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「病気」に関する記事一覧

競泳2冠の大橋悠依を悩ました極度の貧血「体が重い」女性に多い原因不明の体調不良の克服法
競泳2冠の大橋悠依を悩ました極度の貧血「体が重い」女性に多い原因不明の体調不良の克服法 極度の貧血だったという大橋悠依選手(C)朝日新聞社 山本佳奈(やまもと・かな)/1989年生まれ。滋賀県出身。医師。2015年滋賀医科大学医学部医学科卒業。ときわ会常磐病院(福島県いわき市)・ナビタスクリニック(立川・新宿)内科医、特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所研究員  400メートルに続き200メートル個人メドレーでも金メダルに輝き、競泳女子史上初の2冠となった競泳・大橋悠依選手。
東京五輪開幕しても不安だらけ 感染しやすいデルタ株が世界に一層広まる指摘も
東京五輪開幕しても不安だらけ 感染しやすいデルタ株が世界に一層広まる指摘も 日々の生活のなかでちょっと気になる出来事やニュースを、女性医師が医療や健康の面から解説するコラム「ちょっとだけ医見手帖」。今回は「不安だらけのコロナ禍の東京五輪」について、NPO法人医療ガバナンス研究所の内科医・山本佳奈医師が「医見」します。
ワクチン副反応で解熱鎮痛剤の需要増 服用のタイミングを専門家に聞く
ワクチン副反応で解熱鎮痛剤の需要増 服用のタイミングを専門家に聞く コロナワクチン接種の拡大に伴い、発熱や頭痛などの副反応を緩和する成分が含まれている解熱鎮痛剤の需要が伸びている。厚生労働省の研究班が発表した自衛官らの接種に関する調査結果では、モデルナ製ワクチンの2回目接種後、接種者の78%に37.5度以上の発熱がみられたという。解熱鎮痛剤はドラッグストアなどでも処方せんなしで手軽に購入できるが、専門家は「あくまでも、日常生活に支障をきたすようであれば使うもの」と語る。ワクチン接種後にどのように服用したらよいのか。これからワクチン接種を控える人に向け、副反応のとらえ方とあわせて、専門家に聞いた。
「くも膜下出血」で倒れた! 家族が救急車が来るまでに対応すべきこととは?
「くも膜下出血」で倒れた! 家族が救急車が来るまでに対応すべきこととは?  くも膜下出血は、その原因の約8割が脳動脈瘤の破裂だ。破裂すると「バットでなぐられたような」激しい頭痛や嘔吐、意識障害などが起きる。出血量が多く重症の場合、救急搬送されてもおよそ3分の1が死亡するという。頭痛はあるが意識障害はない軽症の場合も、動脈瘤の小さな破裂で出血が少量ですんでいるだけというケースもある。
調理師免許を取った医師の末路 卵トロトロのオムライスを追い求めて……
調理師免許を取った医師の末路 卵トロトロのオムライスを追い求めて…… 「あのオムライスを作りたい」。医学部生時代に、卵がトロトロのオムライスを食べて感動し、レストランで修業して調理師免許を取得。そんな変わった経歴を持つ近畿大学医学部皮膚科学教室主任教授の大塚篤司医師は、「研究は料理と似ている」と言います。なぜ、調理師免許を取るまでのめりこんだのか? 自身の過去を語ります。
むせる、痰がからんで咳払いは「のみ込む力」低下サイン! 歯科医が解説
むせる、痰がからんで咳払いは「のみ込む力」低下サイン! 歯科医が解説  痰(たん)がからむ、痰をきろうと咳(せき)払いをする……。風邪などの病気がないのにこのような症状が続く場合、「のみ込む力が低下している可能性」があります。歯科医師で歯周病専門医の若林健史歯科医師によれば、この状態に「歯周病」が加わると、誤嚥(ごえん)性肺炎になる危険性が高まります。いったい、なぜでしょうか? そうならないための対策はあるのでしょうか? 聞いてみました。

