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「ロシア」に関する記事一覧

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ロシアを食い荒らす「オリガルヒ」が、ウクライナ侵攻後もプーチンを支え続ける理由
ロシアを食い荒らす「オリガルヒ」が、ウクライナ侵攻後もプーチンを支え続ける理由 ロシア軍のウクライナ侵攻に対する制裁措置として、日本政府は8日にロシアとベラルーシの政府関係者32名と12の団体に対する資産凍結の実施を発表した。欧米ではすでに新たな制裁対象をオリガルヒと呼ばれる新興財閥の有力者らにも拡大しており、アメリカのバイデン大統領は1日に行った一般教書演説の中でオリガルヒについても言及。「あなたたちが不正な手段によって得た利益を、われわれは取りに行くつもりだ」と厳しい言葉で語り、司法省傘下にオリガルヒ追及チームを設置することを発表した。オリガルヒ追及をめぐる動きは欧州連合(EU)でも活発化しており、議長国のフランスは9日にオリガルヒとロシアの高官に対する新たな制裁で合意に達したことを発表している。なぜビジネスパーソンであるはずのオリガルヒが一連の制裁で対象となっているのか。ロシアの社会や政治におけるオリガルヒの影響力とはどのようなものなのか。「少数による支配」を意味するギリシャ語が語源とされるオリガルヒについて、本稿では考えてみたい。(ジャーナリスト 仲野博文)
プーチン大統領の精神状態に異変はあるのか? 医師が語る「独裁政権」「為政者」心のリスク
プーチン大統領の精神状態に異変はあるのか? 医師が語る「独裁政権」「為政者」心のリスク ロシア軍によるウクライナへの侵攻が始まってから、約2週間が経過した。この間に原発への攻撃や小児病院への空爆など、想像の範ちゅうを超える出来事が次々と起きている。そんな中、気になるのはそうした軍事行動の決裁を担うプーチン大統領の精神状態だ。米紙ワシントン・ポストは、バイデン米政権が米情報機関に対し、プーチン大統領の精神分析を最優先課題として指示していると報じている。はたしてプーチン氏は、正常な判断ができる状態なのだろうか。精神科医に話を聞いた。
「第二次世界大戦」中の和平交渉から学ぶ ロシアとウクライナの“妥結点”
「第二次世界大戦」中の和平交渉から学ぶ ロシアとウクライナの“妥結点” ウクライナへのロシア軍侵攻で、欧州は第二次世界大戦以来の危機的な状況となっています。ヨーロッパの地域紛争の大本を探ると、ほとんどが第二次大戦に起因します。戦史・現代史研究家の山崎雅弘さんは近著『第二次世界大戦秘史』(朝日新書)で、独ソ英仏に翻弄された周辺国の視点で大戦の核心を多面的・重層的に描いています。今回のロシア・ウクライナ戦争について、山崎さんに歴史的な背景と構図を読み解いてもらいました。

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    「ウクライナに勝利を!」中国ネットユーザーの間で広まる「反プーチン」のなぜ
    「ウクライナに勝利を!」中国ネットユーザーの間で広まる「反プーチン」のなぜ ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から2週間以上が経過した。いまだ平和的な解決には程遠い情勢だが、ここに来て中国の出方に注目が集まっている。ともに強権国家で、中ロ関係の結束が固いことはよく知られているが、一方で中国にとってウクライナも友好国のひとつ。3月1日には、ウクライナ外相が中国の王毅外相と電話会談を行い、仲介を求めたことが明らかとなっている。
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