キーワードは「楽しい」? 医師や開成校長が勧める勉強法 (2/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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キーワードは「楽しい」? 医師や開成校長が勧める勉強法

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大学入試センター試験を皮切りに、本格的な受験シーズンに入った (c)朝日新聞社

大学入試センター試験を皮切りに、本格的な受験シーズンに入った (c)朝日新聞社

 苦手分野の克服には、解説が詳しくてわかりやすい本がおすすめという。

「1冊すべてやるだけの時間の余裕はないので、苦手分野に絞ってください。苦手分野があると不安になりますが、わかるようになると楽しくなります。βエンドルフィンが出て、記憶が定着しやすくなります」

 直前期に欠かせないのは、志望校の過去問を繰り返し解くことだろう。ただ、答え合わせをするときに、記述問題だと自己採点が難しい。どうすればよいか。

 昨年の東大合格者数公立トップの日比谷高校(東京都)の武内彰校長は、自分の高校の先生に添削してもらうことを勧める。

「本校はセンター試験の前日で授業が終了し、その後は自由参加の特別講座を開いています。2次試験までの過ごし方は各自に任せていますが、半数ぐらいの生徒は学校に来ています。登校して今までの生活リズムを保ち、先生に質問したり、添削を頼んだり、友達と励まし合ったりして過ごすのがよいと思います」

 取材で訪れた同校の掲示板には、英語の記述問題の添削が終わった生徒の番号が貼り出されていた。

 武内校長は「入試前日まで学力は伸びます。センター試験で失敗した科目があった生徒が、『最後まであきらめずにがんばります』と力強く言っていました。気持ちを切り替えてあきらめない生徒は、毎年ほぼ合格していますね」と話す。

 開成の柳沢校長は、受験生が直前期に一日中家にこもって勉強することを勧めないという。

「入試当日に力を出し切るには、体調管理が大切。集中力と持続力の維持には、十分な睡眠が必要です。太陽の光を浴びて体内時計をリセットすると、ぐっすりと眠れます。自宅で勉強する受験生は、気分転換も兼ねて30分ほど外を散歩するとよいでしょう」


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