2022年に就任した新庄剛志監督の期待値も高く、昨シーズンはプロ入り後最多の125試合に出場して打率は.236と決して高くなかったがキャリアハイの13本塁打をマーク。今季も開幕戦に出場するなど、本格的な活躍を予感させていたが……。

「2023年は開幕戦で4番を任されたが、チャンスを掴み切れていない印象。その間に現役ドラフトソフトバンクから加入した水谷瞬がブレイクするなど、巡り合わせも良くない感じがする」(日本ハムOB)

 2023年4月14日の西武戦ではエスコンフィールド北海道で球団初本塁打を記録し、「持っている男」ではあるが、これからという時の怪我も目立つ。二軍で結果を残して現時点では一軍に帯同しており、指揮官からの信頼を得るようなパフォーマンスを見せたいところだ。

「各チーム事情があるのだろうが、3選手とも試合出場機会が十分に得られない。良いものを持っていても試合に出なければ成長できない。時間は刻々と経過する。可能ならば、(移籍など)なにかを変える時期に来ているようにも感じる」(在京球団編成担当)

 これから3選手はどんなキャリアを歩むのだろうか。このまま球団の事情などで起用されないようであるならば、トレードなどでの移籍も飛躍のキッカケになるかもしれない。