■永井陽石


1991年/神奈川県海老名市生まれ。市立海老名中学、私立藤嶺学園藤沢高校でバスケットボールに熱中する。
2008年/ネットで配信された「ツバル」のニュースを見て、世界の広さ、「他者」の存在を認識し、いじめられる側に立とうと決心。
11年/早稲田大学教育学部に入学。ソマリア人留学生2人と「日本ソマリア青年機構」を設立。活動を開始。
12年/ケニアのナイロビ郊外イスリー地区のソマリア人コミュニティーにスポーツ用品を寄付。支援を本格化。
13年/イスリー地区のソマリア人ギャングの脱過激化・社会復帰支援事業を始める。若者どうしの対話重視。
14年/「人間力大賞」を受賞。
15年/早大を卒業し、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)紛争研究修士課程に入る。
16年/アル・シャバーブ投降兵の脱過激化・社会復帰支援事業を開始。LSE修士課程修了。
17年/NPO法人アクセプト・インターナショナル設立。ソマリアとケニアの国境地域マンデラで国連人間居住計画(UNハビタット)との協働事業開始。ソマリア人ギャング組織カリフマッシブを解散に導く。
18年/インドネシアの元テロリストの脱過激化プログラムに着手。
19年/アル・シャバーブ投降兵へのソマリア政府との協働事業・DRRプロジェクト開始。早大大学院社会科学研究科博士課程に入る。
著書『僕らはソマリアギャングと夢を語る』(英治出版)、『ぼくは13歳、任務は自爆テロ。:テロと紛争をなくすために必要なこと』(合同出版)

■山岡淳一郎
ノンフィクション作家。『神になりたかった男 徳田虎雄』(平凡社)、『田中角栄の資源戦争』(草思社文庫)、『原発と権力』(ちくま新書)他、著書多数。近著に『木下サーカス四代記』(東洋経済新報社)。

※AERA 2019年5月20日号

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