【下山進=2050年のメディア第13回】むかし、むかし、インディアナポリスで――。2つの企業の寓話 先月、インディアナポリスというアメリカ中西部の都市に本社をおくイーライリリーという製薬会社の研究者たちに取材をする機会を持った。 下山進 AERA 11/28
下山進 【下山進=2050年のメディア第12回】こうして日経に勝った!未来を予測する雑誌『会社四季報』の秘密 『週刊東洋経済』編集長の風間直樹は、2014年から2017年までの三年間だけ朝日新聞に移籍していた。特別報道部に配属となったが、3年で東洋経済新報社に出戻ったのは、新聞社特有の文化にどうしてもついていけなかったからだ。 下山進 AERA 11/14
下山進 【下山進=2050年のメディア第11回】ジャニーズ問題、勇者は語らず 全ては23年前の記事に 一億総ジャニーズ問題評論家時代ともいえるべき状況だが、現在議論されていることは、実は1999年10月から週刊文春で始まった全14回のキャンペーン報道で、ほとんど全てすでに指摘されている。 下山進 AERA 10/31
下山進 【下山進=2050年のメディア第10回】メディアが買収可能だからこそ可能になった『ハルメク』の再生劇 主婦と生活社からハルメクに移籍した山岡朝子は、編集者とは「創ると売るの両輪を回すこと」だと考えていた。主婦と生活社時代には、日本国内のビジネス・スクールに通いMBAを取得したりもしている。 下山進 AERA 10/17
下山進 【下山進=2050年のメディア第7回】「レカネマブ」の成功はパラダイムの移行か?科学史の名著から考える エーザイの抗アルツハイマー病薬「レカネマブ」が、8月21日に厚労省の専門部会で、承認を了承された。その三日後に、この薬の開発史を含む新章5章を追加した文庫版『アルツハイマー征服』を出版したが、これは私にとって20年越しの仕事だった。 下山進 AERA 9/5
下山進 【下山進=2050年のメディア第2回】村上春樹、43年の旅路。足し算のフィクション、引き算のノンフィクション 1986年元旦のウィーン、垂れ込めるような曇り空のなか、あいている店は、マクドナルドしかない。彼女は、東京から友人に送ってもらった一冊の本を一心不乱に読んでいた。 下山進 AERA 6/27
下山進 【下山進=2050年のメディア第42回】横須賀の米軍基地に中国のミサイルが着弾。日本は参戦するのか? グローバルに読者をもつ英『エコノミスト』のお家芸に「予測報道」がある。 下山進 週刊朝日 5/24
下山進 【下山進=2050年のメディア第40回】女性活躍が進むとどんな変化があるのか? そこを書いてほしい たまたま、日本記者クラブに用事があって、そこにあった新聞協会発行の月刊誌『新聞研究』の3月号を手にとった。「新人記者に向けて」という大特集があり、読売の専務や、共同通信の社会部長など、現役の記者、管理職がおのおの4ページほどの原稿を書いていた。その中で唯一フリーランスのジャーナリストとして、元アエラ編集長の浜田敬子さんが、一文をよせていたのに気がついた。 下山進 週刊朝日 5/10
下山進 【下山進=2050年のメディア第39回】神保町古本屋街 花田紀凱と平台散歩。史上最高の古本は何か? 月刊『Hanada』の花田紀凱(かずよし)は、校了の作業に疲れると、神保町の古本屋街をめぐって「平台散歩」をする。 下山進 週刊朝日 4/26
東京が進化する <再開発ルポ> 虎ノ門・麻布台・渋谷・日本橋、下北沢――。 いま、東京は「100年に一度」と言われる再開発ラッシュだ。 成熟期にある国際都市として、首都・東京はどう変貌を遂げるのか。 模索されているのは、”個性”を生かした街づくりだ。 東京再開発
昭和レトロが心地よい クリームソーダにナポリタン、ファミコンにダイヤル式の電話、アナログレコード…。 昭和のカルチャーが、いま、若い世代に人気です。なぜ人は昭和レトロに惹かれるのか。 懐かしくて新しい世界を、もう一度覗いてみませんか? レトロ
性犯罪を許さない 性犯罪はあってはならない。なぜ、声をあげた人が責められ、被害者が自責の念にかられ、人が口をつぐむ、といったことが起こるのか。私たちの社会には、考えを深め改善すべきことが多くある。さまざまな視点から取材した。 性犯罪
人気企業110社が採用したい大学 コロナ禍も一段落した今年、各地で対面イベントが復活、就職活動とインターンの早期化が進んでいる。 いま企業が熱視線を送るのはどんな学生なのか――。AERAでは人気企業110社に就職した51大学のデータを公開。 ガクチカ、配属ガチャなど文系・理系双方の就活生のリアルから、地方の国公立大学の戦略までを取材した。 採用23
下山進 【下山進=2050年のメディア第37回】金沢は観光都市ではない。部数を減らさない新聞『北國新聞』の編集術 曾祖父奥田頼太郎の墓は金沢市内の有名な観光スポット忍者寺(日蓮宗妙立[みょうりゅう]寺)のすぐ近くの曹洞宗常松(じょうしょう)寺にあった。前住職の山崎邦明が親切に出迎えてくれ、お経もあげてくれたが、墓にはここ10年以上訪れる人もなかったという。 下山進 週刊朝日 4/12
下山進 【下山進=2050年のメディア第36回】部数を減らさない新聞 北國新聞とともに私のルーツを探る旅 昨年11月に身罷(みまか)った私の母は、茶を嗜(たしな)んでいた。専業主婦で4人の子供を育てたが、子供の手が離れてから、50代になって、九州大学の院に入り、千利休の秘伝書として伝わった古伝書『南方録』の研究をし、60代以降は、茶道を自宅で教えていた。 下山進 週刊朝日 4/5
下山進 【下山進=2050年のメディア第35回】土産など持っていくな! ワシントン・ポスト元社会部長のレッスン ちょっと前の話だが、学生が、ある人の紹介で、私のところにやってきた。その方は取材でお世話になった方だったので、会うことにした。 下山進 週刊朝日 3/29
下山進 【下山進=2050年のメディア第34回】紙からWEB、リアルへ 女性誌は活動の場を移しつつある 「MORE」が、1980年と1981年に行った女性の性に対する調査「モア・リポート」は大反響を呼んだ。 下山進 週刊朝日 3/22
下山進 【下山進=2050年のメディア第32回】いかにして我、ジェンダー中立になりしか。「OL留学症候群」の時代 東工大准教授でジェンダー問題が専門の治部れんげさんが、かつて私の単行本を評して「この人の筆遣いはジェンダー中立だ。ある人物が男性なのかなと思って読み進めていると、女性だったりする」との趣旨のことを書いてくれたことがあった。 下山進 週刊朝日 3/8