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「現代の肖像」に関する記事一覧

もらってきたたくさんの愛を胸に、自分に正直にありのまま生きる タレント・ryuchell
もらってきたたくさんの愛を胸に、自分に正直にありのまま生きる タレント・ryuchell タレント・比嘉企画代表取締役、ryuchell。7年前、金髪にメイクをほどこし、ハイテンションなキャラクターでテレビに登場したryuchellは、世間をあっと驚かせた。今では、ryuchellの言葉にも注目が集まるようになった。ダイバーシティー、子育て、沖縄についてと話題は幅広い。ryuchellはいつも自分に正直に生きようとしている。その生き方は、きっと私たちの価値観をも変えていく。
自らの苦しい経験もさらけ出し、子どもの勉強と心を支える存在に 教育YouTuber・葉一
自らの苦しい経験もさらけ出し、子どもの勉強と心を支える存在に 教育YouTuber・葉一 教育YouTuber、葉一。葉一の作る授業動画「とある男が授業をしてみた」は、ホワイトボードを使って説明するシンプルなもの。登録者数は179万人、動画は無料で公開される。誰も取り残される子を作りたくないという思いで作る。根底には、生きる意味を見いだせなかった自分がいる。それを子どもたちが救ってくれた。今度は、自分が子どもを救いたい。
自分の意志に従って生きるための教育を目指す 武蔵野大学アントレプレナーシップ学部学部長・ZホールディングスZアカデミア学長・伊藤羊一
自分の意志に従って生きるための教育を目指す 武蔵野大学アントレプレナーシップ学部学部長・ZホールディングスZアカデミア学長・伊藤羊一 武蔵野大学アントレプレナーシップ学部 学部長・Zホールディングス Zアカデミア学長、伊藤羊一。昨年、武蔵野大学にアントレプレナーシップ学部が創設された。この立ち上げをリードしたのが、学部長でもある伊藤羊一だ。Zアカデミアの学長でもあり、事業家としても注目される伊藤は自信にあふれているように見えるが、人生のどん底を経験している。こんな自分でも変わることができた。この日本で、あなたも生き抜いてほしい。そんな心からの叫びを、学生たちに伝えたい。
職人として経営者として伝統を受け継ぐ 染司よしおか六代目、染織家・吉岡更紗
職人として経営者として伝統を受け継ぐ 染司よしおか六代目、染織家・吉岡更紗 染司よしおか六代目で染織家の吉岡更紗。糸や布を天然染料で染める「染司よしおか」は、200年前に京都で創業した。更紗はその六代目となる。父の幸雄は染織史研究家・編集者として高く評価されていた。その父が2019年に急死。家業を懸命に守ってきた。父にはなかった職人としての腕を武器に、京都に根差し、伝統を守り、新しい道を開いていこうとしている。
できることを見極めて勝ちを取りにいく サッカー男子日本代表監督・森保一
できることを見極めて勝ちを取りにいく サッカー男子日本代表監督・森保一 サッカー男子日本代表監督、森保一。取材を申し込んだのは2020年、東京五輪に合わせた掲載の予定だった。未曽有のパンデミックが世界を覆い、サッカー界も困難な状況に置かれた。それでも結果は求められる。かつて無名だった選手は、どのようにしてワールドカップ(W杯)出場を決めた代表監督になったのか。「ドーハの悲劇」と同じ地で今年11月、W杯が開幕する。
若い世代の政治参加をもっと当たり前に 「NO YOUTH NO JAPAN」代表・能條桃子
若い世代の政治参加をもっと当たり前に 「NO YOUTH NO JAPAN」代表・能條桃子 「NO YOUTH NO JAPAN」代表、能條桃子。21歳の時、留学先のデンマークで若い世代を含む「みんな」が選挙を一大イベントとして楽しむ熱気に触れた。この熱気を日本の若い世代にも伝えたいと、活動をスタート。「わかりやすくポップに」をコンセプトにインスタで発信。今では、8万人強に響くメディアへと成長したが、まだまだ道半ば。誰もが生きやすい社会を目指し、笑顔で前へ進む。

