「アサヒカメラ」に関する記事一覧

インドの大都市ムンバイのスラムで暮らす「ヒジュラ」
インドの大都市ムンバイのスラムで暮らす「ヒジュラ」
インド、パキスタン、バングラデシュのインド文化圏で暮らすサード・ジェンダー「ヒジュラ」。「男と女の中間のイメージなんですが、もう少し丁寧にいうと、ヒジュラに転換したジェンダーの人たち。普通、性転換というと、男から女とか、女から男なんですが、ヒジュラの場合は中間の性に転換している」と、写真家・石川武志さんは説明する。
MUMBAI HIJRASOM SYSTEM GALLERYアサヒカメラ写真展石川武志
dot. 5/3
「日本人はすごい!」の原点 満州時代の建物を400カ所も探して撮影した写真家・船尾修
米倉昭仁 米倉昭仁
「日本人はすごい!」の原点 満州時代の建物を400カ所も探して撮影した写真家・船尾修
*   *   *  土門拳賞の受賞作『満洲国の近代建築遺産』(集広舎)を手に取ると、その分厚さに圧倒された。船尾修さんが撮影した建築物は約400カ所。広大な中国東北部でよくこれだけ多くの満州時代の建物を探し出して撮影したものだ。
アサヒカメラ写真家写真展写真集土門拳賞満洲国の近代建築遺産船尾修
dot. 4/24
中国東北部に残された満州時代の建物
中国東北部に残された満州時代の建物
明治から昭和初期にかけて日本は大陸に勢力を拡大した。1931年に関東軍が満州事変を起こし、翌年、中国東北部に傀儡(かいらい)国家「満州国」を建国した。長春(旧新京)、大連、旅順、瀋陽、ハルビンなどには今も当時の建物が残されている。写真家・船尾修さんはそんな建物を約400カ所も撮影した。「右だとか、左だとか、そういうイデオロギー的なものを排して、今も残る建物を純粋に写した。それをどう評価するかは、見る人にゆだねたいし、資料として後世に残したい」(船尾さん)。
アサヒカメラ写真展土門拳賞満洲国の近代建築遺産船尾修
dot. 4/24
「やんねばなんねえ」 大震災で壊滅した造船所を再建した船大工たちの物語 写真家・野田雅也
米倉昭仁 米倉昭仁
「やんねばなんねえ」 大震災で壊滅した造船所を再建した船大工たちの物語 写真家・野田雅也
*   *   *  東日本大震災で壊滅した造船所の再建の歩みを写した野田雅也さんの作品「造船記」にはときおり小さな島が写り込んでいる。井上ひさし原作の人形劇「ひょっこりひょうたん島」のモデルといわれる岩手県大槌町の蓬莱島(ほうらいじま)だ。この島が写っていることで周囲の風景が大きく変わっても同じ場所を撮り続けていることがわかる。
アサヒカメラ写真家写真展写真集造船記野田雅也
dot. 4/12
東日本大震災で壊滅した岩手造船所の再建への歩み
東日本大震災で壊滅した岩手造船所の再建への歩み
「やんねばなんねえ。造船所を再開する」。そんな船大工の声を聞いたとき、写真家・野田雅也さんは信じられない思いがした。東日本大震災が起こってからまだ1カ月もたたないころだった。「とてもじゃないけれど『復興』なんて考えられなかった」。野田さんは半信半疑ながらも造船所に通い始めた。そんな野田さんの作品を紹介します。
アサヒカメラ写真家写真集造船記野田雅也
dot. 4/12
東京へ流れ下る荒川流域の生活感あふれる風景
東京へ流れ下る荒川流域の生活感あふれる風景
奥秩父・甲武信ケ岳を源流とし、東京へ流れ下る荒川。写真家・宛超凡(えん ちょうはん)さんは5年にわたって荒川流域を歩き、撮影した。「ある意味、何もないところですが、生活感はめっちゃある。見たことのない風景ばかりだったので新鮮でした。撮りたいものがいっぱいありました」。そんな宛さんの作品を紹介します。
アサヒカメラニコンサロン写真展宛超凡河はすべて知っている
dot. 4/10
天才仏師・快慶に向き合ってつかんだ「仏像撮影」の極意 写真家・佐々木香輔
米倉昭仁 米倉昭仁
天才仏師・快慶に向き合ってつかんだ「仏像撮影」の極意 写真家・佐々木香輔
*   *   *  運慶と快慶。言わずと知れた日本の仏像彫刻史に偉大な功績を残した人物である。東大寺(奈良市)南大門の金剛力士像は鎌倉時代初頭、運慶や快慶らによってわずか69日間で作られたといわれる。
アサヒカメラキヤノンギャラリー佐々木香輔写真家写真展快慶
dot. 4/3
光を繊細に操り、親しみやすさを込めて作られた快慶の仏像
光を繊細に操り、親しみやすさを込めて作られた快慶の仏像
仏像彫刻時に偉大な功績を残した快慶。写真家・佐々木香輔さんはこれまでに快慶が作った仏像を60体ほど撮影してきた。その写真を見返していくうちに、「なんでこんなに生々しいんだろう、と思った。暗闇から浮かび上がってくる感じが他の仏像よりもすごくリアルなんですよ」。そんな佐々木さんの作品を紹介します。
アサヒカメラキヤノンギャラリー佐々木香輔写真展快慶
dot. 4/3
福を手にするために必死に戦う男たち
福を手にするために必死に戦う男たち
写真家・甲斐啓二郎さんは「格闘技的な神事」を追い続けてきた。その一つが、はだか祭りだ。ふんどしを巻いた体から立ち上る蒸気。ひしめき合う腕や足。血が滲み出た手のひら。激しい小競り合いで歪む顔。そこに浮かぶ殺気と喜びが混じり合ったような不思議な表情。すぐ目の前に構えられたカメラを気にする様子はまるで感じられない。そんな甲斐さんの作品を紹介します。
アサヒカメラ写真展甲斐啓二郎禅フォトギャラリー綺羅の晴れ着
dot. 3/24
この話題を考える
2025年問題と終活

