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「現代の肖像」に関する記事一覧

「八咫烏シリーズ」が累計155万部 ベストセラー作家・阿部智里が語る「登場人物の脳内会議」<現代の肖像>
「八咫烏シリーズ」が累計155万部 ベストセラー作家・阿部智里が語る「登場人物の脳内会議」<現代の肖像> 作家、阿部智里。2012年、『烏に単は似合わない』で、阿部智里は松本清張賞を受賞した。史上最年少の20歳での快挙だった。「八咫烏シリーズ」は累積155万部のベストセラー。阿部の描く世界は、和風ファンタジーとしてファンに支持される。子どものころから、想像力豊かだった。今でも、その空想は健在。登場人物と脳内会議をしながら、作品を描き出す。
原点は化粧品の実演販売 令和に誕生した爆笑王・落語家、桂宮治<現代の肖像>
原点は化粧品の実演販売 令和に誕生した爆笑王・落語家、桂宮治<現代の肖像> 落語家、桂宮治。今年2月、落語界に新たな真打が誕生した。29年ぶり、5人抜きの抜擢昇進した桂宮治だ。本来であれば、華々しく披露興行も行われるが、コロナで客席は半数に抑えられた。それでも切符を求めて長蛇の列ができた。爆笑をさらう宮治の落語は、人生の辛苦を少し忘れさせてくれる。泣き虫で繊細な宮治だからこそ、多くのファンが集まる。
「同調圧力」に異を唱える 作家・演出家、鴻上尚史の変わらない本質とは<現代の肖像>
「同調圧力」に異を唱える 作家・演出家、鴻上尚史の変わらない本質とは<現代の肖像> 作家・演出家、鴻上尚史。政府が最初に文化・スポーツイベントの主催者に自粛要請をしてきた際、「休業補償とのセットを」と発信し、「特権階級か」と非難を浴びた。演劇が、あまりにも人々の生活から遠いことを思い知った。同時に、「世間」や「空気」による「同調圧力」にコロナ前から警鐘をならす。演劇人としての原点に、中学生時代に感じた理不尽がある。
「8割おじさん」のはち切れそうなシャツから妻が感じたサイン 西浦博<現代の肖像>
「8割おじさん」のはち切れそうなシャツから妻が感じたサイン 西浦博<現代の肖像> 新型コロナウイルスがどう広がるか、西浦博さんはデータ分析で闘ってきた。感染リスクを減らす対策は、経済に打撃を与える。専門家にしか言えないからと、「接触8割削減」を標榜する「8割おじさん」にもなり、42万人が死亡する被害想定も発表した。今は、徐々にデータも集まり、コロナの制御のめども立ってきた。第3波から命を守るために、エビデンスを積み上げる。
医療用ガウン10万着製造の舞台裏 合同会社ヴァレイCEO 谷英希<現代の肖像>
医療用ガウン10万着製造の舞台裏 合同会社ヴァレイCEO 谷英希<現代の肖像> コロナ禍で医療用ガウンが不足した。政府が製造を依頼したのが、谷英希さんが立ち上げたベンチャー企業・ヴァレイだった。ヴァレイは、契約している全国の縫製職人や縫製工場と連携し、あっという間に1日4千着を製造できる手はずを整えた。高い技術を持ちながら、報われない縫製職人がたくさんいる。「服作りに関わるすべての人を笑顔にする」ため、業界に新風を吹き込む。
一碗まわし飲みするお茶の文化、どう守る? 千宗屋<現代の肖像>
一碗まわし飲みするお茶の文化、どう守る? 千宗屋<現代の肖像> 450年以上の歴史を持つ武者小路千家。祖は千利休である。伝統を受け継いできたこの茶家に、千宗屋さんは生まれた。小さなころから神社仏閣が大好きで、千さんが培ってきた豊富な知識は、今、美術界や出版界からもひっぱりだこに。だが、厳しい状況にもある。コロナ禍において、一碗で濃茶をまわし飲みするお茶の文化を、どう守っていくのか。