この人と一緒に考える

「これからの時代の資産は、お金ではなく“繋がり資産”」 社会活動家・石山アンジュ
「これからの時代の資産は、お金ではなく“繋がり資産”」 社会活動家・石山アンジュ 社会活動家・石山アンジュ。人は血がつながっていなくても家族になれるか。そんな試みのもと、約60人が「新しい家族」として東京・渋谷に住んでいる。石山アンジュは、この共同コミュニティー「Cift」の立ち上げ人の一人。これからの時代は、人とのつながりが資産になるという。奪わない、独り占めしない。自分の余白を差し出し、それをシェアし合って人がつながることができたら、世界だって平和になる。
レジリエンスの高い社会を目指して発信し続ける 評論家・チキラボ代表・荻上チキ
レジリエンスの高い社会を目指して発信し続ける 評論家・チキラボ代表・荻上チキ 評論家・チキラボ代表、荻上チキ。ラジオ「Session」では、精度の高いニュースが放送される。それはパーソナリティーの荻上チキの力量によるところも大きい。パーソナリティーだけでなく、評論家として、アクティビストとして、荻上はいじめ問題をはじめ、様々な社会問題の解決の道を探る。自身も理不尽ないじめを受けた。人が不遇な状況に陥ったとき速やかに回復できる社会を作ろうと、本気で取り組んでいる。
いじめで不登校 私が中卒から政治家になった理由 東京都議会議員・弁護士、五十嵐衣里
いじめで不登校 私が中卒から政治家になった理由 東京都議会議員・弁護士、五十嵐衣里 東京都議会議員・弁護士、五十嵐衣里。中学時代にいじめにあった。当時のことはあまり記憶にないと言う。学校に行けなくなり、アルバイト生活を始める。バイト先を理不尽な理由でクビになり、労基署に相談するとバイト代が出た。これをきっかけに法律に目覚め弁護士に。もっと問題解決ができると思い、昨年、東京都議会議員になった。都議と弁護士の二足のわらじで、目の前の課題に取り組む。
料理は“楽しく適当に!”母に背中押され、魚料理を強みに 料理家・栗原友
料理は“楽しく適当に!”母に背中押され、魚料理を強みに 料理家・栗原友 料理家、栗原友。料理は「思いっきり適当につくってください」と、栗原友は勧める。もっと楽しく、自由に。それは、自身の生き方でもある。母は栗原はるみで、料理家として恵まれたスタートを切った。けれども魚がさばけず、鮮魚店で修業し、強みに変えた。がんをきっかけに髪をピンクに染めた。自分の好きなように生きていきたい。人生はレシピ通りにはいかないから、おもしろい。
科学と社会をつないでいく 科学コミュニケーター・本田隆行
科学と社会をつないでいく 科学コミュニケーター・本田隆行 科学コミュニケーター、本田隆行。天文学者になりたい。その夢を追いかけて惑星科学を学び、大学院生のときは、はやぶさのプロジェクトにも参加した。だが、研究者の道は断念。代わりに覚悟を決めて飛び込んだのが、サイエンスコミュニケーションの世界だった。使命は、科学と社会をつなぐこと。日本中の「わからない」に耳を傾け、科学的に考えるためのヒントを届ける。
場所もジャンルも垣根を分けないことが自分流 ピアニスト・音楽家、角野隼斗
場所もジャンルも垣根を分けないことが自分流 ピアニスト・音楽家、角野隼斗 ピアニスト・音楽家、角野隼斗。昨年10月のショパンコンクールでセミファイナルに進出、世界にピアニストとして角野隼斗の存在が周知された。クラシックだけではない。YouTubeでは「かてぃん」の名前で、さまざまなジャンルの音楽を配信し、登録者数は98万人を超える。一つのことだけではおさまりきらない好奇心と、それを最高のレベルにまで持っていく探究心。新しい音楽の世界の幕が上がる。

