような創造かダメージかという古典的な二項対立とNMNは根本的に異なっています。要するにダメージもダウンタイムもなく、調子が良く疲れにくくなるけど、抵抗できない眠気がやってくるので寝るしかない。それは元々体内にある成分を補充するというシンプルなサイクルだからなのかな?と思うのですが。 今井:頭や体が疲れていたり、弱っていたりすると、どんなにいいものを聞いても感動しませんよね。だから疲れというものが極力ない状態に置く、常に感受性の高い状態に置くというのが重要なのはよく分かります。 渋谷:はい。たとえばピアノの「ラ」の音を押したとき、「この音を初めて聞く」とマインドコントロールしてから曲を作り始めるとうまくできるんですが、それを可能にするのは端的に疲れがない状態です。だからワーカホリックな友人にNMNを薦めると非常に反応が良いです。 今井:ということは、NMNやNADが司る生体への作用が、芸術家の創造性にも影響を与える可能性がありますね。人間の感性を若々しく保つことによって、創造性を高める働きもあるのかもしれないと思いました。 渋谷:はい、それはあると思います。僕は今年、新作のオペラを発表して、来年公開の大きな映画音楽を1本作り、これからドバイ万博で新作のアンドロイド・オペラを発表します。こんな量の仕事はNMNがなかったら難しかったのではと思います。 今井:それはうれしいですね。私たちの研究が創造性の分野にも寄与できるのは、とても励みになります。 (構成/編集部・大川恵実)※AERA 2021年12月6日号より抜粋

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    なぜ小室眞子さんは圭さんに必死だったのか 秋篠宮さまのよそよそしさから読み解く

    「夫の方については」「面会していた時間が20分位」「何か印象に残ることというのは特にありません」――。  秋篠宮さまの56歳の誕生日会見で国民が感じたのは、長女眞子さんの夫、小室圭さんへのよそよそしさだった。   もともと秋篠宮さまは、記者会見において家族を名前で呼ぶことはほとんどない。眞子さんや佳子さま、悠仁さまについても「長女」「次女」、「長男」といった呼び方をしていた。  一方、小室圭さんについては、婚約が発表された2017年や翌18年の誕生日会見では、<小室さんの印象ですけれども>、<小室さんに関わること、これが毎週のように週刊誌等で報道されていることはー>と自然な流れで名前を出していた。それが、令和の世に移った翌19年は、<小室家とは連絡は私は取っておりません>と、どこか他人行儀な表現を選び、翌20年の会見では、「小室」という名前すら出さなかった。  そして今年。圭さんは、長女の夫という「家族」になったとはいえ、圭さんを「夫の方」と呼び、圭さんが結婚前にあいさつに訪ねてきたひとときを、「面会していた時間は20分位」と話し、距離感を感じさせる表現だった。  圭さんが秋篠宮邸を訪問した10月18日、秋篠宮夫妻は、千鳥ヶ淵戦没者墓苑秋季慰霊祭への臨席という公務があった。とはいえ、数日後に結婚する娘の結婚相手と食事をともにすることもなく終了したという現実は何を物語るのか。  秋篠宮さまは先の会見で、結婚に伴う儀式を行わなわないと判断を下したのは「私の独断」だと明かした。さらに、皇室の行事が「非常に軽い」印象を与えてしまったと、苦渋をにじませた。  儀式を行わなかった理由は、小室さんが金銭トラブルについて春に公表した28枚の文書にあった。 <この春に娘の夫がかなり長い文書を出したわけですね。(略)あれを読んでどれぐらいの人が理解できるか><これはもう私の独断です、私の個人の考えとして、あれを読んでみんながすぐに状況を整理して納得できるというものではないと私は判断しました>  さらに、10月26日の結婚会見についても、自身が思う形とは異なっていたと胸中を吐露した。 <双方向での会見という形にしてほしかった><私としては自分の口からそのことについて話をして、そして質問にも答える,そういう機会があった方が良かった>  秋篠宮さまが口にしたように、金銭トラブルについての説明も本来は、小室さんが自分の口から説明すべきものだろう。小室圭さんが内親王の結婚相手として祝福できる存在足り得なかったことも、会見の言葉から伝わってくる。 こうした父親の気持ちをよそに、眞子さんは、圭さんに留学を進言しただけでなく、金銭トラブルについても一貫してかばい続けた。  なぜ、内親王がここまで必死になったのだろうか。  眞子さんとよく世間で比べられる黒田清子さんの場合も実は、結婚相手へ相当の配慮があったという。   清子さんは、当時の天皇ご夫妻の長女。内親王のなかでも、身位の高い皇女という立場だ。清子さんもまた、結婚相手である黒田慶樹さんに関する細かな情報を公表することについて、積極的ではなかった。  上皇后美智子さまや皇后雅子さまが結婚した時代は、結婚相手の家系図が報道されるのは、当たり前という感覚であった。両親はもちろん親族の職業や出身地なども詳細に、国民の知ることとなった。 「しかし清子さんからは、黒田慶樹さんと結婚するにあたり、相手がどういう人であるといった細かなことまで、自分たちから情報を提供することは、好ましくない、という考えであった」(当時の事情を知る人物)  清子さんが相手の情報をつまびらかにすることに難色を示した背景には、「皇族という立場の自分と結婚してくれる相手なのだから、迷惑をかけたくない」という考えがあったのだという。  多くの女性皇族にとって、結婚は皇室の外に出る平和的な手段でもある。ある皇族女性は、「皇室から出るためには結婚しかない」と吐露したという。佳子さまも、早く皇室を出て民間で暮らしたいとの考えを持っているとの話も聞こえてくる。  皇室に仕えてきた人物は、こう分析する。 「皇族と結婚する相手は、マスコミに追いかけられ、プライバシーもない生活に巻き込まれる。そうしたリスクを受け入れても自分と結婚してくれる相手は、できる限り守りたいという心情をお持ちになるのは、自然なことです。秋篠宮さまの会見からは、小室圭さんに対する複雑な心境が明確に伝わりました。一方で、眞子さんは、世間には不自然に思えるほど相手をかばい続けました。逆にいえば、皇族が『私のような立場にある女性と結婚してくれる相手』という心情にならざるを得ないほど、追い込まれている現実がある、ということでしょう」  秋篠宮さまも、眞子さんの結婚が「皇室に影響を与えた」と懸念を口にしていた。眞子さんの結婚騒動は、皇室と国民の距離の変化を世間に知らしめた。  若い世代の皇族は、令和という時代のなかで「皇室にあるべき姿」を模索しなければならないのだろう。 (AERAdot.編集部 永井貴子)

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    愛子さまが借りるティアラ、清子さんからの理由は「格」の違い 秋篠宮家へは逆風やまず

     天皇・皇后両陛下の長女、愛子さまが12月1日に20歳の成年を迎える。  とくに話題を集めたのは、愛子さまがティアラを新調せず、叔母の黒田清子さんのティアラを借りて祝賀行事にのぞむ、異例の成年式となることだ。宮内庁は、「コロナ禍で国民生活に影響がでていることに配慮した愛子さまが、両陛下と相談した決めた」と説明している。 「どうも、何をとってもタイミングが悪く秋篠宮家への逆風になってしまう」  そうため息をつくのは、皇室に長く仕えた人物だ。秋篠宮家の長女、眞子さんが小室圭さんと結婚したのちに渡米したばかり。  渡米前に国内で滞在したのは、渋谷区の東京メトロ外苑前駅近くにある長中期滞在者向けの高級サービスアパートメントだった。結婚によって皇籍から離れたばかりの元内親王に、所轄する警察の警備がつくのは当然のことだ。とはいえ、外出の度に報じられた結果、特別な警備体制に注目が集まった。  そしてNYでの新居の豪華さも報じられている。英タブロイド紙のデイリー・メールなどの海外紙によれば、小室夫妻の住まいは、セントラルパークやタイムズスクエアに近いヘルズ・キッチン地区にあるタワーマンションだ。2017年に建てられたばかりで、24時間対応のロビーやフィットネスルームにヨガスタジオ。スパやゴルフシュミレーションセクションなどを備えた豪華な仕様だという。  小室さんのLawClerk(法務助手)の年収は600万円程度と見られている。一方で、海外紙によれば、ワン・ベッドルームとはいえ家賃は、月額約4800ドル(55万円)と安くはない。  宮内庁関係者の間でも、眞子さんの結婚と米国移住が無事にすんではればれしたという空気と同時に、小室夫妻の先行きを案じる声もわずかに漏れてくるようだ。  そんなタイミングで宮内庁が公表したのが、愛子さまが「借りたティアラ」で祝賀行事に臨むというニュースだった。  女性皇族にとって、成人を迎えた誕生日は宮殿行事デビューの日でもある。まず皇室の祖神・天照大神などが祭られる宮中三殿に参拝し、宮殿で天皇陛下から宝冠大綬章が授与される。 ローブデコルテの正装に新調したティアラとネックレス・ブレスレット・イヤリング・勲章どめの宝飾品5点を身に着け、両陛下にあいさつするのが恒例だ。  内親王だった眞子さんの場合、ティアラと宝飾品は「和光」で2856万円、佳子さまは「ミキモト」で2793万円をかけて制作された。大正天皇のひ孫にあたる三笠宮家や高円宮家の女王方の場合は、1500万円前後だ。  ティアラなどの宝飾品は、ぜいたくをするために制作するわけではない。成年皇族は公務を担うようになり、宮殿行事や外国からの国賓や賓客を接遇する晩さん会など国際親善の場では、勲章とともに正装を持って迎えるのが礼儀だからだ。  皇后や皇太子妃は代々受け継がれるティアラなどを所有している。そのなかには、平成の時代に皇后が故・秩父宮勢津子さまから譲り受けたティアラなどもある。つまり、他の宮妃や最近では眞子さまのティアラも宮内庁に預けられている。  女性皇族の所有していたティアラもあるなかで、なぜ愛子さまは清子さんより「借りる」形になったのか。  眞子さんをはじめ、最近の女性皇族が成年を迎えた際に新調したティアラは、いずれも宮内庁が管理する公金で制作されている。そのため、公金で作られた眞子さんのティアラは、離脱とともに宮内庁に預けられた。  一方で、黒田清子さんが成年を迎えた時に、新調されたティアラと宝飾品は、天皇家の私的なお金であるお手元金で制作された。  元宮内庁関係者は、ティアラを公金で支払うようになったのは、三笠宮家の彬子さまのときからではないか、と話す。 「明治以降の近代皇室においては、天皇家も宮家も相応の財産を持っていたこともあり、宝冠など装身具は私的な費用で賄っていました。黒田清子さんのティアラもその流れだったと記憶しています。日常費で制作したものは、扱いがあいまいなところもある。昔の皇族のように、『娘に持たせてあげたい』、と結婚先で大切に保管されているものもあると聞きます」  お手元金で制作した黒田清子さんのティアラは、ご本人のものだ。そのため、「借用」という形になった。  さらには、前述したように、内親王と女王というご身位の違いによって、ティアラの金額も異なる。 「眞子さんの結婚のタイミングは、ギリギリまで読めませんでした。加えて、同じ内親王でも、天皇家の娘である愛子さまと、皇嗣家の眞子さんと佳子さまでは立場も異なる。同じ皇女である清子さんのティアラが格という点でも、相応しかったのでしょう」(皇室の事情に詳しい人物)  異例続きとなったのは、ティアラだけではない。  女性皇族、特に内親王は、二十歳の成年を迎えた際と結婚して皇籍を離れる際に会見を開き、記者の質疑に答えるのが恒例だった。  いまのところ、愛子さまの記者会見は、日程が決まっていない。成年の会見は、その成長を国民が感じる大切な機会でもある。  眞子さんが皇室を離れたいま、愛子さまへの期待は、高まっている。 (AERAdot.編集部 永井貴子)

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    「愛子さまのお気に入りは子どもの頃から変わらない」天皇一家の追っかけ主婦が語る激写20年

