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実父からの性暴力さえ無罪に…罪の要件「抗拒不能」の背景にある“男社会の考え方”
実父からの性暴力さえ無罪に…罪の要件「抗拒不能」の背景にある“男社会の考え方” 「魂の殺人」と言われる性暴力。だが現行刑法では、罪の成立には「暴行・脅迫」や「抗拒不能」が要件となる。3月、刑法を見直す議論をするための検討会が立ち上がった。性被害者の視点に立った法整備は進むのか。AERA 2020年6月1日号では、日本の性犯罪をめぐる刑法の現状を取材した。
「イエス」でなければレイプ罪 海外では被害者寄りの制度でも、日本では…
「イエス」でなければレイプ罪 海外では被害者寄りの制度でも、日本では… 2017年に改正が行われるも未だ課題が残る、日本の性犯罪を巡る刑法。今年はその見直しをする年に当たる。現行刑法では、意に反する、もしくは同意のない性行為だけでは罰せられず、「暴行・脅迫」を用いた場合か、「抗拒不能」の状態であった場合に罪が成立する。AERA 2020年6月1日号では、海外の例を取り上げつつ、日本の刑法について考えた。
小島慶子「コロナ危機で浮かび上がる『家族のリスク』 孤独な人に手を差し伸べて」
小島慶子「コロナ危機で浮かび上がる『家族のリスク』 孤独な人に手を差し伸べて」 タレントでエッセイストの小島慶子さんが「AERA」で連載する「幸複のススメ!」をお届けします。多くの原稿を抱え、夫と息子たちが住むオーストラリアと、仕事のある日本とを往復する小島さん。日々の暮らしの中から生まれる思いを綴ります。

この人と一緒に考える

【弁護士がアドバイス】SNSの誹謗中傷「匿名加害者の特定」に必要な手順
【弁護士がアドバイス】SNSの誹謗中傷「匿名加害者の特定」に必要な手順 フジテレビで放送され、Netflixでも世界配信されている恋愛リアリティショー「テラスハウス」に出演中の女子プロレスラー・木村花さん(享年22)が5月23日に亡くなった。放送直後から木村さんのSNSに対する誹謗中傷が急増、1日100件近くもの匿名の書き込みがあったという。こうしたことから、SNS上での匿名による誹謗中傷が木村さんを死に追い詰めたとして、大きな議論が巻き起こっている。
コロナで刺さった任天堂カルチャー スイッチがPS4を圧倒している理由とは
コロナで刺さった任天堂カルチャー スイッチがPS4を圧倒している理由とは コロナ禍に見舞われた4月から、「Nintendo Switch」(以下、スイッチ)のソフトが、飛ぶ鳥を落とす勢いで売れている。ゲーム情報誌『ファミ通』の週間ランキング(集計期間=4月13~19日)では、トップ30のうち23本を任天堂のソフトが占めた。同ランキングによると、「あつまれ どうぶつの森(以下、あつ森)」の推定販売本数は28万6586本。2位のPS4用ソフト「ファイナルファンタジーVII リメイク」(7万652本)も決して低い数字ではないが、実に4倍以上の差が開いている。単に「あつ森」だけがブームになったわけではない。ここ最近のスイッチがPS4に大きく水をあけた背景には、今の「世相」も大きく影響していそうだ。識者への取材を基にその理由を探った。
ソーシャルディスタンスが招く「鬱」と「死」に警鐘 ポストコロナ自殺者27万人の試算
ソーシャルディスタンスが招く「鬱」と「死」に警鐘 ポストコロナ自殺者27万人の試算 ソーシャルディスタンスが求められる中で、居場所を奪われ、追いつめられている人々がいる。緊急事態宣言が明けても、学習した恐怖はなかなか消えない。経済が悪化すれば、失業者が増え、自殺が増えることも予想される。AERA2020年6月1日号から。
コロナワクチン「9月」供給予定も…接種後の再感染で重症化リスク懸念
コロナワクチン「9月」供給予定も…接種後の再感染で重症化リスク懸念 新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐカギを握るワクチン開発が世界中で進んでいる。候補は100種類を超え、日本も大学や製薬会社などが連携してピッチを速める。一方、急ぎすぎることで副作用などのリスクを心配する声も上がっている。ジャーナリスト・桐島瞬氏が、ワクチン開発の最前線をリポートする。

特集special feature

    新型コロナ重症肺炎への効果に期待「アクテムラ」発明者に聞く 開発開始は30年前なぜ今注目?
    新型コロナ重症肺炎への効果に期待「アクテムラ」発明者に聞く 開発開始は30年前なぜ今注目? 世界110カ国以上で使われている日本発の関節リウマチ薬「アクテムラ」が、新型コロナによる重症肺炎の治療薬として再び脚光を浴びている。薬のどのような特性が新型コロナの治療に有効とされるのか。AERA 2020年6月1日号は発明者の大杉義征さんに聞いた。
    100年前に医師「後藤新平」が築いた感染症防疫の礎 台湾から今も尊敬される彼の信念
    100年前に医師「後藤新平」が築いた感染症防疫の礎 台湾から今も尊敬される彼の信念 『戦国武将を診る』などの著書をもつ産婦人科医で日本大学医学部病態病理学系微生物学分野教授の早川智医師は、歴史上の偉人たちがどのような病気を抱え、それによってどのように歴史が形づくられたかについて、独自の視点で分析する。今回は関東大震災からの復興で大きな役割を果たした、政治家でもあり医師でもある後藤新平を「診断」する。

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