「朝日新聞出版の本」に関する記事一覧

忍城の戦い、水攻めを決めたのは三成ではなく秀吉だった 当時の史料から見えた水攻めへのこだわり
忍城の戦い、水攻めを決めたのは三成ではなく秀吉だった 当時の史料から見えた水攻めへのこだわり
和田竜氏の歴史小説『のぼうの城』で、一躍知られることになった忍城の戦い。忍城攻城戦は天下統一を目指す豊臣秀吉軍の猛攻を耐え抜き、和睦開城したことで知られる。俗説では、石田三成が城攻めに苦戦し水攻めを採用したとされるが、一次史料からは異なる事情が見えてきた。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三人の天下人の攻城戦を解説した、朝日新書『天下人の攻城戦 15の城攻めに見る信長・秀吉・家康の智略』(第十章 著:秦野裕介)から一部を抜粋、再編集して紹介する。
朝日新聞出版の本天下人の攻城戦
dot. 9/14
AIが人間に歯向かう「裏切りターン」は起こりうるのか? 専門家が指摘するコード改変のリスク
小川和也 小川和也
AIが人間に歯向かう「裏切りターン」は起こりうるのか? 専門家が指摘するコード改変のリスク
人工知能(AI)が目覚ましい速度で進化を遂げている。リスクが指摘されることも多く、今年5月には、対話型AI「ChatGPT(チャットGPT)」を開発した米オープンAIの最高経営責任者(CEO)や研究者らが、「AIが人類を滅亡させるリスク」について声明を発表したことが話題となった。北海道大学客員教授の小川和也氏は、著書『人類滅亡2つのシナリオ AIと遺伝子操作が悪用された未来』(朝日新書)の中で、未来のAIが、人間に対して突然敵対的な行動を取るリスクについて警鐘を鳴らしている。技術が正しく扱われなかった場合の人類が直面しうる「最悪な末路」とは。本書から一部抜粋して紹介する。
朝日新聞出版の本人類滅亡2つのシナリオ
dot. 9/13
WBCや萌え系アニメに見る日本の抑圧された反米感情 ねじれた“親愛の情”と“尊皇攘夷”
内田樹 内田樹
WBCや萌え系アニメに見る日本の抑圧された反米感情 ねじれた“親愛の情”と“尊皇攘夷”
「戦後の日本人が一生懸命に金儲けに邁進したのは、アメリカに対する復讐だった」と評論家・江藤淳が言った。1989年のバブル絶頂期には、三菱地所がロックフェラーセンターを買い、ソニーがコロンビア映画を買収。経済成長によって一時的にアメリカへの復讐は遂げたが、1990年代以降は“負けっ放し”の日本。政治学者・白井聡氏と哲学者・内田樹氏との新著『新しい戦前 この国の“いま”を読み解く』(朝日新書)の中では、現代の日本人が抑圧された反米感情をどのように持て余しているかが対談形式で述べられている。同著から一部を抜粋、再編集し、紹介する。
朝日新聞出版の本新しい戦前
dot. 9/13
“超知能”に達したAIは制御困難? 人類が主導権を奪われるまでのシナリオとは
小川和也 小川和也
“超知能”に達したAIは制御困難? 人類が主導権を奪われるまでのシナリオとは
人工知能(AI)が目覚ましい速度で進化を遂げている。リスクが指摘されることも多く、今年5月には、対話型AI「ChatGPT(チャットGPT)」を開発した米オープンAIの最高経営責任者(CEO)や研究者らが、「AIが人類を滅亡させるリスク」について声明を発表したことが話題となった。北海道大学客員教授の小川和也氏は、著書『人類滅亡2つのシナリオ AIと遺伝子操作が悪用された未来』(朝日新書)の中で、「未来のAIは、人間によるコントロールが不可能になる可能性が高い」とし、警鐘を鳴らしている。技術が正しく扱われなかった場合の人類が直面しうる「最悪な末路」とは。本書から一部抜粋して紹介する。
朝日新聞出版の本人類滅亡2つのシナリオ
dot. 9/13
AIの超知能化で、人類は「退化」するのか? 「知能の侵食」がもたらす影響
小川和也 小川和也
AIの超知能化で、人類は「退化」するのか? 「知能の侵食」がもたらす影響
人工知能(AI)が目覚ましい速度で進化を遂げている。リスクが指摘されることも多く、今年5月には、対話型AI「ChatGPT(チャットGPT)」を開発した米オープンAIの最高経営責任者(CEO)や研究者らが、「AIが人類を滅亡させるリスク」について声明を発表したことが話題となった。北海道大学客員教授の小川和也氏は、著書『人類滅亡2つのシナリオ AIと遺伝子操作が悪用された未来』(朝日新書)の中で、未来のAIが、人間を“退化”させるリスクについて警鐘を鳴らしている。技術が正しく扱われなかった場合の人類が直面しうる「最悪な末路」とは。本書から一部抜粋して紹介する。
朝日新聞出版の本人類滅亡2つのシナリオ
dot. 9/12
『のぼうの城』舞台の忍城 秀吉の猛攻を耐え抜いた成田氏、その後どうなったのか
『のぼうの城』舞台の忍城 秀吉の猛攻を耐え抜いた成田氏、その後どうなったのか