     愛子さまはあどけなさがあったのに、成人皇族になられて、大人びてステキな女性になられ、うれしいですね」  こう話すのはカメラを片手に天皇ご一家を28年半、追っかけてきた主婦の吉田比佐さんだ。  12月1日に20歳の誕生日を迎え、成年皇族となった愛子さま。5日には成年の祝賀行事が行われ、愛子さまのドレス姿が初お披露目となる。  5日午前は長袖で淡い色味の「ご参拝服」を身につけて皇居の宮中三殿を参拝される。その後、襟元の詰まった長袖のドレス「ローブ・モンタント」に着替えられ、天皇陛下から勲章を受けとられるという。  午後は襟元の開いた「ローブ・デコルテ」に勲章、ティアラを着用した正装姿で、両陛下に挨拶される予定だ。 「愛子さまが身につける髪飾りのティアラが話題になりましたが、ティアラには女性としてすごく憧れますね。車の中の皇族を撮る時にはティアラをしているかどうかは、私たち追っかけにとっては大きいです。ティアラをしているお姿ってなかなか見れないので、”きょうはティアラをしているかもしれない”って思うと、疲れていてもがんばって、撮影ポイントに並ぼうという気になりましたね」  今回、愛子さまはコロナ禍の影響を配慮し、天皇陛下の妹(紀宮さま)で、結婚して皇籍を離脱した黒田清子さんが所有するものを借用する。 「眞子さん、佳子さまのティアラもそれぞれ2800万円もする豪華なものでしたけれど、私の見た印象では、黒田清子さんのティアラはクラシックな印象でした。清子さんのティアラのデザイン方が好き、愛子さまはお似合いになると思います」  吉田さんは過去、ティアラをつけた皇族の撮影経験もある。 「ディアラをつけられるのは特別な日だけですね。新年の祝賀の行事の時とか、外国からお客さまが来る時の接待で宮中晩餐会にお出になられる時です」  吉田さんが、追っかけを始めたのはまだ愛子さまが生まれるずっと前、1993年6月9日の両陛下のご成婚パレードからだ。 「ご成婚パレードでは、雅子さまが1000個のダイヤをちりばめた豪華なティアラをして、ローブ・デコルテの衣装を身にまとっていました。とてもステキな写真が撮れました」  そのお姿が脳裏から離れず、雅子さまを追いかけるようになった。 「愛子さまもローブ・デコルテを新調なさるそうですね。格式のあるロングドレスで、襟元や背中が大きくカットされているそうです。愛子さまがお召しになるとどんな感じになるのかとても楽しみです」  愛子さまを生まれたばかりの幼少期から見守り続けた吉田さんは20年の歳月をこう振り返る。 「愛子さまが赤ちゃんの頃、私たちは仲間うちで“愛子ちゃま”と呼んでいました(笑)。雅子さまに抱っこされている姿が、今でもきのうのことのように目に浮かびます」  天皇陛下と雅子さまの結婚会見のとき、記者から「お子さまは何人くらい?」 と質問され、雅子さまは「家族でオーケストラが作れるような子供の数ということはおっしゃらないでください、と(陛下に)申しました」とジョークで返した。 「陛下も愛子さまも音楽がお好きです。実際に陛下がヴィオラ、愛子さまがチェロを演奏するオーケストラのコンサートに参加された時、雅子さまがご覧になっていましたね」  愛子さまは文武両道でスキー、水泳なども、お好きだという。 「御所の中では陛下と一緒にジョギングをしたりしているそうです。毎年、夏になると、ご家族で下田(静岡県)や那須(栃木県)にご静養に行かれるのですが、下田の御用邸の裏手には海があって、愛子さまはいつも真っ黒になって東京に帰って来ていましたね」  愛子さまファッションには特徴があるという。 「愛子さまは夏場には、ワンピースをけっこう着てらして、ふわっとしたフレアスカートのワンピースをよく見かけましたね。冬は赤いセーターを着たり、ピンクのブラウスを着たり、全体にフェミニンです。先日、20歳のお誕生日に愛犬の由莉(ゆり)ちゃんと一緒の映像でも、茶系のふわっとしたスカートだったので、そういう服装がお気に入りでいらっしゃるところは、子供の頃と変わらないなと思いました」  愛子さまは学習院中等科時代に”激やせ”し、体調が心配されたこともあった。 「あの時はダイエットしているやせ方とはちょっと違うのかなと思いました。雅子さまの体調にも波があって、愛子さまもお母様のことを心配されていたのではないかと思います。雅子さまは新皇后になってから、自信が取り戻せたのではないでしょうか」  2019年11月9日に行われた「天皇陛下ご即位をお祝いする国民祭典」では、嵐のパフォーマンスが行なわれ、一家団欒で楽しむ様子が放映された。 「雑誌で読んだんですが、愛子さまは嵐の相葉雅紀君の”推し”だそうですね。カラオケも歌われるのだとか」  吉田さんは94年5月、会社員の夫と結婚した。結婚前から追っかけをしていたから、夫は理解があり、朝早くから出かけても何も言わないという。  コロナ禍のステイホームにより、雅子さまや愛子さまのお出かけが減った。加えて、天皇陛下ご一家は今年9月、赤坂御所から皇居に引っ越した。 「これまでは、ご一家が赤坂御所と皇居の行き帰りを張っていれば、写真が撮れたんですが、皇居に住まわれるようになると、皇居内での宮中行事が多いですから、シャッターチャンスも減ってしまいました」  吉田さんは今年7月から就職し、平日はフルタイムで働き、平日は追っかけが難しくなったが、できる限り続けたいという。 「愛子さまは車の中でも、窓を開けてお手ふりしてくれますよ。ニコッと笑う愛子スマイルが、かわいらしい。あの笑顔を見ると、こちらも気持ちが安らぎます。これからも雅子さまとともに、愛子さまのご公務の様子も拝見できたら、嬉しいなと思っています」  愛子さまの祝賀行事の撮影現場に吉田さんはもちろん、カメラ片手に出かけるという。どんな愛子さま笑顔が撮れるのか。 (AERAdot.編集部 上田耕司)

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    武豊騎手が「ウマ娘」ブームを語る 「よみがえってうれしい」と語った悲劇の競走馬とは

     ゲームアプリ『ウマ娘 プリティーダービー』は、実在した競走馬を美少女キャラに擬人化したコンテンツで、「Yahoo!検索大賞」や「Google Play ベスト オブ 2021」の「ベストゲーム 2021」を受賞するなど、競馬好きの中高年から若年層まで幅広い層から人気を集めている。この一大ムーブメントを「相棒」である騎手はどのように感じているのか。サイレンススズカやスペシャルウィークをはじめ、長年多くの名馬に乗ってきたレジェンド騎手の武豊さん(52)は、このブームにを喜び、NHKの番組内でもビデオメッセージを寄せていた。武さん本人にインタビューし、「ウマ娘が競馬界にもたらしたもの」について語ってもらった。 ――「ウマ娘」のブームで、競馬人気も高まっています。影響を感じてますか? ウマ娘の話題は本当によく耳にしますし、すごい影響力だなと思っています。実際、僕の周りでも、中学生ぐらいの知人の息子さんから、僕が過去に出ていたレースのことなど質問をされるようになりました。僕が乗ってきた馬たちも、たくさんキャラクターになっているからです。ウマ娘がなかった頃は、子どもたちと競馬の話をあまりしたことがなかったのに、急にいろいろ聞いてくるようになってびっくりしています。今の中学生は、スペシャルウィークやディープインパクトのレースを見たことがない世代。その世代が過去の馬に興味を持ってくれるのは、すごいことですよね。 ――ナイスネイチャなど、ウマ娘のモデルになった引退馬への寄付が倍増するといった現象も起きています。 現役時代の彼らを知らなくても、ウマ娘をきっかけにその馬のことを調べてもらえて、馬が脚光を浴びているのは嬉しいですね。引退後の馬も、支援があれば救われる。いろんなところにいい影響が出ていると思います。 ――競走馬が美少女に擬人化されることについて、当初はどんな印象を抱いていましたか? ウマ娘の立ち上げ当時、僕も「何か協力できることがあれば」ということで少し関わらせていただいたのですが、実は最初に話を聞いた時は、あまりピンとこなかったんです(笑)。馬がアニメのキャラクターになって、女の子が競馬場を駆けるというのは想像がつかなかったし、最初に登場キャラの絵を見たときは、なんだか不思議な感じでした(笑)。自分が乗ってきた馬ですから、擬人化したキャラと同一視するにはなかなか時間がかかりましたね。 ――実際の馬の特徴が、キャラの能力や性格に反映されているところもウマ娘の魅力ですね。 かつてライバル同士だった馬が作中のストーリーでもライバルとして扱われていたり、馬の個性が細部まで表現されていたりして、さすがだなと思いました。たとえばウオッカだと、寝つきが良いといった特徴まで再現されていて、面白い。おそらくですが、実際にウマ娘のコンテンツを作っている方たちは、若い頃に競馬を楽しんでいて、知っている馬たちを遊び心たっぷりに、そして細かいところまで再現してくれたのでしょう。競馬愛を感じます。 ――作中では、武さんが騎乗してきた馬も多数登場します。 立ち上げのときも「実際どういう馬でしたか」といったことを聞かれて、スペシャルウィークなど、馬について少し情報をお伝えさせていただきました。ウマ娘のおかげで僕自身も、「ああいう馬だったな、こういう馬だったな」と、過去に乗ってきた馬たちに思いを馳せることができました。たとえば、僕がたくさん乗ってきたバンブーメモリー(作中では風紀委員長を務め、直球勝負のレースを見せる)は30年以上前に活躍していた馬ですし、懐かしさを感じます。そして、サイレンススズカは足を骨折した1998年の天皇賞(秋)のレースを最後に活躍が止まってしまったので、それがウマ娘の姿でよみがえってくれたのは、僕としてはとてもうれしいです。 ――武さん自身も、アニメ第5話に実況として登場します。 騎手の自分が、まさかアニメのキャラとして解説する日が来るとは思いもしなかったです。登場したのは1回でしたが、小学4年生ぐらいの女の子から、「あ、ウマ娘のおじさんだ」って声をかけられて。ウマ娘がきっかけで知ってもらえているのはなんだか新鮮ですし、微笑ましいです。 ――レースの投票サイト「JRA IPAT」への年代別アクセス数も、20代ユーザーが今年3月ごろから急増し、60代と並ぶ水準に達しています。かつて「若者の競馬離れ」と言われていた状況もすっかり変わりましたね。 若者の獲得は競馬界の課題でしたから、そういう意味では、多くの若者が競馬に参加しているのを聞いてうれしく思っています。やはり、大きなきっかけの一つがウマ娘でしょう。ウマ娘が新たな入り口となって、今まで競馬に興味がなかった人も楽しんでくれるようになりました。新たな競馬ファンが増えれば、その方々から様々な声や要望も出てくるでしょうし、我々も気づけることがあると思います。競馬界は、より良い方向に変わっていけるはずです。 ――ウマ娘以外でも、藤田菜七子さんのような騎手が活躍していることもブームをけん引しています。 彼女をきっかけに競馬を知った人もたくさんいるはず。藤田さんをはじめ、女性ジョッキーの活躍が目立つようになり、雰囲気も明るい感じになりましたね。男女一緒に勝敗を競うスポーツも珍しいですし、そこが競馬の魅力の一つだと思います。 ――スタンドの客層も変わりました。競馬界も、女性限定のリラックススペース「UMAJO SPOT」を開設したり、子ども向けの遊具を充実させるなどし、女性や家族連れが足を運びやすい環境を作ることに注力しています。 スタンドも綺麗になり、女性だけのグループやファミリーでも行きやすい雰囲気になりました。昔はおじさんばかりでしたから、だいぶ色が変わったなと思います。家族連れで来て、子どもたちに楽しんでもらえる姿を見ると嬉しくなります。 ーーウマ娘のブームで、スタンドの雰囲気もさらに変わりそうですね。 今後どうなるのか楽しみです。ウマ娘のブームはコロナの時期と重なったので、しばらくは無観客でしたし、今も入場制限をしているので、競馬場での影響はまだダイレクトに感じられていません。コロナが落ち着いて、今後は競馬場で「ウマ娘」とコラボしたイベントのようなものができるようになればいいなと思います。 ――最後に、競馬ファンへのメッセージをお願いします。 ウマ娘をきっかけに、競馬を見に来てくれたら嬉しいですし、これが一時のブームにとどまらず、ファンが定着して未来の競馬界を後押ししてくれていることを願っています。そのためにも、僕らはいいレースをすることで、来てくれた皆さんを楽しませたい。そして今後も、アニメ・ゲームで活躍できるような新キャラを、自分たちのレースでどんどん作っていきたいなと思っています!(構成/AERA dot.編集部・飯塚大和)

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    眞子さまと小室圭さんは結婚後、皇居に足を踏み入れることはできるか “サーヤ”黒田清子さんご夫婦との違い

     秋篠宮家の長女、眞子さま(29)との結婚を控えた小室圭さん(30)は18日、秋篠宮邸がある東京都港区の赤坂御用地を訪れ、秋篠宮ご夫妻に結婚のあいさつをした。眞子さまは22日に天皇・皇后両陛下、25日に上皇・上皇后両陛下に結婚の報告をするという。皇室ジャーナリストの神田秀一氏にこれらの予定ついて、その意味を読み解いてもらった。  小室さんは18日午前8時前、横浜市内の自宅マンションからスーツ姿で出てきた。右手にはカバン、左手には白い紙袋2つを持っていた。   「秋篠宮家に持っていく手土産とご夫妻や宮内庁に見せるための書類などが入っていたのではないでしょうか。アメリカで用意した手土産かもしれませんが、どんな中身かはわかりません」   後頭部で縛っていたロン毛は短く整えられていた。  「小室さんは髪型でいろいろと騒がれましたし、秋篠宮家に正式な挨拶に行くのですから、きちんとした髪型にしたのでしょう。皇室であのような頭髪であいさつをする慣習はないんですよね。民間人が皇族に会うのですから、切らざるを得なかったのでしょう」    神田氏が着目したのは小室氏を出迎えた黒いワゴン車。午前9時15分ごろ、赤坂御用地の巽門(たつみもん)へと入って行った。  「車には、宮内庁発行の門鑑(もんかん)がステッカーとしてついていましたね。ということは宮内庁が、小室さんが秋篠宮ご夫婦に会いに行くことを認めたのです。アメリカから帰国し、結婚を進める上で、あいさつだけはしておかなければ、という小室さんの考えと、宮内庁の意見が一致したのでしょうね」    8日後に迫った結婚。秋篠宮ご夫妻は、2人の結婚を認めたのだろうか。  「憲法の規定により、日本人であれば両性の合意に基づく結婚そのものをダメだとは言えない。秋篠宮ご夫妻も宮内庁も政府も同じ考えです。しかし、結婚は認めるものの、その前に解決しなくてはいけないこと、あるいは報告を受けなければいけないことがいろいろあると思います。それは今のところ未解決のままなので、秋篠宮さまとしては『挨拶にはおいでになってもかまいません。聞くことは聞きましょう。いらっしゃるというのなら待っております』というスタンスで、そこまでは許したのだと思います」    眞子さまと小室さんは3年2カ月ぶりに再会した。  「私の得た情報では、小室さんが秋篠宮ご夫妻にあいさつしをして30分後くらいに、秋篠宮邸のどこか別室で眞子さまと小室さんが会うことを許してもらえたと聞いています。眞子さまの部屋かもしれませんね。佳子さまがいらっしゃったかもしれませんが、2人だけの可能性が高いと思います」   眞子さまは22日、皇居・御所を訪れ、天皇、皇后両陛下に結婚を報告し、25日には東京都港区の仙洞仮御所を訪れ、上皇陛下と美智子さまにも結婚を報告する予定だ。現時点でそれに小室さんが同席する予定はない。  「一般の結納にあたる『納采の儀』も行っていませんし、皇籍を離脱する際に支給されるはずの『一時金』も眞子さまは辞退なさった。小室家を巡る諸問題も解決されていないので、天皇・皇后両陛下は眞子さまからの結婚報告を受けても、『体に気をつけて、元気で』とか『健康でお幸せな日々をお祈り致します』とお伝えするのにとどまるのではないでしょうか。『おめでとう』とおっしゃることはできないと思いますよ」   眞子さまは26日に婚姻届を自治体に提出し、皇籍を離脱する予定。今後、皇室との距離はどうなるのだろうか。  「皇室としての結婚を許したわけではないけれども、2人の意思で一緒になるならば致し方ないということ。もう2度と皇居に足を踏み入れることが許されなくなる可能性はありますね。サーヤの愛称で親しまれた黒田清子(さやこ)さんも結婚して皇籍を離脱しましたが、お相手の黒田さん一家には何の問題もないし、清子さんは皇室とゆかりのある伊勢神宮の祭主を務めているので、皇籍離脱後も皇居を訪れています。けれども、眞子さまの場合は、黒田さんご夫婦と同じようにはならないでしょう」    26日に予定されている記者会見はどのようなものになるのだろうか。  「報道陣と宮内庁の係官が合わせて50人くらい集まるのではないかと聞きます。警備も、コロナ対策も万全なホテルというのは限られてきます。宮内記者会、雑誌協会、外国人記者クラブで合計3問くらいの質問ではないか。それ以上、質問の声を上げ続ける記者がいるかもしれませんが、『本日の会見は終了します』と打ち切るでしょう。政治家でも誰でも、長く話すとボロが出るものですから」   会見に先立ち提出される自治体への婚姻届けについて、神田氏は次のように推測する。  「秋篠宮家から命令を受けた職員が、小室夫妻になる2人の代理人として、自治体の戸籍係のところに持って行くというふうに聞いています」   会見後、 眞子さまは年内にも渡米し、ニューヨークで新生活を始めるとみられている。お2人の行く末は……。  「ヨーロッパの王室ではこのくらいのことはあるレベルのことのようですが、日本の皇室では前代未聞の事態で、眞子さまは離婚しても、もう皇族には戻れません。幸福になるか、不幸になるかはチャレンジしてみなければわからないですね。結果は誰にもわかりません」 (AERAdot.編集部 上田耕司』

