「世界を変えたすごい数式」に関する記事一覧

AIや自動運転など技術の「ブラックボックス化」は危険? 必要なのは数式を解く力ではなく“数式読解力”
AIや自動運転など技術の「ブラックボックス化」は危険? 必要なのは数式を解く力ではなく“数式読解力”

数学嫌いのビジネスパーソンにこそ「数式のすごいパワー」を知ってほしいと話すのは、『東大・京大生が基礎として学ぶ 世界を変えたすごい数式』の著者で、大手金融機関でクオンツ(金融工学や統計学などの数式を駆使して金融市場の分析や予測を行う専門家)や、データサイエンティストとして働く冨島佑允さん。Chat-GPTなどのAIや車の自動運転、メタバースなど、技術の源となる「数式」を読み解く力は、ビジネスの現場では今後、必須能力となると考えられます。そこで鍵となるのが、冨島さんが提唱する「数式読解力」です。数式を物語的に“読む”とはどういうことなのか? お話を伺いました。

dot.
これがなければ自動運転車は超危険! GPSを脇役にしたベイズ統計学とは
冨島佑允 冨島佑允
これがなければ自動運転車は超危険! GPSを脇役にしたベイズ統計学とは
近年、ビジネスのさまざまなシーンで統計学が使われるようになった。特に、人工知能の分野で注目されているのが「ベイズ統計学」だ。これは18世紀にイギリスの牧師トーマス・ベイズによって作られた統計学だが、なかなか応用される機会がなく、21世紀になりコンピューターの発展と共に一気に実用化が進んだ。インターネットの検索エンジンや迷惑メールフィルタ、AIによる自動運転、お客さんが商品を買う確率の予測、がん検査など、多くの分野で応用されている。冨島佑允氏の新著『東大・京大生が基礎として学ぶ 世界を変えたすごい数式』(朝日新聞出版)では、この「ベイズ統計学」について記されている。一部を抜粋、再編集し、紹介する。
冨島佑允世界を変えたすごい数式自動運転
dot. 12/2
“キリストの復活”が起きる確率は 奇跡を立証するために牧師が導き出した「ベイズ統計学」
冨島佑允 冨島佑允
“キリストの復活”が起きる確率は 奇跡を立証するために牧師が導き出した「ベイズ統計学」
AIが車を運転する時代になった。自動運転のAIに使用されているのが「ベイズ統計学だ」。この理論は「“キリストの復活”が起きた確率は低い」と書かれた本を読み怒ったベイズ牧師が、奇跡を立証するために考え出したものだ。メガバンクでクオンツ(金融に関する数理分析の専門職)として信用デリバティブや日本国債・日本株の運用を担当し、ニューヨークのヘッジファンドを経て、保険会社の運用部門に勤務している冨島佑允氏の新著『東大・京大生が基礎として学ぶ 世界を変えたすごい数式』(朝日新聞出版)では、自動運転のAIやインターネットの検索にも使われる、いまやなくてはならない「ベイズ統計学」の成り立ちと注目されている理由について述べられている。一部を抜粋、再編集し、紹介する。
冨島佑允世界を変えたすごい数式自動運転
dot. 11/25
なぜ人は「損切り」ができないのか 人間の不合理さの中にある法則“プロスペクト理論”
冨島佑允 冨島佑允
なぜ人は「損切り」ができないのか 人間の不合理さの中にある法則“プロスペクト理論”
従来の経済学では、「人間はいつも合理的で経済的に見て自分にとって有利な判断を行うことができる」とされていた。ところが、1990年代以降に急速に発展してきた行動経済学によると、「人間はだれしも、進んで損したいとは思っていないが、客観的に見れば損な行動をとってしまう」ということが分かってきた。冨島佑允氏の新著『東大・京大生が基礎として学ぶ 世界を変えたすごい数式』(朝日新聞出版)から一部を抜粋、再編集し、人間が損を避けるために、リスクを取ってしまう心理の法則“プロスペクト理論”を紹介する。
冨島佑允世界を変えたすごい数式生成AI
dot. 11/18
生成AIはなぜ言葉を理解できるのか? コンピューターが単語の意味を理解する基礎はこれだ
冨島佑允 冨島佑允
生成AIはなぜ言葉を理解できるのか? コンピューターが単語の意味を理解する基礎はこれだ
人工知能が人間の知能を超える「シンギュラリティ(特異点)」が2045年あたりに訪れる。1950年代から人工知能の研究は始まっていたが、近年人間の脳をまねた“ニューラルネットワーク”が普及したことで急速に発展した。“ニューラルネットワーク“は、「シナプスを通したニューロン同士の電気信号のやりとり」と同じ仕組みで、学習を行う。すでに顔認証やGoogle翻訳など、さまざまな分野で実用化されている。保険会社でクオンツ(数学や人工知能を株式投資などに使ってお金をかせぐ仕事)を担当している冨島佑允氏の新著『東大・京大生が基礎として学ぶ 世界を変えたすごい数式』(朝日新聞出版)には、人工知能が人間の言語を扱えるようになるまでの技術者による創意工夫が記されている。一部を抜粋、再編集し、紹介する。
世界を変えたすごい数式生成AI
dot. 11/11
人々の行動を変える“数式”の力 「儲けたい」に応える数式「利益÷株主資本」の秘密とは
冨島佑允 冨島佑允
人々の行動を変える“数式”の力 「儲けたい」に応える数式「利益÷株主資本」の秘密とは
世の中の発展や目新しいものには、“数式”が関わっていることがとても多い。AI、アート、太陽光発電、お金の運用、宇宙など分野はさまざまだ。「数式は創造性の源泉で、そこから何かを生み出せるのは数式読解力を持った人間だ」と冨島佑允氏は言う。同氏の新著『東大・京大生が基礎として学ぶ 世界を変えたすごい数式』(朝日新聞出版)には、“数式”から物事が創造される「創造のサイクル」の一例について書かれている。一部を抜粋、再編集し、紹介する。
世界を変えたすごい数式
dot. 11/3
この話題を考える
2025年問題と終活