2025年問題と終活

【AERA2024年12月23日号(12月16日発売)】 団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となることで起こる「2025年問題」。「社会保障費の増大」「医療に関わる人材の不足」「労働力不足の深刻化」の3つが大きな問題になってくると言われています。その子どもである団塊ジュニア世代にとっては、親の介護や自身の老後について否応なしに直面させられることに。よりよい後半生のために、不安なく将来を迎える術を考えます。

2025年問題と終活
拡大するVTuber市場

拡大するVTuber市場

【AERA2024年12月16日増大号(12月9日発売)】 YouTubeなどのプラットフォーム上で、2Dや3Dのアバターを使って動画を配信する「VTuber」。 2016年の誕生以来、右肩上がりで拡大し、2023年度は国内市場規模800億円にまで成長。いまやエンタメ界をリードする存在になりつつあります。 グローバルな展開も加速するVTuberの最前線をお届けします!

VTuber市場
女性×働く 第7シリーズ

女性×働く 第7シリーズ

女性×働く 第7シリーズのテーマは「受験」です

女性特集⑦
中央アジアの小さな多民族国家、キルギスの人々
中央アジアの小さな多民族国家、キルギスの人々
「中央アジアのスイス」と呼ばれるキルギス。面積は日本の半分ほどだが、さまざまな民族が暮している。日本人の顔立ちにそっくりなキルギス人のほか、ウズベク系、ロシア系、ドゥンガン系、ウイグル系、タジク系など。写真家・重信正嗣さんは「「多様な人々の持つ色がキルギスの風景や風土と一体になった感じがすごく印象的でした」と語る。人々の服装は鮮やかで、赤、ピンク、紫、青などの原色が鮮明に焼きついた。そんな重信さんの作品を紹介します。
kyrgyzstan colorsアサヒカメラポートレートギャラリー写真展重信正嗣
dot. 3/15
もう一つの祖国カナダからアラスカ州・デナリへ 自分のルーツを旅した写真家・野辺地ジョージ
米倉昭仁 米倉昭仁
もう一つの祖国カナダからアラスカ州・デナリへ 自分のルーツを旅した写真家・野辺地ジョージ
*   *   *  昨年夏、野辺地(のべち)ジョージさんはカナダ西部のバンクーバーからアラスカ州・デナリ(旧マッキンリー、標高6190メートル)へ、車で旅をした。
アサヒカメラデナリへの道写真家写真展富士フイルムフォトサロン野辺地ジョージ
dot. 3/9
カナダ・バンクーバーからアラスカ州へ 往復1万キロにもおよぶロードトリップ
カナダ・バンクーバーからアラスカ州へ 往復1万キロにもおよぶロードトリップ
カナダ人の父と日本人の母を持つ野辺地さん。昨年8月、かつて暮らしたバンクーバーを出発し、家族との思い出の地、バンフやジャスパーを経由してアラスカ州・デナリ(旧マッキンリー、標高6190メートル)へ、車で旅をした。「久しぶりに燃えた、というか、撮影した枚数も多かった。道路に光が当たって奇麗だったので、車を停めて写真を撮ったら、その後に嵐が来て、さらに美しくなったり、動物が表れたり。ここもいい、あそこもいいと思いながら旅をした。そういうワクワク感がありました」。そんな野辺地さんの作品を紹介します。
アサヒカメラデナリへの道写真展富士フイルムフォトサロン野辺地ジョージ
dot. 3/9
スポーツ写真は「ブレて」もいい 写真家・高須力があえて“遅い”シャッター速度で撮る理由