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    巨人・中田翔の“大幅減俸”は必至 高額だった年俸はどこまで下がるのか

     巨人・中田翔にとって“勝負のオフ”がやってきた。選手として来シーズンへ向けた巻き返しとともに、大幅減俸も予想される契約更改も待ち構えている。  途中加入にも関わらず、今シーズン低迷した球団のシンボルのような存在になってしまった男は、この先どのようにチーム内で扱われるのだろうか……。  中田は今シーズン、日本ハムで後輩選手への暴力事件を起こし、その後巨人が引き取る形でトレード移籍した。周囲からの厳しい批判もあった中で入団早々から試合に出場したがシーズン最後まで期待に応えることができなかった。巨人移籍後は34試合に出場し、打率.154、3本塁打、7打点。ヤクルトとのCSファイナルステージでは、3試合目の9回2アウトから代打で出場し、明らかなボール球に手を出して空振り三振。今季を象徴しているような不甲斐ない幕切れとなった。 「良い打者だから大きな期待をしていた。しかし状態が悪いまま時間だけが過ぎチームも下降線を辿った。身体の調子も良くないという話もあったがすべてが上手くいかなかった。今のままでは来年も同じになるからオフの間に心技体をしっかり整えて欲しい。頼れるのは自分しかいない」(巨人OB) 「獲得自体に賛否両論があったのは事実。やってしまったことは良くないし移籍の過程などに納得いかない人がいるのも理解できる。でも結局のところプロは結果で取り返すしかない。結果を出していれば周囲を黙らせることもできたと思うのですが……。来季に関して球団内を含め誰もが注目しているはずです」(巨人関係者)  前所属の日本ハムが無期限出場停止の処分が下されたのにも関わらず、巨人移籍後は即座に試合に出場した。一連の経緯が明確ではなかったため世間の逆風が吹き荒れた。また高額な旧年俸を引き継いだ契約条件も大きな話題になった。  中田は今年が日本ハム時代に結んだ3年契約の3年目で、年俸は3億4000万円(以下金額は推定)。巨人は参稼報酬(年俸)期間となる2月1日から11月30日までのうち、移籍決定後の8月20日から11月30日までの103日分を日割り計算して支払うこととなった。巨人が支払う額は約3分の1に当たる約1億1500万円ほどだ。 「結果だけを見れば高すぎる。獲得自体がギャンブルだったから。タラレバになるが大活躍をしてCSを突破し、日本シリーズに進出できていれば安い買い物だった。複数年契約は今年までだから今オフは年俸を大幅に下げ、単年契約で本人に自覚を持たせないとダメ。そこまで徹底しないと中田自身が野球選手として終わる。中途半端な処遇では他選手だって納得いかないだろうしね」(巨人OB) 「原辰徳監督や編成部がどのように判断するか。昨年は108打点で打点王を獲得したものの、これまでケガに苦しむ年もあり、年間通じての出場と活躍は期待できないという声もある。減俸は当然だが、どのくらいになるかに注目が集まります。チーム全体の士気にも関わることで今オフ最大の関心ごとになります」(巨人担当記者)  今季は日本ハムと巨人でトータル73試合に出場。打率.177、7本塁打、20打点(日本ハムでは39試合に出場。打率.193、4本塁打、13打点)と大幅に成績が落ち込んだ。不祥事もあり、精神的なダメージの影響などもあったのは間違いないが、球界を代表する強打者の成績としてはあまりにも物足りない。また過去に左第5中手骨の亀裂骨折(13年)、右内転筋筋挫傷(17年)、右手母指球部挫傷(19年)など故障での離脱も少なくなかった。今年も急性腰痛で6月にチームを離脱している。コンディション面での不安も大きく野球協約の減額制限(元の年俸1億円を超える場合は40%)を超えての減俸になることは避けることはできないだろう。  過去に巨人では15年オフに杉内俊哉が5億円から5000万円へ90%の大減俸があった(この時は右股関節の手術をしたばかりで翌年に復帰が見込めないためだった)。その他にも高橋由伸が11年オフに3億5000万円から1億7000万円(51%減)、小笠原道大が12年オフに4億3000万円から7000万円(84%減)、中島宏之が19年オフに1億5000万円から2000万円(87%減)というケースもあった。 「年俸3億4000万円から減額制限40%減の2億400万円は確実。過去の例を見ても場合によっては1億円台前半ということすらも考えられ、中田にとって厳しいオフとなるでしょう。しかし全権を任される原監督の期待と信頼は変わらない。開幕に向けて一塁や外野でチャンスは与えられるはず。そこでレギュラーに定着し、シーズンで結果を残せば来オフに減額分も取り返せる。中田にとってここからが勝負です」(巨人担当記者)  今季はキャリアで最悪のシーズンとなってしまったが、来季の年齢は33歳と打者としては円熟期を迎えている中田。かつて侍ジャパンの4番を任された大砲がこのままキャリアを終えることはないはずだ。ここから再び球界を代表する打者として活躍する姿を見せてくれることに期待したい。

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    戦力外通告を受けたけど… 他球団でまだまだ“活躍できそう”な選手は誰だ!

     10月11日に行われたドラフト会議では支配下、育成合わせて128人の選手が指名を受けたが、プロ野球の世界に入ってくる選手がいるということは逆にユニフォームを脱ぐ選手もいるということである。既に各球団では俗に言う“戦力外通告”が行われており、ここ数日は引退試合のニュースも増えている。しかしその一方で他球団での現役続行を希望する選手も少なくない。今回は現時点で自由契約が発表された選手の中から、まだ戦力になる可能性を秘めた選手がいないか探ってみたいと思う。  まず投手で申し分ない実績を誇るのが吉田一将(オリックス)だ。2013年のドラフト1位で入団すると、1年目には先発として5勝をマーク。2年目のシーズン途中から中継ぎに転向すると、2016年には5勝21ホールド、2018年にも3勝21ホールドとブルペン陣を支える存在となった。2019年以降は年々成績を落とし、今年は二軍でも防御率7点台と結果を残すことができず、プロ入り後初となる一軍登板なしに終わったが、通算226試合に登板している実績は貴重である。何かきっかけをつかめばまだ復活する可能性も十分にありそうだ。  投手では渡辺雄大(ソフトバンク)と三ツ間卓也(中日)の2人も面白い。渡辺は青山学院大では実績はなかったものの、BCリーグの新潟で力をつけて26歳となる2017年のドラフト育成6位でソフトバンクに入団。二軍、三軍で実績を残して昨年8月に支配下登録されている。その後は肘の故障もあって一軍登板は3試合にとどまったものの、今年も二軍では34試合に登板して防御率1.67と安定した成績を残している。左のサイドスローから投げ込むスライダーは打者の手元で鋭く変化し、左バッターにはかなり厄介なボールとなっている。戦力外が報じられたのは今朝で、今後についての意向は不明だが、貴重な左の中継ぎとして需要の高い選手であることは間違いない。青山学院大時代の同期である杉本裕太郎(オリックス)が今年大ブレイクを果たしただけに、渡辺もここからもう一花咲かせることを期待したいところだ。  三ツ間は渡辺と同じくBCリーグの武蔵で力をつけて2015年の育成ドラフト3位で中日に入団。1年目のオフに支配下登録されると2017年には35試合に登板して2勝11ホールド、2019年にも29試合に登板して2勝4ホールドとブルペン陣を支える1人として結果を残している。また昨年7月のヤクルト戦では延長戦でベンチにいた野手を使い果たしていたため、代打として出場して話題となった。今年は二軍でも29試合に登板して防御率は4.05に終わっているが、チームトップタイとなる5セーブをマーク。WHIPも0.98と投球内容自体は決して悪くない。本人も現役続行の意思を表明しており、中継ぎ陣の苦しい球団にとっては狙い目の選手となりそうだ。  野手で圧倒的な実績を誇るのが藤田一也(楽天)だ。プロ入り8年目の2012年シーズン途中にDeNAから楽天に移籍したことをきっかけに才能が開花。これまで2度のベストナインと3度のゴールデングラブ賞に輝き、パ・リーグを代表するセカンドとして長年活躍を見せている。2019年以降は浅村栄斗の加入もあって出場機会が減少し、今年は一軍出場なしに終わった。功労者ということでチームもポストを用意していたとのことだが、本人は現役続行を希望して自由契約となっている。  多くのファンを魅了してきたセカンドの守備力は天下一品で、二軍では3割近い打率もマークしているようにまだまだ力が衰えているわけではない。若手の内野手のお手本としてプレー以外でもチームのプラスになることが考えられるだけに、オファーを出す球団が出てくることも十分にありそうだ。  野手では武田健吾(中日)も注目の存在だ。今年は打率1割台だったものの、シーズンを通じて一軍に帯同し、93試合に出場するなど貴重な戦力となっていただけに、戦力外となったニュースには驚きの声も多かった。オリックス時代の2017年には97試合に出場して61安打、打率.295という成績も残しており、元々パンチ力のある打撃にも定評のある選手である。今年で27歳と年齢的にもまだ若いだけに、外野手が手薄な球団が獲得を検討する可能性もありそうだ。  一度戦力外となってから他球団との契約を勝ち取ることは容易なことではないが、今年もシーズン開幕後に宮国椋丞(DeNA)が育成契約で入団して支配下登録され、古巣の巨人を相手に勝利もマークしている。今後も戦力外となる選手の発表はまだしばらく続くことになりそうだが、1人でも多くの選手が鮮やかな復活を遂げることを期待したい。(文・西尾典文) ●プロフィール西尾典文/1979年生まれ。愛知県出身。筑波大学大学院で野球の動作解析について研究。主に高校野球、大学野球、社会人野球を中心に年間300試合以上を現場で取材し、執筆活動を行っている。ドラフト情報を研究する団体「プロアマ野球研究所(PABBlab)」主任研究員

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    【独自】石原伸晃事務所がコロナ助成金約60万円を受給 「確認の上で申請」と釈明するも専門家から疑問の声

     岸田文雄首相から内閣参与に抜擢された石原伸晃元自民党幹事長がコロナ禍で収入の総額が減っていないにもかかわらず、雇用調整助成金・緊急雇用安定助成金を受給していたことがAERAdot.の取材でわかった。  石原氏は10月の衆院選で落選したが、今月3日に内閣官房参与に任命され、SNSで「なぜ民意で落選した人間が起用されるのか」、官邸関係者からも「ただの人になった石原氏を起用なんてピントがズレまくっている」などと激しい批判が起こったばかりだが、新たに疑問の声があがりそうだ。  雇用調整助成金・緊急雇用安定助成金とは、新型コロナの影響で事業活動の縮小を余儀なくされた場合に、休業手当などの一部を事業主に助成する制度のことだ。  厚労省によると「新型コロナの影響で事業活動が縮小している」、「最近1か月間の売上高が前年同月比5%以上減少している」「休業手当を支払っている」などの条件を満たすと、一人一日あたり原則1万3500円を上限に支給されることになる。「政治団体も条件を満たせば、受け取ることができる」(担当者)という。  11月に公表された石原氏の東京都第八選挙区支部の2020年の収支報告書を見ると、収入の欄に雇用安定助成金として約23万円(4月分)、18万円(4月分)、18万円(5月分)が記載されていた。計60万8千円にのぼる。コロナ禍で収入が減っていれば受け取ることは可能だが、収入の総額を見ると、20年(1~12月)は約4200万円。19年(1月~12月)の収入総額を見ても、約3900万円で資金に窮しているようには見えない。  雇用安定助成金を管轄する厚労省の担当者は「全体で収入が増えていても、ひと月の収入が前年比5%以上減り、休業手当を出していれば、支給対象になる」という。  政治資金問題に詳しい神戸学院大の上脇博之教授はこう指摘する。 「政治団体も助成の対象になっているのは驚きますね。寄付金や政治資金パーティ、政党交付金が主な収入で、毎年収入は不安定です。月によっては収入が減っているように見せることもできます。本来であれば、コロナ禍で売り上げが減った企業を対象にした助成金制度であり、現役の衆院議員の事務所が申請するとは驚きです。政党交付金を受けている政治団体は対象から除外するべきだと思います」  この助成金に関してはこれまでも企業による不正受給の問題が指摘されていた。厚労省によると、11月末までに390件、約30億円もの不正申請や受給が発覚している。  官邸関係者によると「不適切に受給していなかったか情報収集をしているところ」という。  約60万円の助成金の受給について、事実関係を石原氏の事務所に尋ねると、以下の回答がFaxで届いた。 「どんな情報をもとにご質問をされているのか存じ上げませんが、支部において所管当局に確認した上で申請しているところです」  担当者に受給の経緯について詳しい説明を再度、求めたが、「Faxでの回答が全てです」と言うのみだった。  この件について石原氏本人はどう説明するのか。注目が集まりそうだ。 (AERAdot.編集部 吉崎洋夫)

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    Snow Manが明かす“触れてしまった”メンバーの秘密

