■京都「B」

 実に12年ぶりとなるJ1の舞台に向けて積極補強を敢行。前線で起点となれるFW山崎凌吾(←名古屋)、中盤で優れたボール奪取能力を発揮するMF金子大毅(←浦和)と、就任2年目となる曺貴裁監督の湘南時代の愛弟子たちに加え、鋭いドリブルと高い得点能力を併せ持つFW豊川雄太(←C大阪)、優れた得点感覚に衰えはないFW大前元紀(←群馬)、サイドからのチャンスメイク力に定評があるFWマルティノス(←山形)らを獲得。守備の要だったDFヨルディ・バイスの退団はマイナスになるが、代わりにメンデス(←甲府)、アピアタウィア久(←仙台)、井上黎生人(←岡山)と3人のCBを補強して層を厚くし、23歳のCB麻田将吾をアンカーのポジションで起用するプランも携えた。

 その他、ニュージーランド代表のマイケル・ウッド(←アルメレ・シティ)に上福元直人(←徳島)、松原修平(←群馬)と3人のGKを獲得。前年のチームをベースにしながらも、J2の他クラブの実力者たちを即戦力としてチームに迎え入れ、選手層は間違いなくアップ。38歳で開幕を迎えるエースFWピーター・ウタカの負担も軽くなるはずだ。まずはJ1残留が目標になるが、2020年1月に開場した本拠地サンガスタジアムのクオリティの高さはJ1トップレベル。サポーターにとっても非常に楽しめるシーズンになるはずだ。

こちらも併せてお読みください→【前回記事「J1戦力アップしたのは? “弱体化”気になるチームも… ストーブリーグ通信簿2022】はこちら

暮らしとモノ班 for promotion
「Amazonブラックフライデー」週末にみんなは何買った?売れ筋から効率よくイイモノをチェックしよう