5分で逃げれば助かる 津波避難のための教訓 東日本大震災、そして福島第一原発の事故から6年。熊本地震からも、まもなく1年がたとうとしている。いずれの地でも復興は道半ばで、いまも多くの人々が不自由な暮らしを強いられている。しかしその現実の一方で、「風化」は確実に進んでいる。4大都市圏のハザードマップと不動産の値動きを重ねあわせると、「人気の街」の災害危険度がはっきりとあぶり出された。帰宅困難者対策には「東高西低」の傾向が見て取れた。AERA3月13日号は、6年後のいまだからわかったことも含め、「震災時代」を生きるために知っておくべきことを特集。 地震東日本大震災 3/11
津田大介 津田大介「被災地とポケモンGOが紡ぐもの」 ウェブを使った新しいジャーナリズムの実践者として知られるジャーナリストでメディア・アクティビストの津田大介氏は、復興支援として行われた「ポケモンGO」と連携したイベントから浮かび上がった地域おこしの課題を指摘する。 東日本大震災津田大介 12/8 週刊朝日
葉加瀬太郎らと共演 自身も被災した高校生 歌で被災者にメッセージ 東日本大震災の被災者を音楽で元気づける「復興支援音楽祭」。3回目の今年は、岩手県内の高校生と一流アーティストが共演した。 東日本大震災 4/16
北原みのり 北原みのり「国に振り回されたくない」 作家・北原みのり氏の週刊朝日連載「ニッポンスッポンポンNEO」。東日本大震災から5年が経ったが、近頃、避難者の集いに参加したという。 北原みのり東日本大震災 3/18 週刊朝日
子どものいない教室、壊れた防波堤…福島に移り住んだ華道家が花をいけ続けた理由 荒れ果てた被災地に咲く野の花。これらを摘み、壊れた防潮堤や子どものいなくなった教室などにいけて歩いた華道家がいる。原発事故で鎮魂の機会さえ奪われた地に祈りを捧げる。 東日本大震災 3/15
震災から5年… 被災者たちが本当に失ったものとは 元自衛隊メンタル教官が解説 震災から5年。被災者の中にはすでに前向きに生活している人もいれば、まだそのつらさから抜け出せない人もいる。大きなショックを受けた人は、その後日常的な出来事を送るだけで疲れてしまい、なかなか回復に至らないケースに陥ることもあるという。 朝日新聞出版の本東日本大震災読書 3/14
「サラリーマン志望」の学生を変えた3.11、奥田愛基との出会い 3.11はあらゆる災いが詰まるパンドラの箱を開けた。だが、底には希望があった。それは、あの震災で、生き方や考え方を揺さぶられた若者たちの姿だ。 安保法制東日本大震災 3/11
子供の甲状腺がん増加 原発事故との関連は 福島県で子供の甲状腺がんが増加している。チェルノブイリ原発事故では、被曝が原因で事故後4~5年目から一気に増えたといわれる。原発から飛散した放射性ヨウ素は、子供の甲状腺に吸収されやすいからだ。福島はどうなのか。 がん原発東日本大震災 3/11 週刊朝日
東日本大震災から5年 写真家・大石芳野が撮り続けた「フクシマ」の表情 東日本大震災と、続く東京電力福島第一原発事故から5年を迎える。打ち切られる補償、進む原発の再稼働。禊は済んだと言わんばかりだが、福島では現在も10万近い人々が生業を奪われ、土地を追われたまま、避難生活を強いられている。現地に通い続けたからこそ見えたものを、常にレンズを通して人の心を見つめてきたフォトジャーナリストの大石芳野さんが追う。 東日本大震災 3/11 週刊朝日
田原総一朗 田原総一朗「事故から5年後の原発で触れた現場作業員の『心』」 東日本大震災に伴う福島第1原子力発電所の事故発生から5年を迎える。現場を訪れたジャーナリストの田原総一朗氏は、原発作業員の必死な姿に心を動かされたという。 原発東日本大震災田原総一朗 3/11 週刊朝日
震災でなぜ自衛官はPTSDにならなかったのか 元自衛隊メンタル教官が解説 あの震災から5年。当時、災害現場で救助に尽力したのが自衛官だった。救助活動後の自衛官のPTSD(心的外傷後ストレス障害)も心配されたが、実際、ほとんどその症状は見られなかったという。 朝日新聞出版の本東日本大震災読書 3/11
あの日から5年 タクシードライバーが遭遇した「震災幽霊」が伝える被災地のリアル 日本全体が未曾有の大震災に見舞われた2011年3月11日。"あの日"から、早くも5年が過ぎたわけですが、東北の被災地で、今なお後を絶たないのが「震災幽霊」の目撃談。ともすれば"不謹慎だ""夢でも見たのでは?"と切り捨てられてしまう怪奇現象ですが、その捉え方に一石を投じる書籍が話題になっているのをご存知でしょうか? 東日本大震災 3/11 BOOKSTAND
震災の備えにも 溝の口駅周辺の大規模マンション”つながる”試み 1995年に起こった阪神淡路大震災。家の倒壊による被害が大きかったこの地震で、家の下敷きになった多くの人を助けたのは家族、そしてご近所さんだったということをご存じだろうか。 東日本大震災 3/10
「孤独死が止まらない」復興住宅なのに高まるリスク 「世界一の大防潮堤」で知られた岩手県宮古市田老。5年前の大津波はそれを越えて襲ってきた。根こそぎ流された町の中心部から車で15分ほど。山あいに400戸あまりの仮設住宅が立ち並ぶ。その一室で、一人の男性が遺体で見つかったのは、2014年の大みそかのことだった。 東日本大震災 3/10 週刊朝日
「半殺しにされている」除染4割なのに次々と避難指示を解除する国 まもなく東日本大震災から丸5年が経つが、避難生活を続ける福島県民はまだ10万人近くいる。国は昨年9月、楢葉町の避難指示を解除したのに続き、南相馬市の一部の解除を目指すなど、粛々と手続きを進める。だが、住民から「解除はまだ早い」と批判が相次いでいる。 東日本大震災 3/10 週刊朝日
東電元幹部を強制起訴! 東電はなぜ2度も不起訴になったのか? 福島第一原発の事故をめぐり、東京電力の勝俣恒久元会長ら元幹部3人が、業務上過失致死傷の罪で東京地検に強制起訴された。新書『福島原発、裁かれないでいいのか』を出版し、今も各地で講演活動をつづけている元京都地検検事正の古川元晴氏に、今回の強制起訴について聞いた。(聞き手/朝日新聞出版 書籍編集部 部長代理・斎藤順一) 原発朝日新聞出版の本東日本大震災読書 3/10
ラジオ番組の「吉田照美・黄金時代」打ち破ったのはあの俳優 テレビの登場以来、影が薄くなりがちだったラジオ。しかし、震災ではインフラになったりと、ラジオならではの魅力を確実に発揮し続けてきた。その歴史を振り返ると、意外な人の名前も出てくる。 東日本大震災 3/9
電気もガスもない被災地で本当に必要とされたのは “マッチ”だった… 神戸の老舗が作り出す“世界最強のマッチ”とは? かつては各家庭に一箱は置かれていたマッチ。飲食店やホテルでも、ラベルに店名や住所、電話番号が書かれた広告マッチを、必ずといっていいほど目にしたものだ。しかし、使い捨てライターの普及や喫煙者の減少にともない、生産量が減少。最近ではあまり見かけない存在となってしまった。そんな絶滅寸前だったマッチだが、2011年の東日本大震災を機にその価値が見直され、おしゃれな使い方も提案されているという。マッチの魅力を探った。 東日本大震災 3/6