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日本のGDPは世界13位から27位に転落 「先進国のグループから転落しかねない」
日本のGDPは世界13位から27位に転落 「先進国のグループから転落しかねない」 日本の国際的地位が低下している。2012年には日本はG7の中で上位グループだったが、いまや最下位に転落した。経済学者の野口悠紀雄氏は、「いまの状態が続けば、日本は、先進国の地位を失う可能性が強い」と指摘する。『プア・ジャパン 気がつけば「貧困大国」』(朝日新書)から一部を抜粋、再編集して解説する。
「生産性」が上昇しないから賃金が上がらない なぜ日本経済の生産性は伸びないのか
「生産性」が上昇しないから賃金が上がらない なぜ日本経済の生産性は伸びないのか 日本経済は長きにわたり低迷し、賃金上げが最大の問題になっている。賃金が上がらない要因として、「生産性が低さ」がしばしば指摘されるが、そもそも生産性とは何か、なぜ上昇しないのか。どうすれば生産性を高められるのか。経済学者の野口悠紀雄氏の著者、『プア・ジャパン 気がつけば「貧困大国」』(朝日新書)から一部を抜粋、再編集して解説する。
2023年春闘、大企業で満額回答が相次いでも 恒常的な賃上げには結びつかない理由
2023年春闘、大企業で満額回答が相次いでも 恒常的な賃上げには結びつかない理由 賃金水準が30年間ほぼ変わらない日本。物価が上昇しているのに、賃金はそれに見合って上がらず、家計に重い負担がのしかかる。だが2023年の春闘では、大手企業で大幅な賃金引き上げが相次いだ。今後も上昇していくのか。経済学者の野口悠紀雄氏の著書、『プア・ジャパン 気がつけば「貧困大国」』(朝日新書)から一部を抜粋、再編集して解説する。

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山崎元「あなたは(その投資で)バカのコストをこれだけ取られるよ」ってどうかな
山崎元「あなたは(その投資で)バカのコストをこれだけ取られるよ」ってどうかな 忖度なしに経済、資産運用に関し「本当のこと」を言う、経済評論家の山崎 元さんが、新NISAやご自身の病気について、遠慮ゼロで語った。アエラ増刊「AERA Money 2023秋冬号」のインタビュー6ページから抜粋してお届けする。
「インボイス導入は消費税率引き上げの布石」と税の専門家 潤うのは輸出企業ばかり
「インボイス導入は消費税率引き上げの布石」と税の専門家 潤うのは輸出企業ばかり 10月1日に導入予定のインボイス(適格請求書)制度に対し、中小・零細企業や個人事業主らの不安が高まっている。対応次第で新たに納税の義務が生じたり、取引相手から取引を打ち切られたりする恐れがあるためだ。元静岡大教授で税理士の湖東京至さんは「企業や消費者に何のメリットもない」として、導入の中止を訴えている。

特集special feature

    「二重課税」批判はなぜ収まらない? 行政の「理屈」を消費者政策の専門家が読み解く
    「二重課税」批判はなぜ収まらない? 行政の「理屈」を消費者政策の専門家が読み解く ガソリン価格の高騰が続き、消費者の目が向けられているのが「二重課税」の問題だ。ガソリンは、本体価格だけでなく、ガソリン税に消費税がさらに課せられる仕組みだ。そのため家計の負担をより重くしているように映る。消費者政策や関連の法制度に詳しい日本女子大の細川幸一教授は「モノにかかる課税のあり方全体を見直すべきだ」と訴える。
    感じのいい人の会話に「何度も出てくる言葉」って何?
    感じのいい人の会話に「何度も出てくる言葉」って何? 職場で困っている人を見かけても、「おせっかいだったらどうしよう…」と躊躇したり、「たぶん大丈夫だろう…!」と自分に言い訳したり……。 気づかいをするときには、つい「心の壁」が現れてしまい、なかなか一歩が踏み出せないことが、あなたにもあるのではないでしょうか? この連載では、「顧客ロイヤルティ(お客さまとの信頼関係づくり)」をベースに、ビジネスセミナーへの登壇やコミュニケーションスキルの研修講師を通して、全国200社・2万人以上のビジネスパーソンに向けて教えてきた『気づかいの壁』の著者、川原礼子さんが、「気がつくだけの人」で終わらず、「気がきく人」に変われる、とっておきのコツをご紹介します。
    生成AIに「奪ってほしい仕事」と「そうでない仕事」 人間に向く仕事は何が違うのか
    生成AIに「奪ってほしい仕事」と「そうでない仕事」 人間に向く仕事は何が違うのか OpenAI社のChatGPTが公開されて以来、生成AIに注目が集まっている。それまで知られていたAIと違い、文章のみならず、さまざまなコンテンツを作り出す機能をもっている。あたかも人間の代わりに何でもできて、人間にとって代わられるのではないか、という意見も聞く。しかしITジャーナリストの西田宗千佳氏は「生成AIが得意とする領域と、人間が得意とする領域は結構異なっている」という。生成AIとは何なのか、西田氏の新著『生成AIの核心 「新しい知」といかに向き合うか』(NHK出版新書)から一部抜粋して解説する。

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