米倉昭仁 米倉昭仁
スポーツ写真は「ブレて」もいい 写真家・高須力があえて“遅い”シャッター速度で撮る理由
*   *   *  スポーツ写真へのほめ言葉として、よく「この写真は躍動感がある」と言われる。しかし、そこに写る選手の動きは止まっている。なのに、人はなぜ「躍動感」を感じるのか、高須力さんは真剣に考えた。
アサヒカメラキヤノンギャラリー写真家写真展刹那の後先高須力
dot. 3/6
スポーツのステージの大きさで勝負するのではなくて、どういうコンセプトで撮影するか
スポーツのステージの大きさで勝負するのではなくて、どういうコンセプトで撮影するか
「ぼくは行ける機会があるときにいろいろな現場に行くように心がけていて、そこで自分が撮りたいと思った瞬間を撮っている」と、スポーツ写真家の高須力さんは語る。若いときは「やっぱり『大きな祭りの舞台』に立たなければ」と思っていた。しかし、歳を重ねると、「ぼくがいなければ写真が残らないような現場っていうのも、意外といいな」と、思うようになった。そんな高須さんの作品を紹介します。
アサヒカメラキヤノンギャラリー写真展刹那の後先高須力
dot. 3/6
写真家・野村誠一はなぜグラビアを撮り続けてきたのか 「コンプレックスの塊だったから」と語る原点
米倉昭仁 米倉昭仁
写真家・野村誠一はなぜグラビアを撮り続けてきたのか 「コンプレックスの塊だったから」と語る原点
*   *   *  野村誠一さんの写真を目にしたことがない人はまずいないだろう。これまで50年ちかく雑誌やテレビ、広告などの仕事で活躍してきた。撮影した著名人は枚挙にいとまがない。
A Half Centuryアサヒカメラ写真家写真展野村誠一
dot. 2/28
2 3 4 5 6
カテゴリから探す
ニュース
「英国で『脳腐れ』が深刻に デジタル認知症のリスクにご用心」ブレイディみかこ
「英国で『脳腐れ』が深刻に デジタル認知症のリスクにご用心」ブレイディみかこ
AERA 10時間前
教育
三十過ぎまでギャル服、四十年間独身だった鈴木涼美が、「変わっちまう」友人たちを見送る寂しさを乗り越えられたわけ
三十過ぎまでギャル服、四十年間独身だった鈴木涼美が、「変わっちまう」友人たちを見送る寂しさを乗り越えられたわけ
鈴木涼美
dot. 11時間前
エンタメ
【ランキング】松田聖子の好きな曲第1位は…聖子本人を戸惑わせた「アイドルっぽくない」名曲〈今年最も愛された昭和の名曲グランプリ2024きょう放送〉
【ランキング】松田聖子の好きな曲第1位は…聖子本人を戸惑わせた「アイドルっぽくない」名曲〈今年最も愛された昭和の名曲グランプリ2024きょう放送〉
松田聖子
dot. 9時間前
スポーツ
中日、西武は最下位から“上昇気配”? 来季セ・パで「低迷の予感漂う球団」とは
中日、西武は最下位から“上昇気配”? 来季セ・パで「低迷の予感漂う球団」とは
プロ野球
dot. 10時間前
ヘルス
ネット上に氾濫する「首ポキ」動画の危険性 タイマッサージでは20歳女性の“死亡事例”も…
ネット上に氾濫する「首ポキ」動画の危険性 タイマッサージでは20歳女性の“死亡事例”も…
首ポキ
dot. 12/23
ビジネス
新NISA8カ月調査・積立人気の投資信託ベスト30「1.6兆円のアライアンスBはネット証券以外からも流入」
新NISA8カ月調査・積立人気の投資信託ベスト30「1.6兆円のアライアンスBはネット証券以外からも流入」
AERA Money
AERA 10時間前