     昨年コロナウイルス感染の影響から、出場辞退を余儀なくされた紅白歌合戦への改めての“初”出場を決めたSnow Man。そんな彼らが12月1日に発売した5枚目のシングル「Secret Touch」にちなんで、質問をぶつけてみた。 *  *  * Q&A(1)「Secret Touch」にちなんで、触れてしまったメンバーの秘密(2)カップリング曲「僕の彼女になってよ。」の歌詞「君の香水のにおいがする」にちなんで、好きな香り(3)カップリング曲「My Sweet Girl」の歌詞「Don’t tell lies」にちなんで、ついてしまった嘘(4)3年目の個人的な目標 ■深澤辰哉(1)えー、むずいな秘密。渡辺翔太は、寝癖がけっこうひどい。やっぱりパーマをかけたことでより味が出るんですよ。片っぽそり立ってて。片っぽぺったんこみたいな。今日の朝もそうだったんで、かわいらしい部分があります(照れた渡辺「ありがとうございます」)。(2)石鹸。爽やか系の石鹸のにおい。だから香水で言うと、グリーンなんとかみたいなやつ(渡辺「石鹸でグリーン?」)。あんのよ、爽やかなの。香水は持ってるけど、あんまつけないですね。アロマは家に、木(スティック)さしてにおい嗅ぐやつは持ってますけど。(4)レギュラー番組はもちろん持ちたいですけど、持つんだったら、まずは個人じゃなくてグループがいいです。グループのほうが、MCをまわすとか、俺が勉強できる場が多いから。個人だとまわされるほうになるし、バラエティーとか同じ番組にたくさん出演させていただけたらうれしいなと思います。 ■佐久間大介(1)ふんむーふんむー。むっず!(阿部「俺がオニオンスライスにハマっているというひそかな秘密を教えてあげてもいいよ」)。うわ、まじかよー、知っちゃった(阿部「鰹節のっけてあるやつ」)。そういえば、こいつ、ひそかに宅配注文のときオニオンスライス頼んでる(笑)。(2)金木犀。蓮が練り香水くれました。俺が好きだっていうのを知ってて、一番本物に近いにおいを見つけて。記念とかじゃなく、何でもないときに。実際にマスクにつけたりして使ってます。普段から香水はつけないんですけど、好きなお店のバスボムとか石鹸を棚に入れてます。クローゼットに入れるだけで、すごくにおいがつく。(3)嘘はないけど、メンバーに対しての冗談とかいたずらはめっちゃある。でも、やりすぎて覚えてない(笑)。(4)声優でアニメのレギュラーとかやりたいなと思っています。やっぱり、ずっと関わっていきたい仕事として声優があるので。 ■渡辺翔太(1)深澤さんの靴下に毛玉が思った以上にくっついている。たまたま見かけちゃったんですよね(深澤「あー、それまちがいねえわ。俺ずっと同じ靴下はいてるから。もう半年くらい。愛着わいてるから」)。(2)柑橘っぽい感じですかね。それに緑っぽさ。ウッドな感じも入ってるの好きですね。家だとそういうにおいで、自分がつけるときは爽やかな、石鹸じゃないですけど、そっち系ですね。(4)雑誌のソロの表紙をいっぱいやっていきたいですね。やっぱ美容系とか強い雑誌だとうれしいです。家の棚に、自分一人だけの表紙の雑誌を積んでってるんですよ。もちろん自分が見るように並べてるわけじゃなくて、見えないところに。で、重ねるたびに、あ、これ一人で何冊目だ、みたいな(深澤「目標にもなるよね」)。ちょっと優越感がある(笑)。まだ6、7冊ぐらいなんで、どんどん積んでいきたいなあと思ってます。 ■宮舘涼太(1)向井はみんなといるときはガヤガヤして面白おかしく盛り上げるんですけど、二人っきりになると急にかっこつけます。なんか、けっこうスマートになるんですよ。しゃべり方とか。「せやねん」(眉毛をぴくっと動かしながら)とか。さぶいなって思う(笑)。(2)僕はローズですね。家のアロマディフューザーもそうですし、香水もそうですし。たまーにつける感じで。(3)いまライブ中で、振付をちょっと間違えたんだけど、あたかも間違えてないかのようにごまかしたっていう。まだ誰にも言われてないから、小さな嘘をつき通せたってことかなと。ほかのメンバーも時々あるんじゃないかなあ。目撃はしてますけどね。(4)よりバラエティー番組に出て、いろんな方に名前と個性を知ってもらいたいかな。あとは夢でもある時代劇とか、ドラマや舞台の主演とか、大きなステージに上がっていけたらなとは思います。 ■岩本照(1)コンサートの本番前、目黒がシャワーに入るのが一番遅い。早い人が衣装着て準備してるときに風呂上がり。秘密っていうか、普段見ない姿として「あ、こういうペースで生きてるんだ」って(目黒「みんなよりたぶん遅い時間で過ごしてる」)。(2)白樺の香りが好きですね。「ヴィヒタ」っていう、白樺を切ってサウナで使うものがあるんですよ。サウナ好きなんで、そのにおいが落ち着く。(3)俺、嘘つかない……(懸命に考えて)嘘じゃないけど、何年か前の曲の振り起こししたときに、メンバーが「こんなのあったっけ?」って言うのに「こうだよ!」って返したんだけど、後で映像見直したら指摘された通りだった(笑)。でも、今はこっちのほうがいいと思うから、って変えちゃうかな(目黒「進化だよね」)。(4)振付をやらせてもらっていて。今後はジャニーズとは関係ないところでも作品づくりができたらいいなと思います。 ■阿部亮平(1)何かあったかな……(佐久間「<さっきのお返しに>俺がひそかにトリュフにハマっていること教えてあげてもいいよ」)。マジ? じゃあ、それが俺が握っている佐久間の秘密です(笑)。(2)香水、持っているんですけど、つけ忘れちゃうんですよね。爽やかなにおいが好きで、グリーンティーとか、柑橘類とか。昔から勉強に集中するときはシトラス系がいいかなと思って香水を買うんですけど、つける習慣がまったく身につかないです。(4)今年はテレビや新聞で、気象予報士についてのお仕事がすごく増えたんです。今まではなかなか気象予報士の資格が直接仕事に結びつくことがなかったんですよ。この資格を持っているということで知っていただいて、クイズ番組に出始めるきっかけになったりはしていたんですけど。だからもうちょっと、気象予報士のお仕事をより確実なものにしていけたらいいですね。 ■向井康二(1)んーーなんやろなあ。だてさん秘密おれにバレたことない?(宮舘「いや、俺も考えてたんだよ、今」)。あ、あるよ!だてさん家でいつもバスローブって言ってるやん? けっこう前やけど、家でTシャツでした!(宮舘「それ、たまたまの話じゃん(笑)」)。たまたまですけど、白Tでした! ショックでした! バスローブ着ていてほしかったですねー。(2)場所によるけど、香水やと、ちょっと清潔感のある石鹸系の香りが好き。寝る前とか、みかんやね。ブラッドオレンジが好き。メンバーカラーとは関係なく、においがね。(女の子がつけるとしたら?)いやおれなんでもええけど、無臭がいいんだよね、いちばんは。あとはサボン系がいい。高級感のない香りが好き。(3)えーあるでーいっぱい。メンバーと出かける約束してたんやけど、おれがね、忘れてて。忘れてないふりをしました。誰とは言わない。バレちゃう(笑)。 ■目黒蓮(1)佐久間くんと俺、滝沢歌舞伎のときは、お風呂ですごい会う機会が多くて、「風呂友だー!」って盛り上がってたんですけど、フタを開けてみたら、佐久間くんよりも岩本くんのほうが会う回数が多い(笑)。いまライブのツアー中なんですけど、なんなら一回もシャワーで会ったことない。時間とかぜんぜんちがうんでしょうね。だから、「風呂友」じゃないんじゃないかな、って(笑)。(2)僕は佐久間くんと同じです。金木犀が好きですね。なんか、その時期のこと思い出す。木の下でサッカーやったなあとかって(ラウール「あったあった、一緒にやったね」)。してないよ!(3)俺、嘘つけないんだよなー(ラウール「<小声で>眉毛ないんじゃない?」)。あ、嘘じゃないんですけど、ここの眉毛(左の眉頭)がないんですよ。ケガして。それをメイクで描いて隠してもらってる(ラウール「目黒蓮じゃなくて眉毛蓮が嘘ついてる!」)。 ■ラウール(1)向井さんが車で学校まで送ってくれたんですよ。僕は助手席に乗ってて、信号が赤になって止まるときにブレーキでキューッてなるじゃないですか(体を前かがみに)。それをこうやって(手を横に出して)おさえてくるんですよ。びっくりしましたね。なんやねんこれ!って(笑)。やさしさですね。(2)ミルクのにおいが好き。あとは人肌のにおい。目黒くんの(ぐっと近寄って)人肌(目黒「いや、人肌に触れる距離感に来ないじゃん」)。でも人肌いいですね。たぶんちっちゃいころから好きなんだと思います。(3)嘘かぁ……最近、キャラクターに憑依するのが好きです。ふざけちゃうっていうか。自分を偽っている、っていうことなら、嘘って言える?(4)ファッションをもっと、という思いはありますね。これだけは専門的に極められるな、って。ショーに出たりとか。服を着て、カッコよく見せるということに、すごく自信はあるんで。 (取材・構成/本誌・大谷百合絵、直木詩帆、秦正理、伏見美雪) >>【関連記事/Snow Man「2022年は今年以上に、お客さんと会う機会を」】はこちら>>【関連記事/Snow Manがメンバーにあげたいクリスマスプレゼントと、そのお返しは?】はこちら※週刊朝日  2021年12月10日号

    週刊朝日

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    助っ人「ベスト3」と「ワースト3」を選出 今季の働きを査定!【セ・リーグ編】

     日本シリーズも終わり、プロ野球は年間の表彰と契約更改、来季に向けての動きが話題となる時期となった。チームの命運を握ることが多い外国人選手も退団、新入団、移籍含めて様々な動きが出てきているが、今年の活躍が目立った選手と、期待に応えられなかった選手をそれぞれ3人ずつ選定してみたいと思う。今回はセ・リーグ編だ。 *  *  * ■セ・リーグベスト3:オースティン(DeNA) 成績:107試合113安打28本塁打74打点1盗塁 打率.303  コロナ禍でチーム合流は遅れたものの、中軸として十分な役割を果たし、セ・リーグの野手では最も活躍が目立った選手と言えるだろう。来日2年目で日本の野球に慣れたということもあってか、持ち味の長打力だけでなく確実性も向上し、規定打席には未到達ながら打率3割もクリアした。打つだけでなく守備、走塁での献身的なプレーも目立つ。唯一気になるのは故障が多いところ。コンディションさえ万全で、1年を通じて中軸に定着すれば打撃タイトル争いに絡む可能性も高いだろう。 ■セ・リーグベスト2:マクガフ(ヤクルト) 成績:66試合3勝2敗31セーブ14ホールド 防御率2.52  来日3年目でキャリアハイとなる成績を残し、チームのリーグ優勝と日本一にも大きく貢献した。開幕当初は中継ぎだったが、石山泰稚の不調もあってシーズン途中からは抑えを任されて30セーブをクリア。とにかくタフで東京五輪でもアメリカ代表としてフル回転しながらも、シーズン終盤でもその球威は落ちることがなかった。外国人投手でありながらクイックや牽制が上手く、走者を背負ってから強いというのも大きな長所だ。日本に来てから着実にレベルアップを果たしており、来年も守護神としての活躍が期待される。 ■セ・リーグベスト1:スアレス(阪神) 成績:62試合1勝1敗42セーブ0ホールド 防御率1.16  ソフトバンク時代の故障から鮮やかに復活し、2年連続でセ・リーグの最優秀救援投手に輝いた。防御率は1.16で、1.00を切れば超一流と言われるWHIPは0.77をマーク。ストレートはコンスタントに160キロ前後をマークし、コントロールで自滅することもない。制球力を表す指標で、3.50を上回れば優秀と言われるK/BBでも7.25と他のリリーフ投手の追随を許さない圧倒的な数字を残してみせた。パドレスが早々に獲得したのもうなずける活躍で、阪神にとっては来年その穴を埋めることが大きな課題となるだろう。 ■セ・リーグワースト3:クロン(広島) 成績:42試合30安打6本塁打16打点0盗塁 打率.231  マイナーリーグではホームランを量産した長打力が期待されて契約。コロナ禍の中でも年明け早々に来日していち早く日本の野球に対応しようという姿勢も好感が持てたが、シーズンが始まると変化球に対応することができずに三振を量産。6月に二軍降格となると、そのまま一軍復帰を果たすことができずに退団となった。かつてチームで活躍したエルドレッドと似たタイプだったが、スイングがワンパターンで、ボールになる変化球を見極めることができなかったのが低迷の要因と言えそうだ。 ■セ・リーグワースト2:ガーバー(中日) 成績:12試合7安打0本塁打1打点0盗塁 打率.156  マイナーリーグでの好成績と、外野手としての守備力が期待されて入団。一軍初出場となった試合でいきなり初安打をマークしたが、その後は全く快音が聞かれずに打率は2割を大きく下回り登録抹消。二軍でも積極的に起用されたが打率は2割を超えるのがやっとで、ホームランもわずかに1本と結果を残すことができず、9月に家庭の事情で帰国すると、そのまま退団となった。長打力が不足しているチームの救世主として期待されたが、スイングの力強さやヘッドスピードもそれほど感じられず、広いバンテリンドームではとてもホームランを量産できるようなタイプには見えなかった。ビシエド以降、なかなか安定して打てる外国人野手を獲得できていないのは中日の大きな課題である。 ■セ・リーグワースト1:テームズ (巨人) 成績:1試合0安打0本塁打0打点0盗塁 打率.000  韓国球界のNCでは2年連続で40本塁打をマークするなど主砲として活躍。その後メジャー復帰を果たすと、ブルワーズでは2017年に31本塁打、2019年に25本塁打を放つなど長打力を発揮し、その実績が買われて巨人に入団した。二軍では9試合の出場ながら打率5割をマークして格の違いを見せつけたが、一軍初出場となった4月27日のヤクルト戦で守備の時にアキレス腱を断裂。長期治療が必要となり、シーズン中の復帰は絶望ということでわずか2打席の出場で退団となった。試合中のアクシデントによるケガという不運は仕方のない部分はあるが、もし万全の状態で1年間プレーしていれば、巨人のチーム成績ももう少し上向いていた可能性はありそうだ。  テームズ以外にもわずかな試合しか出場することなくチームを退団となった選手が目立ち、また打撃成績の上位はほとんどが日本人選手と全体的に野手が苦戦したシーズンという印象だ。来季に向けて既に新外国人選手の獲得を発表している球団も出てきているが、来年はタイトル争いに加わるような助っ人選手が野手、投手ともに現れることを期待したい。 (文・西尾典文) ●プロフィール西尾典文/1979年生まれ。愛知県出身。筑波大学大学院で野球の動作解析について研究。主に高校野球、大学野球、社会人野球を中心に年間300試合以上を現場で取材し、執筆活動を行っている。ドラフト情報を研究する団体「プロアマ野球研究所(PABBlab)」主任研究員

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    小室圭さん帰国便同乗者が目撃した姿「彼はまるでエグゼクティブ」 自宅前では深々とお辞儀

