川口穣 心臓移植件数年間100件超え 移植経験者の運動や妊娠・出産……引き継がれた命をどう全うするか 臓器移植法ができて四半世紀経ち、移植件数も増えている。移植医療は「移植後の生活をどう歩むか」という新たなフェーズに入っている。AERA 2024年11月18日号より。 心臓移植経験者 11/13
ブレイディみかこ 「英国で緊縮の終焉を求める声 慎重な労働党政府の経済政策やいかに」ブレイディみかこ 英国在住の作家・コラムニスト、ブレイディみかこさんの「AERA」巻頭エッセイ「eyes」をお届けします。時事問題に、生活者の視点から切り込みます。 11/12
闇バイト強盗は「素人くさい」が凶悪すぎる 「トクリュウ」から身を守るカギは「逃げる時間をどう稼ぐか」 「匿名・流動型犯罪グループ」、トクリュウによる強盗事件が相次いでいる。特筆すべきは「トクリュウ型」犯罪の凶悪さだ。先月、セキュリティー会社への相談が前年の40倍以上にも急増した。どうすれば凶悪犯罪から家と家族を守れるのか。 闇バイト強盗トクリュウ 11/12
永井貴子 皇后雅子さま「華麗なるティアラのルール」 なぜ大統領を招いた宮中晩餐会で、宝冠は輝かなかったのか 米国の大統領選は、共和党のドナルド・トランプ前大統領が勝利し、第47代大統領に就任することになった。トランプ氏は2019年5月、令和に入って最初の国賓として来日。皇居での宮中晩餐会に招かれ、皇后雅子さまとメラニア夫人という「皇后」と「ファースト・レディ」の白いドレスの競演が注目を集めた。このときの雅子さまは、晩餐会では着用されるティアラを着けていなかった。なぜティアラが、皇后や女性皇族の顔の上で輝かなかったのか。 雅子さま愛子さまティアラトランプ皇室 11/12
今西憲之 女児狙う犯行繰り返した勝田容疑者に「なぜ今ごろ」の思い 動き出した17年前の小2女児殺害事件 2007年10月に兵庫県加古川市で小学2年の鵜瀬柚希ちゃん(当時7)が殺害され、未解決だった事件が、17年たって動き出そうとしている。だが、なぜ今なのか。初動捜査に問題はなかったのか。 殺人事件 11/12
「石破さんは足利将軍みたいなもの」 元自民党事務局長が語る今後の政局の行方 首相指名選挙が終われば、自民・公明の与党と国民民主党の政策協議が本格化しそうだ。不確実性が増す政治状況で、石破政権はこの難局をどう進むのか。長年、自民党本部の職員として選挙対策を担い、政権交代も経験した元党事務局長の久米晃さんに聞いた。AERA 2024年11月18日号より。 石破茂 11/12
古賀茂明 自民党の命綱「企業・団体献金」の廃止に抵抗する国民民主・玉木代表を信じるな! 石破首相は今こそ「政界再編」を決断すべき 古賀茂明 先週配信の本コラムの最後に、共同通信の世論調査で望ましい政権の枠組みについての質問をしたところ、「立憲民主党を中心とした多くの野党による政権」が24.6%、「自公に日本維新の会などを加えた政権」が19.3%、「自公の少数与党政権」が18.1%だったのに対して、「政界再編による新たな枠組み」が31.5%と最多だったことを紹介した。 古賀茂明国民民主党玉木雄一郎 11/12
ガザでの医療活動 大量の負傷者搬送と病院側のシステム不全で処置を受けた患者が放置されるカオス 昨年10月7日、イスラム組織ハマスによる攻撃への報復として、イスラエルによるパレスチナ・ガザ地区への攻撃が始まって1年。いまも攻撃は続き、これまでに4万人を超える犠牲者が出ている。さらに、食糧不足や衛生面の悪化など人びとの生活状況は深刻だ。昨年10月の攻撃後に届いた派遣要請に応じ、11~12月にガザに入った国境なき医師団(MSF)日本の会長で救急医・麻酔科医の中嶋優子さんは、帰任後も取材や講演等で現地の状況を証言し、停戦を訴え続けている。当時の日記をもとに、全10回の連載で現地の状況を伝える。 ガザ国境なき医師団 11/11