この人と一緒に考える

バットでなぐられたような激しい頭痛は「くも膜下出血」の疑い 警告頭痛の症状とは?
バットでなぐられたような激しい頭痛は「くも膜下出血」の疑い 警告頭痛の症状とは?  発症すると激しい頭痛や嘔吐、意識障害などが表れ、約3分の1が命を落とす「くも膜下出血」。働き盛りの40代後半から増えるが、60代以降の女性も多い。前兆症状がみられることもある。現在わかっている原因やリスク因子を取材した。
糖尿病治療薬 “GLP-1ダイエット”に専門医が警鐘 「解約できない」消費者トラブルも
糖尿病治療薬 “GLP-1ダイエット”に専門医が警鐘 「解約できない」消費者トラブルも 注射で食欲をコントロールして体重を減らす「GLP-1ダイエット」がSNSなどで話題だ。糖尿病治療薬である「GLP-1」を痩せるために使用するものだが、日本医師会、日本糖尿病学会、製薬会社はそろって、ダイエット目的での使用に警告や注意喚起を呼びかけている。GLP-1ダイエットにはどんな問題があるのか。糖尿病専門医に聞いた。
幼稚園・保育園児のマスク「つける」「つけない」判断分かれる保育現場 熱中症の心配は?医師に聞く
幼稚園・保育園児のマスク「つける」「つけない」判断分かれる保育現場 熱中症の心配は?医師に聞く 夏本番が近づくなか、マスクをつけると息苦しさを感じる機会も増えてきた。小さな子どもは自ら苦しさを訴えられないため、日本小児科学会は、乳幼児、特に2歳未満のマスク着用は「危険」と訴えている。一方、6歳までの未就学児が通う保育園や幼稚園では、自治体や施設によって「つけさせる」「つけさせない」の判断が分かれている実態がある。未就学児のマスク着用への考え方や着用時の子どもの熱中症対策について、複数の医師に見解を聞いた。
どんな体型でも起こりえる「新型栄養失調」 女性が不足しがちな栄養素は?
どんな体型でも起こりえる「新型栄養失調」 女性が不足しがちな栄養素は? 最近いくら眠っても疲れがとれない、やる気が出ない、かぜをひきやすい……これらの症状は、意外にも栄養不足の可能性があります。これが、摂取カロリーは足りているのに栄養が足りない「新型栄養失調」というもの。どのような食習慣をしていると改善できるのか、日本初の栄養療法専門クリニックを開設した「みぞぐちクリニック」の溝口徹先生にお聞きしました。(セルフドクターWebより転載)
「プレゼン」で緊張しなくなるための「思考のくせ」と自律神経によい深呼吸とは 
「プレゼン」で緊張しなくなるための「思考のくせ」と自律神経によい深呼吸とは  原田賢(Ken Harada)/1976年東京生まれ。うつ病を自力で克服し復職した経験と知識を元に「自律神経専門整体 元気になる整体院」を開院 本書では認知のゆがみを思考のくせ、考え方のくせと表現し、代表的な10の認知のゆがみを表にまとめて掲載している。表にある口ぐせを参考にすると、自分の思考のくせに気づきやすくなる 鼻から息をゆっくり吸いながら胸を膨らませていくと、お腹は自然に凹んでいく。胸を凹ませながら息をしっかり吐ききる。ゆっくり吸って吐いてを3~5分繰り返す(イラスト/フクイサチヨ)  共働き家庭が増えている現在、「仕事と子育ての両立が出来ていない気がする」という悩みを抱える女性は多い。また、普段の仕事でも「プレゼンのときに緊張してしまう」など、プレッシャーが悩みになる人もいるだろう。
SNSで広がる精子「闇取引」の実態は? 日本初の精子バンクを設立した不妊治療専門医に聞く
SNSで広がる精子「闇取引」の実態は? 日本初の精子バンクを設立した不妊治療専門医に聞く 無精子症などが原因で男性不妊に悩む患者の一助となることを目指し、日本初の精子バンク「みらい生命研究所」が埼玉県越谷市に設立され、今月から運営が始まる。研究所の代表取締役で、生殖医療を専門とする獨協医科大学の岡田弘特任教授は、SNS上での「精子の取引」の実態を調査し、「とんでもないことが起きている」と警鐘を鳴らす。精子バンク設立に至る経緯を聞いた。