    颯爽と歩きながら、小室圭さんがアメリカから帰国した。日本の地を踏むのは2018年8月に渡米して以来、3年2か月ぶりだ。  成田空港は多数の報道関係者が集まっており、ピリピリムード。報道陣に対して、カメラのフラッシュ禁止、声掛けも禁止といった規制が敷かれていた。報道関係者からは「どうして?」と不満の声も漏れていた。  午後3時20分過ぎ、成田空港に飛行機が到着。一般客が飛行機から降りたあと、小室さんが、報道陣の前に姿を現した。警護と思われる男性やキャビンアテンダント(CA)の女性などに囲まれていた。キャリーバックを転がしながら、白マスクに、濃紺のスーツ、ストライプの入ったシャツ、ノーネクタイといういで立ちで、髪の毛は後ろに縛っていた。  飛行機から出てきた小室さんは報道陣に一礼したあと、新型コロナウイルスの抗原検査、そして入国手続きに進んだと見られる。  小室さんは機内でどのような様子だったのか。偶然、同乗していた男性(51)に話を聞くことができた。 「私がファーストクラスで座っていると、ドアが閉まるギリギリになって小室さんが搭乗してきました。まるでエグゼクティブのようでした。後ろの髪を結っていたので、すぐに彼だとわかりましたね。彼一人に女性CAが2人くらいついて、会話しながら案内されて入ってきました」  当初はエコノミークラスのチケットを買ったと報じられていたが、この男性はこう語る。 「右の列のビジネスクラスの前方の席で、窓際に座っていましたね。私の席から右斜め後ろのほうの席でした。ただ、カーテンでファーストクラスとは仕切られていたので彼の表情などはわからなかったです」  男性は飛行機から降りた後、抗原検査のために、大きめの部屋に移ったという。40分ほどその部屋に滞在したが、そこに小室さんの姿はなかった。 「今か今かと待っていたのに、残念でした」(男性)  そのころ、到着ロビーには多数の報道陣のほか、「皇室系Youtuber」といったタスキをかけた人物や一般客も小室さんの姿を一目見ようと集まっていた。その数、50~60人ほど。  津田沼から来たという白髪交じりの一般男性は手にハンディカムを持ち、小室さんを待ち構えていた。妻に頼まれて自宅で見るために撮りに来たという。  しかし、小室さんは一般客が使う到着ロビーを通らず、地下駐車場から車に乗り込み、成田空港を後にした。「地下駐車場から空港を出たらしい」と男性に知らせると、「こんなに待っていたのに……」と不満げな様子だった。  小室さんを乗せた乗用車が向かった先は、母・佳代さんが住む横浜の自宅だった。自宅前は朝から報道陣が詰めかけ、警察は臨時の派出所を設置し、周辺警備に当たるなど、ものものしい雰囲気が漂っていた。夕方には100人を超える報道陣が押し寄せており、ベランダから様子を一目見ようとする住民の姿も見られた。  19時過ぎ、小室さんを乗せた車が到着。警察が後部座席のドアを開け、車から出てきた。小室さんは、報道陣から「どんなお気持ちですか」と声を掛けられたが、反応は示さず、自宅マンションの入り口で2回ほど深々とお辞儀をして、黒いスーツを着た男性らと中に消えていった。  近くに住む60代の男性はこう語る。 「ヘリコプターの音がすごくて『何事か』と思って見に来た。3年前の婚約会見後のときと同じような状況だと感じましたね。小室さんがニューヨークに行ってからは、静かになっていたんだけど……。またしばらく騒々しくなるのかなと思っています。どの家庭も問題を抱えていますし、小室さんと眞子さまも早くアメリカで幸せになってほしいですね」    小室さんは今後、自宅で2週間の隔離を終え、その後、記者会見に臨むと見られている。果たして何を語るか。注目が集まる。 (AERAdot.編集部/上田耕司、飯塚大和、吉崎洋夫)

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    15歳の茶トラ愛猫の看取りと旅立ち 「ここにおるよー」瀕死の借りぐらし猫が喪失感を埋めた

     飼い主さんの目線で猫のストーリーを紡ぐ連載「猫をたずねて三千里」。今回お話を聞かせてくれたのは、福岡県在住のヨガ講師、児玉妙子さん。自営業の夫と高齢猫とのんびり暮らしていた夏の終わり、家の前で一匹の三毛猫と出会いました。その猫は顔に大けがを負っていて、獣医師によると「傷口からしてエンジンルームでの事故」だそうです。前編・後編にわけて掲載します。今回は後編。保護から2ケ月が過ぎると、その猫と猫をとりまく環境に変化がおきました。  >>【前編:振り返った猫を見て「まさか顔に穴?」 ガリガリの一匹を保護した夫婦「どうか猫バンバンを」】から続く  <前編の記事のあらすじ> 顔に穴が空いてように大きなけがを負った野良猫。車のエンジンルームに入って事故にあったと思われました。傷は深く、生々しく治癒していない上に、病気もあり、相当厳しい状態。それでも児玉さん夫婦は見捨てることができず、保護することを決めました。先住猫いたので、隔離しながらの生活です。児玉さん夫婦は、まだ名前をつけることができず、親しみを込めて「あいつ」と呼んでいました。 *  *  * 保護から2ケ月、「あいつ」に変化が起きました。 「あいつ」は玄関でひとりでいる時に、にゃあにゃあと鳴くようになったのです。ごはんをあげる時の狂わんばかりのトーンとは違う感じの声です。人恋しい、とでもいうような。  もしかしたら、わが家にきて、外の生活では感じなかった「さみしい」という感情に出会ってしまったのかもしれません。大けがをしてしんどい時に、そばに人間でもなんでもいた方が気がまぎれるとか、そんな感じなのでしょうか。  前編でも紹介したとおり、家には15歳の「きな」という茶トラのおばあちゃん猫がいました。大けがを負った「あいつ」は、白血病ウイルスは陰性、猫エイズが陽性でした。傷がひどいので、「きな」といきなり接触させないように隔離していたのです。だから「あいつ」は玄関のケージで生活していました。  にゃあにゃあという声が玄関から聞こえると胸が痛みました。始終そばにはいられないし、まだまだ(傷の具合からしても)「きな」と一緒にできません。そこがすごくつらかった……。でも「こちらも最大限尽くすので、君も早く傷を治して、私たちや『きな』と思いきり一緒にいられるようにがんばれ」と思うようにしました。  完治するまで(お金も時間も)どれくらいかかるかわからないけど、「きれいになった顔の写真が撮れる日が早くきたらいいなあ」と思うようにもなりました。  獣医の先生は「どうなるかわからないが、鼻ぺちゃのパグみたいになるかもしれない」とおっしゃいました。私は、ニュータイプの猫さんになるかもな、と。もちろん、どんな見た目でも気にしません。猫である時点でもう、かわいいのだから。  とにかく助けた以上はなんとか命をつなぎたいし。私にできることがあれば、精いっぱいやってあげたい。まさに、これは献身のヨガ。バクティヨガです。何でも修行に結びつけてしまいますが(笑) ◆ 先住猫と同居はかなわなかったけど 一字もらって命名 「あいつ」と出会ったのは8月の終わり。9月、10月と「あいつ」が玄関のケージ内でけがの治癒に向けてがんばる一方で、部屋にいるおばあちゃん猫「きな」の状態が悪くなっていきました。もともと「きな」は慢性腎臓病を患っていたのですが、11月になり容体が悪くなり、半月ほど点滴を受けるなどして、闘病を続けました。  悟り開き系の女子猫と、おばあちゃん猫は、“合う”かもなんて同居を夢みましたが、残念ながら叶わず、「きな」は先日、息をひきとりました。  「きな」は15年前、以前住んでいたアパートの前で出会った野良の茶トラでしたが、茶トラの雌というのは珍しいそうです。わがまま放題のお姫様で、気が強くて……でも優しく、美しかった。  じつは私たち夫婦は、1月にも、茶トラの「まる」という雄猫を14歳で亡くしているんです。「まる」は、私と夫の目の前を走る車に急にぶつかり、保護した猫でした。まるで、体を張って「僕を拾って」とアピールするようでした。  『ラブストーリーは突然に』という歌がありますが、猫との出会いもいつも突然に訪れる。そして別れはいつも悲しいもの。  「まる」の最期は(都合で)夫だけで看取り、「きな」の最期は私がしっかり看取りました。ひとりぼっちで逝かせなかったことはよいのですが、いざいなくなると想像以上の喪失感でした。私たち夫婦には子どもがいませんが、子どもが巣立った後はこんな感じかなと……。  けれど「あいつ」がおなかをすかせています。「ここにおるよー」と鳴きます。「あいつ」のお世話をさせていただけるのだから、ぼんやりしてもいられません。 「きな」が旅立ったあと、「あいつ」の正式な名前を決めました。  それまで呼んでいた「あいつ」の“つ”と、「きな」の“な”をもらい、「つな」としました。  これは想像ですが、「きな」は体が悪くなる前に、扉越しに「つな」に猫語で話していたんじゃないかな。 「私、だいぶ腎臓が悪いんよ、こいつら夫婦のこと頼むよ。こいつら、猫おらんかったらダメだから」  ……そう思えるほどのがんばりを、「つな」は「きな」亡き後に、見せてくれました。 ◆「つな」の頑張りと、わたしからのお願い  12月に入り、「つな」との生活は、3カ月を越えました。獣医の先生も驚いていました。  かさぶたが取れて傷が少しよくなったので、ケアも前進。今は「つな」を洗面台に連れていき、洗浄ボトルにいれた水で顔の傷口を洗い流すようにしています。洗った後は赤ちゃん用のおしりふきで優しくぬぐい、そこに抗生剤入りの軟膏を塗り、目薬も差すようになりました。 ふつう、猫は一つの場所にとどまるのが苦手だと思うのですが、「つな」は洗面所でもおとなしくして、やはり動じません。  ただ、少し前に病院に行った時。先生が、「傷は治ってきているが、基礎疾患もあるし、年を越すのは難しいかも。怪我が治る前に病気で逝くかもな」とつぶやいたのです。  余命を突き付けられた感じです。  でも余命はあまり気にしていません。  毎日お世話をしてきて、人間とは違う猫の生命力のすごさを身に染みて感じているから。  もし「つな」が先生のいうように年を越せなかったとしても……寒くないようにして、ごはんを食べて、最期の時までゆっくりと過ごしてくれればうれしいし、もっと生きてくれるのは大歓迎。  そもそも、「つな」は、事故がなければ地域猫として、(病気を抱えながらも)外で今も自由に暮らしていたはずです。大けがを負ったのは、車=人間のせいだと思っています。  私は「つな」のけた外れのファイトを称えたいと同時に、事故に遭ったことに意味を付けたかった。だから、少し衝撃的な話だけれど、このコーナーに応募しました。  これから寒くなるにつれて、外にいる多くの猫さんが、暖を取るためにタイヤの間やエンジンルームに入りやすくなります。どうか、車に乗ったらエンジンをかける前に、車のボンネットをバンバンと叩いて猫さんに知らせる(車から出す)「猫バンバン」をしてみてください。  「つな」と私からの、お願いです。  (水野マルコ) >> 【前編:振り返った猫を見て「まさか顔に穴?」 ガリガリの一匹を保護した夫婦「どうか猫バンバンを」】を読む 【猫と飼い主さん募集】「猫をたずねて三千里」は猫好きの読者とともに作り上げる連載です。編集部と一緒にあなたの飼い猫のストーリーを紡ぎませんか? 2匹の猫のお母さんでもある、ペット取材歴25年のベテラン・水野マルコ記者が飼い主さんから話を聞いて、飼い主さんの目で、猫との出会いから今までの物語をつづります。虹の橋を渡った子のお話も大歓迎です。ぜひ、あなたと猫の物語を教えてください。記事中、飼い主さんの名前は仮名でもOKす。飼い猫の簡単な紹介、お住まいの地域(都道府県)とともにこちらにご連絡ください。nekosanzenri@asahi.com 連載一覧はこちら>>

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    1年に3日しか休めなかった心臓外科医が、働き方も診療の質も劇的に改善させた「業務改革」とは

