芸能界を夢見た女性が暗殺犯に…「犯行時までテレビに出演していると信じていた」 金正男氏暗殺事件に迫る映画が公開
AERA華やかな世界を夢見る女性2人が暗殺犯に。事件を扱った映画を見終わっても謎は残る。なぜ北朝鮮は、こんな奇妙な計画を実行したのか──。AERA 2020年10月5日号では、暗殺事件に迫ったドキュメンタリー映画を取り上げた。* * * 2017年2月13日、マレーシアのクアラルンプール国際空港で起き...
華やかな世界を夢見る女性2人が暗殺犯に。事件を扱った映画を見終わっても謎は残る。なぜ北朝鮮は、こんな奇妙な計画を実行したのか──。AERA 2020年10月5日号では、暗殺事件に迫ったドキュメンタリー映画を取り上げた。* * * 2017年2月13日、マレーシアのクアラルンプール国際空港で起き...
2017年2月、マレーシアの空港で北朝鮮の最高指導者・金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長の長兄、金正男(キムジョンナム)氏が、顔に猛毒の神経剤VXを塗られて暗殺された。実行犯として逮捕されたのは、インドネシア人とベトナム人の若い女性。2人は見知らぬ男性の顔に「オイル」を塗って逃げるイタズラ動...
「女帝」の怒りが火を噴いた。北朝鮮は6月16日、2018年の韓国との首脳合意で北朝鮮側の開城(ケソン)に設置された南北共同連絡事務所を爆破した。 金正恩朝鮮労働党委員長を補佐する妹の金与正党第1副部長は、脱北者団体が体制批判のビラを散布したことに対し、脱北者を「人の価値もないクズ」などと激しく非難し...
「めぐみちゃんに一目会いたい」。そう強く信じ続けた父の思いは届かなかった。 拉致被害者・横田めぐみさんの父、滋さんが5日、87歳で亡くなった。1977年、めぐみさんが北朝鮮に拉致されてから43年。妻の早紀江さん(84)とともに拉致問題解決を訴える家族の会の初代代表を務めるなど中心的な存在だった。 2...
作家・北原みのり氏の連載「おんなの話はありがたい」。第一回は、話題の韓流ドラマ「愛の不時着」について。北原氏は「フェミドラマでもあるのだ」といいます。* * * 韓国の財閥女性がパラグライダーで竜巻に巻き込まれ北朝鮮に不時着してしまう。 そんな設定の韓流ドラマ「愛の不時着」熱が止まらない。Ne...
「重体説」や「死亡説」が取り沙汰された金正恩・朝鮮労働党委員長が健在だったことが明らかになり、米国の情報収集能力に疑問符が付いた。 北朝鮮メディアは5月2日、正恩氏は1日に北朝鮮西部の順川(スンチョン)で行われたリン酸肥料工場の竣工式に参加し、テープカットを行ったと報じた。4月11日の党中央委員会...
北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長の「重体説」が、国際社会で波紋を広げている。 最初に報じたのは、韓国の北朝鮮専門ニュースサイト「デイリーNK」だ。4月20日に北朝鮮の消息筋の話として「金正恩氏が12日、心臓血管の外科手術を受けた」と伝えた。続けて21日には、米CNNが米政府当局者からの情報として、...
重要だが、普段あまり目に触れることがないテーマを深く掘り下げて記録し続ける。キルギス、イラク、北朝鮮。ドキュメンタリー写真家の林典子さんが向かう先には、社会情勢や文化的背景に翻弄された人々がいる。だが、一目でわかるような写真にはあえて走らない。本質に近づくために対象に長期間密着し、あるがままの状態...
2020年から「新しい道」に進むと脅してきた北朝鮮。ぎりぎりの均衡を保っている 東アジアの情勢は、どう動くのか。朝鮮半島を中心に紛争危険地帯の状況を見た。AERA 2020年1月20日号で掲載された記事を紹介する。* * *「世界は遠からず、新たな戦略兵器を目撃することになる」 北朝鮮は1日、...
作家・北原みのり氏の週刊朝日連載「ニッポンスッポンポンNEO」。最近、彼女は北朝鮮を訪れたという。* * * この夏、朝鮮民主主義人民共和国を旅した。ジャーナリストの坂本洋子さんらが率いる「日朝友好女性訪朝団」に参加したのだ。1999年に故清水澄子議員が提唱した、両国の女性どうしの交流を深める...