特集special feature

    白黒の世界がカラーに!「うつ病=怠け病」と思っていた私を変えた脳からのサイン
    白黒の世界がカラーに!「うつ病=怠け病」と思っていた私を変えた脳からのサイン 原田賢(Ken Harada)/1976年東京生まれ。うつ病を自力で克服し復職した経験と知識を元に「自律神経専門整体 元気になる整体院」を開院 図1)自律神経を乱す原因の5つのストレス(イラスト/フクイサチヨ) 図2)交感神経と副交感神経の1日の動きを大きくとらえ、わかりやすく示したもの。厳密にいえば、日中にも、たとえば食後は副交感神経が働くなど、もっと細かく変化する 「心臓がバクバクして苦しい」「横になっているのに、眠れない」……。コロナによる緊急事態宣言が何度も発令され、心と身体のバランスが崩れている人も多いだろう。こういった身体の不調は、自律神経の乱れが原因かもしれない。
    コロナ・ワクチンの意外な副反応に要注意 接種1週間後に手のひら大の腫れと謎の腰痛
    コロナ・ワクチンの意外な副反応に要注意 接種1週間後に手のひら大の腫れと謎の腰痛 東京五輪が間近に迫る中、新型コロナウイルスワクチン接種の動きは鈍いまま。運良く1回目接種した(64歳以下接種券が6月上旬に届いた+自衛隊大規模接種の予約に滑り込めた)ものの、副反応をかなり甘く見ていた記者(51・女性)の体験談をお届けする。
    アンチは3割存在すると思え! ストレスにならない考え方を作り出す方法とは
    アンチは3割存在すると思え! ストレスにならない考え方を作り出す方法とは 体の不調を訴えにやってくる方の多くは、精神的な悩みも抱えている、と原田賢氏は言う ※写真はイメージ (c)GettyImages 原田賢(Ken Harada)/1976年東京生まれ。大学卒業後、I Tエンジニア時代に、過度な労働から自律神経失調症、うつ病になり休職。自力で克服し復職した経験と知識を元に「自律神経専門整体 元気になる整体院」を開院。自律神経にとって良い生活習慣に変えていくための、ありとあらゆるサポートを行い、執筆や講演、監修など活動は多岐にわたる 「胃の調子が悪い」「疲れがとれない」……。コロナによる緊急事態宣言が何度も発令され、心と身体のバランスが崩れている人も多いだろう。こういった身体の不調は、自律神経の乱れが原因かもしれない。
    がん闘病ブログ途絶え大島康徳さんが死去 大腸がん手術を患者はどう選べばいい?
    がん闘病ブログ途絶え大島康徳さんが死去 大腸がん手術を患者はどう選べばいい? 2017年2月にステージ4の大腸がんを公表し、肝臓に続き肺への転移を告白した野球解説者の大島康徳さん(享年70)が亡くなった。現役時代は中日、日本ハムで活躍し、日ハムの監督に。6月24日に在宅医療へ移行してからブログで闘病を書きつづり、6月29日午後9時の投稿を最後に更新されず心配の声が上がっていた。
    NICUの赤ちゃん「こんなに小さくて育つだろうか…」と責める母親への言葉がけ
    NICUの赤ちゃん「こんなに小さくて育つだろうか…」と責める母親への言葉がけ コロナ禍での妊娠・出産・育児は、母親に大きな不安やストレスを与えているといわれる。低出生体重児を出産した母親は、平時でも「子どもを小さく生んでしまったのは私のせい……」と自分を責めることが多い。さらには、コロナの感染拡大を気にしながら出生後の医療的ケアでメンタルヘルスの悪化も懸念される。

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