和田竜氏の歴史小説『のぼうの城』でも描かれた忍城の戦い。忍城攻城戦は豊臣秀吉による小田原城攻めの過程で生じた合戦であり、小田原城落城後に天下統一を目指す豊臣秀吉軍の猛攻を耐え抜き、和睦開城したことで知られる。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三人の天下人の攻城戦を解説した、朝日新書『天下人の攻城戦 15の城攻めに見る信長・秀吉・家康の智略』(第十章 著:秦野裕介)から一部を抜粋、再編集し、忍城を守り抜いた城主の成田氏の足跡を紹介する。
朝日新聞出版の本天下人の攻城戦
dot. 9/12
いつからか「勝った方が正しいとなった」 内田樹・白井聡両氏が語る“良い民主主義”と日米の関係性
内田樹 内田樹
いつからか「勝った方が正しいとなった」 内田樹・白井聡両氏が語る“良い民主主義”と日米の関係性
橋下徹氏は2015年大阪都構想1回目の住民投票で負けた時の記者会見で「どうして負けたと思うか」と聞かれ「都構想が間違っていたからでしょう」と答えた。これ以降、「勝った方が正しく、敗けた方が間違っていたという“底の浅い”政治理解がこの10年間急速に進行している」と、哲学者の内田樹氏は言う。同氏と政治学者・白井聡氏の新著『新しい戦前 この国の“いま”を読み解く』(朝日新書)から一部を抜粋、再編集し、民主主義についての議論とそれに基づく日本とアメリカの関係性を紹介する。
朝日新聞出版の本新しい戦前
dot. 9/11
戦国大名家のトップ・今川家を手本とした家康 懸川城攻略に拘らなかった理由も気心故か
戦国大名家のトップ・今川家を手本とした家康 懸川城攻略に拘らなかった理由も気心故か
徳川家康にとって今川家の存在はどのような意味を持ったのか。歴史学者・黒田基樹氏は新著『徳川家康と今川氏真』(朝日新聞出版)で、氏真こそ、家康に最も影響を与えた人物であろうと考える。同著から一部抜粋、再編集し紹介する。
朝日新聞出版の本徳川家康と今川氏真徳川家康
dot. 9/11
徳川家康と今川氏真の深い交流 両家を結びつけ、今川家存続の鍵を握った貞春尼の最期
徳川家康と今川氏真の深い交流 両家を結びつけ、今川家存続の鍵を握った貞春尼の最期
歴史学者・黒田基樹氏は新著『徳川家康と今川氏真』(朝日新聞出版)で、徳川家康に最も影響を与えた人物であろう今川氏真と考える。加えて、天正七年に家康の三男徳川秀忠が誕生すると、その女性家老(「上臈」)にして後見役に、氏真の妹・貞春尼が任じられたという事実を記した。同著から一部抜粋、再編集し、晩年の氏真の動きと、貞春尼のエピソードを紹介する。
朝日新聞出版の本徳川家康と今川氏真徳川家康
dot. 9/10
秀吉、中国攻めで攻撃した城・しなかった城 決め手は調略成功の蓋然性が高いか否か
秀吉、中国攻めで攻撃した城・しなかった城 決め手は調略成功の蓋然性が高いか否か
戦国時代、織田信長の命により、家臣・羽柴(豊臣)秀吉は毛利輝元が統治する中国地方へ進攻した。「備中高松城の戦い」はあまりに有名だが、高松城以外の城でも激しい戦いが繰り広げられていた。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三人の天下人の攻城戦を解説した、朝日新書『天下人の攻城戦 15の城攻めに見る信長・秀吉・家康の智略』(第八章 著:光成準治)から一部を抜粋、再編集し、毛利方の防衛ラインにおける攻防について紹介する。
朝日新聞出版の本天下人の攻城戦
dot. 9/9
「世界の主権を握るのはどの国か」白井聡・内田樹両氏が徹底議論 台湾有事に日本がなすべきこととは
内田樹 内田樹
「世界の主権を握るのはどの国か」白井聡・内田樹両氏が徹底議論 台湾有事に日本がなすべきこととは
台湾有事が拡大し日本国内の米軍基地が攻撃された場合、アメリカはどのような動きをするのか。日本のために中国との全面戦争に踏み切るのか、中国をなだめ時間稼ぎをするのか、はたまた日本を切り捨てるのか……。「台湾有事の取り扱い方を間違えると、アメリカは19世紀から営々として築いてきた西太平洋の勢力圏を失うリスクがある」と哲学者の内田樹氏は語る。同氏と政治学者・白井聡氏の新著『新しい戦前 この国の“いま”を読み解く』(朝日新書)では、各国の主導権争いと台湾有事におけるアメリカの対応を議論した。同著から一部を抜粋、再編集し、紹介する。
朝日新聞出版の本新しい戦前
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パートナーがいなくてもいい 日本で進む「結婚の不要化」 結婚の理由は収入と世間体
山田昌弘 山田昌弘
パートナーがいなくてもいい 日本で進む「結婚の不要化」 結婚の理由は収入と世間体
「近代社会においては、生活の安定と親密性に関して、家族に代わり得るものはない」。そう話すのは、家族社会学者である山田昌弘氏だ。近代的結婚は、親密性と経済生活という二つの要素が一致していることを前提に組み立てられている。しかし、経済が不安定になり、個人化が進むなど、さまざまな理由でその近代的結婚は崩壊しつつある。結婚の必要性が薄まるなかで、日本は欧米と異なる「結婚不要社会」が形成されているという。山田氏の著書『結婚不要社会』(朝日新書)から一部を抜粋、再編集し紹介する。
朝日新聞出版の本結婚不要社会結婚離婚
dot. 9/7
この話題を考える
大谷翔平 その先へ