     忙しい医師の世界のなかでも、とりわけ多忙と言われる心臓血管外科医。神奈川県の菊名記念病院・心臓血管外科部長の奈良原裕医師も、これまで「年に3日しか休みがない」という生活を送っていた。こうした働き方では「医療の質も担保できない」と危機感を覚えた奈良原医師は、業務改革に取り組み、働き方のみならず診療の質を向上させることにも成功した。会社員を経て医学部に入り、38歳で心臓外科医になったという“異色”の医師は、どうやって心臓血管外科を変えていったのか。<<前半・偏差値38、文系卒だった会社員が29歳で国立大医学部へ 心臓外科医になるまでの半生>>から続く *  *  * 北陸新幹線の佐久平駅から車で30分。長野県佐久穂町立千曲病院に、奈良原医師は毎週金曜日、東京から片道2時間半かけて日帰りで勤務する。 「佐久穂町は意外と近いですからね。以前は、片道3時間半かけて新潟県・松之山や5時間半かけて北海道・木古内に日帰りで診療に行っていました」  奈良原医師は、中央大学法学部を卒業後、一般企業での4年半の社会人経験を経て、29歳で医学部に合格。35歳で卒業後、激務ゆえ学会では「30歳以下でなることが望ましい」と言われるという心臓血管外科医を38歳からめざしたという“異色”のキャリアをもつ。  現在、常勤先である菊名記念病院の心臓血管外科部長として多忙な日々を送るなか、奈良原医師は週に1回、医師不足の町へと日帰りで診療を行っている。だがそれができるまでには、10年にわたる心臓血管外科の業務改革が必要だったという。 ■「1ヶ月のうち91%は病院で過ごしていた」  10年前、菊名記念病院心臓血管外科は、奈良原医師とその上司の2人で切り盛りしていた。病院のそばに住んではいたものの、家に帰ることはほとんどなく、病院に泊まることもしばしばだった。 「振り返ってみると、1ヶ月のうち91%は病院で過ごしていたようです。一番ひどい年は、年間の休みは3日だけ。そのうち1日は地方の結婚式に、残りの2日間は学会に出席していました」  奈良原医師が同病院で働き始めた2008年ごろ、患者の50%以上は救急患者だった。救急で来るということは当然、緊急性が高いため、すぐに治療しなければならない。夜中に飛び起きて手術、外来で待合室に患者がいても手術を優先する、という日常生活を送っていた。手術が終わっても一段落とはいかない。重症患者の場合、術後の不整脈や再出血など、さまざまな対応をしなければならなかった。  重症ゆえに日曜日も入院患者の様子を見る必要があった。別の診療科の医師がすぐ対応できるほど、心臓手術後の患者の対応は「甘くない」という。結局、週7日で勤務する日々が続いていた。 「1人の患者に対する業務量はかなり多い。忙し過ぎれば医療の質が落ちる可能性もあるし、場合によっては安全性も担保できないかもしれない。このままではだめだ、という危機感がありました」 ■起死回生のFacebookで「いいね」3000超え  そこで上司と一緒に始めたのが、Facebookでの情報発信だ。「当時、病院がSNSで情報発信するのは珍しかった」と奈良原医師は振り返る。内容は、診療に当たって日頃思っていることや一緒に働く仲間のこと、今日食べたランチなど心臓血管外科医の日常をありのままにつづるというもの。これを写真とともに投稿したFacebook記事には3000以上の「いいね」がつき、先駆的な試みとして医療系のメディアで紹介されることもあった。 「発信の目的は自分たちを知ってもらうこと。私たちの人となりを見てもらって、患者さんや他院から少しでも信頼していただけたらと。その結果、こんな先生がいるからここで手術してもらってはどうですかと、他院から患者さんたちが次第に紹介されるようになりました。紹介患者さんの手術は緊急ではなく予定された手術としてスケジュールが組めるので、看護師さんたちも含めて仕事がやりやすい。仕事の予定が立つというのは、救急患者ばかりのそれとは負担感が全く違います。結果的に、手術後の患者さんの病状も安定していることが多くなります」  手術前の診療にも良い影響があった。紹介で来院した患者と話すと、「先生のことはFacebookでよく見ています」「このあいだ投稿していたお弁当、おいしそうでしたね」と話が始まる。初対面でもうち解けた雰囲気で、患者との信頼関係をつくることができた。  さらにFacebookを見た医療関係者のなかから、この病院で働きたいという若手があらわれた。働き方改革だけでなく、仲間を増やすこともできたという。  休みがほぼない状況で働きつづけて10年。二人の部下ができたおかげでやっと週に1日の休日を手に入れた。しかし奈良原医師は「休みができたからには、何か世の中のためになることをやりたい」と考え、空いた時間を地域医療に使うことにした。社内で評価されることを第一に考えて働いていた会社員生活を捨て、人のために働きたいと思って医師の道へ――。そのときの思いが自分を突き動かしたという。 「地方では、6、70代、場合によっては80代の先生が一人で頑張って医療を支えているところも多い。また、必要な専門医が不在なため医療が不十分となっている地域もあります。そこで医師不足で困っているところのお手伝いをしようと考えました」  全国自治体病院協議会という団体に相談し、2016年、新潟県十日町市の松之山診療所で診療を始めた。 「ある先生がたった一人でやっている診療所なのですが、その先生は午前中に別の診療所で働き、午後にそこから車で1時間近くかかる松之山診療所に来るという働き方をしていました。医師が足りていないため、そうせざるをえないようでした。週に1日だけでも支援してくれるとありがたいということで、毎週金曜日に日帰り診療に行くことになりました」 ■都市部と地方の交流で医療格差を解決したい  地方では「こんな遠いところまで日帰りで来てくれる医師はいないだろう」という発想になりがちだと奈良原医師は言う。 「だからニーズがあるのに、それを上手く生み出せていません。でも今は、新幹線をはじめとして交通も発達しているから、都市部から地方に日帰りすることも可能です。また、会社もそうですが、4月になって人が入れ替わると、組織が活性化しますよね。外部の医師との交流が生まれることは、地方にとってもいい効果があると思っています」  奈良原医師は今、自身のSNSで、佐久穂町への日帰り診療の様子を発信し続けている。診療のことだけでなく、食べたものや町で行われたイベントについてなど、話題はごく身近なものも多い。 「都市部と地方の医師の交流が進めば、医師の偏在や地域間医療格差の解決につながるのではないかと、本気で思っています。どちらの医師にとっても、またそこで暮らす患者さんたちにとっても良い流れになったらいいなと思って、楽しみながら日帰り診療を続けています」 (白石圭) <<前半・偏差値38、文系卒だった会社員が29歳で国立大医学部へ 心臓外科医になるまでの半生>>から続く

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    巨人なのに非紳士的…他球団のファンも激怒した“ずるい”プレーと発言

    「巨人軍は常に紳士たれ」とチーム憲章にあるように、巨人の選手たちは、社会人の模範になるような行動が求められている。グラウンドでも当然紳士らしくフェアプレー精神に則り……と思いきや、ところがどっこい、過去には、紳士とは大違いの“ずるいプレー”も何度となく演じているのだ。  失点を防ぐために守備妨害を演出したとしか思えないプレーが見られたのが、昨年9月17日の阪神戦だ。  1回表、2点を先行された巨人は、なおも2死満塁のピンチで、木浪聖也の打球は、高くバウンドして、二塁方向へ。セカンド・若林晃弘が前進して捕球に行ったが、タイミング的に内野安打になりそうに見えた。  すると、若林は左手のグラブをヒョイと一塁方向に差し出した。そこには若林との接触を避けようとスピードを落とした一塁走者・陽川尚将の姿があった。  打球を処理するはずのグラブで陽川に接触している間に、ボールは後方へと抜けていった。これを見た森健次郎二塁塁審は、守備妨害を取り、陽川にアウトを宣告した。  矢野耀大監督が抗議したが、「打球を処理する守備優先」という鉄則がある以上、どうにもならない。結果的にルールの盲点を突いた形の巨人は3点目を阻止したものの、自ら当たりに行ったような若林の不自然な動きが物議を醸したのは言うまでもない。  解説者の巨人OB・篠塚和典氏はさすがに言葉を選びながら「若林はうまく演技してますね」と評したが、阪神OBの関本賢太郎氏は「僕には悪質な……故意にぶつかりに行ったように見えましたけどねえ」と批判した。  ネット上でも「どこが守備妨害だよ笑」などの非難コメントが相次ぎ、巨人の3投手も、怒りを闘志に変えた猛虎打線に滅多打ちにされて計11失点と大炎上。目先の1点阻止にとらわれた代償は高くついた。  フライを落球したにもかかわらず、あたかも捕球したかのように演技し、審判の目を欺く事件が起きたのが、11年4月20日の阪神戦だ。  2対2の7回、阪神は鳥谷敬の犠飛で1点を勝ち越し、なおも2死一、三塁で、ブラゼルが二塁後方に高々と飛球を打ち上げた。  セカンド・脇谷亮太が背走しながら捕球したかに見えたが、次の瞬間、ボールがグラブからポロリとこぼれ、地面に落下した。だが、土山剛弘一塁塁審の立ち位置からは、死角になって見えない。直後、しゃがみ込んだ姿勢の脇谷が右手にボールを握りながら、直接捕球をアピールすると、土山塁審は「アウト!」をコール。安打と判定されていたら、阪神は1点を追加していただけに、「そりゃないよ!」である。  真弓明信監督が「(判定は)微妙じゃないだろう。(土山塁審は)たぶん見えていない。二塁塁審も見る場所が悪過ぎる」と抗議したが、VTRにボールが地面に落ちた瞬間がはっきり映っているにもかかわらず、判定は変わらなかった。  そして、この誤審が試合の流れをも変えてしまう。8回、巨人は長野久義の幸運な三塁強襲二塁打などで3点を挙げ、逆転勝ち。踏んだり蹴ったりの阪神側は「(地面に)落ちているよ。お客さんも見ている。アンパイアで負けたと言われても仕方がない」(木戸克彦ヘッドコーチ)とカンカンだった。  さらに脇谷の「VTR?テレビの映りが悪いんじゃないですか?」の新聞コメントが、虎党の怒りを倍加させた。「審判が判定したのだからアウト」ならまだしも……。   当時、テレビメーカーが「映りが悪くなることはない」と反論したことも懐かしく思い出される。  生還を阻止せんとばかりに、三塁ベース上で走者を上から押さえつけるプロレスまがいのプレーで騒然となったのが、00年6月8日の阪神戦だ。  5対3とリードの阪神は、8回にも平尾博司の二塁打で無死二塁のチャンスをつくり、次打者・ハートキーは投前に送りバント。河本育之は素早く処理し、三塁に投げたが、悪送球となり、ボールはファウルグラウンドを転がっていった。  二塁走者の平尾はこの間に十分本塁を狙えるはずだったが、なんと、捕球に失敗したサードの元木大介が、三塁にヘッドスライディングした平尾の上からのしかかるようにして押さえつけているではないか。「どさくさに紛れて押さえ込まれた」(平尾)。これでは動くに動けない。  ここで平尾の救出に向かったのが、伊原春樹三塁コーチ。怒りをあらわにして突進すると、あっという間に元木を突き飛ばし、平尾に「早く本塁に行け!」と指示した。「思わず手が出ちゃった。クセ者の元木がなかなかどかないから」(伊原コーチ)。  ところが、今度は巨人・長嶋茂雄監督がベンチを飛び出し、伊原コーチの行為がインプレー中だったことを理由に、守備妨害で平尾をアウトにするよう要求。騒ぎはさらにヒートアップした。  だが、井野修三塁塁審は「すべてのプレーが終了したうえで判断すれば、一番悪いのは元木」と走塁妨害を適用し、生還を認めた。  結局、この6点目がモノを言い、阪神は1点差で逃げ切ったが、元木のプレーは「ずるい」と言われてもしょうがないものだった。  元木といえば、ほかにも隠し球や併殺阻止の万歳スライディングなど、“ずる賢いプレーのデパート”的存在。紳士の球団では、異色のプレーヤーだった。(文・久保田龍雄) ●プロフィール久保田龍雄/1960年生まれ。東京都出身。中央大学文学部卒業後、地方紙の記者を経て独立。プロアマ問わず野球を中心に執筆活動を展開している。きめの細かいデータと史実に基づいた考察には定評がある。最新刊は電子書籍「プロ野球B級ニュース事件簿2020」(野球文明叢書)。

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    結婚5年半「一度も肉体関係がない」と告白した36歳女性 鴻上尚史がいくつもの質問で浮かび上がらせた“悩みの本質”

     結婚して5年半、「私は怖がり、痛がりで、一度も性交がない」と告白した36歳女性。「私のような者は存在するのか」と苦しむ相談者に、鴻上尚史がまず訊ねた「大切な質問」とは。 【相談124】結婚して5年半になります。交際以来、一度も肉体関係がありません(36歳 女性 こに)  鴻上さん、はじめまして。悩みに悩み、ご相談させて頂きます。私は、結婚して5年半になる女性です。25歳の頃、夫とお付き合いをはじめて、5年3カ月ほどで結婚に至りました。共働きですが、休日が重なることが多く、物理的にも常にすれ違いということはありません。また、夫婦仲は良く、お互いに仕事のグチをこぼしあったり、家事を協力して行ったりと、どこにでもいる夫婦だろうと思います。  ただひとつのことを除いては……。実は、交際が始まってからこれまでずっと、一度も肉体関係がないのです。もっといえば、生まれてから一度も、夫に限らず、私はそういった体験がありません。私は、とにかく怖がり、痛がりで、一番の原因はそこだろうと思うのです。あとは、分からないというのも正直なところです。どうして自分はこんななのだろう、情けない、辛い、悲しい、申し訳ない、悔しい、どこかおかしいのではないか……そういった思いが常にあり、毎日苦しいです。  子どもが欲しいという気持ちも強く、年齢のこともあるので焦りもかなりあり、夫と共に、少しずつそういったことにつながるようなスキンシップをとるようにしていますが、なぜ他の人が当たり前にできることが自分だけできないのかと辛いです。これまでに性的なことでトラウマになるような体験はありません(レイプや痴漢など)。  このことは、夫と信頼できる元同僚一人しか知らず、親や親戚は、そんなことは夢にも思っていないと思います。子どもができにくいのかなと思っていると思います。職場の上司にも子どもが欲しい旨は伝えており、気にせず休んだらいいんだからとあたたかい言葉を頂いています。まわりを騙しているようで心苦しいです。よく若いカップル(女性側)の話で、結婚までは性行為をしたくない、恐怖があるという話を聞きます。子どもが欲しくても、身体のことでできないという方がいらっしゃるのは、もちろん知っています。  しかし、結婚し、仲が悪いわけでもなく、トラウマがあるわけでもなく、物理的に時間がないわけでもなく……行為が何年も、1回も、できないという私は、異常だと思います。どうにかできるようになりたい、子どもも欲しい、その気持ちは確かであり非常に強いものなのです。世の中に、私のような者は存在するのでしょうか。できずに一生を終えることもありうるのでしょうか……。夫は、自分がうまくリードできてない、毎晩スキンシップを重ねていくなかで前進していると自分は思っている、大好きだということは言ってくれています。 【鴻上さんの答え】 こにさん。大変な相談ですが、じつは、この文章だけではまだよく分かりません。「私は、とにかく怖がり、痛がりで」と書かれていますが、具体的にどういう風にできないのかが分かりません。「分からないというのも正直なところです」と書かれていますが、自分の精神状態が分からないのか、身体的な理由が分からないのか、何がどう分からないのかが重要だと思います。  先に言えば、肉体関係を持たなくても子供を作ることは可能です。ネットで調べれば、すぐにいろんな方法が出てきます。ですから、子供を作るために肉体関係を持たなければ、と焦ることはないと思います。  それよりは、「どうしてできないのか?」をゆっくりと探っていくことが大切だと思います。  こにさん。僕はカウンセリングを受けることをお勧めします。恥ずかしいと思われるかもしれませんが、僕に相談しても、結局、一人で悶々としていては、解決の方法は見つからないと思います。  どのレベルで肉体関係が持てないのか、そもそも肉体関係に興味がないのか、肉体関係を持とうとするとどういう精神状態になるのか。身体的にはどんな拒否反応を見せるのか。 「LGBTQ+」の分類に、「アセクシュアル」があります。「恋愛感情の有無に関わらず、他者への性的欲求を経験しない人」です。恋愛感情も性的欲求も感じない人もいれば、恋愛感情はあるけれど、性的欲求をまったく感じない人もいます。統計的には、一定数、アセクシュアルの人はいて、別に珍しいことではないのです。  こにさんは、性的欲求はありますか? それとも、「肉体関係は必要だ」と頭で思っているけれど、具体的な欲求はあまり感じませんか? 「夫婦は肉体関係があるもの。ないことはとてもおかしい」と頭から決めつけて、自分の欲求とか感覚を無視していますか? それとも、はっきりとした性的欲求はありますか? 大切な質問ですが、マスターベーションはしますか? したことはありませんか?  ね、尋ねたいことは山ほどあるのです。ですから、この相談の文章だけだと何も分からないのです。  こにさんのような状態は、珍しくないと思います。みんな、性的なことは恥ずかしいから黙っているだけです。ぜひ、メンタルクリニックか心療内科、精神科のカウンセリングを受けることをお勧めします。  僕に相談のメールを送れたんです。カウンセリングを受けるのは、あとちょっとした勇気です。  ぜひ、一人で悩まず、相談して下さい。きっと、何かが見えてくると思いますよ。 ■本連載の書籍化第3弾!『鴻上尚史のますますほがらか人生相談』が発売中です!

