AERA with Kids+ Woman MONEY aerauniversity NyAERA Books TRAVEL

「裏金」に関する記事一覧

涙で懇願した丸川珠代氏を「助けなかった」有権者の怒り 赤い選挙カーが通ると「だませないからな!」
涙で懇願した丸川珠代氏を「助けなかった」有権者の怒り 赤い選挙カーが通ると「だませないからな!」 「どうかお助けください!」。総選挙期間中の街頭演説で、涙ながらにそう訴えた丸川珠代元五輪担当相(53)が落選した。822万円の“裏金”が発覚した丸川氏について、東京7区の有権者は「助けない」という選択をしたことになるが、そこにはかなり強い“怒り”があったようだ。地元の有権者や支援者らを取材した。
崖っぷちの「萩生田光一氏」がSNSで“食レポ”スタートも地元飲食店からは好不評入り乱れ…「(旧)統一教会と近いと見られて困る」
崖っぷちの「萩生田光一氏」がSNSで“食レポ”スタートも地元飲食店からは好不評入り乱れ…「(旧)統一教会と近いと見られて困る」 衆議院総選挙もそろそろ折り返し地点。注目選挙区の中でも、特に激しい戦いとなりそうなのが東京24区だ。強固な地盤を築きながらも無所属となった萩生田光一元自民党政調会長(61)に、旧統一教会問題を追及してきた立憲民主党の有田芳生元参院議員(72)が迫っている。萩生田氏はイメージを刷新しようとSNSで地元飲食店を紹介しているが、掲載された店からは「(旧)統一教会と近いと見られる」と困惑の声も。選挙戦をルポするとともに、地元の声を拾った。
堀井学衆院議員に「かつら代金も裏金」疑惑が浮上 香典配った疑いで特捜部の事情聴取受けた元秘書が証言
堀井学衆院議員に「かつら代金も裏金」疑惑が浮上 香典配った疑いで特捜部の事情聴取受けた元秘書が証言 自民党の堀井学衆院議員(比例北海道)の議員会館や北海道の事務所などが7月18日、東京地検特捜部に家宅捜索された。選挙区内の有権者に秘書らを通じて香典を配った公職選挙法違反の疑いだ。堀井氏は政治資金パーティー収入を裏金化していた安倍派議員の一人で、特捜部の捜査で香典代も裏金から捻出した疑いが出てきているという。
二階氏から「バカヤロウ」と言われた“新米政治記者”(49)が感じた違和感 「永田町には粘り強く追及するカルチャーがない」
二階氏から「バカヤロウ」と言われた“新米政治記者”(49)が感じた違和感 「永田町には粘り強く追及するカルチャーがない」 自民党の二階俊博元幹事長(85)は3月25日、次の衆議院選挙に出馬しないことを表明した。その会見で、「不出馬を決めたのは年齢も関係しているか」と問われ、「お前もその年が来るんだよ」「バカヤロウ」と吐き捨てた二階氏の姿は、旧態依然とした自民党を象徴する場面だった。この“バカヤロウ発言”を引き出したのは、毎日放送(MBS)の大八木友之記者兼解説委員(49)。昨年7月から国政取材を始めたばかりだというが、自身に向けられた二階氏の“暴言”について何を思うのか。記者と政治家との関係はどうあるべきだと考えているのか。本人に話を聞いた。
「国会の爆弾男」西田昌司氏が安倍派幹部を真向批判 「裏金は派閥からの強要」「今すぐ全員で解明すべき」
「国会の爆弾男」西田昌司氏が安倍派幹部を真向批判 「裏金は派閥からの強要」「今すぐ全員で解明すべき」 自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で14日、参議院政治倫理審査会(政倫審)が開かれ、安倍派の世耕弘成前参院幹事長と橋本聖子元五輪相、西田昌司氏が出席した。政倫審で西田氏は“身内”であるはずの安倍派幹部の証言に「納得できない」と批判。自身の疑惑釈明ともあいまって、発言は物議をかもした。なぜ今、幹部批判を展開したのか。政倫審に出席後の西田氏に、AERA dot.が単独インタビューした。
安倍派・稲田朋美氏が今だから明かす「安倍元総理と“裏金”について話したこと」
安倍派・稲田朋美氏が今だから明かす「安倍元総理と“裏金”について話したこと」 自民党をゆるがせている「裏金問題」の発端は、安倍派の政治資金パーティーの収入の一部が議員側にキックバックされていたことだった。その安倍派に所属する稲田朋美幹事長代理は安倍晋三元首相の“秘蔵っ子”と呼ばれ、安倍政権では防衛相などの要職を歴任した。そんな稲田氏は自らも裏金問題を抱え、野党から「政倫審」への出席を求められた立場でもある。自身の裏金疑惑や安倍派の体質、また岸田内閣の支持率下落について何を思うのか。緊急インタビューした。
「確定申告で国民が怒るのは当たり前」 4年前に「桜を見る会」の裏金を追及した立憲・小川淳也氏
「確定申告で国民が怒るのは当たり前」 4年前に「桜を見る会」の裏金を追及した立憲・小川淳也氏 2月16日から全国で一斉に始まった確定申告の会場では、納税者の“怒り”が充満しているようだ。自民党議員の裏金問題が“脱税”との疑念が持たれているなか、確定申告会場で職員が「なぜ自分たちだけが納めなければいけないのか」などのクレームを受けていることを報道番組などが報じている。そこで今、改めて注目されているのが、立憲民主党・小川淳也衆院議員の4年前の国会質問。麻生自民党副総裁に「税金の本質」について迫った小川氏の質問は喝采を浴びた。だが、それでも自民党は何も変わらなかった。小川氏に改めて話を聞いた。