大谷翔平 その先へ

米プロスポーツ史上最高額での契約でロサンゼルス・ドジャースへ入団。米野球界初となるホームラン50本、50盗塁の「50-50」達成。そしてワールドシリーズ優勝。今季まさに頂点を極めた大谷翔平が次に見据えるものは――。AERAとAERAdot.はAERA増刊「大谷翔平2024完全版 ワールドシリーズ頂点への道」[特別報道記録集](11月7日発売)やAERA 2024年11月18日号(11月11日発売)で大谷翔平を特集しています。

大谷翔平2024
アメリカ大統領選挙2024

アメリカ大統領選挙2024

共和党のトランプ前大統領(78)と民主党のハリス副大統領(60)が激突した米大統領選。現地時間11月5日に投開票が行われ、トランプ氏が勝利宣言した。2024年夏の「確トラ」ムードからハリス氏の登場など、これまでの大統領選の動きを振り返り、今後アメリカはどこへゆくのか、日本、世界はどうなっていくのかを特集します。

米大統領選2024
本にひたる

本にひたる

暑かった夏が過ぎ、ようやく涼しくなってきました。木々が色づき深まる秋。本を手にしたくなる季節の到来です。AERA11月11日号は、読書好きの著名人がおすすめする「この秋読みたい本」を一挙に紹介するほか、ノーベル文学賞を受賞した韓国のハン・ガンさんら「海を渡る女性作家たち」を追った記事、本のタイトルをめぐる物語まで“読書の秋#にぴったりな企画が盛りだくさんな1冊です。

