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新型コロナ「第2波」の本当の恐ろしさとは? 鍵は「突然変異」
新型コロナ「第2波」の本当の恐ろしさとは? 鍵は「突然変異」 新型コロナウイルスの感染者らの診療のため、防護服などの着脱の訓練をする医師たち=2020年5月1日、東京都千代田区 (c)朝日新聞社 第ニ波に備えよう、除菌グッズやマスクは必需品(都内で/撮影:岩田一平)  数千万という犠牲者を出した1世紀前の史上最悪のパンデミック「スペイン風邪」など、人類とウイルスとの壮絶な攻防史から、教訓と処方箋を提言した本が、新型コロナウイルス感染拡大を受け、このほど緊急再刊された。英国人ジャーナリストで社会史家のトム・クイン著『人類対新型ウイルス 私たちはこうしてコロナに勝つ』(朝日新書)だ。
「教育界のならず者」が作るどんな子も学べる学校 宮澤保夫<現代の肖像>
「教育界のならず者」が作るどんな子も学べる学校 宮澤保夫<現代の肖像> 不登校だったり、学習障害だったり、プロを目指すアスリートだったり、学びたいのに、事情があって学べない子どもがいる。どんな子も学べる学校を作るために、宮澤保夫さんは奔走してきた。法律を学び、担当者を説得し、厚い壁に風穴を開けた。その道のりは決して平たんでなく、時には大きな借金も抱えた。「教育界のならず者」とも呼ばれた宮澤は、引き際を見つつも、次の学校作りを考えている。

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黒川検事長辞職で安倍政権「もう持たない」 ツイッターデモで深まった政治不信
黒川検事長辞職で安倍政権「もう持たない」 ツイッターデモで深まった政治不信 緊急事態宣言中に産経新聞記者、朝日新聞社員らと賭けマージャンに興じ、辞任した黒川弘務検事長。黒川氏と記者らの行為はともに許されないが、問題はその行為だけではない。横紙破りの閣議決定と法改正で、自らにとって都合のいい人事を押し通そうとした安倍政権への不信感は決して消えない。AERA 2020年6月1日号で掲載された記事を紹介する。
コロナで始まらない「大学生活」 地方出身の東大生が直面する苦悩
コロナで始まらない「大学生活」 地方出身の東大生が直面する苦悩 新型コロナウイルスの感染拡大に伴いオンライン授業が全面的に実施され、キャンパスに通学しない新学期が始まった。大学からも不要不急の外出を控えるよう求められ、キャンパスに日常が戻ってくる見通しは立っていない。本来なら実家を離れてキャンパスに通っていたはずの学生はどのような思いでこの混乱の中を過ごしているのか。東京に残らなかった学生、残った学生それぞれに話を聞いた。(東大新聞オンラインより転載)
障害児の母、野田聖子議員が疑問「なぜ国会は3密状態を続けるのか?」
障害児の母、野田聖子議員が疑問「なぜ国会は3密状態を続けるのか?」 障害児がいる家庭にとって、新型コロナウイルスは大きな脅威。衆院議員の野田聖子氏(59)もそう感じている一人だ。50歳の時に授かった息子の真輝君(9)は、医療機器がなければ生きられない医療的ケア児のため、毎日がハラハラだという。このコロナ禍の間、議員でもあり、障害児の母でもあるからこそ気がついた課題などを語った。
“守護神”黒川氏の失脚、河井前法相夫妻の捜査で迫る安倍首相の落日「批判ばかりされる」と弱気も
“守護神”黒川氏の失脚、河井前法相夫妻の捜査で迫る安倍首相の落日「批判ばかりされる」と弱気も 黒川弘務・東京高検検事長の辞職を受け、5月22日の国会では、安倍政権が今国会の成立を見送った検察庁法改正案への批判が相次いだ。答弁に立った安倍晋三首相は「新型コロナウイルスによる雇用環境悪化」などを理由に曰くつきの検察庁法改正案を含む国家公務員法改正関連法案の見直しをついに表明した。自民党幹部はこう危惧する。

特集special feature

    コロナで「オンライン階級」が生まれた 東浩紀と藤田孝典が斬る「社会の歪み」
    コロナで「オンライン階級」が生まれた 東浩紀と藤田孝典が斬る「社会の歪み」 新型コロナ感染拡大で、テレワーク可能か不可能かという「分断」が表面化している。コロナ後の社会では階級化の加速が懸念される。社会の歪みを是正するために必要なこと、期待することとは。批評家の東浩紀氏と社会福祉士の藤田孝典氏がオンライン対談した。AERA 2020年5月25日号から。
    黒川辞任・法案成立見送りにツイッターデモ「発起人」女性が激白「私の行為を引き継いでほしい」
    黒川辞任・法案成立見送りにツイッターデモ「発起人」女性が激白「私の行為を引き継いでほしい」 一つのハッシュタグが、国を動かすきっかけとなったーー。5月18日、今国会での成立が見送られた検察庁法改正案。大きなきっかけは、Twitter上で「#検察庁法改正案に抗議します」というハッシュタグを含む抗議の声が5百万回以上ツイートされたことだった。著名な芸能人やクリエイターも多数参加して世論の「うねり」を可視化してみせたツイッターデモ。このハッシュタグを発案し、最初のつぶやきを行った30代の女性会社員・笛美さんに話を聞いた。
    なぜ記者は権力者と「麻雀」をするのか ジャーナリスト・青木理氏が語る記者の「本音」と「本分」  
    なぜ記者は権力者と「麻雀」をするのか ジャーナリスト・青木理氏が語る記者の「本音」と「本分」   日本中を驚かせた新聞記者らと東京高検の黒川弘務検事長(63)の「賭けマージャン」疑惑。黒川検事長はすでに辞表を提出したが、一緒にマージャンをした新聞記者らの行動もそしりは免れまい。たとえ取材活動の一環だとしても、コロナ禍の非常事態下で「渦中の人物」とマージャンに興じる記者の行動原理とはどういうものなのか。記者と権力者との距離感は常に問題視されてきたが、食卓ではなく「雀卓」を囲むことで権力者の懐に入り込むのは、一般的な記者の手法なのだろうか。元共同通信の公安担当として多くの権力者と対峙してきたジャーナリストの青木理氏に、権力者に食い込む「記者の作法」と「距離の取り方」について聞いた。

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