「やんねばなんねえ」 大震災で壊滅した造船所を再建した船大工たちの物語 写真家・野田雅也 * * * 東日本大震災で壊滅した造船所の再建の歩みを写した野田雅也さんの作品「造船記」にはときおり小さな島が写り込んでいる。井上ひさし原作の人形劇「ひょっこりひょうたん島」のモデルといわれる岩手県大槌町の蓬莱島(ほうらいじま)だ。この島が写っていることで周囲の風景が大きく変わっても同じ場所を撮り続けていることがわかる。 アサヒカメラ写真家写真展写真集造船記野田雅也 4/12
東日本大震災で壊滅した岩手造船所の再建への歩み 「やんねばなんねえ。造船所を再開する」。そんな船大工の声を聞いたとき、写真家・野田雅也さんは信じられない思いがした。東日本大震災が起こってからまだ1カ月もたたないころだった。「とてもじゃないけれど『復興』なんて考えられなかった」。野田さんは半信半疑ながらも造船所に通い始めた。そんな野田さんの作品を紹介します。 アサヒカメラ写真家写真集造船記野田雅也 4/12