『10年かかって地味ごはん。』(主婦の友社)
『10年かかって地味ごはん。』(主婦の友社)

『10年かかって地味ごはん。─料理ができなかったからこそ伝えられるコツがある─』(主婦の友社)和田明日香 1430円

 料理歴ゼロで結婚し、5人家族の食事を作る著者が、日々の料理を公開。

「和田さんはテレビでもおなじみで、本書も大好評。表紙はタイトルそのままの“地味”な茶色ですが、中はどうして、きらりと光る献立ばかり。『遠慮なしのよだれどり』『無計画なアボカド』など、愛嬌(あいきょう)のある名前が付けられていて、ずっと食べ続けられる、落ち着く味のレシピです」(同)

■ロングセラー

『世界一美味しい手抜きごはん』(KADOKAWA)
『世界一美味しい手抜きごはん』(KADOKAWA)

『世界一美味しい手抜きごはん 最速! やる気のいらない100レシピ』(KADOKAWA)はらぺこグリズリー 1430円

 第6回料理レシピ本大賞で大賞を受賞。誰にでも簡単に作れる一冊。

「2020年に一番売れたレシピ本で、引き続き絶好調。料理を作り慣れていない人でもほぼ3ステップで簡単においしい料理ができます。シンプルな工程が一つひとつ写真付きで紹介されていて、わかりやすい作り。コロナ禍の強い味方になってくれるはず」(同)

『志麻さんのベストおかず いつもの食材が三ツ星級のおいしさに』(扶桑社)タサン志麻 1100円

 フレンチレストランに15年勤務後、家政婦になった著者の、シンプルでおいしい料理を紹介。

「伝説の家政婦・志麻さんのロングセラーで定番書。いつもの食材と基本の道具だけで作れるおかず類ですが、ちょっとした工夫で華やかになり、三つ星級の味に! 『冷蔵庫にあるもので』『1週間で食材を使いきり』など、テーマ別にレシピが載っています」(同)

(ライター・吉川明子)

週刊朝日  2021年12月10日号より抜粋

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