宮城県南部の丸森町はかつて養蚕業が盛んで、1000軒を超える養蚕農家がありましたが、いまは5軒を数えるのみ。写真家の海老名和雄さんは養蚕農家に密着して、小さな幼虫からカイコを育て、繭をとるまでを追いました。撮影の途中、台風の豪雨災害によって、大きな被害を受けた様子も丹念に写しとっています。

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絶滅の危機にある養蚕農家と豪雨災害の記録 写真家・海老名和雄