この人と一緒に考える

エンターテイナーkemio、生き方の核心にあるのは「シェアハピ」<現代の肖像>
エンターテイナーkemio、生き方の核心にあるのは「シェアハピ」<現代の肖像> ポジティブもネガティブも全部ひっくるめて動画にしてさらけ出す。動画を観た後は、不思議と心が幸福感に満ちている。それはさながら10分間の魔法だ。常識や偏見から解き放たれた言葉の数々が、現実を歩く重みを少しだけ軽くしてくれる。天性のエンターテイナーkemioさんが生み出す動画は、世代や性別の分断線を越えて幅広い支持を集めている。

特集special feature

    「教育界のならず者」が作るどんな子も学べる学校 宮澤保夫<現代の肖像>
    「教育界のならず者」が作るどんな子も学べる学校 宮澤保夫<現代の肖像> 不登校だったり、学習障害だったり、プロを目指すアスリートだったり、学びたいのに、事情があって学べない子どもがいる。どんな子も学べる学校を作るために、宮澤保夫さんは奔走してきた。法律を学び、担当者を説得し、厚い壁に風穴を開けた。その道のりは決して平たんでなく、時には大きな借金も抱えた。「教育界のならず者」とも呼ばれた宮澤は、引き際を見つつも、次の学校作りを考えている。
    小林麻美 突然の引退から四半世紀ぶりに登場した時代のミューズ<現代の肖像>
    小林麻美 突然の引退から四半世紀ぶりに登場した時代のミューズ<現代の肖像> パルコの広告では淫靡と退廃をふりまき、「雨音はショパンの調べ」で時代のミューズになりながら、ある日きっぱりと姿を消した。そして四半世紀。女性誌の表紙で穏やかな微笑みを湛えて復活すると、いま、長い子育ての時間にも枯れなかったファッションへの思いを携えて歩き始めている。AERA 2020年5月18日号に掲載された「現代の肖像」から一部紹介する。
    レンタルなんもしない人 ただいるだけなのに次々と依頼がくる<現代の肖像>
    レンタルなんもしない人 ただいるだけなのに次々と依頼がくる<現代の肖像> 何もせず、ただいるだけなのに次々と依頼がくる。彼にしてほしいことも、特に、ない。モヤモヤすることを吐き出したいだけ。心が揺れるとき隣にいてほしいだけ。一人ひとりが偽りない自分の気持ちを解放できる場として、彼の「存在」はある。何ができようができまいが、人は生きているだけで価値があることを実証している。AERA 2020年5月4日-11日号に掲載された「現代の肖像」から一部紹介する。
    大企業病に苦しむパナソニックの変革に挑む 樋口泰行<現代の肖像>
    大企業病に苦しむパナソニックの変革に挑む 樋口泰行<現代の肖像> ハーバードビジネススクールを経て外資系企業へ転じ、日本HPやマイクロソフト社の社長を歴任した樋口泰行。そこから25年ぶりに、新卒で入社したパナソニックに出戻った。任されたのは、大企業病に苦しむパナソニックの改革だった。厳しいグローバル競争のもとで培った経験をもとに、タブーを恐れず、一気に改革のアクセルを踏み込む。
    宇賀なつみが明かす息苦しかった中学時代「自分改革」のモデルは「冴島翠」<現代の肖像>
    宇賀なつみが明かす息苦しかった中学時代「自分改革」のモデルは「冴島翠」<現代の肖像> 昨年3月にテレビ朝日を退社し、フリーアナウンサーになった宇賀なつみさん。テレ朝の看板アナの退社は話題になった。入社初日に看板番組の「報道ステーション」の気象キャスターとしてテレビに登場したのを皮切りに、早朝から深夜まで引っ張りだこだった。入社して10年、楽しいけれど、このままでいいのかな、と考えるようになった。旅先のベトナムでマイペースに生きる人を見て、心を決めた。もっと自由に生きていこうと。
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