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「写真展」に関する記事一覧

カナダ・バンクーバーからアラスカ州へ 往復1万キロにもおよぶロードトリップ
カナダ・バンクーバーからアラスカ州へ 往復1万キロにもおよぶロードトリップ カナダ人の父と日本人の母を持つ野辺地さん。昨年8月、かつて暮らしたバンクーバーを出発し、家族との思い出の地、バンフやジャスパーを経由してアラスカ州・デナリ(旧マッキンリー、標高6190メートル)へ、車で旅をした。「久しぶりに燃えた、というか、撮影した枚数も多かった。道路に光が当たって奇麗だったので、車を停めて写真を撮ったら、その後に嵐が来て、さらに美しくなったり、動物が表れたり。ここもいい、あそこもいいと思いながら旅をした。そういうワクワク感がありました」。そんな野辺地さんの作品を紹介します。
スポーツ写真は「ブレて」もいい 写真家・高須力があえて“遅い”シャッター速度で撮る理由
スポーツ写真は「ブレて」もいい 写真家・高須力があえて“遅い”シャッター速度で撮る理由 *   *   *  スポーツ写真へのほめ言葉として、よく「この写真は躍動感がある」と言われる。しかし、そこに写る選手の動きは止まっている。なのに、人はなぜ「躍動感」を感じるのか、高須力さんは真剣に考えた。
スポーツのステージの大きさで勝負するのではなくて、どういうコンセプトで撮影するか
スポーツのステージの大きさで勝負するのではなくて、どういうコンセプトで撮影するか 「ぼくは行ける機会があるときにいろいろな現場に行くように心がけていて、そこで自分が撮りたいと思った瞬間を撮っている」と、スポーツ写真家の高須力さんは語る。若いときは「やっぱり『大きな祭りの舞台』に立たなければ」と思っていた。しかし、歳を重ねると、「ぼくがいなければ写真が残らないような現場っていうのも、意外といいな」と、思うようになった。そんな高須さんの作品を紹介します。
「人間でも植物でも、輝いている」そこに何か感じるからいい写真が撮れる、と語る写真家・野村誠一の作品
「人間でも植物でも、輝いている」そこに何か感じるからいい写真が撮れる、と語る写真家・野村誠一の作品 写真家・野村誠一さんはこう語る。「人間でも植物でも、輝いている。輝いて見えるっていうのは、それを見つける目があるから。道端の植物にもパッと、心惹かれる。そこに何か感じる。感じるものに対して目を向けていかなければ、やっぱりいい写真は撮れないと思うんです。かっこよく言っているけれど、本当にそうなんです」。そんな野村さんの作品を紹介します。

この人と一緒に考える

コロナ禍で亡くなった祖父母はなぜ故郷の種子島を離れなければならなかったのか 写真家・高重乃輔
コロナ禍で亡くなった祖父母はなぜ故郷の種子島を離れなければならなかったのか 写真家・高重乃輔 *   *   *  誰もが幸せな人生の終え方を望み、それを思い描くだろう。しかし、些細なことが原因で、想像だにしなかったかたちで亡くなることもある。写真家・高重乃輔さんの祖父母もそうだった。
鹿児島県・種子島を離れて福岡の都会で暮らすことになった高齢の祖父母
鹿児島県・種子島を離れて福岡の都会で暮らすことになった高齢の祖父母 写真家で孫の高重乃輔さんは、こう語る。「祖父母が都会に住むなんて想像できなかった。本当に島の人なんですよ。島と祖父母は切っても切れないような関係だと思っていたのに。そんなことがあるのか、って思いました」。高重さんは島を離れることになった2人を写したいと思った。そんな高重さんの作品を紹介します。
中国地方最後のストリップ劇場 「広島第一劇場」の踊り子たちの素顔
中国地方最後のストリップ劇場 「広島第一劇場」の踊り子たちの素顔 かつて、全国に400軒ちかいストリップ劇場があった。しかし、時代の変化や警察の摘発によって激減し、今では十数軒が残るのみである。昨年5月に閉館した「広島第一劇場」は中国地方最後のストリップ劇場だった。写真家・松田優さんは昭和の香りが染みついた劇場で踊る踊り子たちの姿に強く引かれた。「ミュージカルを見るのとはどこか違う、少し寂しさを感じさせる空間だった。そこで裸で踊っている姿を見ると、彼女たちの人生が思い浮かんだ」と言う。そんな松田さんの作品を紹介します。
暮らしの向こうに海が見える 写真家の孫と過ごす認知症の祖母
暮らしの向こうに海が見える 写真家の孫と過ごす認知症の祖母 写真家・中山優瞳さんは認知症の祖母の世話をしながらレンズを向けた。中山さんが子どものころ、祖母は厳しい人だと思っていた。ところが、写真を撮り始めると、これまでとは違う祖母の姿が見えてきた。「おばあちゃんとしゃべっていると、すごく小さな子と話している感じがします。昔は無邪気にピースポーズをしたりするような感じの人じゃなかった。そんなおばあちゃんの姿を見ると、今はハッピーなのかな、って、少し思います」。そんな中山さんの作品を紹介します。

特集special feature

    北京郊外の街、燕郊の「白血病村」で闘病生活を送る患者と家族たちの姿
    北京郊外の街、燕郊の「白血病村」で闘病生活を送る患者と家族たちの姿 地元の病院で「もう治らない、諦めた方がいい」と言われ、燕郊にやって来た白血病の患者と家族たち。この街には有名な血液病の専門病院「河北燕達陸道培醫院」があり、彼らにとって、最後の希望になっている。闘病生活は平均約5年。それを支えるため、病院の周辺には大勢の患者家族が住む地区がある。それが「白血病村」である。患者や家族の姿を3年にわたり追った中国人の写真家・鄒楠(すう・なん)さんの作品を紹介します。
    「不思議の国のアリス」「赤ずきん」「秘密の花園」――写真で表現した児童文学の世界
    「不思議の国のアリス」「赤ずきん」「秘密の花園」――写真で表現した児童文学の世界 「少女が好む物語や、少女に与えられる物語って、美しさや醜さを書いたものが多い。『美女と野獣』『かえるの王子』とか。そこにある美しさや醜さは見えるけれど、本質的に美しいものって何だろう、って思う」と、写真家・安珠さんは語る。作品「A girl philosophy-ある少女の哲学」は、誰もが知る児童文学「不思議の国のアリス」「赤ずきん」「秘密の花園」などをモチーフとしている。ある少女が目にし、心にとめた出来事について内省を深めていく過程を表現したという。そんな安珠さんの作品を紹介します。
    戦後の雰囲気が残る1984年の東京はこう変わった
    戦後の雰囲気が残る1984年の東京はこう変わった バブル経済のなかで東京が大きく変貌する前、戦後の雰囲気を残していた1984年、写真家・善本喜一郎さんは新宿や渋谷を中心に街を撮影した。それから約40年後、当時の撮影した写真と同じ場所から同じ方向にレンズを向けて再びシャッターを切った。そんな善本さんの作品を紹介します。
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