偽痛風は男女差がほとんどないのに対して痛風は、圧倒的に男性に多いのが特徴です。最初の痛風発作は、多くは足の親指の付け根に現れますが、症状が悪化すると、ひざに症状が出ることもあります。

 痛風は生活習慣病なので、消炎鎮痛薬で痛みを抑えるだけではなく、発作をくり返さないために、尿酸値のコントロールや生活習慣の改善も必要になります。

監修/齋藤知行医師(横浜市立大学病院 整形外科 部長)

(文/中寺暁子)

※週刊朝日MOOK「腰痛 肩こり ひざ痛のいい病院」から抜粋