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    愛子さまと雅子さまの髪形には意味があった? “お揃いヘア”卒業に見た2人の「強さ」

     愛子さまが成人する。その際に注目するのが、ヘアスタイルだ。髪形には、愛子さまの思いや雅子さまとの距離感などが投影されてきたようなのだ。 AERA 2021年12月6日号から。 *  *  *  天皇陛下と皇后雅子さまの長女愛子さまが12月1日、20歳の誕生日を迎える。大学の授業の関係で、成年の行事は1日と5日に分けて行うという。  5日に宮中三殿の参拝、勲章(宝冠大綬章だそうだ)親授などを経て、上皇ご夫妻にあいさつ、その後、宮殿で皇族方や三権の長から祝賀を受ける。  行事にあたり、愛子さまは参拝服、ローブ・モンタント、ローブ・デコルテと3着を新調したという。どんなデザインなのか、とても楽しみだ。が、それ以上に私が注目しているのは、愛子さまのヘアスタイルだ。  秋篠宮家の佳子さま(2014年に成人)と眞子さま(小室眞子さん、11年に成人)は、そろって長い髪をアップにして式に臨んだ。紀宮さま(黒田清子さん、1989年に成人)は、顎のラインでまっすぐに切り揃えたボブスタイルだった。愛子さまはこのところ、髪の毛を伸ばしているようだ。やはりアップにするのだろうか……。  などと思うのは、愛子さま、そして雅子さま、お二人にとって髪形はとても大きな意味を持つ──勝手にそうとらえているからだ。ある時からずっと、お二人はそっくりのロングヘアになった。写真をさかのぼると、愛子さまが先に伸ばし、雅子さまが追いかけたことがわかる。「適応障害」という病を得た雅子さま。学校に行きづらい時期もあった愛子さま。お二人そっくりの髪形は、皇室という場所で悩みながら生きる母娘の「絆」の象徴のように思っていた。 おでこ見せロングヘア  ところが今年4月、愛子さまは腰近くまであった髪をばっさり切り、肩までのボブヘアになった。その日、愛子さまが乗っていた車の隣には雅子さまがいて、ロングヘアをまとめる定番の髪形だった。ああ、もうお揃いは完全に卒業なのだとしみじみした。お二人がそれぞれの「強さ」を得た、と思えたのだ。  まずは簡単に、愛子さまのヘアスタイル史を振り返ってみる。  06年4月、学習院幼稚園の入園式に出席した愛子さまは、制帽から肩下10センチほどの髪を見せている。お隣で微笑む雅子さまの髪は、肩まで届いていない。それから2年、08年の学習院初等科の入学式。愛子さまの髪はさらに長くなり、前髪を上げておでこを見せている。雅子さまも前髪を上げたロングヘア。お揃いヘアでの入学式。  雅子さまのお誕生日に公表される写真を見てみると、07年にはお二人お揃いになっている。つまり06年から1年かけて、雅子さまが愛子さまお好みのロングヘアに追いつき、以後それをキープしているということになる。お揃いの「おでこ見せロングヘア」は愛子さまが5歳の時からの定番なのだ。 つらい状況の風除け  あの当時を振り返ると、雅子さまの「適応障害」が公表されたのが04年。その年と翌年は、お誕生日にも写真が公表されないという事態だった。06年に皇太子さま(当時)も一緒にオランダを私的訪問、雅子さまと愛子さまが「笑っている」ことが話題になったりした。その時、雅子さまはまだ肩くらいの髪、その横で長い髪を可愛く編み込んだ愛子さまがはしゃいでいた。  07年以降のお二人そっくりの髪形は、つらい状況に耐える風除けのようにも見えた。雅子さまには髪を娘と同じ長さにすることが心の支えだったろうと思う。10年、初等科2年の愛子さまに不登校問題が起きた時も、お揃いヘアの雅子さまが毎日のように付き添った。が、中等科でも不登校が報じられる。  愛子さまの「生きづらさ」のようなものの深刻さは、15歳になった16年のお誕生日写真にはっきり写っていた。折れそうなほど痩せた姿だった。「生きにくさ」はどこから来るのか。「生まれた時から男の子でないことが自己否定につながっている」と指摘してくれた女性がいて、目から鱗が落ちたのは令和になる直前だった。それはさておき。  翌17年、高等科に入学してから愛子さまは元気になっていった。お代替わりに向けて雅子さまの活動も確実に増えた。愛子さまは「前髪ありのロングヘア」が定番になり、時に顔の両横に長い髪を一筋垂らすこともあり、「今どきの女の子だなあ」とホッとした記憶がある。  20年、学習院女子高等科の卒業式はコロナ禍もあり、愛子さま1人で報道陣の前に立った。堂々とした受け答えの後、式場に向かう後ろ姿には、ポニーテールが揺れていた。 19歳の春ボブに変身  そして今年4月、愛子さまはボブヘアへと大変身した。30センチ近くは切ったであろう思い切りの良さに、愛子さまの強さを感じた。愛子さまは皇室を「自分の場所」としたのだろう、と。皇后となった雅子さまもきっと同じ思いに違いない、とも。  などという勝手な解釈より、愛子さまの言葉だ。聞ける日が近い。成人にあたっての記者会見が開かれるのが、内親王の恒例だ。いつになるのか、宮内庁は発表していない。来年以降という報道もあったが、愛子さまが初めて国民に対して思いを語る場となる。これからと将来、両方を語ることになるだろう。  愛子さまは「女性皇族」としての自分をどうとらえているのだろう。眞子さんが儀式なし、一時金辞退という結婚を選択したのは、女性皇族と一個人とのせめぎ合いの結果だったように思う。「天皇及び皇族以外の者と婚姻したときは、皇族の身分を離れる」とだけ皇室典範で定められている女性皇族。公務に励んでも、その先に待っているのが何なのか、すごく曖昧な存在だ。愛子さまは、「天皇家の長女」という立場と、「愛子」という一個人としての立場をどう捉えているのだろう。(コラムニスト・矢部万紀子)※AERA 2021年12月6日号より抜粋

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    木下富美子都議のポスターはがされ、「続けてほしい」どころか「ろくでもない」 地元の有権者と区議に聞いた

     今年7月、東京都議選の期間中に無免許運転で当て逃げ事故を起こし、書類送検された木下富美子都議(55)。都議会は2度の辞職勧告をするも、木下氏は“雲隠れ”を続けていたが、11月9日に4カ月ぶりに登庁した。木下氏は記者団に「ぜひ続けて欲しい、また力を貸してほしいという声があることも事実」と辞職しない考えを示したが、本当に「続けて欲しい」という声はあるのか。木下氏の選挙区である板橋区で有権者の声を聞いた。 *  *  * 木下氏が事故を起こしたのは板橋区の高島平の交差点付近。高島平で商店を営む女性店主は壁を指しながら「この前の都議選では木下都議に投票しました」と言い、こう続けた。 「うちの店の壁には木下さんの選挙ポスターを貼っていたんです。木下都議が店にやって来て『ここへいつものように貼らせてください』とお願いされたので、OKしました」  だが、今もうポスターが剥がされていた。 「店の誰かが剥がしたみたいですね。こんなことになって、もったいない。木下都議は一生懸命にやろうとしていたのに残念だなと思います」  木下氏は博報堂勤務などをへて、2017年7月の都議選で板橋区選挙区から出馬し初当選。今年7月の都議選で再選した。  板橋区内に住む60代の女性経営者は「7月の選挙のちょっと前に木下都議からフェイスブックの友達申請がきた」と語る。 「商店街の新年会では、木下さんから『何か困りごとがあったら相談の連絡をください』と名刺をいただきました。だけどそんなのは社交辞令。この辺で、木下さんに『続けて欲しい』なんて声は聞いたことがありません。逆に、まだ居座ろうとする態度に対して『ろくでもない』という声を聞きます」  先の都議選で、木下氏を支援していた板橋区議は複雑な心境を吐露する。 「いろんなところから(非難の)電話がかかって来て、ひどい目にあっています。(木下氏には)こっちが謝ってもらいたいくらいです。あんなことをやって、まだ議員をやっていること自体がおかしいじゃないですか」  木下氏に対して「ぜひ続けて欲しい」という区民の声は本当にあるのか。 「(初当選後から)都議はいろいろな人から相談ごとなどを聞いてきたでしょうから、『100%ない』とは言えません。ただ、今回はそもそも免停中に人身事故を起こしたというのですから、言語道断です」(同)  警視庁は9月、道路交通法違反や自動車運転死傷処罰違反の疑いで木下氏を書類送検した。今年5~6月にかけても、都内で無免許運転を6回した疑いもあると報じられた。  10月12日、こうした事態を受けて板橋区議会では、木下氏に対する非難決議を全会派一致で可決した。別の板橋区議は非難決議に踏み切った理由をこう話す。 「木下都議は板橋区選出の都議ですから、私たち区議も何か行動を起こそうということで、非難決議に至りました。普段は、無所属や野党系会派の議員は反対することも多いのですが、今回は全会一致でした」  一連の木下氏の行動については強い口調でこう批判する。 「板橋区民もあきれています。普通の感覚じゃないですし、とても理解できない。『続けて欲しい』という声があると言うけど、“雲隠れ”していて区民と接触する機会もないのに、よくヌケヌケとそんなことが言えたものだと思います。木下都議を応援した区議は何人かいますが、その一人は『あんな人とは思わなかった。今では応援したことが恥ずかしい』と言っていました」(同)  記者は木下氏に直接話を聞こうと、豊島区内にある自宅を訪ねた。3階建てで、壁にはツタがからまる瀟洒な建物だ。「KINOSHITA」という表札も出ている。外にはバイクや自転車のほか、観葉植物の鉢がいくつか置いてあった。当日は不在のようだったので、近所の人に話を聞いたが、事故以前には、木下氏が都議をしていることを知っている人はほとんどいなかった。 「木下さんは娘さんと2人暮らしだったはずですが、あの事件で騒がれてから、見なくなりましたね。ホテル暮らしをしているみたいですよ」(近所の住民)  別の近隣住民は、木下氏の様子をこう話す。 「娘さんが小学生の頃、よくうちにあがって犬と遊んでいました。母親(木下氏)は働いていてあまり家にいないらしく、うちでおやつや食事も食べていったこともあります。でも母親は外で会ってもあいさつもせず、知らん顔でした。ゴミ出しの日以外なのにゴミを捨てたり、正直、あまりいい印象はありません」  木下氏は問題発覚後に都民ファーストの会を除名になったが、その後、一人会派「SDGs東京」を立ち上げた。小池百合子都知事は9月17日の定例会見で「私自身も応援したことは大変恥じるべきことだと思っております」と語った。都議会関係者は「小池氏も毅然とした対応を取るべきだ」と話す。 「(木下氏は)7月2日に事故を起こしていますが、小池知事は翌日の3日に木下氏の選挙の応援に入って当選を後押しした。小池知事は自身がいつ、どういう形で事故を知ったのかという経緯をつまびらかにして、木下都議に直接引導を渡す必要があると思います」  居直りを続ける木下氏に対して、東京都には苦情が殺到している。議会局によると、11月12日16時時点で、4297件もの苦情があったという。 「内容は『早く辞めてくれ』という苦情や、議員歳費を返上すべきという意見が非常に多い。12日以降もかなり問い合わせが来ており、件数を集計できる状態にない」(担当者)  木下氏に「ぜひ続けてくれ」という声はあるのか聞くと、「うちの方では全く承ってない」(同)とのことだった。  木下氏は18日午前に議会運営委員会に出席を要請され、各会派からの質問に答えることになっていたが、前日に本人から議会局に「体調が再悪化した」として、欠席を伝えるメールが届いたという。  はたして、木下氏は板橋区民や区議の声をどう受け止めているのか。自分自身で進退を決める時期にきている。(AERA dot.編集部・上田耕司)

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    オミクロン株警戒も空港検疫に“穴”? 「抗原検査ではなくPCR検査をすべき」と専門家指摘

