(写真はイメージ/Gettyimages)
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 訪日観光客の増加もあり、駅構内で外国人を見かけることが多くなった。とくに路線が交錯して列車種別も多い首都圏や関西圏では、どの列車に乗っていいのか迷っている外国人も目につく。2020年には東京オリンピック・パラリンピックを控えており、日本の鉄道に乗りなれない外国人はますます増えそうだ。そこで、外国人に乗り方を訪ねられたり、あるいは積極的に案内してあげたりする場面に遭遇したときに使える、簡単な英語をマスターしよう。

 ちなみに、前回の「駅で使いたい英会話(1)」では、「乗りたい列車の案内」などについて紹介した。こちらも参照してみよう。

 さて、東京や大阪など大都会のターミナル駅には、JRのみならず私鉄の駅もあり、慣れない外国人はまごつきやすい。今回はまず、新宿駅での例を取り上げる。

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■新宿駅できっぷ売り場へと案内しよう

例)JR新宿駅で、箱根行きのきっぷ売り場について教えてみる。

“I would like to go to Hakone by train. Where can I get a ticket?”

「箱根へ行きたいのですが、どこできっぷが買えますか?」

 自動券売機を使いこなすのは難しいと思われるので、あえて旅行センターを紹介してみよう。「Odakyu Sightseeing Service Center」という英文表記もあるので、そのまま伝えればよい。また、ロマンスカーというのは小田急特急の固有名詞なので、「ロマンスカーという名前の特急」と、説明的に表現したほうが伝わりやすい。

“This is JR Shinjuku Station. Please go to Odakyu Shinjuku Station.”

「ここはJR新宿駅なので、小田急線の新宿駅へ行ってください」

“We have Odakyu Sightseeing Service Centers at Shinjuku Station West Gate or South Gate.”

「小田急線の旅行センターが新宿駅の西口と南口にありますよ」

“There you can get a ticket for express named Romancecar.”

「そこで特急ロマンスカーの特急券を買うことができます」

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「ジャパン・レール・パス」を使う観光客に、JRに乗るアクセスを教える