自分を創る本
秀吉の備中高松城の水攻め、画期的な戦略だったのか 考古学・地理学的手法で再検討
秀吉の備中高松城の水攻め、画期的な戦略だったのか 考古学・地理学的手法で再検討
城を攻める方法はさまざまだが、羽柴(豊臣)秀吉が何度も採用したのが水攻めだ。水攻めとは、城の周囲に堤防を築き、川の水を流し込むことで城を水没させる戦術。備中高松城の攻略でも用いられた水攻めは、通説では画期的な戦略とされてきた。では、考古学・地理学的手法を用いた研究ではどのような見解が示されているのか。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三人の天下人の攻城戦を解説した、朝日新書『天下人の攻城戦 15の城攻めに見る信長・秀吉・家康の智略』(第八章 著:光成準治)から一部を抜粋、再編集して紹介する。
朝日新聞出版の本天下人の攻城戦
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欧米で「不倫叩き」がないワケ 他人の「不倫」が気になるのは、愛情を追求していない結婚のせいか
山田昌弘 山田昌弘
欧米で「不倫叩き」がないワケ 他人の「不倫」が気になるのは、愛情を追求していない結婚のせいか
たびたび著名人の不倫がスクープされ、世間がにぎわう日本。しかし、欧米で不倫が糾弾されることは少ないという。その背景にある結婚に対する認識の違いを、家族社会学者である山田昌弘氏の著書『結婚不要社会』(朝日新書)から一部を抜粋、再編集し紹介する。
朝日新聞出版の本結婚不要社会結婚
dot. 9/6
農水省「3食イモを食え」 食料問題に手を付けず軍備ばかり拡大されていく日本の不自然さ
内田樹 内田樹
農水省「3食イモを食え」 食料問題に手を付けず軍備ばかり拡大されていく日本の不自然さ
日本の食料自給率は38%と言われているが、種や肥料の海外依存度から厳密に見ていくと、10%に届かないと東京大学大学院農学生命科学研究科教授の鈴木宣弘氏は自身の著書で示している。経済的に見ても中国と戦争ができるわけないと考えられるが、「起こるはずのない戦争が起きたというのが歴史の現実」と政治学者の白井聡氏は警鐘を鳴らす。同氏と哲学者の内田樹氏との新著『新しい戦前 この国の“いま”を読み解く』(朝日新書)から一部を抜粋、再編集し、戦争に備えているふりをする日本について対談形式で紹介する。
朝日新聞出版の本新しい戦前
dot. 9/6
日本の「告白文化」はいかにして生まれたのか かつて存在した大量の「自然な出会い」とは
山田昌弘 山田昌弘
日本の「告白文化」はいかにして生まれたのか かつて存在した大量の「自然な出会い」とは
恋人を作ったり、結婚したりするには告白をするのが自然な流れ。しかし、この告白は戦後から高度成長期までは、ほとんどの人が結婚する「皆婚社会」が生んだ現象だという。なぜ日本に告白文化ができたのか。家族社会学者である山田昌弘氏の著書『結婚不要社会』(朝日新新書)から一部を抜粋、再編集し紹介する。
朝日新聞出版の本結婚不要社会結婚
dot. 9/5
秀吉が水攻めした備中高松城はどんな城だったのか 文献からたどる当時の地形と縄張り
秀吉が水攻めした備中高松城はどんな城だったのか 文献からたどる当時の地形と縄張り
数多くの城攻めで功績を残した豊臣秀吉が得意とした水攻め。なかでも、「日本三大水攻め」の一つとして知られるのが、備中高松城の戦いだ。その舞台となった備中高松城はどのような立地、構造だったのか。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三人の天下人の攻城戦を解説した、朝日新書『天下人の攻城戦 15の城攻めに見る信長・秀吉・家康の智略』(第八章 著:光成準治)から一部を抜粋、再編集して紹介する。
朝日新聞出版の本天下人の攻城戦
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結婚で「いまよりも、親よりも、よい生活」 高度成長期に「皆婚社会」ができたわけ
山田昌弘 山田昌弘
結婚で「いまよりも、親よりも、よい生活」 高度成長期に「皆婚社会」ができたわけ
生涯未婚率が上がり、婚活に励む人も珍しくない昨今。しかし、今では考えられないが、誰もが結婚できた時代が日本にはあった。いったい、なぜなのか。家族社会学者である山田昌弘氏の著書『結婚不要社会』(朝日新書)から一部を抜粋、再編集し紹介する。
朝日新聞出版の本結婚結婚不要社会
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