ニューヨークで「専業主夫」になった物理学者の子育てが話題 「哺乳瓶の洗浄で超伝導空洞を思い出す」ってなに?
日本加速器学会の学会誌で、「育児休業のすすめ:ニューヨークで専業主夫になった物理学者」という育休エッセーを発表し、ひそかに話題を呼んだ研究者がいる。高エネルギー加速器研究機構(高エネ研)に所属し、現在2歳半の娘を育てる久保毅幸さん。妻のニューヨーク(NY)勤務を機に、3年近くの育休をとり、家族で渡米した。NYでの過酷な育児の様子などを語った、異色の物理学者のインタビューを、ユーモアたっぷりなエッセーを抜粋(本文《 》の囲み)しながらお届けする。
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