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沖縄差別の上になりたつ東京の平和な空 基地をめぐる沖縄と本土の温度差は無自覚で残酷
沖縄差別の上になりたつ東京の平和な空 基地をめぐる沖縄と本土の温度差は無自覚で残酷 2016年沖縄・高江の米軍ヘリパッド建設工事に反対する市民に向けられた、大阪府警警察官による「土人発言」。あのとき、大阪府・松井一郎知事(当時)は、機動隊を擁護し、差別的な暴言を容認するかのような姿勢を示した。さらに、古くは明治時代、第5回内国勧業博覧会で生身の人間を見世物として展示した「人類館事件」。ジャーナリストの安田浩一氏は、日本社会では連綿と沖縄への差別と蔑視が続いていると問題提起する。安田氏の新著『なぜ市民は"座り込む"のか――基地の島・沖縄の実像、戦争の記憶』(朝日新聞出版)から一部を抜粋、再編集し、紹介する。
「尊敬していた」消える“ジャニーズ”に複雑な思い 元ジュニアが見つめた会見
「尊敬していた」消える“ジャニーズ”に複雑な思い 元ジュニアが見つめた会見 故ジャニー喜多川氏による性加害問題をめぐり、ジャニーズ事務所の東山紀之社長らは2日、都内で記者会見し、社名変更や新会社の設立について発表した。日本の芸能界から消えることになる「ジャニーズ」。その発表を、かつてジャニーズ事務所で夢を追っていたメンバーや関係者たちは、複雑な思いで見つめていた。

この人と一緒に考える

「インボイス導入は消費税率引き上げの布石」と税の専門家 潤うのは輸出企業ばかり
「インボイス導入は消費税率引き上げの布石」と税の専門家 潤うのは輸出企業ばかり 10月1日に導入予定のインボイス(適格請求書)制度に対し、中小・零細企業や個人事業主らの不安が高まっている。対応次第で新たに納税の義務が生じたり、取引相手から取引を打ち切られたりする恐れがあるためだ。元静岡大教授で税理士の湖東京至さんは「企業や消費者に何のメリットもない」として、導入の中止を訴えている。
「Snow Manは中国で活動して」 ジャニーズ会見「中国」でも波紋…各局出演取りやめに現地ファンの悲痛
「Snow Manは中国で活動して」 ジャニーズ会見「中国」でも波紋…各局出演取りやめに現地ファンの悲痛 2日、ジャニー喜多川氏の性加害問題に揺れるジャニーズ事務所が2回目の会見を開いた。タレントのマネジメントなどを担当する新エージェント会社の設立や新たな社名などを発表した。一連の騒動は、多くのファンがいるお隣の中国でも関心が高い。今回の会見も、中国メディアはほぼ一斉に速報し、SNSでも「歴史が変わるのを目の当たりにした」「(新社名の)SMILE-UP.の発音はSMAPに似てるね」など多くの声が寄せられた。
阪神、広島、DeNAがドラフトで欲しいのは? 梅野&坂本に続く“正捕手候補”、菊池の“後釜”は
阪神、広島、DeNAがドラフトで欲しいのは? 梅野&坂本に続く“正捕手候補”、菊池の“後釜”は 今年のドラフト会議まであと1カ月を切った。ここからスカウト会議の機会も増え、候補選手を絞り込んでいくことになるが、各球団が狙うべき選手をチーム事情などから探ってみたいと思う。今回はセ・リーグAクラスの3球団だ(9月28日終了時点)。

特集special feature

    稲垣えみ子「便利になるのは絶対的に『いいね!』という常識 本当にそれは幸せなのか?」
    稲垣えみ子「便利になるのは絶対的に『いいね!』という常識 本当にそれは幸せなのか?」 元朝日新聞記者でアフロヘア-がトレードマークの稲垣えみ子さんが「AERA」で連載する「アフロ画報」をお届けします。50歳を過ぎ、思い切って早期退職。新たな生活へと飛び出した日々に起こる出来事から、人とのふれあい、思い出などをつづります。
    俳人・夏井いつきと青春映画で共演も? 奥田瑛二がほれ込んだ「正岡子規のダンディズム」
    俳人・夏井いつきと青春映画で共演も? 奥田瑛二がほれ込んだ「正岡子規のダンディズム」 過去に『男のダンディズム』(KKロングセラーズ)という著作を出版し、自らもダンディズムを追い求めている俳優の奥田瑛二さん。俳人としての顔も持つ奥田さんは、夏井いつきさんとの対談本『よもだ俳人子規の艶』(朝日新書)を刊行。そこでは正岡子規のダンディズムについて語った。本書から一部を抜粋、再編集し、紹介する。
    辺野古「封印」で争点ずらす選挙戦 ネットのデマにちりばめられた「プロ市民」なる文言
    辺野古「封印」で争点ずらす選挙戦 ネットのデマにちりばめられた「プロ市民」なる文言 国防のためとはいえ、基地に隣接する地域の住民だけが、米軍機関連事故のリスクを背負わなければいけないのか。社会の一部には「沖縄だから仕方がない」という差別意識があるのだろうと、ジャーナリストの安田浩一氏は考える。さらに、基地被害を主張する人を「プロ市民」だと吊し上げることで、沖縄に基地を押し付けた負の意識を合理化していると指摘。安田氏の新著『なぜ市民は"座り込む"のか――基地の島・沖縄の実像、戦争の記憶』(朝日新聞出版)から一部を抜粋、再編集し、紹介する。
    「通信教育だけの塾なし中学受験は可能?」と問う母に、プロが改めて語る受験塾のメリット・デメリット
    「通信教育だけの塾なし中学受験は可能?」と問う母に、プロが改めて語る受験塾のメリット・デメリット 「詰め込み」「偏差値」というイメージが強い中学受験。「受験のための勉強は子どもの将来に役に立つの?」「難易度より、子どもを伸ばしてくれる学校を選びたい」といった悩みを抱えている親御さんも増えています。思い切って「偏差値」というものさしから一度離れて、中学受験を考えてみては――。こう提案するのは、探究学習の第一人者である矢萩邦彦さんと、「きょうこ先生」としておなじみのプロ家庭教師・安浪京子さんです。今回は塾なし受験についてのご相談です。

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