わかっていることを伝える方法はたった一つです。自分はわかっているのだと主張するのではなく、どうわかっているのか、相手の説明よりもシンプルな言葉で自分が分かっていることのまとめをフィードバックすることです。そう考えると、上記の「そう」を抜かす段階でかなりできていることになります。
だから、その時点で、コミュニケーションも関係も相当に改善するのです。
※男性的な共感、女性的な共感というのは一般的な傾向性に基づいて便宜上つけたもので、男性特有、女性特有ということを意味しません。実際には個人差がかなりあります。また、どちらの共感が正しいとか、優れているということでもありません。その時のコミュニケーションの目的に応じて使い分けるのが適切です。本文は一般に理解されていない「女性的な共感」を男性的な言葉で説明したものです。