田原総一朗「総裁選を前にたるみきった自民党に強い危機感」
週刊朝日安倍晋三首相の優勢との見方が強い自民党総裁選。ジャーナリストの田原総一朗氏は、自民党の劣化であると強く批判する。* * * 20日の自民党総裁選をめぐって、安倍晋三首相と石破茂元幹事長が、激しい一騎打ちを繰り広げている。 ただ、この一騎打ちがいまひとつ盛り上がらないのは、初めから決着がついてし...
安倍晋三首相の優勢との見方が強い自民党総裁選。ジャーナリストの田原総一朗氏は、自民党の劣化であると強く批判する。* * * 20日の自民党総裁選をめぐって、安倍晋三首相と石破茂元幹事長が、激しい一騎打ちを繰り広げている。 ただ、この一騎打ちがいまひとつ盛り上がらないのは、初めから決着がついてし...
20日の投開票に向けて、自民党総裁選で安倍晋三首相が憲法改正への意欲を繰り返し明らかにしている。10日の演説では、「憲法にしっかりと日本の平和と独立を守ることと自衛隊を書き込んで私たちの使命を果たしていこう」と訴え、当選すれば次の任期中に改憲を実現するための準備を始めるつもりだ。 一方、行政の長で...
自民党総裁選が7日告示され、3選を目指す総裁の安倍晋三首相(63)と、石破茂・元党幹事長が立候補を届け出た。20日の投開票に向け、一騎打ちの戦いが繰り広げられる。 一方、初の女性総理を目指す野田聖子総務相(58)や「ハト派」を自認する岸田文雄・党政調会長(61)は立候補を断念。これにより、政策論争...
各世論調査でリードする舛添陣営。自民党が主導する選挙戦は、種々の思惑含みとなっている。 まず選挙の組み立ては、自民党お得意の組織型となった。市区町村議の後援会をフル稼働させ、執行部は比例区選出の参院議員に、各種団体から推薦をもらうよう指示。また所属国会議員に、都内に住む100人以上の名簿の提出も命...
大阪府知事2期の実績を引っ提げ、先の参院選に自民党の比例候補として出馬したものの、最下位当選だった太田房江参院議員(62)。東大から通産官僚を経て、府知事まで経験した元エリートにとって、「最下位」は屈辱だったのだろう。早くも6年後の選挙を見据え、所属する自民党大阪府連に加え、愛知県連への入会も考え...
日本の防衛政策は民主党政権下で迷走した。北朝鮮の核実験、中国機の領空侵犯など難問が山積する中、その再建を任されたのは“無名のホープ”小野寺五典衆院議員(52)だ。週刊朝日が独占インタビューを敢行した。* * *――昨年の自民党総裁選で石原伸晃前幹事長を支持したので、今回、防衛相に起用されて驚い...
早くも未来の総理・総裁候補と期待される小泉進次郎氏(31)。何をするにも先立つものはカネで、若手議員はとかく苦労するものだが、彼は資金面でも並の男ではない。 政治資金収支報告書によると、初当選した2009年は、資金管理団体「泉進会」と政党支部を合わせて計約6838万円の収入があった。そのうち個人献...
政権を取り返した自民党で、女性として初の政調会長に抜擢(ばってき)された高市早苗氏(51)。第2次安倍内閣で、野田聖子総務会長(52)とともに「自民党は変わったと示す人事」として注目を集めている。「世耕弘成・官房副長官や山本一太・内閣府特命担当相らと並ぶ安倍応援団の代表格で、先の総裁選でも支持しま...
1月19日、日本維新の会の拡大執行役員会で、「代表代行」だった橋下徹大阪市長(43)を「共同代表」にする人事案が了承された。橋下氏は3月に開かれる結党大会で正式に共同代表に就任する予定だが、その大会を東京と大阪のどちらで開催するか激論になったという。 そんな維新の“内紛”を横目にほくそ笑んでいるの...
メディアが「期待する」政治家調査をすれば、常に上位にランク入り。曽祖父、祖父は大臣経験者で父は元首相というサラブレッド・小泉進次郎衆院議員(31)。その存在は国会内でも、飛びきり注目されてきた。「野党時代、自公の議員はひたすら民主党をののしるだけだったが、彼は質問する際に、自民党としての反省を忘れ...