
週刊朝日






打線が絶好調の巨人 泣き所は絶対的支柱なき救援陣
5年ぶりのリーグ優勝を狙う巨人が上々のスタートを切った。21日の阪神戦(甲子園)で今季2度目の同一カード3連勝を飾り、貯金を今季最多タイの5に。テレビ関係者は、こう分析する。 「原監督の人心掌握術が非常にうまいと思います。トラブルメーカーと呼ばれていたアレックス・ゲレーロも今年は生き生きとやっている。新外国人のクリスチャン・ビヤヌエバもオープン戦は打率・195、1本塁打と調子が上がらず開幕は2軍スタートでしたが、目の色を変えてチャンスを生かして今は3番に座っています。丸も加入しましたし、打線の破壊力はリーグ屈指ですね」 今季の巨人打線で際立つのは長打力だ。チーム計29本塁打はリーグトップ。不動の4番になりつつある岡本和真はリーグトップタイの7本塁打、坂本勇人、丸佳浩が5本塁打、ゲレーロ、ビヤヌエバが3本塁打と一発攻勢で相手を圧倒する。