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米倉昭仁

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米倉昭仁の記事一覧

「異次元」の少子化対策に消費増税は不可避? 「国民はメニューの値段が知りたい」と専門家
「異次元」の少子化対策に消費増税は不可避? 「国民はメニューの値段が知りたい」と専門家 政府が強化する少子化対策の財源確保に向けた議論が活発化している。一時的にせよ、出生率が回復した北欧諸国やフランスは少子化対策に膨大な財政支出を行ってきた。一方、日本では1990年代から30年あまりにわたり対策が行われてきたが、目立った効果は上がっていない。それに対して岸田文雄首相は「異次元の少子化対策」を掲げたわけだが、先進事例と見劣りしないレベルの施策を行うには数兆円規模の予算が新たに必要となる。その財源はどこからねん出するのか、財政や税制が専門の慶應義塾大学経済学部の土居丈朗教授に聞いた。
同僚の育休で“まわりの人に一時金”の案に「それ、いいね!」 三井住友海上、背景に「産後うつ」のケア
同僚の育休で“まわりの人に一時金”の案に「それ、いいね!」 三井住友海上、背景に「産後うつ」のケア 「育休を取得した社員の同僚に最大10万円の一時金」。読売新聞オンラインが3月12日、三井住友海上火災保険が新設する「育休職場応援手当」に触れ、冒頭のように題した記事を配信すると、掲載された「Yahoo! ニュース」などで制度に賛同するコメントがあふれかえった。育休をとりやすい職場環境づくりの一環としての新制度だが、驚くべきことに、同社はたった数日でこれらの声を吸い上げ、制度内容を改善。この短期間で大きく動いたのだ。同社人事部部長の丸山剛弘さんに立案に至るまでの経緯と、社内での反応を聞いた。
賛同の嵐「育休で同僚に10万円」の三井住友海上 ネット記事の「至極真っ当」な書き込みで即改善も
賛同の嵐「育休で同僚に10万円」の三井住友海上 ネット記事の「至極真っ当」な書き込みで即改善も 育休をとりやすい職場環境づくりの一環として三井住友海上火災保険が新設する「育休職場応援手当」が大きな反響を呼んでいる。3月12日、読売新聞オンラインが「育休を取得した社員の同僚に最大10万円の一時金」と配信すると、掲載された「Yahoo!ニュース」や「NewsPicks」などに賛同するコメントが数多く書き込まれた。しかも、驚くべきことに、同社はたった数日でこれらの声を吸い上げ、制度内容を大きく改善したことがわかった。
男性育休の推進企業に潜む「とるだけ育休」 取得率100%なのに“取得日数わずか数日”驚きの実態
男性育休の推進企業に潜む「とるだけ育休」 取得率100%なのに“取得日数わずか数日”驚きの実態 昨年の出生数が80万人を割り込んだ衝撃を受け、少子化対策を巡る議論が国会で熱を帯びている。3月17日、岸田文雄首相は記者会見で、男性の育児休業の取得率の目標を2025年度に50%、30年度に85%に引き上げることを明らかにした。一方、4月1日から改正育児・介護休業法の施行により、従業員1千人を超える企業は、男性従業員の育休取得率を公表することが義務づけられる。それに先立ち、15日、「男性育休推進企業実態調査2022」の結果発表が厚生労働省で行われた。そこで繰り返し指摘されたのは育休取得率100%の企業でも取得日がわずか数日の「とるだけ育休」になっていることが少なくない実態だ。
「米銀行破綻は日本の地銀に連鎖する」の声は本当か? 大手行への影響可能性は「ゼロではない」と専門家
「米銀行破綻は日本の地銀に連鎖する」の声は本当か? 大手行への影響可能性は「ゼロではない」と専門家 3月10日に経営破綻(はたん)した米銀行、シリコンバレーバンク(SVB)はカリフォルニア州に拠点を置く「地方銀行(地銀)」だった。集めた預金で債券を購入し、利益を上げてきたものの、この1年ほどは含み損を抱え、苦しんでいた。一方、「SVBのビジネスモデルは日本の地銀と似ている」と、危機感をあおる報道も見受けられる。それは本当なのか、日本総合研究所調査部金融リサーチセンターの野村拓也主任研究員に聞いた。すると、意外な答えが返ってきた。
たった1日で「シリコンバレーバンク」を破綻させたSNSの破壊力 “預金全額保護”も不安が消えない理由
たった1日で「シリコンバレーバンク」を破綻させたSNSの破壊力 “預金全額保護”も不安が消えない理由 3月10日、米銀行シリコンバレーバンク(SVB)が経営破綻(はたん)した。同行の株価下落が始まってからわずか1日だった。これを受け、12日に米財務省などは「すべての預金者を保護する」旨のプレスリリースを公表し、週明け13日、バイデン大統領も「預金は全額を保護する」と演説した。それでも不安は消えず、預金を引き出そうとする人たちがSVBの前に長い列をつくった。「そこにSNS時代の銀行破綻の怖さがある」と日本総合研究所調査部金融リサーチセンターの野村拓也主任研究員は指摘する。

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