     新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の世界的な感染拡大を受け、政府は矢継ぎ早に水際対策の強化に乗り出している。しかし、専門家のあいだで、対策の要である空港検疫の「穴」を指摘する声が上がっている。現在、PCR検査ではなく抗原定量検査を行っているからだ。厚生労働省は「PCRと同等に検査の精度は高い」「PCRは現場への負担が強い」と説明するが、「変異株の侵入を阻止するにはPCRが適切」と識者は批判する。 *  *  * 「東京五輪がないと、ここまで対応が早いのかと驚いています」  こう話すのは、関西福祉大の勝田吉彰教授(渡航医学)だ。  オミクロン株の感染が各国で急拡大していることを受け、岸田文雄首相は29日に外国人の入国禁止を発表。日本人帰国者についても、国が指定する宿泊施設での待機を求める対象国を14カ国・地域から44カ国・地域に強化した。  翌30日にナミビアから帰国した入国者のオミクロン株への感染が初めて確認されると、従来、陽性者と同乗していた乗客については前後2列以内に座った人たちが濃厚接触者の対象になっていたが、同乗者70人全員を濃厚接触者とした。さらに12月1日にペルーからの帰国者が2例目の感染者として報告されると、日本に到着する国際線の新規予約を当面停止するよう各航空会社に要請。その後、予約停止の要請については「混乱を招いた」「予約状況や需要動向にきめ細かく対応していく」などと軌道修正した。  勝田教授はこう話す。 「安倍・菅政権と打って変わって、水際対策に迅速に対応しているのは評価できます。変異株が入ってくるのを100%防ぐことは不可能です。少しでも入ってくるのを遅らせて、感染流行のピークを抑え、医療現場などが対策するための時間を稼ぐことが重要になってくる。これまで感染拡大を防いでこられなかった強い反省があるのでしょう。ただ、重症化しにくいなどのデータがわかり被害想定が軽くなりそうであれば、対策を柔軟に緩和することも必要です」  評価の声があがる一方で、水際対策の「穴」を指摘する専門家もいる。現在、海外から日本に入国する際、空港では感染の有無を確認するため、「抗原定量検査」を実施。抗原定量検査で陽性であったり、判定ができなかったりした場合にPCR検査をしている。これに対し「なぜ初めからより精度の高いPCR検査をしないのか」という指摘だ。  自民党外交部会長の佐藤正久参議院議員は<南ア方面等からの入国者には、水際対策で抗原定量よりPCR検査を多用する柔軟性も必要>などとツイッターで発言。立憲民主党の石垣のりこ参議院議員も<水際で、最も精度の高いPCR検査を国が責任もって行うしかない>と問題提起している。  抗原定量検査とは、専用の機器を使い、ウイルスのもつ特徴的なたんぱく質(抗原)の量を調べる検査のことだ。9月に薬局での販売が承認された抗原検査キットは「抗原定性検査」と呼ばれるもので、抗原があるかどうかを調べる。「定量」検査の方が「定性」検査よりも精度は高いが、PCRには及ばないとされている。  空港の検疫はもともとPCR検査が実施されていたが、昨年7月、抗原定量検査に変更した経緯がある。厚生労働省の担当者によると変更の理由は「PCRと同等程度の感度と特異度(検査の精度のこと)があることと、現場への負担を考慮したものだ」という。  PCR検査は結果が出るまでに数時間かかる一方で、抗原定量検査は30分程度で結果が出るとされる。また、PCRは専門のスタッフが鼻などに綿棒を入れて、粘液を採取する一方で、抗原定量検査は唾液で簡単にサンプルを採取することができる。また、PCR検査は手間に加えて、専門スタッフの感染リスクもあった――。こうした理由で、空港で多くの入国者を検査するためには「抗原定量検査が実効性がある」(担当者)というのが厚労省の言い分だ。  これに対し、PCR検査に詳しい国立遺伝学研究所の川上浩一教授は「抗原定量検査とPCRの感度は明らかに違う。抗原定量検査ではすり抜けが出てしまう」と指摘する。  空港検疫で使われている検査機器と検査キットは富士レビオ(本社:東京都)の「ルミパルス」という製品だ。医薬品の審査などを担う厚生労働省の独立行政法人・医薬品医療機器総合機構が公表している資料を見ると、PCRでは24件を陽性と判定したところをルミパレスの試薬では22件を陽性、2件を陰性とした。また、PCRでは301件を陰性と判定したところを、この試薬は陰性を293件、陽性を8件と判定している。判定が不一致となったのは全て回復期の検体だった。  政府は「同等の感度」と評価しており、専門家のなかでも「PCR検査ができるなら越したことはないが、抗原定量検査の精度は十分に高い」という声もある。しかし、川上教授はこう指摘する。 「国立感染症研究所が出した研究結果でも、PCRのほうが約1千倍感度が高いという結果です。ウイルス保有量が検出限界以下の感染者を見逃す可能性があることを指摘しています。いずれにしろ、感染しているのに陰性となる『偽陰性』、感染していないのに陽性となる『偽陽性』が出てくる懸念があるということです。海外からのオミクロンのような変異株の侵入を阻止するには、PCRがより適切です」  さらにPCR検査の現場への負担については、川上教授は「PCR検査は唾液でもできるし、結果が出るまで50分~1時間」という。試薬製造大手のタカラバイオの担当者も「負担は大きくない」とし、次のように説明する。 「従来のPCR検査はサンプルの前処理だけで1時間かかっていたが、当社の検査キットでは10分以内でできるようになった。検査結果は1時間以内に出ます。また、唾液を採取するだけで検査ができるため、スタッフの感染リスクも大幅に抑えられています。製品の価格は1回あたり約1千円と安いのも特徴です」(担当者)  医療現場でPCR検査を扱う専門家はどう見るか。新型コロナ患者の診療を行っているインターパーク倉持呼吸器内科の倉持仁院長は「空港検疫でPCR検査は可能だ」と主張する。倉持氏のクリニックではPCR検査機器が8台あり、フル稼働させれば1日6千人分の検査はできるという。 「空港検疫をPCRから抗原定量検査に変えた当初に言われていた検査スピードの差は、ほぼないと見ています。検査結果が出るまでの待機所を用意して、迅速に検査ができる体制を整えれば、空港でもPCR検査はできる。要は、やる意思があるかないかの問題。空港検疫の穴をふさぐべきです」  厚労省も「PCRにするべきという議論が出てくれば、当然検討せざるを得ない」(担当者)という。水際対策をより強化するためには、検査方法についても考える視点が必要だろう。 (AERAdot.編集部・吉崎洋夫)

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    「誰かがやってくれるだろう」の「誰か」になってしまう…モヤモヤ抱える25歳女性に鴻上尚史が提案した“二択”

     組織の理不尽に同調しても一緒に行動してくれない同僚たちにモヤモヤした気分になると訴える25歳女性。このままか、他の生き方があるかと問う相談者に、鴻上尚史が提案したのは「自分のため」にする二つの選択肢とは? 【相談125】「誰かがやってくれるだろう」の「誰か」になってしまうことが多くモヤモヤします(25歳 女性 うめ)  私は子どもの頃から「誰かがやってくれるだろう」の「誰か」になってしまうことが多いです。 「誰か」になること自体が嫌なわけではなく、そういうときの周囲の「○○がやってくれるだろう」「自分は関わらなくていい」という無関心さや当事者意識のなさに、つい心がモヤモヤしてしまいます。  現在、私が働いている会社は、サービス残業が多く、私はそれを改善すべき問題だと思っています。しかし、プライベートに話せば、「あれはおかしいよね」「変えていかなきゃいけないよね」と多くの同僚が口を揃えて言いますが、私のように何か具体的な改善策を考えようとしたり、勤務管理の部署に相談しようとする人は誰一人いません。  私が自分たちにできる小さな改善案を提案しても、口頭では「それいいね」と言いながら、一緒に実行してくれる人はなかなかいません。  組織を変えることはできないと諦めてしまっているようです。  おそらく、多くの同僚が心の奥では、私が一人で「サービス残業は問題である」と会社に訴えていることを悪くは思っていないと思います。  しかし、同時に「そういう組織から逸脱する行動はあいつに任せて自分たちはおとなしくしておこう」と思っているのではないかと私には感じられて、モヤモヤします。  私はこれからの人生もこのモヤモヤと戦いながら、みんなの代わりに意見を言う人になるべきでしょうか?  それとも、他の生き方があるのでしょうか?  ぜひ鴻上さんのご意見を伺いたいです。 【鴻上さんの答え】 うめさん。もやもやしますね。僕もどちらかというと、「『誰かがやってくれるだろう』の『誰か』」になることが多いです。  ある組織に参加して、「これっておかしくない?」と感じ、なんとなく周りに話すと、多くの人が「おかしい」と感じている。じゃあ、変えようと言っても、なかなか周りは動かない。しょうがないので、自分がまず「これ、おかしいと思います」と手を挙げると、その「おかしさ」で恩恵を受けていた人達からにらまれる。でも周りの人は無反応だったりスルーしたりする――ということが何度かありました。  うめさんと同じように、周囲の「無関心さや当事者意識のなさ」に、もやもやするだけじゃなくて、腹が立ったり、憤ったり、絶望しそうになったりしました。  自分は無駄なことをしているんだろうか。自分は独りで勝手に盛り上がって、意味のないことをしているんだろうか。でも、プライベートで話をすると多くの人は僕の提案に賛成してくれるのに。ああ、どうしたらいいんだろうと。  で、ある時、腹を括りました。  自分はどっちがもやもやするかを考えたのです。 「あきらかにおかしいと思っているんだけど、周りが無関心だから自分も黙った時」に感じるもやもやと、「おかしいと思って言ったのに、周りが無関心だったり人任せだった時」に感じるもやもやを比べたのです。  そして、「発言しても、周りが無関心だったり人任せだった時」のもやもやより、「自分も周りと同じように黙った時」のもやもやが大きい時は、発言しよう、行動しようと決めたのです。  どんなテーマでも常に、どっちのもやもやが大きいかを考えて行動するようにしました。  別の言い方をすれば、「自分が納得してないから発言する」か「周りの人のために発言するか」の違いです。  僕は、「周りの人のために発言する」のではなく、「自分が納得してないから発言する」ことにしたのです。  そうすると、自分の発言によって周りが何らかの恩恵を受けたとしても(例えば「サービス残業」の廃止ですね)、それに対して何の反応がなくても、問題だとは思わなくなったのです。  周りのためではなく、自分が納得しないから行動しただけですから。それぐらい「自分が納得しているかどうか」を大切にしようと思ったのです。  まあ、性分だと思います。自分で「あきらかにおかしい」と思っていることは、黙っていられないのです。 『ほがらか人生相談』なんてタイトルの人生相談をずっと続けてますから、僕のことをいつも穏やかに微笑んでいるおじさんだと思っている人もいるかもしれませんが、とんでもないです。  僕は、テーマによっては、周りがびっくりするぐらい簡単にヒートアップします。この連載をずっと読んでいる人なら分かるでしょうが、「ブラック校則」とか「強制的夫婦同姓」とか「同性婚が認められないこと」とか、他にも世間の理不尽さに直面すると、周りが無関心だろうが人任せだろうが関係なく、一気に燃えます。  もちろん、大人ですから、頭はカッカしてても、言い方は考えます。なるべく、自分の言いたいことは伝わるように、いろんな表現を探ります。 「周りが無関心だから自分も黙った時」のもやもやは絶対に経験したくないと思うから、発言するのです(だから逆に言えば、「周りの人が納得していない」状態でも、「自分が納得している」場合は、発言や行動の必要を感じないということです。でももちろん、他の人の意見を聞いたり、説得されたり、頼まれたりしたら、気持ちが変わることはありますが)。  うめさん。独りで「サービス残業」を問題にしようとするうめさんは素晴らしいと思います。上司からにらまれることもあるかもしれません。でも、「おかしい」ことを「おかしい」と言ううめさんのような行動が、私達の生きる状況を改善していくんだと思います。  うめさんの孤独な戦いが、みんなを幸せにするのです。  おおげさではなく、そう思います。だって、うめさんは自分の個人的な利益ではなく、多くの人がプライベートでは賛成していることを問題にして、行動しようとしているのですから。  それでね、うめさん。 「私はこれからの人生もこのモヤモヤと戦いながら、みんなの代わりに意見を言う人になるべきでしょうか?」と書かれていますが、「みんなの代わり」と思って発言し続けるのは大変だと思います。 「みんなの代わり」「みんなのため」と思っている限り、期待した反応が返ってこなくて、虚しさや苦しさとぶつかるでしょう。  ですから僕のように「みんなのため」ではなく、「自分が納得しないから」と考えるのはどうですか?  自分として絶対にスルーできないこと、無視したり黙ったりしたら、ずっともやもやに苦しめられそうなことを発言し、行動するのです。 「他の生き方があるのでしょうか?」とも、うめさんは書かれていますが、常に「もやもやの量」を比較して発言するかどうかを判断するというのは、ある意味「他の生き方」とも言えるし、今までの生き方の整理だとも言えるでしょう。  常に考えることは、「周りの反応」ではなく「自分の納得」。そうやって生きていく人生はけっこう素敵なんじゃないかと思います。  これが僕のアドバイスです。  ただね、うめさん。周りがどんなに無関心に見えても、うめさんの行動をちゃんと見ている人はいると僕は思います。そして、言葉や態度に表すかどうかは別として、間違いなく「サービス残業をなくそう」と言っているうめさんに感謝していると思います。  その思いは、きっとどこかでうめさんを助けたり、幸せにしたり、うめさんにポジティブな影響を与えるだろうと思います。僕はそう信じています。 ■本連載の書籍化第3弾!『鴻上尚史のますますほがらか人生相談』が発売中です!

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    【ゲッターズ飯田】12月6日の運勢は?五星三心占い「苦労が報われる」金の時計座

     占いは人生の伴走者。芸能界最強の占い師、ゲッターズ飯田さんの「五星三心占い」が、あなたが自分らしく日々を送るためのお手伝いをします。12タイプ別に、毎週月曜日にその日の運勢、毎月5のつく日(毎月5、15、25日)に開運のつぶやきをお届けします。※年内は開運のつぶやきは12月15日、25に配信。 【タイプチェッカー】あなたはどのタイプ?自分のタイプを調べる 【金の羅針盤座】生活リズムを変えるとやる気がわいてきます。好奇心の赴くままに行動すると、貴重な経験ができるかもしれません。少し勇気を出して、気になっていた人に話しかけてみるのもいいでしょう。 【銀の羅針盤座】身近にある不用品を片付けておきましょう。すぐに使わない資料や道具は、机や棚にしまって。もう使わないものは捨ててください。ただし大切なものが混在しているかも。捨てる前によく確認を。  【金のインディアン座】難しそうなことでも「できない」と決めつけるのはNG。「誰かがやっているなら自分もできるかも」と気楽に考えて挑戦すると、よい結果が出るでしょう。何事も簡単にはできません。プロとして働く自分に自信をもって。 【銀のインディアン座】新しい仕事が舞い込んできそう。いままでのメンバーとは違うチームを組む場合もあるでしょう。遠慮したり臆したりせずに流れに乗って、新しい環境を楽しみましょう。大きな成長が期待できます。 【金の鳳凰座】想像していなかった人から助けを求められそう。手を貸すと感謝されて、今後よい関係を築けます。ほかにも頼られることが増える予感。できる限り協力するとよいでしょう。 【銀の鳳凰座】疲れがたまりそう。小さなことでイライラして、不機嫌な態度が表に出てしまいます。深呼吸をして、心を落ち着かせるようにしましょう。仕事で疲れているのは自分だけではないことを忘れないで。 【金の時計座】これまでの苦労が報われます。ただし、ここで手を抜くと運気の流れを逃してしまいます。小さなことにも本気で取り組みましょう。大きなチャンスをつかめます。 ※毎週月曜日に占いが届きます!AERAdot.の公式LINEの友達申請はこちら↓↓↓https://lin.ee/trWiCvV 【銀の時計座】寝坊や忘れ物など、自分でも信じられないようなミスをしてしまうかも。早めの行動と確認作業を怠らなければ、トラブルを回避できます。小さな段差につまずいて転ばないように要注意。 【金のカメレオン座】午前中は集中力を発揮できます。昼食後は、眠気が襲ってやる気を失ってしまう予感。気が抜けているときに限って、重要な仕事が入ってきます。いつまでもボーッとしていないで気を引き締め直してください。 【銀のカメレオン座】今後を大きく左右する日。突然辞令が出たり、仕事の流れが大きく変わる出来事が起きたりしそうです。商談や契約がうまくまとまり、自信がつくことも。何事も先回りして行動するといいでしょう。 【金のイルカ座】予想外のアクシデントに巻き込まれてしまうかも。自分とは関係のないことで責任を負わされてしまうことも。反論すると言い訳をしていると思われるので、グッと我慢して冷静に解決策を考えて。 【銀のイルカ座】判断ミスをしやすい日。周囲からのアドバイスを素直に聞き入れなかったことが原因かも。耳の痛い言葉を無視せず、しっかり反省しましょう。相手が部下や後輩であっても、正しいと思う意見は真摯に受け止めてください。 (『ゲッターズ飯田の五星三心占い2022』より一部抜粋) ※毎週月曜日に占いが届きます!AERAdot.の公式LINEの友達申請はこちら↓↓↓https://lin.ee/trWiCvV

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