内々定でも福利厚生が使える企業急増中 ホテル宿泊、飛行機代割引…専門家が指摘する「入社後の危険性」とは 人材確保のための競争が激しさを増す企業の採用活動。「手厚い住宅補助」「若手でも管理職になれる」など、さまざまな“特典”で学生の足を向けさせようと必死だ。そんななか、今話題となっているのは「内々定でも福利厚生が使える」企業だという。まだその企業にいくかどうかもわからない段階で福利厚生が利用できる仕組みとは。最前線の就活事情を取材した。 内定福利厚生 11/11
多賀幹子 トランプ前大統領の返り咲きでメーガンさんのアメリカ生活にさらなる暗雲か 2020年1月に英王室離脱を発表し、カナダを経てアメリカへ移住したヘンリー王子(40)とメーガンさん(43)。以降、慈善団体のイベントや外国訪問など、常に行動をともにしてきた。一緒にオプラ・ウィンフリー氏のインタビューを受け、ネットフリックスのドキュメンタリー「ハリー&メーガン」にも出演。当初、アメリカの人たちは、メーガンさんが英王室で差別やいじめにあったことに同情を寄せ、王室離脱は勇気ある行動としてとらえていた。 英王室メ―ガンさん 11/10
米倉昭仁 「青春18きっぷ」改定で「鉄道旅」はすたれゆくのか 鉄道ファンの悲鳴に専門家は「ビジネスモデルの限界」を指摘 全国のJR普通・快速列車が乗り放題になる「青春18きっぷ」が大幅に改定された。利用者からは「改悪だ」という不満の声が上がる。鉄道経営の専門家は「利用者とJRの思惑が離れてしまった」と指摘する。 青春18きっぷ鉄道旅 11/10
永井貴子 トランプ氏が再び大統領に 「天皇の娘」愛子さまとの昼食会やお茶会で対面する可能性は? 米国の大統領選は、共和党のドナルド・トランプ前大統領が民主党のハリス副大統領に勝利し、第47代大統領に就任することが確実になった。トランプ氏といえば大統領として2度来日し、令和に入って最初の国賓として、皇居での宮中晩餐会にも招かれている。今後、3度目の来日が実現した際は、天皇、皇后陛下の長女、愛子さまと昼食会やお茶会などで対面する機会も出てきそうだ。 愛子さまトランプ皇室 11/9
太田裕子 愛子さまのそばでいつもニコニコの天皇陛下 「注意されても嬉しい」笑顔に見える絆 天皇、皇后両陛下の長女、愛子さまは、10月11日に佐賀県を訪問し、初の単独地方公務に臨み、30日には秋の園遊会、11月5日には文化勲章の受章者を招いた皇居での「茶会」に初めて出席された。4月に社会人となり、お出ましや公務が増える愛子さまだが、そばで見守る天皇陛下はいつもにこやかな笑顔だ。そこには、娘の成長を喜ぶ父の顔があった。 愛子さま天皇陛下皇室 11/9
「またトラ」で分断深刻化 トランプ氏が激戦州全て制する圧勝 現地で何が起きたのか 事前に「大接戦」と伝えられていた米大統領選挙でトランプ氏が圧勝した。現地で何が起きたのか。激戦州を取材した在米ジャーナリストが報告する。AERA 2024年11月18日号から。 米大統領選2024 11/9
「トランプは人を惹きつける力がずば抜けている」 福音派の黒人牧師が「秩序の神」とあがめるトランプ氏の魅力とは ドナルド・トランプ前大統領の圧勝に終わったアメリカ大統領選。日本でも米国でも主流メディアは、トランプ氏への評価は決して高くなかったが、なぜ米国民にはこれほど人気があるのか。東海岸のバージニア州リッチモンドで、2015年からトランプ氏の選挙運動にかかわっているニューライフハーベスト教会のレオン・ベンジャミン牧師(福音派)にトランプ氏の魅力を聞いた。(以下、敬称略) 米大統領選2024 11/9
野村昌二 政治家・石破茂を形づくった「二人の父」 「保守リベラル」路線いかにして築かれたか 自然豊かな鳥取の田舎で育った石破茂氏。「保守リベラル」の立場を持つが、政治家・石破茂を形づくった背景には「二人の父」がいた。10月27日の衆院選で自民党は大敗を喫し、石破氏の責任も問われる。政治の信頼回復には何が必要か。AERA 2024年11月11日号より。 石破茂 11/9
北原みのり 元検事正「これでお前も俺の女だ」「表沙汰にすれば自死」 女性をレイプする上司を守る「組織」の闇 北原みのり 作家・北原みのりさんの連載「おんなの話はありがたい」。今回は大阪地検で起こった性暴力事件の初公判について。 11/8