共通テスト「記述式」見送り後の出題方針の発表「遅すぎる」 主体性評価にも疑問
1月29日、「国語・数学記述式問題」見送り後の出題方針がようやく発表された。昨年12月、「英語民間試験」に続き、導入が見送られてから1カ月以上が経つ。国語、数学とも記述式部分を抜き、プレテストで提示した出題方針を踏襲する。2本柱が土壇場で見送られるという、共通テストの失敗の原因は何だったのか。3本目の柱といわれる「主体性評価」にも疑問の声が上がる。AERA2020年2月3日号で、東京大学名誉教授の南風原朝和さん(テスト理論)、京都工芸繊維大学教授の羽藤由美さん(英語スピーキング)、日本大学教授の紅野謙介さん(国語教育)の3人の専門家が分析する。
AERA
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