2025年問題と終活

【AERA2024年12月23日号(12月16日発売)】 団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となることで起こる「2025年問題」。「社会保障費の増大」「医療に関わる人材の不足」「労働力不足の深刻化」の3つが大きな問題になってくると言われています。その子どもである団塊ジュニア世代にとっては、親の介護や自身の老後について否応なしに直面させられることに。よりよい後半生のために、不安なく将来を迎える術を考えます。

2025年問題と終活
拡大するVTuber市場

拡大するVTuber市場

【AERA2024年12月16日増大号(12月9日発売)】 YouTubeなどのプラットフォーム上で、2Dや3Dのアバターを使って動画を配信する「VTuber」。 2016年の誕生以来、右肩上がりで拡大し、2023年度は国内市場規模800億円にまで成長。いまやエンタメ界をリードする存在になりつつあります。 グローバルな展開も加速するVTuberの最前線をお届けします!

VTuber市場
女性×働く 第7シリーズ

女性×働く 第7シリーズ

女性×働く 第7シリーズのテーマは「受験」です

女性特集⑦
1
カテゴリから探す
ニュース
「サブスク・定期購入」やめられない問題 解約電話がつながらないときにすべきこと
「サブスク・定期購入」やめられない問題 解約電話がつながらないときにすべきこと
サブスク
AERA 7時間前
教育
〈きょういくらかわかる金?出演〉ギャル曽根に聞く、ママ友づきあい「子ども同士でトラブル」が起きたときの“ギャル曽根流”解決方法とは?
〈きょういくらかわかる金?出演〉ギャル曽根に聞く、ママ友づきあい「子ども同士でトラブル」が起きたときの“ギャル曽根流”解決方法とは?
ギャル曽根
AERA with Kids+ 4時間前
エンタメ
松下洸平、念願だった吉高由里子との対談がついに実現 「この人のためにがんばろうと思わせるんですよ、吉高さんは」〈放課後カルテ 最終回きょう〉
松下洸平、念願だった吉高由里子との対談がついに実現 「この人のためにがんばろうと思わせるんですよ、吉高さんは」〈放課後カルテ 最終回きょう〉
松下洸平
AERA 2時間前
スポーツ
侍ジャパンは井端監督でWBCを勝てるのか プレミア12で露呈、本番へ向け“気になる点”
侍ジャパンは井端監督でWBCを勝てるのか プレミア12で露呈、本番へ向け“気になる点”
侍ジャパン
dot. 6時間前
ヘルス
東大元教授・90歳現役医師「高齢者診療で最初にやることは減薬」 家族に説明が難しい多剤処方
東大元教授・90歳現役医師「高齢者診療で最初にやることは減薬」 家族に説明が難しい多剤処方
ほったらかし快老術
dot. 12時間前
ビジネス
暴落時の最大損失は?「S&P500と全世界株式ほぼ100年検証」世界大恐慌、石油ショック、ブラックマンデー…
暴落時の最大損失は?「S&P500と全世界株式ほぼ100年検証」世界大恐慌、石油ショック、ブラックマンデー…
AERA Money
AERA 6時間前