この人と一緒に考える

小渕優子氏を裏金調査の聞き取り役にした岸田首相の思惑 「次の首相」狙う茂木氏への牽制か
小渕優子氏を裏金調査の聞き取り役にした岸田首相の思惑 「次の首相」狙う茂木氏への牽制か 自民党の一連の裏金作りをめぐる調査の結果が公表された。党所属の国会議員全員を対象としたアンケートと、衆院議員の池田佳隆被告ら3人の議員が立件された安倍派、収支報告書への巨額の不記載があった二階派や岸田派の議員らに対する党幹部による聞き取りだ。岸田文雄首相は調査前、「実態把握に努める」と気を吐いていたが、明らかになったのは、政治資金収支報告書に不記載のあった国会議員らの氏名と金額のみで、組織的な裏金づくりの実態はわからない。そして、聞き取り調査の報告書でも、裏金の使い道についての詳細は明らかになっていない。聞き取りを受けた議員からは、そもそも人選から問題があった、との指摘がある。調査の様子を振り返った。
「エッフェル姉さん」こと松川るい氏はなぜ裏金疑惑があっても政治刷新本部に入れたのか 安倍派関係者が語る“内情”
「エッフェル姉さん」こと松川るい氏はなぜ裏金疑惑があっても政治刷新本部に入れたのか 安倍派関係者が語る“内情” 自民党派閥のパーティー収入不記載事件を受け、岸田文雄首相(自民党総裁)が党内に立ち上げた「政治刷新本部」。総勢38人のメンバーうち、最大派閥「清和政策研究会」(安倍派)の議員は10人いるが、1月13日、朝日新聞は「10人のうち9人がパーティー収支の一部を裏金にしていた疑いがある」と報じた。その9人の中に、「エッフエル姉さん」こと松川るい参院議員(52)も名を連ねている。フランス研修でも猛批判され、裏金疑惑も出ている松川氏がなぜ政治刷新本部のメンバーに選出されたのか。松川氏を知る安倍派関係者らに背景を聞いた。
田中真紀子元外相が語る自民党の“裏金”と“闇” 「マッチ箱に1000円札が入っていてダーっと配る」
田中真紀子元外相が語る自民党の“裏金”と“闇” 「マッチ箱に1000円札が入っていてダーっと配る」 自民党派閥の政治資金パーティー券をめぐる事件で、元外相の田中真紀子氏の発言に注目が集まった。昨年の12月8日、「今こそ政治改革~政治とカネ」と題した集会を永田町の議員会館で開き、与野党の国会議員も耳を傾けた。田中角栄元首相の娘として、元外相として自民党政治の渦中にいた真紀子氏は、今の自民党をどうみているのか。時事YouTuberのたかまつななが話を聞いた。
パー券“裏金”より額がでかい政策活動費 報告書への記載必要なし 選挙年の自民党は17億円超
パー券“裏金”より額がでかい政策活動費 報告書への記載必要なし 選挙年の自民党は17億円超 しんぶん赤旗の報道をきっかけに発覚した自民党派閥のパーティー券をめぐる“裏金”疑惑は、「令和のリクルート事件」とも言われている。12月19日には安倍派と二階派の事務所に東京地検特捜部が強制捜査に入り、永田町は騒然とした空気に包まれた。そして今回、問題となったパーティー券とは別の政治資金についても問題視する声が出ている。
強制捜査の夜もパーティー開催…絶対に「政治資金パーティーをやめない」自民党議員たちの“言い分”とは
強制捜査の夜もパーティー開催…絶対に「政治資金パーティーをやめない」自民党議員たちの“言い分”とは 自民党派閥の政治資金パーティーをめぐる疑惑を受け、岸田文雄首相は派閥によるパーティーや忘年会や新年会を当面自粛する方針を打ち出した。8日の衆院予算委員会では「国民の政治に対する信頼が揺らぎ、自民党全体にも厳しい目が注がれている」(岸田首相)と危機感をあらわにした。だが、政治家のパーティーをめぐってこれだけ国民の厳しい視線が注がれる中でも、いまだに自民党議員のパーティーは頻繁に行われている。この時期にあえて政治資金パーティーを開く理由は何か。議員の事務所を直撃した。

特集special feature

    安倍派「5億円裏金」問題の根本は“劣悪な安倍チルドレン”が大量に生まれてしまったこと 青木理
    安倍派「5億円裏金」問題の根本は“劣悪な安倍チルドレン”が大量に生まれてしまったこと 青木理 自民党の最大派閥「清和政策研究会」(安倍派)による政治資金パーティーの裏金問題は、底なし沼になってきた。裏金は5年間で総額5億円に上るとみられ、東京地検特捜部は19日、千代田区にある安倍派事務所などに家宅捜索に入った。わが世の春を謳歌してきた安倍派はなぜここまで追い詰められたのか。「安倍三代」(朝日新聞出版)の著書もあるジャーナリストの青木理氏に分析してもらった。
    安倍派はなぜ「裏金作り」に全力を注いだのか 安倍一強政治の“おごり”が生んだ不幸な結末
    安倍派はなぜ「裏金作り」に全力を注いだのか 安倍一強政治の“おごり”が生んだ不幸な結末 12月12日、朝日新聞の朝刊一面に「安倍派裏金5億円か 所属議員 大半に還流 派閥側の立件、不可避」との見出しが踊った。5億円もの裏金づくりを行っていたとされる「安倍派」に対して国民の反発は一層強くなり、安倍派出身の閣僚は全員が辞任する事態になった。なぜ安倍派だけが突出して金額が大きく、ここまで“裏金づくり”に熱心だったのか。自民党本部元職員で政治アナリストの伊藤惇夫氏らの指摘を基に分析した。
    1

    カテゴリから探す