特集special feature

    サッカー強豪国のコーチとして異例の抜擢 セルビアサッカー男子A代表アシスタントコーチ・喜熨斗勝史
    サッカー強豪国のコーチとして異例の抜擢 セルビアサッカー男子A代表アシスタントコーチ・喜熨斗勝史 セルビアサッカー男子A代表アシスタントコーチ、喜熨斗勝史。サッカーの強豪国がひしめくヨーロッパ。そのワールドカップの最終予選でセルビアが劇的な逆転勝ちをおさめた。コーチを務めるのが喜熨斗勝史だ。ヨーロッパのチームで日本人コーチは異例中の異例。道のりも平坦ではなかった。一つのミスも許されない。勝てなかったらクビ。重いプレッシャーだが、指導者としての高みを目指して挑戦が続く。
    「モテるために生きてる」宣言が人生を変えた モテクリエイター・ゆうこす/菅本裕子
    「モテるために生きてる」宣言が人生を変えた モテクリエイター・ゆうこす/菅本裕子 モテクリエイター、ゆうこす/菅本裕子。ユーチューブのチャンネル登録者数は87万人、ツイッターのフォロワー数38万人を誇るインフルエンサー。アイドルとして挫折し、SNSで誹謗中傷を受けながらも、もがいてたどり着いたのは、「モテ」を追求する道だった。異性にモテるためだけではない。自立し、自分も相手も大事にし、成長し続けることができるようにと、ゆうこすは発信する。
    「もうあかんわ」を笑いに変え、困難を抱える人にエールを 作家・岸田奈美
    「もうあかんわ」を笑いに変え、困難を抱える人にエールを 作家・岸田奈美 作家、岸田奈美。13歳で父が亡くなり、16歳のとき母が大動脈解離で入院、以来車椅子生活を送る。弟はダウン症で、祖母の認知症は進む。なぜか岸田奈美の人生は一筋縄ではいかないのだが、そんな悲喜こもごもをユーモアたっぷりに笑いに変え、文章を綴(つづ)る。活躍の場はウェブメディア。ネットを駆使し、拡散していく岸田の作品は、みんなの「もうあかんわ」も笑いに変えていく。
    「思い通りにならない体」の不思議さに耳を傾ける 美学者・東京工業大学教授・伊藤亜紗
    「思い通りにならない体」の不思議さに耳を傾ける 美学者・東京工業大学教授・伊藤亜紗 美学者・東京工業大学教授、伊藤亜紗。目が見えない、耳が聞こえない、しゃべるときにどもる、幻肢が痛む……。自分の体なのに、ときに体がままならない。伊藤亜紗は、それぞれの体が持つ「固有性」や詳細を聞き取り、それを抱える人々の悲喜こもごもや、生きるための工夫を記してきた。体は理由がないことをする。説明できないこともたくさんある。そこを理解し、言語化していきたいと伊藤は考える。
    決断の理由を胸を張って言えるリーダーに 大阪府四條畷市長・東修平
    決断の理由を胸を張って言えるリーダーに 大阪府四條畷市長・東修平 大阪府四條畷市長、東修平。2017年、東修平は28歳で大阪府の四條畷市長となる。全国最年少、無名の新人が現職の市長を破っての当選だった。大学で原子力の研究をしていたが、東日本大震災の際に、行政に的確な指示を出す人間がいることの重要性を感じ、官僚になった。地方から日本を良くしていきたい。その思いから、反発も覚悟の上で公平を徹底し、「市民のため」を貫く。
    歌舞伎の小道具復元に奔走、職人の技術を未来へ 「伝統芸能の道具ラボ」主宰・田村民子
    歌舞伎の小道具復元に奔走、職人の技術を未来へ 「伝統芸能の道具ラボ」主宰・田村民子 「伝統芸能の道具ラボ」主宰、田村民子。歌舞伎座の1カ月の公演で使われる小道具の数は、約1千アイテム。その中には技術継承ができていないものもある。小道具製作の技術が継承の危機にあると知り、田村民子は技術者に会い、専門家に話を聞き、復元のため奔走してきた。手弁当のプロジェクトも多い。でも、「裏方の裏方」でありたいと、今日も「困っていることはないですか」と職人に声をかける。
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